フラリーマンとは

・ フラリーマンとは、仕事が終わって退社したあと、寄り道をし、あえて遅い時間に帰宅する男性。2017年9月19日に放送されたNHKの情報番組『おはよう日本』において、フラリーマンが増えていると報道された。インターネット上では、家事や育児を妻ばかりに押しつけているとして、フラリーマンに対する批判の声が多く上がっている。

・ フラリーマンに類似する概念としては、「帰宅恐怖症」が以前から知られている。9月7日に放送されたTBSの情報番組『ビビット』では帰宅恐怖症の男性が特集された。『ビビット』に登場した男性によれば、共働きの妻から家事・育児のやり方に苦言を呈されたことによって、妻に対して恐怖を感じるようになり、家に帰りづらくなったという。このような帰宅恐怖症に対し、フラリーマンは帰宅を必ずしも怖がっていない点で異なると思われる。

フラリーマンの行動

・ 『おはよう日本』に登場したフラリーマンの一人・長谷川さんは、結婚して2年目だが、共働きの妻には残業だと嘘をついて退社後に毎日寄り道をするという。「残業」のために妻が作ったおにぎりを食べながら公園のベンチで本を読んだり、カフェでインターネットを使ったり、バッティングセンターで汗を流したりしたあと、長谷川さんが帰宅の連絡を妻に入れたのは、退社から2時間後だった。

・ 長谷川さんがフラリーマンになった理由は、早く帰ると妻から「ごはんを作る時間ないじゃない」と言われるためだという。「手伝うよ」と家事に取り組んでもうまくいかなかったため、「であれば、妻に任せようと」決めたのだと長谷川さんは話した。

・ 『おはよう日本』ではほかにも、フラリーマンたちの意見が紹介された。それによれば、政府の進める一連の「働き方改革」によって定時退社が増えたものの、時間の使い方がわからないのだという。番組には、家庭が子ども中心に回っているとして「自分にとって居心地がよくないときもある」と主張し、1時間半ほど居酒屋で漫画を読む30代の男性や、「帰りたくないわけじゃない。ちょっと自分の時間をつくりたい」と言って2時間ほど書店や家電量販店で過ごす50代の男性が登場した。

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フラリーマンに対する意見

・ 上記のようなフラリーマンに対しては、インターネット上で多くの批判がなされている。『おはよう日本』に登場したフラリーマンたちの言動について「自分で子供作っておいてその後の世話は妻任せか」「共働きの妻に家事を押し付けて寄り道、妻に育児押し付けて寄り道」など、家事・育児を妻に押しつけることへの批判が目立つほか、フラリーマンが寄り道でストレスを発散することは許容しつつも、「それなら妻にも同じだけ自由時間与えて欲しい」「それは女も必要なので、交替でやろう」という意見もある。

・ 著名なブロガーであり、高知県で2児の子育てをしているイケダハヤトさんも、Twitter上で『おはよう日本』の報道に言及した。「子どもいるのにまっすぐ帰らないとか、普通に熟年離婚コース」「家で誰が家事をやって、子どもの面倒見てるんでしょうね」と、フラリーマンは早く帰宅して家事・育児をするべきだと批判した。

(参考)
NHKニュース|男たちがまっすぐ帰らない理由
Twitter|フラリーマン
Twitter|イケダハヤト@仮想通貨
キャリコネニュース|「帰宅恐怖症」に苦しむ夫たちに批判集まる 「男はこうあるべき」から抜けだせないのが原因か