こんにちは、STUDY HACKER編集部です。

2015年2月27日にマイナビ様よりリリースさせて頂いた電子書籍「数学嫌いの東大生が実践した『読むだけ数学勉強法』」ですが、おかげさまでAmazon Kindleストア「数学」ランキングにおいて「新商品情報」1位を獲得しております(2015年3月11日現在)!

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数学嫌いの東大生が実践していた『読むだけ数学勉強法』

矢野友理著
マイナビ(電子書籍版) 2015年

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しかし、数学と言えば、手を動かしてゴリゴリ計算したりたくさん問題を解かないとできるようにならないというのが普通のイメージです。それを180度ひっくり返してしまうこの方法に、著者は一体どのようにして行き着いたのでしょうか?
今回は著者の矢野友理(やの・ゆうり)さんに読むだけ数学勉強法を編み出すに至った背景や、ちょっと変わった趣味(?)も含めて、「読むだけ数学勉強法」についてのインタビューを行いました。

badge_Columns_100(勉強は)やらなきゃいけないから、やるという感じで……。


「読むだけ数学勉強法」著者の矢野友理さん

■本日は宜しくお願い致します。
よろしくお願いします!

■では、まず自己紹介からお願い致します。
はい、東京大学文学部4年社会学専攻の矢野友理(やの・ゆうり)と申します。STUDY HACKERでライターとして記事執筆をしています。

■いつもありがとうございます。プロフィールには「忍者が好き」と書いてありますが……?
小学校の頃にどっぷりとハマってしまって、友達と忍者ごっこしたりするだけにとどまらずのめり込んでしまいました(笑)

■それから冷めることなく今に至る、と……(笑)
そうですね、それ以来私の中で相当高い位置にいます。


■なるほど(笑)ちなみに、受験生の頃、数学は得意でしたか?
いえ…、ものすごく苦手でした。

■昔の学校の成績はいかがですか?
小学校低学年・中学年の頃はボロボロでした。でも高学年くらいから成績が上がり始めて、その後は比較的、まぁまぁという感じでしょうか。

■模擬試験や学校のテストの順位はどの程度だったのでしょうか?
中学は最初、地元の公立で、中2の3学期で私立の中学に転校したのですが、転校してからは学校の授業のスピードも速く、自分で教科書を読んだりして頑張らないといけなかったので大変でした。

■昔から勉強自体は好きという意識はあったのですか?
いや、全然好きではなかったですね……。やらなきゃいけないからやるという感じで……。真面目な性格なので、宿題とかはやってたんですけど、自分から積極的にやってたとか予習をしてたとかはもう全然なかったです。

■数学は可もなく不可もなくという感じですか?
そうですね、けれど転校して進度の速い授業を受けてみると、すごく遅れてるんだということを実感してしまって。全然そんなの習ってない!っていう。あと周りがすごいできる人が多かったので、なおさら「やらないとやばい」と思いました。

■でも定期テストの順番はそこまで悪いわけではなかったですよね?
定期テストなら試験範囲が決まってるから、最後の応用問題とかは解けないけど、まぁ悪くはないかなって点数が取れるんですよ。でも、高1になって、模擬試験を受けたら、今まで習った全ての内容から出題されるので、全部の科目の点数が悲惨な結果でした。

■なるほど。そこから真剣に勉強を始めた、ということですね。
そうですね。しかしも、初めから東大を意識していたので、だいぶ危機意識を感じました。だから、特にひどい数学をどうにかしなきゃ、と。それで、とりあえず学校からもらった分厚いチャートをやればある程度できるようにはなるかなって思って、取り組み始めました。

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badge_Columns_100計算も結局は公式をどう使うか。

矢野友理さん

■では、そこから実際にやっていくことになった「読むだけ数学勉強法」について簡単にご紹介頂けますか?
数学に限らずどんなものでも、ただ読み進めていくというシンプルな勉強法です。わからなくてもどんどん読み進めていって、繰り返し読むことでできるようになります。わからない箇所には付箋をはって、繰り返し読んだ結果わかるようになったら付箋をはずして、全ての付箋を外していきます。

■この勉強法は元々数学の素養がないとダメということはありますか?
元々の素養は全く関係ないと思います。もちろんこれをやったからすぐさま専門書が読めるようになるわけではありませんが、最初のレベルに関係なく誰でも数学の勉強はできるようになると思います。

■ただ、普通数学っていったらたくさん問題を解いたり、計算しないといけないイメージですが、どうやってこの方法に辿り着いたんでしょうか?
学校で青チャートという問題集が課題として出されたんです。ノートに自力で解いて、間違えたら赤ペンで正解を書き写す、それを範囲分やったら提出するっていうオーソドックスなものですね。それで、自力で解いたんですけど、全然わからなかったんですよ。だから赤ペンでたくさん正解を書き写したんですけど、私書きながら理解するってことが全然できないんです。結局書いた後に読むっていう作業をしないと理解が出来ない。だったら、もう書かなくてもいいんじゃないか?と思ってこういう方法に至りました。

■でもたくさん計算しないと数学はできるようにならないって言われていませんか?
計算って結局公式をいつどう使うか?っていうことだと思うので、結局それもわざわざ書かなくても読んで使い方がわかれば計算はできるようになると思っています。公式や計算といっても、元を正せば結局やってることは四則演算(+、−、×、÷)でしかないので、いつどこでどの公式を使うのか?っすうていうのも問題を解くという行為とあんまり変わらないんですよね。

■本質的な理解を何よりも大事にしたということですね。どういう風にやって、どういうペースで成績が上がってきたのでしょうか?
高1の夏休みくらいから始めて、数学はずっとこれで勉強していきました。高1の時に65周辺だった偏差値が、この方法で高2の時に70を越えることができました。その後は東大に合格するまでずっとこの方法で勉強していました。

■STUDY HACKERの記事と電子書籍とで内容の違う点を教えられる範囲でいいので教えて頂けますか?
STUDY HACKERの記事(元記事へのリンクは最下部)では大枠の内容しか書いていないので、どのペースで読めばいいのかとか付箋はどうやって貼ったらいいんだろうっていう具体的な部分がわからないって人も多くいるかもしれません。ただ付箋を使うって言っても位置を移動させたりといったやり方もあって、より定着度合いが高くなるような具体的な方法を、電子書籍では詳しく書いています。

■ありがとうございます。では最後に、挫折することなく「読むだけ勉強法」を継続する方法についてちょっとだけ教えて下さい。
それもいくつかポイントがあるのですが、一つだけ紹介すると「わからなくても良い」っていうことです。わからなくてもいいからとにかく読み進めるってことが大事です。気楽に読み進めましょう!

■ありがとうございました!
ありがとうございました!

All photos are taken by Kohay Matsu.

電子書籍の元になった記事はこちら


数学嫌いの東大生が実践していた『読むだけ数学勉強法』