英語のパーソナルジム『StudyHacker ENGLISH COMPANY』では、英語学習のスペシャリストたちが、高い専門性と豊富な指導経験に基づき、受講生ひとりひとりに最適な英語学習サービスを提供しています。
そんなスペシャリストのひとりであるKahokoさんのインタビューをお届けします。Kahokoさんは『StudyHacker ENGLISH COMPANY』で英語パーソナルトレーナーとして活躍しています。
幼少期から英語に触れる環境にあった
——はじめに、Kahokoトレーナーの経歴と現在のお仕事について、簡単に紹介してください。
Kahokoトレーナー:幼少期から英語に触れ、高校時代にアメリカに1年間の留学を経験しました。大学では言語学を専攻し、塾講師として指導経験を積みました。大学卒業後、IT系の企業に勤務したのちENGLISH COMPANYに転職し、現在は英語パーソナルトレーナーをしています。
——Kahokoさんの英語との出会いは、どのようなものでしたか?
Kahokoトレーナー:英語との出会いは2、3歳頃に遊んだ、ディズニーの英語キットでした。ジミニー・クリケットのペンでテキストを押すと音声が流れるのを楽しんでいたのは、ぼんやりと覚えています。
これは母から聞いた話ですが、当時からディズニー映画を英語で見ていたそうです。英語を学ぼうと思ったというよりは、幼少期から英語が身近にあったというほうが正確です。
英語以外にもいろいろな習い事を小学6年生までしていました。最終的に残ったのは英語だけでしたね。
——昔から、英語に触れる環境が身近にあったのですね。英語を学ぼうと強く思ったエピソードはほかにもありますか?
Kahokoトレーナー:小学3、4年生のときに行なわれた、カナダとオーストラリアの2、3週間ほどの語学研修がきっかけだったかもしれません。特にカナダではブラジルからの留学生と交流する機会があり、英語を話せることでお互い母語が異なっていても意思疎通できること、そして、お互いの母語も教え合えたことがとても楽しく嬉しかったことを覚えています。
あとは、小学2年生からお世話になっていた英語の先生の指導がとてもよかったのも、英語を楽しく学び続けられた理由として大きいと思います。高校卒業までの大半をこの先生から教わりました。1か月〜2か月に1回ほど、外国の先生を呼んで交流会を開催してくれたため、生の英語に触れる機会が多かったですね。
英語を使う仕事に携わりたいと思っていた
——国際交流や先生の影響は、大きいですよね。Kahokoさんは、高校時代にアメリカに留学されていたそうですね。そのときの話を簡単に聞かせてください。
Kahokoトレーナー:はい。高校1年時にオレゴン州に1年間留学に行きました。
私が留学に行く年に東日本大震災があり、向こうに行くと地震のことや東北のことをたくさん聞かれました。しかし日本のこと、特に東北地方のことはほとんど答えられず、悔しい思いをしたのを覚えています。
——たしかに、日本のことをうまく話せなかったのは悔しいですよね。
Kahokoトレーナー:はい。ですから大学では、国際関係学のような「いま」の世界や日本と世界について当初学んでいたんです。しかし、のめり込むほどの興味はもてませんでした。
そこであらためて私の興味はどこに向いているのかを考えたときに、言語そのものに興味があることに気づき、第二言語習得論や、言語史、音声学を学び始めました。それらはとても興味深く、学んでいてとても楽しかったです。
——Kahokoさんは、英語指導のご経験はおもちですか?
Kahokoトレーナー:大学時代、塾講師のアルバイトをしていました。中高生の英語の教科書は、私の時代よりはよくなっていたものの、学校のテストが文法の決まりを答えさせるような問題ばかりでフラストレーションを抱えました。
生徒たちは「話せるようになったらかっこいいけど、文法ばかり覚えるのはつらい」という理由で英語が苦手になりかけている子たちばかりでした。そこで、「can」と「be able to」の違いなど、意味が似ている表現の使い分けを教えてあげたんです。すると、「そうなんだ!」と目を輝かせて、英語を好きになってくれた子もいました。さらには将来の夢が英語を使った仕事に就くことと言ってくれた子までいました。
新卒で入った会社では、英語を自分で使って仕事をしてみたかったのですが、実際に使ってみると、英語を教えていたときほどの楽しさを感じられませんでした。そのため、教える仕事をもう一度するために転職しました。
受講生の悩みを解決するため、日々自己研鑽に努める「英語のプロ」が集結
——転職して、ENGLISH COMPANYの英語パーソナルトレーナーの一員になられたKahokoさん。どうしてENGLISH COMPANYを選ばれたのでしょうか?
Kahokoトレーナー:第二言語習得研究に基づいた教授法が使われており、受講生だけでなく自分の成長も見込めそうと思ったことです。英語ができるようになる楽しさを伝えたい、受講生を「英語が嫌い」から「嫌いではない」にしたいと思っていました。
英会話スクールだとネイティブの補佐という会社が多く、私がしたいことができなさそうなイメージがありました。
——実際にパーソナルトレーナーとして入社して、いかがでしたか?
Kahokoトレーナー:受講生の卒業時、「くじけそうなときも楽しくトレーニングをしてくださったおかげで乗り越えられた」、「担当トレーナーがKahokoさんでよかった」などの温かいお言葉をいただくことが多く、とても嬉しい気持ちになるとともに、さらに頑張ろうと思える日々です。
大学で学んだ第二言語習得の知識を活かせ、さらに毎月の教務研修・テストを通して知識の拡充もできています。最近だと音読や暗唱などのトレーニングの効果や、英語学習習慣化の話、そしてENGLISH COMPANY MOBILE(*)を卒業後も継続していただくためのアプローチを研修で学びました。
*ENGLISH COMPANY MOBILE:ENGLISH COMPANYで提供している英語トレーニングがスマートフォンひとつで行なえるWebアプリ。スキマ時間を使って効率的に単語や音読、シャドーイングなどに取り組むことができます。
——Kahokoさんがパーソナルトレーナーとして心がけていらっしゃることはなんですか?
Kahokoトレーナー:相手を否定しないのはもちろんですが、単語や文法の例を出す際に、受講生のニーズに合った例文、普段のお仕事などで使えそうな例文を提示するなど、前向きに英語を学んでいただけるような工夫を心がけています。沈黙をつくらないように、たまに雑談を入れることもありますね。
——トレーニングに対して前向きに取り組んでいただく工夫もたしかに必要ですよね! では、同じ英語パーソナルトレーナーとして働く同僚についてはいかがですか?
Kahokoトレーナー:バックグラウンドが異なる人ばかりなので、ネイティブ視点、言語学を専門にしてきた人視点など、さまざまな視点で、自分の疑問が解決しやすい雰囲気なのがいいですね!
たとえば、前置詞の使い方に関して帰国子女のトレーナーに聞くと、ネイティブスピーカーがどういう気持ちで使っているかをわかりやすく教えてくれます。たとえば “at the start of June”「6月の初めに」の “at” を “from” にするのはどうか尋ねてみたんです。すると、“from the start of June” は使えなくはないものの、ネイティブは使う頻度が低いと教わりました。 “at” が「点」というイメージで、開始時に焦点が置かれるのが理由だそうです。
トレーナー間の連携がとれているため、わからないことがあっても解決しやすいのが、ENGLISH COMPANYで働く魅力です。受講生の悩みに答えたいという気持ちや、第二言語習得研究に関する知見は、まさに「英語のプロトレーナー」そのものです。近年の英語コーチングアワードで4部門中3部門で大賞を受賞しているのがその証拠ですね。
「英語嫌い」から「嫌いではない」人に育てたい
——今後「プロトレーナー」として、Kahokoさんはどのように成長していきたいですか? 具体的なビジョンがあれば教えてください。
Kahokoトレーナー:「英語が嫌い/苦手」な人を「嫌い/苦手ではない」状態にしたい、という気持ちで日々トレーニングに臨んでいます。特にビギナーの方は英語に苦手意識をもっていることが多いので、「英語が嫌いじゃない」と100%言える状態にもっていけるよう頑張りたいですね。
そのためには、常に知識を広げ、深めることも大切ですが、何がわからないのかを理解する傾聴力や寄り添う力、わかりやすく伝えられる日本語力がもっと必要だと感じています。
どの受講生にも、寄り添ってその方の目標を達成できるようにするとともに、さらに知見を増やし「英語が嫌いではない」状態で卒業していただけるような存在になっていきたいです。
——最後に、これからENGLISH COMPANYのトレーナーとして働いてみたいと考えている方にメッセージをどうぞ。
Kahokoトレーナー:英語を教えるのが好きな方、自分の英語力をさらに高めたい方、「論理的・効率的」が好きな方、「現状維持は衰退」と考えている方にはENGLISH COMPANYがぴったりだと思います。
もし銀座スタジオでご一緒できるのであれば、英語のこともそれ以外のことも、ぜひたくさんお話しましょう!
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受講生の英語力向上のため、同僚どうし常に成長していける環境がENGLISH COMPANYの強みと語ったKahokoトレーナー。受講生の英語力向上を実現させるために、受講生の不安や悩みに寄り添うだけでなく、知識を自らアップデートし続けるKahokoトレーナーの姿に、感銘を受けるばかりでした。
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