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みなさんは、いつもどこで自習をしていますか?

学校や塾以外だと、なんだか集中できなかったり、お金がかかってしまったり、勉強場所としてどこが良いのか分からなくなってしまいますよね。また、受験勉強ができる時間は限られており、その時間内にどれだけの成果を出せるかで明暗が分かれます。

限られた時間を、気が散ってあまり集中できない場所で勉強して過ごすか、自分に合った場所で勉強して過ごすか、どちらが良いかは明らかですよね。

自分に合った勉強場所を見つけられずにいる方のために、受験生におすすめの勉強場所をご紹介します。

勉強場所としてメジャーな場所って実際どうなの?

勉強が好きだという方も少なからずいると思いますが、筆者も含め、多くの人にとって受験勉強は先が見えなくて辛いもの。どうせなら、快適な場所で快適に勉強したいですよね。

受験生にとって勉強場所としてメジャーな場所のうち「図書館」、「カフェ」、「自習室」、「放課後の教室」、「自室」の5つをピックアップして筆者の経験から分析してみました。みなさんがよく利用する勉強場所はありますか?

・図書館
勉強場所として最もメジャーな場所でしょう。
カフェとは違い、お金がかからないため学生にとってはかなり好都合ですよね。学校の図書館であれば周りに級友が勉強しているため、自分も頑張ろうと思えます。
地域の図書館であっても、いつでも静かで落ち着いた空間が約束されているのではかどります。ただ、寝不足のとき、睡魔に1番襲われやすいのも図書館かもしれません……。

集中できる度 ★★★★★
利用しやすい度 ★★★★★
長時間滞在できる度 ★★★★★
睡魔に襲われる可能性 ★★★☆☆

・カフェ
社会人や大学生のイメージが強い「カフェ勉強」ですが、高校生でもカフェで勉強をしている人は多いですよね。筆者も受験生の頃は度々カフェで勉強していました。
お金がかかってしまうため毎日通うとなると大変ですが、周りの目が気になりしっかり勉強しようと思えるので、ついついスマホを開いてしまう方や睡魔に負けがちな方にはぴったりかもしれません。静かすぎると集中できないという方にも、人の話し声や店内のBGMなどの適度な雑音のあるカフェはおすすめ。ただ、長時間の利用はひんしゅくを買ってしまうこともあるので注意しましょう。

集中できる度 ★★★★★
利用しやすい度 ★★☆☆☆
長時間滞在できる度 ★★☆☆☆
睡魔に襲われる可能性 ★☆☆☆☆

・自習室
塾に通っているのであれば、塾の自習室を利用して勉強しているという方も多いはず。塾の自習室であれば慣れ親しんだ学校とは違い、適度な緊張感をもって集中できますし、疑問点があればいつでも質問ができて便利ですよね。筆者の経験上、勉強が1番捗ったのは塾の自習室と近所の登録制の自習室でした。
特にデメリットの思い浮かばない勉強場所ですが、「塾に通わずに勉強していて学校や地域にも自習室がない」という方も多々いると思うので、万人におすすめできる場所ではありません。

集中できる度 ★★★★★
利用しやすい度 (身の周りにあれば)★★★★★
長時間滞在できる度 ★★★★★
睡魔に襲われる可能性 ★☆☆☆☆

・放課後の教室
放課後の教室で勉強している方は少数派かもしれません。盲点だったという方もいるのではないでしょうか?
学校の教室であればお金もかかりませんし、学校が閉まるまではいくらでも滞在できます。職員室に行けばいつでも先生に質問できますし、学生にとってとても便利な勉強場所です。
ただ、場合によっては部活動の練習等に使われている可能性もあるので、いつでも利用ができるというわけではないかもしれませんね。

集中できる度 ★★★★★
利用しやすい度 ★★★★☆
長時間滞在できる度 ★★★★★
睡魔に襲われる可能性 ★★☆☆☆

・自室
最も身近な勉強場所。いつでも気兼ねなく利用できますが、最も誘惑が多い場所でもあります。ついつい睡魔に負けてしまうこともあるのではないでしょうか。
筆者は自室ではあまり集中ができなかったので、自宅で勉強する際はリビングで勉強していました。家族に多少気を遣わせてしまうことになりますが、人の目と適度な雑音、勉強机よりも広い食卓は、勉強に適していると思います。自室で勉強する際には勉強の気が散ってしまうような要因を整理し、環境を整えた上で挑むといいでしょう。

集中できる度 ★☆☆☆☆
利用しやすい度 ★★★★★
長時間滞在できる度 ★★★★★
睡魔に襲われる可能性 ★★★★★

看護学部を卒業後、医学部受験に挑戦。卒業後わずか1年で合格を勝ち取った「教科書レベル」からの挑戦
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勉強に適している環境の条件とは

どの勉強場所も一長一短といった印象ですが、最も勉強の捗る環境の条件とは何でしょうか。

結論から言うと、こればかりは人それぞれ違ってくると思います。一切雑音のない静かな場所で1人で勉強する方が捗る人、人の話し声などの雑音が適度に聞こえる環境の方が勉強が捗る人、友達と一緒に勉強する方が捗る人、と性格によってさまざまでしょう。

自分にとって最適の勉強環境がまだ分からないという方は、条件の違う環境で勉強をしてみて、どのような環境が最適かを認識することが必要。その上で筆者が「受験勉強に適した環境」だと思うのは「人の声などの雑音のない静かな場所」と「程よく雑音のある場所」です。

中学・高校で入試を経験していれば分かると思いますが、試験中に聞こえる音といえば、鉛筆と解答用紙のぶつかる音と問題用紙のページをめくる音程度。そんな静まり返った環境で自分の知識を引っ張り出す行為に慣れておくという意味で、静かな場所で勉強をしておくことは大切だと思います。

また、70デシベル程度(カフェの店内がこの程度にあたります)の雑音のある環境の方が創造性が高まるという研究結果も出ています。「時間通りに過去問を解いたり暗記に取り組むのは静かな場所」、「そのほかの勉強は適度な雑音のある場所」などと勉強内容によって分けておくことがオススメです。

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本当におすすめの勉強場所

上記をふまえて、受験勉強にオススメしたいのは「図書室・自習室」と「自宅のリビング」。

図書室や自習室は人の声などの雑音がないほか、聞こえる音が鉛筆やページをめくる音程度という点もかなり入試の状況に近いと言えます。

自室や教室などの誰もいない環境よりは、些細な動作音が聞こえる環境に慣れておいた方が、入試の際に万が一近くの人の筆圧が強かったり、咳払いがうるさかったりといったような場合にも動揺せずに済みますよ。

自宅のリビングは、前述したように適度なノイズと人の目がありますし、同条件のカフェと違っていつでも利用できる点から受験勉強にはぴったりです。

また、勉強場所を複数持つことを勧めます。暗記科目の場合、同じ場所で勉強をするよりも、場所を変えてその都度覚えた方が記憶を復元しやすくなるという実験結果も出ています。今日は学校の図書室、明日は近所の図書館、明後日は塾の自習室といったように、勉強場所を複数用意しておきましょう。

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受験勉強は、多くの人にとって辛いもの。勉強場所を変えることは多少の気分転換にもなりますし、複数の勉強場所を持っておくことは特にオススメ。どうせなら、自分にとって快適な勉強場所で無駄なく勉強して合格しましょう。

(参考)
NHK テストの花道|「徹底活用シリーズ第3弾 “場所”」
ダイヤモンド・オンライン|勉強する場所を変えるだけで、テストの点数が良くなる!?
MEN人|環境音にこだわって仕事をクリエイティブに! 環境音の意外な役割とは