「STUDIO」とは

・ 「STUDIO」とは、STUDIO株式会社が開発・運用している、特別な知識がなくてもインターネット上でWebサイトを作成・公開できるツール。2018年4月2日に正式リリースされ、個人でWebサイトを持ちたい人やWebデザイナーなどから、国内外で注目を集めている。

・ 2017年4月にベータ版が公開されて4カ月後、「STUDIO」は、Web関連の最新サービスなどを共有する英語メディア「Product Hunt」上で取り上げられた。そして、多くの人から高い評価を得た結果、8月27日のデイリーランキング1位(「#1 Product of the day」)を獲得した。日本初のサービスがProduct Hunt上で話題になることは珍しく、ランキングで1位を獲得するのは初めてとのこと。この影響で「STUDIO」のユーザー数が増え、2017年10月時点で1万人を突破し、その6割超は海外からだという。

「STUDIO」の特徴と主な機能

・ 「STUDIO」の大きな特徴は、HTML言語をはじめとするWebサイト作成に必要な専門知識を持たないユーザーでも、ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作でWebサイトを製作できることだ。画像やテキストの配置場所をHTML言語などで記述することなく、感覚的に調整することができる。また、Webデザインの経験がないユーザーでも見栄えのするWebサイトが作れるよう、デザインのテンプレートや画像が豊富に用意されている。さらに、PCやスマートフォン、タブレットといった異なる端末の画面サイズに合わせてデザインを最適化することも可能。

・ ユーザーは「STUDIO」を通して、自身でサーバーを用意することなくWebサイトを公開することができる。そのままだと、ユーザーが作成したWebサイトのURLには「studio.design」が入るが、他社のサービスで独自ドメイン(URLに含まれる言葉)を購入しておけば、任意のURLを設定することが可能。

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「STUDIO」に込められた意図

・ STUDIO株式会社の代表取締役である石井穣氏は、多種多様なWebサイトの製作を経験している。そのなかで、Webサイト作成には重複作業が多いため、「ムダ」を感じていたという。そこで、似たような作業を自動化し、「デザイナー独自の価値が発揮できる時間」を創出できるよう、「STUDIO」が生み出された。

・ 石井氏およびSTUDIO取締役の甲斐啓真氏は、Webサイト製作における課題として「デザイン以外にかかる手間と煩雑さ」を指摘。デザインを完成させたあと、それをHTML言語などで再現するだけではなく、サーバーを立ち上げたりドメインを設定したりなど、多くのことをしなければならないという。しかし、「STUDIO」を利用すれば、上記のような手間を最小限に抑えられ、ユーザーはWebサイトのデザインに注力できる。石井氏は、ITに特化したWebメディア「CNET Japan」に対し、以下のように語った。

アイデアがあってウェブサイトを作りたいと思ってもそれを実現するには、コーディングなどの技術的なことを学ばなくては実現できない。そんな人たちがデザインするだけで、自分のアイデアをカタチにできるようなサービスにしていきたい

(引用元:CNET Japan|ウェブ制作で感じたデザイン以外の“手間と煩雑さ”–「STUDIO」で狙う課題解決

(参考)
STUDIO
PR TIMES|世界1位を獲得!デザインを一瞬にしてWebサイトとして公開できる、革新的なデザインツール「STUDIO」がついに正式リリース。
TechCrunch Japan|ドラッグアンドドロップで使えるコードベースのデザインツール「STUDIO」、シードラウンドで5000万円を資金調達
CNET Japan|ウェブ制作で感じたデザイン以外の“手間と煩雑さ”–「STUDIO」で狙う課題解決
CAREER HACK|日本初の快挙!『STUDIO』が世界の注目度No.1プロダクトになれた理由|石井穣