朝ベジ

朝ベジとは

・ 朝ベジとは、朝食に野菜を多く食べたり、野菜をメインにした朝食を食べたりすること。朝ベジのメニュー例としては、たっぷりの野菜と果物、タンパク質(卵・豆・肉類など)を一皿に盛り付けたパワーサラダと呼ばれるものや、野菜をふんだんに入れたスープ、スムージーや野菜ジュースなどが挙げられる。

・ トレンドに関する調査・研究を行うトレンド総研が2016年8月に発表したレポートによると、朝ベジの流行はニューヨークから始まり、2016年に新たな朝食トレンドとして注目されるようになった。背景にあるのは、アメリカで近年浸透しているヘルシー志向。健康や美容にいい食事の一環として、朝食に野菜を取り入れる人が増えてきている。

野菜をはじめに食べる「ベジタブルファースト」という考えは、アメリカでも広まっており、朝一番で「ベジタブルファースト」を実践することで、急激な血糖値の上昇や食べ過ぎ防止にも繋がると言われています。そのため、美容やダイエットに関心が高く、ヘルシー志向の女性たちを中心に実践する人が増えつつあるようです。

(引用元:トレンド総研|「朝ベジ」に関するレポート

・ ニューヨークでの朝ベジの流行に伴い、日本でも朝ベジが注目されつつある。トレンド総研が2016年8月に20~40代女性628人に対して行った調査によると、朝ベジを試してみたいと回答した人は全体の90%。朝ベジの健康的なイメージに魅力を感じる人が多く(94%)、朝ベジが今後トレンドになりそうだと回答した人も86%いた。朝ベジへの関心の高まりがうかがえる結果となった。

・ 最近では、Instagram上でも朝ベジが注目されている。野菜を彩りよくふんだんに使ったサラダなどを撮影した写真はインスタジェニック(Instagramに投稿したとき見映えが良いこと)なうえ、朝ベジを実践していることを投稿すれば健康的な朝食にこだわっていることのアピールにもなる。そのためInstagramには、朝ベジにまつわるハッシュタグが付けられたものなど、朝ベジに関する投稿が数多くみられる。→Instagram|#朝ベジ

朝ベジが体に良いとされる理由

・ 厚生労働省は、健康増進のために望ましい野菜の摂取目標量(成人)は1日350g以上である、としている。しかし、現状ではその目標量に達しておらず、同省が2015年11月に実施した調査によれば、成人男女の野菜摂取量の平均値は293.6gであった。

・ また、野菜関連の飲料、食品、調味料を多数手がけるカゴメが、2016年7月に全国の成人男女1,082人を対象に実施した調査によると、1日あたりの野菜の摂取量が350gに到達していたのは全体のわずか4.2%。また、野菜摂取量が350gに満たない人のうち82%が、朝食での野菜摂取量が70g(※)未満であると回答していた(※朝食欠食者を含む。70gとは小皿や小鉢に盛られた野菜の1皿の目安量)。朝食に野菜を食べない人ほど、1日全体の野菜摂取量が少ない傾向にあることが明らかとなった。

・ 上記のようなデータを踏まえ、栄養に関する専門家などが野菜の摂取量を増やすことの必要性を盛んに説いている。特に、朝に野菜を多く摂取すること、つまり朝ベジを実践することには、より高い健康増進効果が期待される。このことについて、管理栄養士の麻生れいみ氏は、次のように解説している。

「忙しいからといって朝食を食べないと、私たちの体は低血糖の状態が長時間続くことになります。こうした空腹の状態が長く続いてしまうと、昼食を一気に食べ過ぎてしまうため、食べた後は血糖値が急激に上昇します。このような血糖値の急変は、糖尿病や心筋疾患を引き起こす原因にもつながります」(中略) 「野菜に含まれている食物繊維を朝からしっかり摂取することで、昼食の食べ過ぎを抑えることができ、昼食を食べたときの血糖値を下げる効果も期待できます」

(引用元:SankeiBiz|新トレンド「朝ベジ」で体づくり スープやスムージーで野菜を手軽に

・ ダイエットに効く食事法のひとつとして、巷ではベジタブルファースト(野菜から先に食べること。ベジファーストとも言う)が良いと言われているが、朝ベジはこの点においても効果を発揮する。通常、食事によって血糖値が上昇すると、体内ではインスリンが分泌される。インスリンは、血液中の糖を細胞に取り込むことによって血糖値を下げようと働くが、血糖値が急上昇して血液内に糖が増えすぎると、インスリンは余分な糖を脂肪として貯め込む働きもする。これが、血糖値の急上昇が肥満の原因であると言われるメカニズムである。

・ そこでベジタブルファーストを実践すると、血糖値の急上昇を防ぐことができるうえ、とりわけ朝にベジタブルファーストを実践することで1日を通して血糖値が上がりにくくなる。この仕組みについて、城西大学の金本郁男教授は次のように述べている。

ベジ・ファーストが効く理由は、「野菜の食物繊維が食物を胃から腸へ送り出すスピードを遅くし、同時に糖質を包み込んで、腸内での吸収スピードを抑える」(金本教授)から。 (中略) このベジ・ファーストが最も効果を発揮するのが朝だという。「朝に血糖値を上げにくい食事をすると、昼以降にとる次の食事でも血糖値が上がりにくくなる」と金本教授。

(引用元:日経ウーマンオンライン|朝食を変えるだけでダイエット効果が!

(参考) トレンド総研|「朝ベジ」に関するレポート 日刊ゲンダイDIGITAL|栄養士・麻生れいみさん 朝ベジ生活で野菜も肉もガッツリ SankeiBiz|新トレンド「朝ベジ」で体づくり スープやスムージーで野菜を手軽に 産経ニュース|「朝ベジ」で野菜不足解消 日経ウーマンオンライン|朝食を変えるだけでダイエット効果が! 日経ウーマンオンライン|朝ベジ・ファーストダイエットのポイント3 FYTTE|進行中の夏太りにストップ!1日の血糖値を安定させる朝ベジ習慣のすすめ Instagram|#朝ベジ All About|健康美人は始めてる!今年注目のパワーサラダって? KAGOME|8月31日は「野菜の日」 野菜摂取実態に関する意識調査 日本人の野菜不足の原因は「朝野菜不足」 「朝食」に野菜を摂っていない人は、1日の野菜全体の摂取量が少ないことが判明! 厚生労働省|平成27年国民健康・栄養調査結果の概要 STUDY HACKER|糖質スローオン

会社案内・運営事業

  • スタディーハッカー

    「STUDY SMART」をコンセプトに、学びをもっと合理的でクールなものにできるよう活動する教育ベンチャー。当サイトをはじめ、大学受験の予備校「学び舎東京」「烏丸学び舎」や、英語のパーソナルトレーニング「ENGLISH COMPANY」を運営。
    >> HPはこちら

  • 学び舎東京

    烏丸学び舎

    東京・京都に校舎を構える個別指導の予備校。勉強に過度な精神性をもちこまず、生徒1人1人に合理的な勉強方法を提示することで「東大・医大に合格できた!」「3ヵ月で偏差値が15上がった!」などの成果が続出。
    >> HP(東京校舎)はこちら
    >> HP(京都校舎)はこちら

  • english company

    就活や仕事で英語が必要な方に「わずか90日」という短期間で大幅な英語力アップを提供するサービス。プロのパーソナルトレーナーがマンツーマンで徹底サポートすることで「TOEIC900点突破」「TOEIC400点アップ」などの成果が続出。
    >> HPはこちら