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真面目に勉強をしているのに成績が上がらない……。暗記項目が頭に入らない……。
そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?

もっと効率よく勉強して、確実な成果を出したいと考えている方のために、繰り返し書いたり見たりして覚える、いわゆる「反復学習」よりも効果が高いとされている「インターリーブ学習法」についてご紹介します。

勉強しても効果が出ないのはなぜ

繰り返し勉強をしてもなかなか頭に入らない、効果が出ない……。という悩みを抱えている方は、「反復学習」をしてはいませんか? 勉強といえば、同じことを何度も繰り返し学習する反復学習が基本と思われがちですよね。もちろん反復学習にも効果がないわけではないのですが、実はもっと効率的な学習法があるのです。

2006年、学生を対象にして、さまざまな絵画とその作者の名前を提示し、それぞれの画家の作品スタイルを覚えさせるという実験が行われました。その際、同じ画家ごとに連続して絵画を提示(ブロック学習)して作品スタイルを覚えさせた学生よりも、ランダムに絵画を提示(ランダム学習)して覚えさせた学生の方が、作品スタイルをよく記憶していたのです。

この実験でいうブロック学習は反復学習と同じものですね。そしてランダム学習こそが「インターリーブ学習法」と呼ばれるものです。

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インターリーブ学習法とは

インターリーブ」という言葉を聞いたことはありますか? 元々は、コンピューターなどがデータを扱う際に、わざと不連続な形で配置して性能を向上させる技法のことを指します。

同様に、何かを学習する際にあえて関連性のある違う科目を混ぜる学習法を「インターリーブ学習法」といいます。

例えば、英語のリーディングの勉強をするときにはリスニングの勉強も挟む、数学の勉強をするときに物理の勉強を挟む、日本史の勉強をするときに世界史の勉強もする、といったイメージです。順番に一つずつ勉強していった方が着実に頭に入るような気がしてしまいますが、実際はランダムに勉強した方が頭に入りやすいのです。

では具体的に、どのような方法で勉強していけばいいのでしょうか。

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交互に勉強することを意識

「今日はこの科目とこの科目を勉強する」と決めたら、2つ分の勉強道具を並べて交互に学習しましょう。自分のペースで勉強しても良いですが、自分の集中力が持続する時間でタイマーをかけ、時間で区切って勉強するのがおすすめです。

その際に注意しなければならないのは、科目を変える時間がきたら、ページの途中といったような中途半端なところでも必ず中断して、次の科目に移ってください。これはStudy Hacker内でも何度か紹介されている「ツァイガルニク効果」という「中断された物事の方が頭に入りやすい」という効果を利用したもの。

途中で中断して他の科目に移ることで、インターリーブ学習とツァイガルニク効果、どちらのメリットも享受することができますね。

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勉強は反復学習が基本と思われがちですが、反復学習に効果が見られない方は、近年注目されている「インターリーブ学習」もぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

(参考)
Study Hacker|勉強は “組み合わせ” を意識しろ! 成果が15%アップする『インターリーブ勉強法』
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