
「2026年1月からワシントンへ赴任が決まりました」
その瞬間、N.Wさんの頭に真っ先に浮かんだのは、英語力への不安でした。大手自動車メーカーでエンジニアとして17年のキャリアを積み、日本でMBAも取得。それでも、海外赴任を前に「英語で仕事ができるのか」という不安は拭えませんでした。
- ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)とは?
- 海外赴任決定——「真っ先に浮かんだのが英語力への不安」
- MBA取得者でも「英語は使っていなかった」
- 英語コーチング選び——「最短距離で到達したい」
- 初回トレーニング——「音声知覚が大きな課題」
- 毎回の成長——「前回の課題を次には解消してくる」
- ワシントン先行視察——「意外と会話できた」
- スピーキングトレーニング——「結論ファーストの論理展開」
- 学習継続の秘訣——「MBA時代の習慣化」
- トレーナーとして「できるようになったことをやらせてはいけない」——毎回完璧なホームプログラム
- 「なんとかやっていけそう」という自信
- 今後の学習継続——シャドプラスで現地でも成長
2025年6月、赴任決定からわずか半月後。N.Wさんが選んだのはENGLISH COMPANYでした。
週2回90日のコースを6ヶ月間受講し、Versantのスコアは27から45へと18点アップ。そして10月末、赴任前にワシントンを訪問した際、現地メンバーと「意外と会話できた」という成功体験が、たしかな自信へと変わりました。
「ENGLISH COMPANYを6ヶ月受講して、アメリカへ行ってもなんとかやっていけそうだなと思えました」
海外赴任という明確な目標に向かって、最短距離で英語力を高めた6ヶ月間の軌跡を、担当トレーナーの戸口さんとともにお話を伺いました。
ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)とは?
「ENGLISH COMPANY」は、第二言語習得研究の科学的知見をベースにした英語のパーソナルトレーニングサービスです。大学や大学院で言語学や言語教育を専門的に学んだトレーナーが、週2回のマンツーマントレーニングで、受講生一人ひとりの課題を発見し、最適な学習方法を提案します。
「第二言語習得研究」という学問領域の知見を活用し、効率的な学習方法で英語力を短期間で向上させることが特徴です。
海外赴任決定——「真っ先に浮かんだのが英語力への不安」
——まず、N.Wさんの現在のお仕事について教えてください。
N.Wさん: 大手自動車メーカーで、技術開発担当しています。入社して17〜18年、基本的にはエンジニアとしてキャリアを歩んできました。2018年頃からプロジェクト企画をするポジションへ移っています。
——2026年1月からワシントンDCへの赴任が決まったとお聞きしました。いつ頃決まったのですか?
N.Wさん: 今年の6月頃に上司から打診があって、そこで知らされました。約半年前ですね。
——赴任が決まった時、どのように感じましたか?
N.Wさん: ワクワクする部分もあったんですが、真っ先に頭に浮かんだのが「英語力、大丈夫かな」という不安でした。外部との関係構築を行なう業務もありますので、これまでの英語力では太刀打ちできないのではないかと。
——どのような役割で赴任されるのですか?
N.Wさん: 技術渉外を担当することになります。米国内で販売する車に関わる新しい法規制や安全基準について、情報収集と交渉を行なう役割です。日本本社と米国現地をつなぐパイプ役ですね。
——それはかなり高度な英語力が求められそうですね。
N.Wさん: そうなんです。私が所属予定のチームは6名ほどで、全員がローカルスタッフ。マネージャーも現地の方です。オフィス全体では40名ほどいますが、日本人の実務メンバーは3人程度。ほぼ現地スタッフだけの環境で、仕事の8割は英語になります。
MBA取得者でも「英語は使っていなかった」
——N.Wさんは日本でMBAも取得されているとお聞きしました。
N.Wさん: 2024年度に卒業しました。ただ、海外留学ではなく日本国内の大学だったので、授業は日本語。英語は全然使っていなかったんです。
——MBAでも英語を使わなかったんですね。
N.Wさん: そうなんです。英語をまったく勉強してこなかったわけではないんですが、仕事で英語を使う機会はほとんどありませんでした。
海外出張の機会もありましたが、聞き取れない、自分の言いたいことが言えない、という経験は何度かしていました。赴任となると、日本人スタッフがほとんどいないなかで、現地メンバーと働くことになるので、英語力への不安が一番大きかったですね。
——英語の知識はあるのに、実際は話せないという状況だったんですね。
N.Wさん: まさにそうです。性格的に、地道に何かをやり続けるのが苦手なんです。数学や物理は要点を抑えればできるタイプだったんですが、リスニングやスピーキングのような地道なトレーニングはほとんどやってきませんでした。

英語コーチング選び——「最短距離で到達したい」
——海外赴任が決まってから、どのように英語学習を始めようと考えましたか?
N.Wさん: まず、海外赴任をした人から、「英語コーチング」をすすめられました。英会話スクールは知っていましたが、英語コーチングという形態は初めて知りました。
そこからオンラインで調べて、最終的にENGLISH COMPANYと他社の2社まで絞り、両方の無料体験を受けた上で決めました。
——ENGLISH COMPANYを選ばれた決め手は何でしたか?
N.Wさん:ENGLISH COMPANYの方が、英語学習の理論やメソッドにしっかり基づいていて、より効果的・効率的に学習ができそうだと感じたからです。実践的な英語を最短距離で習得するためにはどうすればいいかを考えたとき、迷いはありませんでした。
初回トレーニング——「音声知覚が大きな課題」
——戸口トレーナー、初回のトレーニングでのN.Wさんの課題はどのようなものでしたか。
戸口トレーナー: 音声知覚に大きな課題がありました。特に、音声変化への対応が弱く、細かい音の聞き取りができていませんでした。そのため、リスニングした内容を確認すると、聞き取れた単語が断片的に出てくるだけで、文章としての意味を把握できていない状態でした。
N.Wさん: 初回トレーニングの時のリスニングはだいぶ難しかったことを覚えています。
——「音声変化」という言葉を初めて聞いた時はどうでしたか?
N.Wさん: 「これ、なんで学校で教えてくれないんだろう」と真っ先に思いました(笑)。初めて知りました。
例えば、"his"はHが脱落して"is"のように発音することがありますよね。「もはや別の単語じゃないか!」って思うんですけど、実際の会話ではそれで通じているのが新鮮でした。
毎回の成長——「前回の課題を次には解消してくる」
——最初のトレーニング内容はどのようなものでしたか?
戸口トレーナー: まず、音声変化のルールをご説明して、ディクテーション・オーバーラッピングのトレーニングに取り組んでいただきました。
特に苦戦されていたのは「脱落」ですね。本来発音しない音にカタカナ的な音が入ってしまう傾向がありました。「脱落」と「連結」の音声変化に慣れていただくことにフォーカスしました。
N.Wさん:音声変化のルールを教わり、トレーニングを続けていくと、少しずつクリアに聞けるようになってきたのが嬉しかったですね。聞けるようになると、「もっと聞けるようになりたい」という気持ちが湧いてきて、さらに前向きに取り組めました。
戸口トレーナー: トレーニング内で「この音に課題がありますね」とお伝えした箇所を、次のトレーニングまでには必ず解消してきてくださいました。
1ヶ月単位ではなく、週単位で進歩が見えていました。毎回のトレーニングで、前回よりも確実にできるようになっていました。
——N.Wさんご自身は、その「毎回の成長」をどのように実感されていましたか?
N.Wさん: 例えば、"national“を「ナショナル」と言っていたところ、「ダークLと呼ばれる音で発音しましょう」と教わったら、音読やシャドーイングで、必ずそのポイントを意識して練習していました。
練習を通して2〜3個、新たな気づきが出てくるんです。それを次回のトレーニングで戸口さんにお伝えしてアドバイスをもらう。さらに、自分のできてないところや改善点をきちんと指摘してもらえるので、3倍速で成長している実感がありました。

ワシントン先行視察——「意外と会話できた」
——リスニング力の変化を実感したのは、いつ頃でしたか?
N.Wさん: 受講期間中に2つ大きな変化がありました。
1つ目は、Versantの効果測定です。最初はほとんど聞けず、発話もままならない状態でしたが、リスニング力の向上を実感しました。
2つ目は、10月末に先行視察でワシントンに行ったときです。現地メンバーと初めて話す機会があったのですが、意外と会話することができました。
——それは大きな自信になりましたね。
N.Wさん: そうなんです。現地のメンバーと会話することができたので「これならやっていけるな」と自信がつきました。
そのあたりから、英語でのオンラインミーティングに参加することが増えてきました。上司から「英語がものすごくできるようになっているって聞いたぞ」と言われたときは、少し照れくさかったですね(笑)。それまで会議で英語を話さなかった私が話せるようになっていて、驚いたようです。
スピーキングトレーニング——「結論ファーストの論理展開」
——途中からスピーキングのトレーニングも始まったそうですね。
戸口トレーナー: N.Wさんの場合、2〜3回目の時点で、指摘した課題をグイグイ解消してくださるのがわかったので、早い段階でスピーキングのトレーニングを導入しました。
スピーキングでは、英語の論理構造を強化しました。
語彙や文法の力はすでにおもちでしたので、英語らしい論理構造で話すトレーニングを行なうことで、効率的にスピーキング力を伸ばせると考えました。
——具体的にはどのようなトレーニングでしたか?
戸口トレーナー: "Why Game“というトレーニングに取り組んでいただきました。最初は日本語の起承転結に近い順番で話をされていて、結論をパッと先に言うことができませんでした。そこで、結論ファーストで話す練習を重ねていきました。
——英語の論理展開は、やはり難しかったですか?
N.Wさん: そうですね。結論を先に言うことは頭ではわかってはいましたが、最初はなかなかできませんでした。論理展開については、受講期間を通して戸口さんから常にフィードバックをもらっていたポイントでしたね。

学習継続の秘訣——「MBA時代の習慣化」
——1日の学習時間はどのくらいでしたか?
N.Wさん: 1時間程度です。基本的には夜、帰宅して食事を終えてから学習するスタイルでした。それ以外にも、電車通勤の時は英単語を覚えたり、車通勤のときはイヤホンをつけて運転しながらシャドーイングをしたりしていました。
——毎日お忙しいなか、どのように学習を継続されましたか?
N.Wさん:去年までMBAに通っていたので、1日1時間の勉強は慣れていました。それほど苦ではなかったですね。
MBAと違って、ENGLISH COMPANYのトレーニングは声を出すなど身体を使うので、机に向かう必要がありません。リビングでスマホ片手にシャドーイングする、といったこともできたので、ちょっとした時間を活用できたのが大きかったです。
トレーナーとして「できるようになったことをやらせてはいけない」——毎回完璧なホームプログラム
——N.Wさんは毎回ホームプログラムをできるようになるまで」こなしていたと伺いました。
戸口トレーナー: 毎回のホームプログラムを完璧にこなしてくださっていたので、トレーナーとして「すでにできるようになったことをやらせない」ということを意識していました。常に新しい課題を出すようにしていましたね。
——N.Wさんはホームプログラムで意識されたことはありましたか?
N.Wさん: 特にシャドーイングやオーバーラッピングは、次のトレーニングまでに完成度を高めることを目標に取り組んでいました。
なぜやれてたかはちょっとわかりませんが、「このスクリプト、速すぎて絶対無理......」と思いながら取り組んでいたこともありましたよ(笑)。
「なんとかやっていけそう」という自信
——最終トレーニングで「この半年で、向こうに行ってもなんとかやっていけそうだと思えた」とおっしゃっていたそうですね。
N.Wさん: Versantの点数というよりも、現地メンバーと会話が成立する、言いたいことがちゃんと伝えられる、という実感が出てきていたんです。
向こうに行っても何もできずに帰ってくることはないだろう、と思えるようになったのが大きかったですね。
戸口トレーナー: その言葉を聞いた時は、本当に嬉しかったです。初回の頃を覚えているので、ここまで力を伸ばされたのかと感慨深いものがありました。
今後の学習継続——シャドプラスで現地でも成長
——今後、ワシントンに行かれてからの学習計画は?
N.Wさん: これまでのペースで続けるのは難しいと思いますが、現地に行くだけではなく継続的な学習は必要だと感じています。戸口さんと相談して、受講期間中にも利用していたシャドプラスで学習を続ける予定です。
戸口トレーナー: 音声知覚は本当にできるようになってきているので、さらに英語らしい表現やリズムで、聞いている方に伝わりやすい話し方ができるようになるだろうと思っています。
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N.Wさんの事例は「海外赴任6ヶ月前」という明確な期限のなかで、最短距離で英語力を高めたケースです。
特に印象的だったのは、「これ、なんで学校で教えてくれないんだろう」という音声変化への驚き。そして、毎回ホームプログラムを完璧に仕上げた学習姿勢です。
10月末、赴任前のワシントン先行視察で「意外と会話できた」という成功体験が、たしかな自信へと変わったN.Wさん。Versant 27から45への18点アップは、その成長を数字で証明しています。
「向こうに行っても何もできずに帰ってくることはないだろう、と思えるようになった」
半年前、海外赴任の打診を受けて土日で悩み抜いたN.Wさん。今では、ワシントンでの新たなチャレンジに向けて、たしかな準備ができています。
N.Wさんが受講した「ENGLISH COMPANY」は、株式会社スタディーハッカーが2015年に開始した英語のパーソナルトレーニングサービスです。姉妹サービス「STRAIL」と合わせて3万人以上が受講しています。
「ENGLISH COMPANY」の根底にあるのは、「英語学習で回り道をしてほしくない。目標を達成するまでの最短ルートを提示したい」という考えです。週2回90分のトレーニングで、第二言語習得研究の知見を活用した効率的な学習を実現します。