「あとでCASH」とは

・ 「あとでCASH」とは、株式会社バンクの提供する即時買い取りサービス「CASH」が2018年2月14日に導入した新機能。1週間の審査期間を要するかわり、従来は2万円に設定されている査定上限価格が撤廃され、物品をより高額で売却できる可能性がある。14日の発表直後にTwitter上で話題になり、「CASH」がトレンドに入った。

・ 「CASH」とは、2017年6月にリリースされた、iOS/Android対応のアプリケーション。売却したい物品をスマートフォンで撮影し、情報を入力するだけで即座に査定額が提示され、同意すれば買い取り金額が銀行口座に振り込まれる。物品をバンク側に送付する際は、アプリケーションを通して集荷を依頼すればよいので、ユーザー自身が梱包する必要はない。このような手軽さが好評を博し、スマートフォンを通じた即時買い取りという新たな市場は注目を浴びた。2017年11月には株式会社メルカリの「メルカリNOW」、2018年1月には株式会社ジラフの「スママDASH」という類似サービスが登場した。

「あとでCASH」の特徴

・ 「CASH」を従来通り使用して査定額が提示されると、物品が「あとでCASH」の対象である場合(サービス開始時点ではスマートフォンのみ)、「あとでCASH」の選択肢が現れる。「あとでCASH」を選ぶと、査定予想価格の最安値と最高値が表示される。同意して物品をバンク側に発送すると、専門スタッフが詳細に査定し、およそ1週間後に結果が通知される。なお、ユーザーが物品を発送したあと、返品を依頼することはできない。

・ 「あとでCASH」が従来のサービスと異なる点は、買い取り価格が確定する時期だ。従来は物品の情報を入力した時点で確定していたが、「あとでCASH」の場合、専門スタッフの査定を経て確定する。また、「あとでCASH」には査定上限価格が設定されていないため、従来よりも高額で査定される可能性がある。バンクの代表取締役・光本勇介氏は、Twitter上で「いますぐ現金が欲しい方は引き続き『CASH』、1週間くらいなら待てるという方なら『あとでCASH』と、それぞれ需要に合わせながらサービスを訴求していければ」と発言した。

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「あとでCASH」への反応

・ 「あとでCASH」は、サービス開始初日に「TechCrunch Japan」や「ITmedia」など、複数のIT系メディアに取り上げられ、多くの人が知るところとなった。Twitter上では、バンクの親会社である株式会社DMM.comの代表取締役社長・片桐孝憲氏が「ずっと待ってたのがきた!」と反応。ほかには、「ネーミングが秀逸」「コンセプトが伝わってわかりやすい」など、「あとでCASH」という名称に感心する人がみられた。

・ 「TechCrunch Japan」は「あとでCASH」についてバンク自身が生み出した「即時買い取りサービス」とは反対の「時間が多少かかっても高く売りたい」というニーズに応えるサービスだと評した。そして、これにより「CASH」に「楽天買取」のような従来型「買取査定アプリ」としての機能がついたと述べた。「楽天買取」とは、楽天株式会社が2016年に提供を開始したiOS/Android専用アプリケーション。売りたい物品の写真を撮影して情報を入力すると、インターネット上のショッピングモール「楽天市場」において中古品買い取りを行っている複数の店舗から査定を受けることができる。ユーザーは査定額や買い取り条件が気に入った店舗に物品を送り、実際の査定後に代金を受け取る。「時間は多少かかるがより高額で売れる可能性がある」という点で「楽天買取」と「あとでCASH」に共通点はあるものの、物品の送り方、代金の受け取り方、キャンセル方法などは「楽天市場」内の店舗によって異なる。

(参考)
CASH|あとでCASHとは
PR TIEMS|目の前のアイテムが一瞬でキャッシュに変わるアプリ『CASH』新機能「あとでCASH」をスタート!
Study Hacker|CASH
THE BRIDGE|ちょっと待ったらもっと高く売れる「あとでCASH」、即時買取に高額査定の選択肢増える
TechCrunch Japan|即時買取アプリ「CASH」に査定後買取の新機能「あとでCASH」追加——より高額でアイテム現金化が可能に
Twitterトレンド速報|CASH
Twitter|あとでCASH
楽天株式会社|楽天、査定アプリ「楽天買取」を提供開始
楽天買取|査定アプリ