
もうすぐシルバーウィーク。この連休、あなたはどう過ごしますか?
「普段できないことに挑戦したい!」という人もいれば、「とにかく休んで英気を養いたい」という人もいるでしょう。連休を満喫するために大切なのは、「いまの自分のエネルギー状態」に合わせた過ごし方を選ぶこと。
本記事では、タイプ診断であなたにぴったりな連休の過ごし方を見つけたあと、STUDY HACKERの知見に基づいたおすすめのアクションをご紹介します。
【診断】あなたにぴったりの連休の過ごし方は?
質問は全5問です。直感で選んでください。
A〜Dのうち、もっとも多かったものが、いまのあなたにぴったりな連休の過ごし方です。
シルバーウィークの過ごし方診断
Q1. 最近のあなたの「ココロとカラダ」の状態に一番近いのは?
A. とにかく疲れている。目覚ましをかけずに寝たい……
B. なんだかもやもやしている。頭のなかを整理したい
C. どこか物足りない。日常を離れてワクワクしたい!
D. エネルギーが余っている! または「このままじゃダメだ」という焦りがある
Q2. 休み明け、どんな気持ちで過ごせていたら「最高の連休だった」と思える?
A. 「しっかり休んで充電完了!」
B. 「やりたいことや自分の軸がハッキリして、すっきりした!」
C. 「新しくて面白い発見があって楽しかった!」
D. 「ひとつのスキルや知識が身について、成長を実感できた!」
Q3. 理想の「カレンダー(スケジュール)」の埋まり方は?
A. 予定ゼロ! 真っ白なカレンダー
B. カフェの予約や、一人で過ごす「じっくりタイム」がちょこっと
C. 行ったことがない場所や体験の予定でいっぱい
D. 集中して作業・学習するためのタイムスケジュールがびっしり
Q4. いま一番「贅沢(ぜいたく)」だと感じる過ごし方は?
A. パジャマのまま、誰の邪魔もされずにソファーでゴロゴロすること
B. お気に入りのカフェでノートを開き、じっくり自分と向き合うこと
C. 行ったことのない街や、気になっていたスポットにふらっと出かけること
D. 誰もいない静かな空間で、没頭して知識やスキルを磨くこと
Q5. 目の前にポンッと「自由な1日」がプレゼントされたら、まず何をする?
A. とりあえず二度寝する/温かいお風呂に浸かる
B. スマホを置いて、最近考えていることを紙に書き出してみる
C. 普段見ないジャンルの本・動画を見たり、話題のスポットを調べる
D. ずっと後回しにしていた勉強や読書に取りかかる

自分のタイプが見つかったら、さっそく該当する見出しを読んでみてください。タイプ別に、STUDY HACKERの知見をもとにした具体的なアクションを紹介しています。
Aタイプ とことんゆっくりしよう
Aタイプのあなたは、いま心身ともにエネルギーが切れかけている状態です。無理に何かを「する」前に、まずはしっかり休むことを最優先しましょう。
ポイントは、「休む順番」を意識すること。段階を追って少しずつエネルギーを充填していきましょう。
効果的な休み方の順番
1. 体の疲れをとる
湯船にゆっくり浸かる・いつもより早く眠る・栄養のある食事を摂る
2. 脳の疲れをとる
デバイスをOFFにする時間をつくる
3. 元気が出てきたら
朝や夕方に軽く散歩をする
1. 体の疲れをとる
まずはとにかく基本から。いつもより1時間でも早く布団に入る。野菜やたんぱく質を意識した食事を1食でも摂ってみる。余裕があれば、シャワーで済ませず、湯船にゆっくり浸かるのもいいでしょう。
連休は、こうした基本的な休み方を徹底して、根本から回復するチャンスです。
2. 脳の疲れをとる
「なんだか頭がぼーっとする」を解消するには、スマホをOFFにする時間をつくるのが効果的です。
スマホを眺めていると、脳は次々と流れてくる情報を処理するためにフル稼働し続けてしまいます。その結果、「ぼーっとする」「考えられない」といった脳疲労の症状が出てしまうのです。

情報過多によって脳の負担が大きくなると、ひとつのことに集中するための脳内ネットワークがうまく働かなくなることが指摘されています。*1
連休中は、1日1時間だけでもスマホをOFFにしてみませんか?
3. 元気が出てきたら、軽く散歩を
頭と体を休めると、少し元気が出てくるはずです。そのタイミングで、朝や夕方に軽く散歩をしてみましょう。
がんばって運動する必要はありません。近所を10〜15分ほど、のんびり歩く程度でかまいません。屋外の空気を吸いながら体を軽く動かすことで、さらに心身をリフレッシュできます。
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Bタイプ 「自分会議」を開こう
Bタイプのあなたは、今後のキャリアややりたいことについて、あらためて見直したい気分なのではないでしょうか。
そんなとき、役に立つのはやはり「紙に書き出すこと」。紙に書き出す行為には、思考を整理し、これからの方向性を見えやすくする効果があるとされています。*2
とはいえ、連休中ずっと自分に向き合い続けるのは大変ですよね。そこで、「1日15分」書き出すだけで、自然と頭が整理される方法を紹介します。
1日15分でできる「自分会議」のやり方
1日目 やりたいことの整理
いまやってみたいこと、興味があることを、良し悪しの判断はいったん脇に置いて、事実としてひたすら書き出しましょう。
2日目 ピンポイント情報収集
1日目に書き出したなかから気になるテーマをひとつ選び、本やネットでピンポイントに情報を集めます。
3日目 ひとつのアクション宣言
集めた情報をもとに、「これからも時間を使いたいことか」を自分に問いかけながら、次の一歩となる具体的なアクションをひとつだけ宣言してノートに書きます。
ポイントは、だらだらと考え続けるのではなく、メリハリをつけて短期集中で取り組むこと。心理学では、理由をあれこれ深く分析しすぎると、かえって的確な判断から離れてしまうことが示されています。*3

短時間でも紙に書き出すことで、これからの方向性がクリアに見えてきます。
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Cタイプ 好奇心を満たそう
Cタイプのあなたは、新しい刺激や教養をどんどん吸収したい気分なのではないでしょうか。連休中のまとまった時間を、知的好奇心を満たすことに使ってみましょう。
ポイントは、「いつもの自分ならやらないこと」に、あえて手を伸ばしてみることです。日々のルーティンから少し外れた体験は、それだけで脳への心地よい刺激になります。
好奇心を満たすアクション
- 行ったことのない街や店に、目的もなくふらっと出かけてみる
- ふだん読まないジャンルの本や、興味のなかった分野のニュースにあえて触れてみる
- 気になっていたけれど後回しにしていた講座やイベントに、思いきって申し込んでみる
じつは、こうした「好奇心」は、思わぬキャリアの扉を開くきっかけにもなります。キャリアは予期せぬ偶然の出来事に大きく左右されるとする「計画的偶発性理論」では、その偶然を引き寄せる条件のひとつに「好奇心」が挙げられています(スタンフォード大学のクランボルツ博士らが提唱)。*4

予定にとらわれず、気になったことへ軽やかに飛び込んでみる。その積み重ねが、思いがけない出会いやチャンスにつながっていくかもしれません。
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Dタイプ 本気の勉強タイムをとろう
Dタイプのあなたは、いまモチベーションが最高潮。「連休を使って、レベルアップしたい」と考えているガチ勢なのではないでしょうか。
何かに取り組むとき、「何を」やるかだけでなく、「いつ」やるかを意識すると、同じ時間でも成果に差が出ます。なぜなら、脳の働きは時間帯によって得意なことが変わるからです。
そこで、取り組みたいジャンルごとに、相性のいい時間帯を紹介します。
時間帯別・おすすめタスク
朝〜午前中 思考力を使う勉強・クリエイティブな作業
起きてから数時間は、思考力や集中力を発揮しやすい時間帯。*5 「問題を解く」タイプの勉強や、レポートや論文の執筆など、考える作業はこの時間帯がおすすめです。
午後 軽めの勉強・復習
ランチのあと、血糖値の変動などによって一時的に眠気が訪れやすい時間帯。テキストの音読や簡単な復習など、負荷の軽い勉強がおすすめ。この時間帯は、思い切って遊びや運動に充てるのもいいでしょう。
夜 暗記系のインプット・1日の振り返り
睡眠中に記憶が定着しやすいことから、暗記系や読書は夜に取り組むと効率的。*6 また、今日進んだことを振り返り、明日のタスクを簡単に整理しておくと勉強がはかどります。
「まとまった時間を取れるのはいましかない」というDタイプのあなたにとって、連休はふだん忙しくて後回しにしてきた勉強をまとめて進める絶好の機会です。時間帯に合わせて勉強内容を組み合わせ、効率よく取り組んでいきましょう。

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充実した連休にするには、いまの自分の本音に合った過ごし方をするのがコツです。したい過ごし方をさらによくするアクションを取り入れながら、楽しい連休をお過ごしください!
よくある質問(FAQ)
Q. 診断結果が複数のタイプに当てはまる場合は、どうすればいいですか?
Q. ノートやペンがなくても実践できますか?
Q. 1日15分も時間が取れない場合は、どうすればいいですか?
*1: アリナミン|脳疲労とは?休んでも疲れがとれない、集中力が続かないのはスマートフォンなどの影響?原因と対処法も解説
*2: ResearchGate|Klein, K., & Boals, A. (2001), "Expressive Writing Can Increase Working Memory Capacity," Journal of Experimental Psychology: General, 130(3), 520-533.
*3: University of Florida|Wilson, T. D., & Schooler, J. W. (1991), "Thinking Too Much: Introspection Can Reduce the Quality of Preferences and Decisions," Journal of Personality and Social Psychology, 60(2), 181-192.
*4: Journal of Counseling & Development|Mitchell, K. E., Levin, A. S., & Krumboltz, J. D. (1999), "Planned Happenstance: Constructing Unexpected Career Opportunities," 77(2), 115-124.
*5: 東洋経済オンライン|脳の黄金時間に「集中仕事」こなす 「脳」のエキスパートが伝授|朝の時間術
*6: JSTOR|Jenkins, J. G., & Dallenbach, K. M. (1924), "Obliviscence During Sleep and Waking," The American Journal of Psychology, 35(4), 605-612.
柴田香織
大学では心理学を専攻。常に独学で新しいことの学習にチャレンジしており、現在はIllustratorや中国語を勉強中。効率的な勉強法やノート術を日々実践しており、実際に高校3年分の日本史・世界史・地理の学び直しを1年間で完了した。自分で試して検証する実践報告記事が得意。