むぎ(猫)とは

・ むぎ(猫)とは、猫の着ぐるみをまとったミュージシャン。いったんは永眠したが、「カイヌシ」が新しい身体を用意したことで、再びこの世に戻ってきたという設定。むぎ(猫)は木琴を演奏したり、歌ったり、人形劇をしたりといった様々なパフォーマンスで人気を博しており、2017年7月に開催されたフジロックフェスティバルに出演したことで、さらに知名度を上げた。

・ むぎ(猫)は沖縄県を中心に音楽活動を行っている。年間に30回ほどライブを開催しており、2017年6月にはファーストアルバム「天国かもしれない」を発売した。むぎ(猫)の楽曲は、音頭風やテクノ調、レゲエ調など幅広く、高い演奏技術や独特な視点で書かれた歌詞が評価されている。

・ 公式サイトにおいて、むぎ(猫)は以下のように紹介されている。

1997年7月東京生まれ。2002年沖縄に移り住み、2009年1月に永眠。5年間の天国暮らしの後、2014年3月にゆうさくちゃん(カイヌシ)による手作りの新しい身体を手に入れ、再びこの世に舞い戻った。
「天国帰りのネコ」として新しいニャン生(人生)を満喫し、ニンゲンの皆さんたちを楽しませるために歌い、踊り、楽器(主に木琴)を演奏する。

(引用元:むぎ(猫)|ABOUT ME

むぎ(猫)デビューの過程

・ むぎ(猫)の「専属マネージャー」として活動するのは、「カイヌシ」の米須雄作さん。米須さんは沖縄出身で、音楽大学へ進学する際に上京した。ホームシックになっていたときに、動物病院から猫を引き取り、つけた名前が「むぎ」。米須さんが埼玉、沖縄と引っ越したときにもむぎ(猫)は一緒で、12年間をともに過ごした。

・ 2009年にむぎ(猫)が亡くなってからの5年間、米須さんの寂しさは晴れず、夜に泣いていたという。ある日、オオカミ犬の着ぐるみをまとって足踏みオルガンを演奏する「ジョン(犬)」のライブを観に行ったところ、むぎ(猫)を「復活」させるヒントを得た。ジョン(犬)からもらったアドバイスをもとに、むぎ(猫)の「新しい身体」を作ったところ、「天国からむぎが戻ってきてくれた」のだと米須さんは話す。

・ むぎ(猫)が「復活」した当初は、沖縄の繁華街を散歩するだけだったものの、2014年にTwitterアカウントを立ち上げたことで、むぎ(猫)のファンが増えた。同年、猫関係のイベントへの出演を依頼されたことがきっかけで、米須さんが音楽大学で鍵盤打楽器を専攻していたことから、むぎ(猫)は木琴を演奏しはじめた。むぎ(猫)の手では打楽器しか扱えないという。

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むぎ(猫)がデビューしてから

・ 2009年にむぎ(猫)が亡くなってから、米須さんの実家ではむぎ(猫)の名前が呼ばれなくなっていき、それによって米須さんはむぎ(猫)の死を強く実感したと話す。しかし、2014年にむぎ(猫)が「復活」してミュージシャンとしてデビューしたことにより、むぎ(猫)の名前を多くの人が呼ぶようになった。「むぎちゃん」と呼ばれるのを耳にするたび、「むぎが生き返った」「むぎが現世に生きている」と米須さんは感じるという。

・ むぎ(猫)の楽曲については、「元気が出る」「優しい気持ちになれました」などの感想がインターネット上で寄せられている。自分のペットを思い出して涙ぐむ人もいる。米須さんによれば、むぎ(猫)は「せっかく生き返ったのだから、みんなを楽しませようとしている」ため、今後はテレビに出演するなどして全国に活動を広げていきたいと考える。地元メディア「沖縄タイムス」によるインタビューのなかで、むぎ(猫)は次のように語った。

ビジュアル的に子ども向けかな~と思われがちだけど、実はファンのほとんどは大人。ポップなメロディに、言葉遊びのある歌詞が受け入れられていると思う。今後も頑張っていくので、応援お願いします

(引用元:沖縄タイムス+|あのフジロックフェス出演の「むぎ(猫)」って、どんなアーティスト? 本人と飼い主さんに聞きました

(参考)
むぎ(猫)
Twitter|むぎ(猫)
琉球新報|天国帰りの猫 歌って踊って木琴たたく
沖縄タイムス+|あのフジロックフェス出演の「むぎ(猫)」って、どんなアーティスト? 本人と飼い主さんに聞きました
ねとらぼ|他界した猫が生き返って歌い踊る “天国帰りの猫”の音楽家「むぎ(猫)」は、異色なのに優しい
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