クローンワンコとは

・ クローンワンコとは、映画制作などを手がける株式会社ブラストが提供する、愛犬そっくりの模型をオーダーメイドで作成するサービス。クローン技術を用いているわけではなく、「クローンのようにそっくり」な模型を制作する。2017年12月18日に発表されて以来、クローンワンコはテレビや新聞など多くのメディアによって取り上げられている。

・ クローンワンコには最新の造形技術が用いられているという。皮膚に使われるシリコンは、オリジナルに近づくよう独自に配合されているとのこと。また、全身の毛(ヤギの毛もしくはアクリル繊維)は1本ずつ手作業で植毛される。安全を考慮して、爪にはウレタン樹脂が使用される。

・ クローンワンコの制作期間は3カ月程度。犬種や大きさによって価格が異なり、SサイズのチワワからLLサイズの土佐犬まで、300~450万円(税抜)。模型をできるだけオリジナルに近づけるため、スタッフが犬の採寸を行う。完成品を引き渡す際は、犬用のキャリーケースに入れるという配慮も行われている。受注の受付は2018年1月15日から。

クローンワンコ立ち上げの背景

・ クローンワンコは、愛犬を亡くして寂しさを抱えている人や、愛犬が生きているうちにその姿を残しておきたいと考える人たちをターゲットにしている。サービス立ち上げのきっかけは、ブラストによる動物美術造形シリーズ「Animals As Art」に寄せられた感想だった。

・ 2017年1月、リアルな実物大模型「Animals As Art」のシリーズ第1弾として、親子の「シロクマ」(税抜1,340万円)が発表された。動物の殺傷をせず制作された素材により、毛や爪だけでなく骨や脂肪まで精巧に再現されている。ブラスト代表の岡部淳也氏が、外国のショーウィンドウでシロクマの剥製を見かけ、「人間の鑑賞物として殺され、置物として加工された」シロクマに対し、「やり切れない気持ち」を抱いたのがきっかけだ。動物フィギュアで知られる株式会社海洋堂の原型師・松村しのぶ氏などの協力によって完成した「シロクマ」は、1年で10体ほど売れたという。

・ ブラストで制作を担当する高橋勇也氏によると、上記の「シロクマ」を見た人から、亡くなった愛犬の模型を作ってほしいという依頼が殺到した。朝日新聞社が運営する、ペットに関するwebメディア「sippo」がブラストに取材を行ったところ、ネコの模型制作の予定は未定とのこと。

3ヶ月でTOEIC965点到達! "第二言語習得研究 × パーソナルトレーナー" なら英語力は伸ばせる!
人気記事

クローンワンコへの反応

・ ソーシャルメディア上では、クローンワンコに関する意見が投稿されている。Yahoo!ニュースで配信された記事「『愛犬の分身、作ります』 本物そっくりの“クローンワンコ”が誕生」には、「気持ちは痛いほどに分かります」「このクローンで癒されるという人もいると思います」など、クローンワンコを注文する人に共感するコメントなどが投稿された。

・ クローンワンコに対する意見のなかには、ペットロス対策として模型を注文するよりも、悲しみと向き合って気持ちを昇華させたり、模型に使うお金で殺処分される動物を救ったりするべきだと主張するものもあった。また、「それをその子の分身だと思うと、一生捨てることも出来ないし、放っておくのも罪悪感を感じそう」「動かないし、温かくないもん。余計、悲しくならないかしら」など、クローンワンコで愛犬の模型が作られることを不安がる人もいた。

(参考)
クローンワンコ
BLAST Inc.|アナタの愛犬を最新の造型技術でリアル分身化。 特殊造型技術の粋を集めた動物美術品「 クローンワンコ 」
ANIMALS AS ART
TOKYO FM+|愛犬を最新技術で再現!「クローンワンコ」が新たな癒しに
Yahoo!ニュース|「愛犬の分身、作ります」 本物そっくりの“クローンワンコ”が誕生
sippo|怖いほど似てる! 愛犬を再現する造型「クローンワンコ」