パワーワードとは

・ パワーワードとは、強いインパクトを持ち、見聞きした人に驚きや笑いをもたらす言葉。2017年頃からインターネット上で流行しはじめ、定着したスラングである。「○○というパワーワード」「パワーワードすぎる」というように使われ、ソーシャルメディアなどを介して驚きや笑いを共有する役割をもつ。

・ パワーワードという言葉は、webメディアでも使われはじめている。たとえば、総合週刊誌『週刊新潮』などを発行する新潮社が運営するニュースサイト「デイリー新潮」において、2017年6月9日、「天皇陛下の退位特例法の成立で『三種の神器は非課税』というパワーワード」と題する記事が公開された。記事中では、天皇陛下の退位を認める特例法に織り込まれる予定の「『三種の神器』は贈与税を非課税」という規定が、パワーワードとしてインターネット上で話題になっている様子が紹介されている。

驚きをもたらすパワーワード

・ パワーワードという表現は、TwitterをはじめとしたSNS上で頻繁に用いられ、多くの言葉がパワーワードとして紹介されている。たとえば、ある女性は、「誕生日だからと言って、特別におめでとう、と言う必要を感じない」という夫の発言をパワーワードとしてTwitter上で紹介し、強い驚きと悲しみを感じたと話した。また、別の人は、自身がTwitter上で目にした「小学生のとき暇さえあれば国語辞典読んでた」という発言を取り上げ、驚きと尊敬を交えながら「国語辞典読む」をパワーワードと称した。

・ また、コンピュータゲームやアニメに関しても、パワーワードという表現が使われることが多い。6月14日、文学史に名を残す文豪たちの魂を呼び出して仲間にするシミュレーションゲーム「文豪とアルケミスト」において、夏目漱石を仲間にできる期間限定イベントが開催され、その広告用画像に掲載された「夏目漱石プレゼント!」という文言に注目し、かつて千円札に肖像が掲載された有名な文豪である夏目漱石を「プレゼント」するという表現をパワーワードだとみなす人が複数いた。

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笑いを誘うパワーワード

・ 6月14日には、同日朝に放送された情報番組『めざましテレビ』において、好きなものは何かと問われた5歳の少女が、「草刈正雄とプリキュア」と答えたことが話題を呼んだ。2016年に放送されたNHKの大河ドラマ『真田丸』に出演した俳優の草刈正雄氏と、少女たちが活躍する人気アニメシリーズ『プリキュア』を同列に挙げたこの発言は、多くのTwitterユーザーによってパワーワードだと称された。

・ また、ある男性は、心配性だという自身の妻に対して「もう心配やめ!心配停止!」と発言したと語り、「心配停止」を自作のパワーワードとしてTwitter上で紹介した。また、別の男性は、ボードゲーム形式の人気コンピュータゲームシリーズ「桃太郎電鉄」で遊びすぎたことから妻との関係が悪化し、離婚に至りそうになったとして、「桃鉄離婚」という言葉を使った。この「桃鉄離婚」は、別のユーザーによって「パワーワード」と称された。

(参考)
デイリー新潮|天皇陛下の退位特例法の成立で「三種の神器は非課税」というパワーワード
Twitter|パワーワード
DMM GAMES|アプリ版リリース記念「夏目漱石を転生させよ」