「人から見られると頑張れるタイプ」は、ひとり勉強のときに “これ” をすればいい

ひとり勉強をはかどらせる方法01

新型コロナウイルスの流行以降、家にこもってひとりで勉強しているという人は多いはず。しかし、ひとり自分の部屋にいては勉強に集中できないと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

勉強はしたい、でもひとりではいまいち頑張れない。そんなあなたには、同じように自宅でひとりで勉強している友人と「作業Zoom」をやってみるのがおすすめです。

ひとりだと集中できない理由

そもそも、どうして自分の部屋にひとりでいると勉強に集中できないのでしょうか。

お決まりの理由としては、スマートフォンはもちろん、漫画やゲームやテレビなどたくさんの誘惑がある、という点が挙げられます。さらに、勉強中眠くなれば「少し仮眠」のつもりでベッドに入り、そのまま寝続けてしまうなんていうことも……。

自室にひとりだとこのようにして簡単に誘惑に負けてしまうのは、監視の目がないからです。私たちは他人の視線にさらされているとき、後述の「ピア・プレッシャー」「ホーソン効果」などが働き、作業の効率を上げることができます。しかし、ひとり勉強では他人の視線がないため、「これくらいいいや」とつい怠けてしまうのです。

自室にある数々の誘惑を断ち切るには、自習室やカフェなど気が散るもののない場所に行って勉強することは有効な手段。以前は実際にそうしていた方もいると思います。しかし、外出が少し憚られるこのご時世、自分の部屋の誘惑からどう逃げればいいのでしょうか? 

その問題を解決してくれるのが作業Zoom。コロナ禍で脚光を浴び、離れた場所にいる人との会議などでよく使われているZoomですが、じつは勉強に集中するために使うという利用法もあるのです。

ひとり勉強をはかどらせる方法02

「作業Zoom」で誘惑をブロック

作業Zoomとは、複数人のあいだで映像と音声をオンラインでつないだまま、各自で作業をするというZoomの使い方。勉強はもちろん、仕事や趣味の作業でも行なわれます。コロナ禍以前からあった「さぎょいぷ(スカイプを使った作業会)」と似たものです。

Zoomをつないでいても自室にひとりでいることには変わりないのに、本当に誘惑を断ち切れるのかと疑問に感じる人もいるでしょう。ここでご紹介したいのが「ピア・プレッシャー」と「ホーソン効果」です。

「ピア・プレッシャー」とは、仲間(peer)からの同調圧力のこと。たとえZoom越しであっても同じように勉強している仲間がいることで、自分もやらなければという気持ちが生まれ、作業がはかどります。

「ホーソン効果」は、人から注目を浴びると、相手の期待に応えたいと思うようになることで、生産性が上がる効果です。1924〜32年に、アメリカに当時存在したウェスタン・エレクトリック社のホーソン工場で行なわれた実験の結果、周囲から注目を浴びると従業員はやる気を出し、作業条件が不利なものであっても作業能率が上がったのだそう。

作業Zoomで勉強をすると、仲間との相互監視で得られるメリットのおかげで、勉強の効率を上げることができるというわけです。

また、スマートフォンでZoomに接続すると、そのあいだはスマートフォンを操作できなくなるため、そのぶん誘惑が減るというメリットも。映像を止めるなどすると相手にわかってしまううえ、操作が面倒なので、やめておこうという気になれるのです。

ひとり勉強をはかどらせる方法03

おしゃべり防止にもなるZoom

「複数人で勉強をすると、おしゃべりが始まりそうだ」と思う方もいるでしょう。リアルな場で顔を合わせて勉強会をすると、勉強を教え合うなどするうちにだんだん関係のない話が始まり、勉強そっちのけになってしまうことも少なくありませんよね。

しかし、Zoomを使うと、そんなおしゃべりも防止できるのです。ソフトウェア開発を手がける株式会社ソニックガーデン代表取締役社長の倉貫義人氏は、オフィスをもたず完全にリモートで組織を運営している立場から、リモート組織の課題は雑談が生まれにくいことだと言っています。なんでもないおしゃべりから仕事が進むケースもあることを考えると、組織運営の場合、リモートだと雑談しにくいという点はたしかにデメリットですよね。

しかし、無駄なおしゃべりを取り除きたい勉強会の場合、逆にメリットとなります。リアルな場で顔を合わせるときと違い、Zoom越しだとちょっとした発言が全員に届いてしまい目立つので、「発言するぞ」という気持ちのとき以外は、話すのを控えようという気になります。すると、自然と無駄なおしゃべりがなくなり、全員で静かに集中することができるのです。

つまり作業Zoomは、ひとりで勉強する場合のデメリットも、集まって勉強する場合のデメリットも解消してくれるのです。これから仮にコロナウイルスの流行が収まり、気軽に外に出て人に会える環境になっても、作業Zoomは継続しておすすめしたい勉強方法です。

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オンライン自習室を利用するのも一手

あなたも、家で勉強している友人を何人か、作業Zoomに誘ってみてください。あるいは、「作業Zoomを自発的にやりづらい」「自分と同じように自宅勉強している友人がまわりにいない」という場合はオンライン自習室というサービスを使うのもひとつの方法です。たとえば次のようなものがありますよ。どちらもZoomを利用したサービスです。

  • ZOOM医進館:ガリガリ勉強に集中したい人たちが多く集まる、勉強に特化したオンライン自習室。無料で利用できます。
  • オンライン自習室MyroomNeo:学習者どうしの相互監視だけでなく、管理人による監督サポート監督を受けられるのが大きな特徴。有料で、受けたいサポートによりコースを選べます。

オンライン自習室の画面の向こうには、本気で勉強するためにサービスを利用している人たちばかりがいます。より気が引き締まり、集中できるでしょう。

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Zoomにはウイルス感染防止だけではなく、勉強へも数々のメリットがあります。家にひとりだと勉強に集中できず困っているあなた、同じように思っている友だちに声をかけて、Zoomをつないでみませんか?

(参考)
NoSchool|誘惑の断ち切り方について 新型コロナウイルスが流行っ...
Business Insider Japan|「家だと集中できない」を解決する“Zoomもくもく会”が盛り上がる兆し
Weblio辞書|「さぎょいぷ」の意味や使い方 
BizHint|ピアプレッシャー
BizHint|ホーソン効果
BizHint|ホーソン実験
SELECK|なぜ「雑談」が大事なの? フルリモート経営のプロ3人が語る、組織マネジメントの極意
ZOOM医進館
オンライン自習室MyroomNeo

【ライタープロフィール】
梁木 みのり
早稲田大学文化構想学部在籍。福岡県筑紫女学園高校出身。高校時代から文芸部に所属し、小説を書いている。現在大学では、文芸・ジャーナリズム論系に進むためテクスト論を中心に日々勉強中。

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