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45日でTOEIC825点に到達! 外資コンサルが選んだ、パーソナルトレーニングという英語学習の形。

”ENGLISH

「あなたの英語力を90日で変える。英語のパーソナルジム 」StudyHacker ENGLISH COMPANY



今回は、90日のプログラムの半ば、45日の段階で、TOEICスコア560点→825点、265点アップを成し遂げられた上條飛鳥さんと、担当トレーナーの松本夏織さんに話を聞いてきました。

ENGLISH COMPANYを受講する前の上條飛鳥さんのTOEICスコア。560点
ENGLISH COMPANYを受講した上條飛鳥さんのTOEICスコア。825点

外資系コンサルに転職後、大至急英語力を身につける必要に迫られた上條さん。わずか45日という時間でどのように大幅なアップを成し遂げたのでしょうか。

——こんにちは。本日はよろしくお願いします。そして、大幅アップおめでとうございます。

上條さん:よろしくお願いします。ありがとうございます。

——わずか45日での、この上がりように、編集部も今回は特に色めき立ちました(笑) 松本トレーナーもあわせて、その秘訣をじっくりお伺いしたいと思います。

松本トレーナー:よろしくお願いします!

カメラ目線の上條飛鳥さんと松本夏織さん

——まずは、上條さんが英語を始められたきっかけ、ENGLISH COMPANYを選んだきっかけについてお聞かせいただけますでしょうか。

上條さん:外資系コンサルファームに転職をしたことが初めのきっかけです。前職でも英語を使っていなかったわけではないのですが、転職後はほぼ毎日、というか半分くらい英語を使うような状態で、これは生半可な英語力ではとても仕事にならないと緊急の必要性を感じました。たまたまfacebookでENGLISH COMPANYのことを知って、なにより「短期間で成果がでている」というところに期待しました。実際、悠長に時間をかけている時間がなさそうだったので……。

松本トレーナー:45日目以降、出張が続いて一旦お休みになるということを初めにお伺いしていました。それで、45日で500点台から800点台まであげてくださいと……。正直、すごい無茶振りだなと思いました(笑)

——45日でできる自信があったのですか? かなり短い期間だと思いますが。

上條さん:自信があったというか、できるようになっておく必要があったんですよね(笑) メールを書くのに30分くらいかけて、その上文法的なミスを修正されるような状態では、とても仕事になりませんから。かといって、半年も1年も待ってくれるようなことはありえません。

松本トレーナー:そうですね。「英語が話せるようになりたい」ではなくて「やらなくちゃいけないんだ!」ということを初めに強く言われていて、とても印象的でした。

無茶振りには無茶振りで返そうということで、「1日の勉強時間については、普通の人の2-3倍の勉強時間を確保してください!」とお願いしました。それをほんとにこなしていただいたことも、今回の成功の秘密のひとつだと思っています。

——たしかに、楽してできるわけありませんよね……(笑)

松本トレーナー:できるわけない! ほんとに。

上條さん:家族にも、この期間は英語を最優先にしてがんばるからということを伝えて、徹底的にやりました。

——もともと英語の勉強が苦にならないのですか? 好きだったとか。

上條さん:英語は……正直にいうと大嫌いでした。高校卒業時の偏差値は30とかで(笑) それから一年浪人をして、大学受験に特化した英語の勉強はなんとか人並みにできるようにしましたが、大学では情報工学を専攻していましたので、やっぱりどんどんできなくなっていって。

松本トレーナー:そうですね。上條さんは英語が嫌いで、英語に対しても極端に自信がないというような印象でした。

——嫌いなのに、そんなに頑張って毎日続けたんですか? どうすればそんなことができるのでしょう。

松本トレーナー:「英語のおもしろさを伝える」みたいなことももちろんたいせつなのですが、まずは「できる」と思える部分を増やしていくことですよね。たいていの人はできることや得意なことは好きです。好きなことは続けやすいし、続ければよりできるようになります。

第二言語習得研究の中のモチベーションについての研究では、モチベーションの維持には有能性(Capability)というものがとても重要だということがわかってきています。有能性とはまさに「自分はできる」という感覚のことなんですよ。

第二言語習得研究とは:
人間がどのように第二言語(外国語)を習得していくのかということを研究する学問。ENGLISH COMPANYでは、より効果的に短期間で成果をあげるため、個人の経験や思いつきによらない科学的なトレーニングを行っている。

——具体的には、毎日どんなことをされていたのですか?

上條さん:まず、信じて言われたとおりやってみることですね。具体的には、シャドーイングを毎日毎日やって、ボイスメモで送ってフィードバックを受けてまた練習してというのをやりました。

松本トレーナー:ほんとうに1日も欠かさずやっていただきました。

ENGLISH COMPANYでのLINEのやり取り

上條さん:それから、毎日単語のインプット。1日に最低100個、可能であればもう少し。前半20日くらいはこの二つくらいですね。で、3週間くらい密度を高くしてそれをやっていたら、ある日の会議でいきなりばーーっと聞き取れるようになっていたんです。「あれ? わかるぞ?」という感じで。南米の方の英語で少しくせがありましたが、通訳を介さなくても意味がイメージできていた。このあたりで、これを続ければ確実に伸びると確信めいたものを感じました。今思えば、英語ができる、できるから好きだという状態になりかけてたんだと思います。

松本トレーナー:思惑通り(笑)

上條さん:(笑)

——毎日シャドーイングって、かなりきつくないですか?

上條さん:きついにきまってますよね(笑) 期間中は基本的にいつも顔の筋肉が痛かったんですよ。ひどい。でも松本さんが、毎日細かくフィードバックをくれるのでサボれないんですよね。後半はそれでもすごく楽しめていましたけれど。

松本トレーナー:ほんとうに毎日でしたね。お疲れ様でした。

——TOEICに特化したような学習もされたのですか?

上條さん:そうですね。スコアはわかりやすい指標なので、700点もないような状態だと仕事の幅が極端に制限されてしまうこともあって、スコアもほしいという事情もありました。

松本トレーナー:それから、上條さんは前職で英語を使われていたということもあり、全体の意味をざっくりと理解するということはできていたんですよ。でも、正確性に欠ける部分があって。TOEICでなくてもいいのですが、テスト形式でしっかりとスコアがでるようなものを使うのが有効だと考えていました。

上條さん:実際、文法の誤りを指摘されることも、細かい意味を取り違えることもあって、正確性は身につけたいことのひとつではありました。テストはそのあたりを細かく見ていくのでかなり効果があったと思います。

松本トレーナー:週に2本くらいTOEICの模試をやってもらって。その復習もやっていきました。細かい復習のしかたまで共有して、最終的には一日の勉強時間が3-4時間になっていたと思います。特にTOEICのpart5という文法・語法を問う問題ははじめよりかなりスコアアップして、全体的に正確性が高まっていきました。

——TOEICというもの、テストの点というものを気にすることで、実際の運用面で向上はみられましたか。

上條さん:もちろんですよ。全然違います! 30分かかっていたメール作成は、いまでは3分でできます。誇張なしに10倍はやくなりました。以前は、単語をつないで文をつくっていたのが、いまは頭の中にはいっているたくさんの「フレーズ」をつなぎ合わせて文を作れるので、すごく楽なんです。

松本トレーナー:文法の質問なども、LINEをとても上手に使っていただいていました。分からない問題を写真にとって送ってもらい、それに応えたりと、疑問を早めに解決していけたので、その点も効率的でした。もともとの90日でも短いのに、さらにその半分の45日ですから、実際に来ていただいてトレーニングを受けている時間以外をいかに使うかが重要でした。

TOEICの成果をLINEで報告する上條飛鳥さん

——なるほど、そういう意味ではLINEなどはとても役に立ったということですね。

上條さん:会社の休み時間にLINEをみると、英文の難しいドキュメントが送られてきたりしていて…笑。まあ僕がお願いしたのですが。休憩時間にそれを必死に読んだりしていました。朝は早く起きて必ずシャドーイングをしたり、通勤時間は単語の学習を欠かさずやったり、スキマというスキマを英語で埋めました(笑)

——最後に、これから英語を学ぼうという方にアドバイスをお願いします。

上條さん:偉そうなことが言えるような立場ではありませんが、業務が忙しくても時間が作れます。時間さえ確保できればかならずできるようになるので、優先順位を引き上げて取り組んでみるといいのではないかと思います。

松本トレーナー:上條さんを担当させていただくことで多くの学びがありました。一緒に走って、一緒に成長できた、そんな期間でした。ほんとうにありがとうございました。

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外資系コンサルティングファームという忙しさの代名詞のような業界でお仕事をしながら、短期間で確実な成果をあげられた上條さん。その裏には、専門的な知識に裏打ちされた学習戦略と、パーソナルトレーナーとの二人三脚のがんばりがありました。このたびはおめでとうございます!



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