「#Twitter2018」とは

・ 「#Twitter2018」とは、SNS・Twitterに対する不満・要望をツイートするために使われるハッシュタグ。2017年12月22日、日本語版Twitter公式アカウントはユーザーに向けて「Twitterに言いたいこと、きっと、たくさんお持ちだと思います」と発言。「2018年にTwitterにリクエストしたいこと」を同ハッシュタグをつけて投稿するよう呼びかけた。それを受け、多くのユーザーが不満や要望を発信し、「#Twitter2018」は同22日から23日にかけてTwitterのトレンドに入った。

・ 日本語版Twitter公式アカウントが上記のような呼びかけを行ったのは、米Twitter社の消費者製品事業本部長であるエド・ホー氏のツイートに由来している。ホー氏は12月22日、「2018年に改善・新設してほしいTwitterの最重要機能は何ですか?」と、「#Twitter2018」を添えて投稿した。

・ Twitterにおいては2017年夏、アイコンの形を四角から丸に変更するなどの更新が行われた。日本語版Twitterの公式発表によると、「皆さんからいただいたたくさんのご意見やアイデアをもとに」改良したという。従来Twitterは、「経験レベルや興味関心において多岐にわたる利用者」に連絡をとり、調査協力を促してきた。「#Twitter2018」を用い、多くのユーザーが気軽に意見を述べることで、より多くの不満・要望をフィードバックとして受け取ることができる。

Twitterへの不満

・ 「#Twitter2018」を通して寄せられたTwitterへの不満のうち、特に多かったのが「他人のいいねをタイムラインに表示しないでほしい」というものだ。Twitterにおいては基本的に、投稿をリツイートすると、当該ツイートを自分のタイムライン上に表示し、自分のフォロワーにも見せることができる。そして投稿に「いいね」をつけると、ユーザーページの「いいね」タブからこれまでに「いいね」をつけたツイートを見返すことができる。この「いいね」機能については2017年3月に大幅な変更が行われ、自身がフォローしているユーザーが「いいね」をつけたツイートの一部がタイムライン上で表示されるようになった。この変更に対しては実装直後から不満が多く、「発信したければリツイートする」「いいねは必ずしもお勧めツイートではありません」などの指摘が「#Twitter2018」を用いてなされた。「いいね」機能がどのような目的で使われているか、あるユーザーがアンケートをとったところ、回答のうち「元の投稿者に関心を伝える手段」が50%、「他人に知られたくない私的ブックマーク」が32%という結果だった。このような意図で「いいね」機能を使っている人が少なくないため、他人の「いいね」が自身のタイムライン上に表示されることや、自身の「いいね」が他人のタイムライン上に表示されることを嫌う人は多い。

・ 「いいね」機能に対する上記の不満は、Twitter社に伝わっている模様だ。「ねとらぼ」が2017年12月に行った取材によると、「廃止を望む声が多いこと自体は日本も米国本社も以前から把握しており、社内でも今日まで議論が続いている」とのこと。自身がフォローしているユーザーの「いいね」がタイムライン上に表示される機能は、「自分が興味を持ってフォローしている人々が興味をもつものには、興味のある情報がある」という考えから実装されたそうだ。ユーザーからの不満は多い一方で、タイムライン上に表示された「いいね」に対して「リツイートや返信などといった反応がとても高い」という事実もあるという。

60日のトレーニング後、英語実務でも効果を実感。TOEICも950点に。
人気記事

Twitterへの要望

・ 不満だけでなく、新しい機能の実装を要望する意見も「#Twitter2018」を通して表明された。特に、「検索時にユーザー名アカウント名を除外」する機能を求める人が多かった。2017年12月現在、ユーザーが興味を抱いている特定の語句をTwitter内で検索すると、その語句が含まれているツイートだけでなく、その語句がユーザー名に含まれているユーザーのツイート全てが検索結果に表示されてしまうため、必要な情報を探しづらい状況だ。

・ また、ジャーナリストの津田大介氏は「攻撃的あるいは不快なリプを付けられた側がそのツイートを『削除』する権限を付けるべき」だと「#Twitter2018」を使って主張した。Facebookやブログといった他のソーシャルメディアには同様の機能が備えられているのが理由だという。津田氏の要望に対しては、複数のアカウントを悪用して執拗な攻撃を繰り返す人が存在するとして賛成を表明する人もいた一方、「反対コメントが一切無い信者専用アカウントになってしまいます」「デマを修正できなくなる」と反対した人もいた。

(参考)
Twitter|#Twitter2018
Twitter|Twitter Japan
ブログ|新しいデザインになりました
Twitterトレンド速報|#twitter2018
ねとらぼ|Twitterはなぜ他人の「いいね」をタイムラインに流す仕様を続けるのか 運営に直接聞いてみた