「いつのまにか婚」とは

・ 「いつのまにか婚」とは、2018年4月に放送が始まったNHKの連続テレビ小説『半分、青い。』の第13週(6月25日~30日放送)において使われた、「精神的に弱っている男性が女性の強いアプローチを受けた結果、いつのまにか決まっていた結婚」を指す表現。ドラマの登場人物たちが「いつのまにか婚」とは何かを熱心に説明したため、Twitter上でハッシュタグ「#いつのまにか婚」が生まれ、多くの人が話題にした。

・ ドラマ中で「いつのまにか婚」が説明されるのは、主人公・鈴愛(すずめ)の幼なじみである律から、結婚報告のハガキが送られてきたと発覚するシーン。鈴愛の友人である誠は、写真に写っている律の妻・より子の顔を見て、「律の相手としては地味すぎる」と判断し、「『いつのまにか婚』なのでは」と主張した。誠および同じく友人の裕子による説明では、男性が何らかの理由で精神的に弱っているとき、「ガンガン押してくる女性」が現れる。そのような女性は、目当ての男性が知らないあいだに、その家族や会社の上司と仲よくなるのだという。やがて女性の父親が男性のもとを訪ね、「うちの娘と結婚するんだろうな」と迫る。結婚することはすでに「決定事項」となっており、気がついたときには、男性は新郎として、ハワイの結婚式場に向かう馬車に乗っているのだという。

脚本家・北川悦吏子氏の語る「いつのまにか婚」

・ 『半分、青い。』の脚本を執筆した北川悦吏子氏は、Twitter上で「いつのまにか婚」が反響を呼んでいるとし、「いつのまにか婚」についての考えを表明した。北川氏自身が「いつのまにか婚」を経験したわけではないものの、周囲では「枚挙にいとまがない」という。

・ 北川氏は学生時代から憧れていた男性アーティストと食事をした際、知らないうちに婚姻届を提出され、自身の結婚を報道で知ったという「いつのまにか婚」のエピソードを聞いた。また、『半分、青い。』で使われた「男性が気づいたときには、ハワイの結婚式場に向かう馬車に乗っていた」という表現は、北川氏の友人の体験に基づいているとのこと。「周りを固められて苦しい」と男友だちから相談された経験もあるという。

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「いつのまにか婚」に関するTwitter上の意見

・ 「いつのまにか婚」については、自身が経験したという人や、周囲の夫婦がそうだという人たちがTwitter上で多くの意見を述べている。「いつのまにか婚」を迫られた側からは「旦那から囲いこまれていつの間にか婚だった」「相手の両親、親戚、友達、会社の同僚、趣味の仲間など、あらゆるところに紹介され、逃げ道を失った」などの経験談が、「いつのまにか婚」を迫った側からは「離婚や失恋で傷ついた旦那にべったり引っ付き、旦那の伯父伯母を味方につけ、甲斐甲斐しく弁当を届け、逃げられない状態を作り出した」などのエピソードが投稿された。また、「それで10年付き合った結婚前提の彼氏とられた」と、「いつのまにか婚」によって交際相手を奪われたという人もいた。

・ 「いつのまにか婚」を経験したり耳にしたりといったことがない人たちには、「知らなかった、そんな作戦で結婚できるとは」と驚きを表明する人もいた。また、「いつのまにか婚」を実現できる行動力や技術に感嘆し、「凄い能力だ。ちょっと、羨ましい」「いつのまにか婚のやり方教えて」と述べる人もいた。

(参考)
NHKオンライン|NHK連続テレビ小説『半分、青い。』
Twitter|北川悦吏子
Twitter|いつのまにか婚
リアルライブ|SNSで話題の“いつの間にか婚”って? 『半分、青い。』脚本家・北川悦吏子も反応
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