「究極のTKG」とは

・ 「究極のTKG」とは、玩具メーカーのタカラトミーアーツによる、白身部分が「ふわふわ」な卵かけご飯を作ることができる調理器具。2017年10月に発売されて以来、ソーシャルメディアなどを通じて人気が広がっている。なお、「TKG」とは「Tamago Kake Gohan」の頭文字をとった略称で、卵かけご飯を指すスラングである。

・ 一般的な卵かけご飯は、温かいご飯の上に生卵をかけるだけの「さらさら」とした食感だが、「究極のTKG」を用いて卵かけご飯を作ると、白身部分がメレンゲ状になり「まるで雲のようなふわふわな食感」を味わうことができる。所要時間は5分もかからないため、朝の忙しい時間帯でも「プチ贅沢」な朝食を楽しめることや、「SNSでの写真共有にも一役買ってくれそうな華やかな仕上がり」を売りにしている。対象年齢は15歳以上で、希望小売価格は3,500円(税抜)。

・ 「究極のTKG」を開発したタカラトミーアーツの平林千明氏によると、卵かけご飯は国民食であり、ブームが訪れたこともあって、「これはウケる」と確信して開発を始めた。構想から完成まで1年かかったという。

・ 卵かけご飯の流行が始まったのは、2005年ごろ。同年10月に島根県雲南市で開催された「日本たまごかけごはんシンポジウム」がきっかけだといわれている。以来、カネイワ醤油本店(和歌山県有田郡)が製造する卵かけご飯専用のしょう油「たまごかけご飯のしょうゆ」や、「食堂かめっち。」(岡山県美咲町)をはじめとする卵かけご飯専門店が人気を博すようになった。「日本たまごかけごはんシンポジウム」はその後も開催が続き、2017年に第13回が実施された。

「究極のTKG」の使い方

・ 「究極のTKG」を使って卵かけご飯を作るには、まず本体上部の「エッグホルダー」に生卵をセットする。そして「チョップボタン」を軽くたたいて卵にひびを入れ、「ホルダーボタン」を押すことで卵の中身が落下し、黄身と白身が分かれる。続いて本体下部の「ホイップボタン」を押すと、白身がかくはんされ、泡立てられる。最後に、茶わんによそったご飯の上へ白身と黄身を乗せれば完成となる。

・ かくはんする時間を調整することにより、白身の「ふわ密度」が変化するという。約1分では五分立ての「サラサラ泡」に、約3分では十分立ての「ボリューム感のあるしっかりとした泡」となる。

・ 平山氏は、「究極のTKG」で作った卵かけご飯に、なめこやイクラなどのトッピングを加えることを推奨している。また、「究極のTKG」特設サイトでは、「究極のTKGのさらにその先のレシピ」といて、トリュフやキャビアなどを用いた豪華なレシピが紹介されている。

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ソーシャルメディア上で広がる「究極のTKG」

・ Instagramのハッシュタグ「#究極のTKG」には、「究極のTKG」によって作られた卵かけご飯などの写真が1,000件以上投稿されている。人気の料理動画メディア「mogoo」(もぐー)の公式アカウントが投稿した「究極のTKGちょい足しレシピ3種」の動画は特に人気で、12万回以上再生された。

・ 人気ユーチューバーたちによって動画内で紹介されたことも、「究極のTKG」の人気拡大に影響したと思われる。2017年10月の発売直後、580万人以上のチャンネル登録者を持つはじめしゃちょー氏は「究極のTKG」を使って卵かけご飯を作る動画を投稿し、動画は270万回以上再生された。また、550万人以上のチャンネル登録者を抱えるHIKAKIN氏が投稿した同様の動画は540万回以上再生された。

(参考)
タカラトミーアーツ|究極のTKG
タカラトミーアーツ|たまごかけごはんも“クラウド化”の時代へ 雲のような極上のふわふわ食感『究極のTKG』10月26日(木)新発売!
女性自身|話題沸騰「究極のTKG」、開発者はおもちゃ界のドクター中松
Instagram|#究極のtkg
ヤマサ醤油株式会社|究極のTKGグランプリ
J-CASTニュース|卵かけご飯 ブーム爆発の謎
J-CASTニュース|「たまごかけご飯」ブーム 各地に専門店が登場
うんなん旅ネット|第13回 日本たまごかけごはんシンポジウム