マイクロインフルエンサーとは

・ マイクロインフルエンサーとは、Instagramを中心としたソーシャルメディア上で多くのファン(フォロワー)を抱え、強い影響力を持つインフルエンサーのなかでも、フォロワーの人数が比較的少ない人。「1万人~10万人」「数千~数万人」など、マイクロインフルエンサーのフォロワー数の定義には幅がある。近年、スマートフォンの普及にともなってソーシャルメディアを日常的に利用する人が増えたことから、企業によるSNSマーケティングの一環として、マイクロインフルエンサーに協力を求めることに注目が集まっている。

・ 2017年10月7日にはNHKの情報番組『経済フロンティア』が、同20日には同じくNHKの情報番組『おはよう日本』が、マイクロインフルエンサーを特集した。それらの特集によれば、マイクロインフルエンサーとはタレントや著名人ではなく、一般人である。

・ インフルエンサーと企業をマッチングするサービス「SPIRIT」を運営するLIDDELL株式会社によると、2017年6月時点で「SPIRIT」に登録しているインフルエンサーの89%は女性。年代は20代が35%で最も多い。「SPIRIT」を利用した企業の業種では、ファッション・美容が最多の31%。マイクロインフルエンサーも同様に、ファッション・美容の情報を発信する20代女性が多いと予想できる。

なぜマイクロインフルエンサーなのか

・ 『経済フロンティア』によると、企業のwebサイトやテレビ広告よりも、口コミが信頼される傾向にある。そこで、企業はインフルエンサーに自社商品の宣伝などを依頼し、インフルエンサーがInstagramをはじめとしたソーシャルメディア上で商品に関する投稿をすることで、インフルエンサーのフォロワーたちがその商品に強い興味を抱くのである。その理由を、『おはよう日本』で取材を担当した倉富春奈ディレクターは以下のように話した。

インスタグラムを利用している人は、数多くの投稿者の中から、ファッションや趣味・ライフスタイルなど、自分のしこうに合った人を選んでフォローしているので、その人の発信する情報に『共感』して、まねをするなどの行動に結びつきやすいんです。

(引用元:NHK|マイクロ・インフルエンサーに企業が注目する理由

・ さらに、フォロワーが100万人いるようなトップインフルエンサーよりも、マイクロインフルエンサーが有効な状況を、LIDDELLは以下のように説明した。

「影響力」という観点で考えた時、消費者により影響を与えるのは必ずしも有名人ではないのです。
消費者は遠いところにいる自分からかけ離れたインフルエンサーではなく、少し上の人の意見に影響を受けているという調査結果もあります。
最近では「マイクロインフルエンサー」などと呼ばれていますが、単に人気者をアサインするよりもある特定のジャンルでのカリスマをキャスティングする方が成果は見えやすいです。

(引用元:SPIRIT|マイクロインフルエンサーキャスティング成功の秘訣

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インフルエンサーと企業を仲介する「SPIRIT」

・ インフルエンサーと企業を仲介する「SPIRIT」は、2015年に立ち上げられた。2017年6月までに850社に利用された実績があり、2万人ものインフルエンサーが登録していた。そのなかには、フォロワー数が数万人程度のマイクロインフルエンサーも多い。

・ 「SPIRIT」では、企業が商品紹介などの依頼を掲載し、それに対して複数のインフルエンサーが応募するという、公募形式が採用されている。これによって企業側には、インフルエンサーへの謝礼価格が低く抑えられるというメリットが発生する。また、応募するインフルエンサーは仕事への意気込みを書き添えて送るため、企業がインフルエンサーの熱意を判断する材料となる。

・ インフルエンサーのなかでもマイクロインフルエンサーは一般人であるため、企業が仕事を依頼する場合、その質が問題になる場合がある。「SPIRIT」においては、依頼が終了したあとに企業がインフルエンサーを5段階で評価できる機能が搭載されているため、ほかの企業もその評価を見て判断材料にできる。「SPIRIT」は登録しているインフルエンサーの水準を高く保つことに力を入れており、登録インフルエンサー数の上限を2万人に設定すると2017年8月に発表して以来、活動していなかったり評価が著しく低かったりするインフルエンサーに退会措置を講じている。

(参考)
NHK|マイクロ・インフルエンサーに企業が注目する理由
NHK|広告が変わる!? マイクロインフルエンサー最前線
ITmedia マーケティング|「マイクロインフルエンサー」のビッグな訴求力に注目せよ
SPIRIT|インフルエンサーマーケティングならSPIRIT
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PR TIMES|SPIRIT(スピリット)サービス向上のため、インフルエンサー会員数を制限。現在2万人の会員は1年以内に1万人限定サービスへと。優良なインフルエンサーのみで組織されたマッチングプラットフォームへ!
PR TIMES|「ソーシャルタレント」がデジタルマーケティングにおける新たな価値を創造する リッチインフォメーションスプレッドサービス「SPIRIT−スピリット−」開始