「忖度御膳」とは

・ 「忖度御膳」とは、ファミリーマートが発売する、2017年の流行語「忖度」(そんたく)をテーマにした弁当。Twitter上でファミリーマート公式アカウントが、流行語である「忖度」と「けものフレンズ」のどちらを商品化するべきかアンケートをとった結果として生まれた商品であることから話題になり、インターネット上で注目されている。

・ 「忖度」とは、他者の気持ちを推察することを意味する。政治スキャンダルに関する報道で使われ、2017年「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補として選ばれた30語のうちのひとつだ。「ユーキャン新語・流行語大賞」は、出版社の自由国民社が主催する毎年恒例の企画で、「軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語」が選ばれる。12月1日の大賞発表に合わせ、同日に全国(沖縄を除く)のファミリーマート・サークルK・サンクスで「忖度御膳」が発売される予定。価格は税込798円。店頭での予約は11月21日に始まった。

・ 「忖度御膳」は、金目鯛やノドグロ(魚)といった高級食材が使われているのが特徴。「この案件、うまくいくとめでたいです。金を目当てにするほど腹黒くはありませんが、マメにお会いして、沢山お話をさせていただきたいです。(ゴマすり)最後にこの想いを香の物に込めました。(そんたくあん)」というメッセージに語呂合わせされた、あんかけ・野菜のうま煮・金目鯛・金峰米・ノドグロ・枝豆・胡麻和え・たくあんの8品およびキノコご飯を封入。「職場、友人同士、家族でのコミュニケーションツールとして」味わうことが推奨されている。

忖度御膳発売の経緯

・ 2017年11月10日、ファミリーマート公式Twitterアカウントは「社内で話した結果、#流行語大賞 を取れそうな #忖度 と、#けものフレンズ のどちらかで商品化する事になりそうです」と投稿。「忖度」と、同じく流行語大賞の候補として選ばれた人気アニメ「けものフレンズ」のどちらを商品化してほしいか、Twitterユーザーにアンケートをとった。その結果、「忖度」が61,239票、「けものフレンズ」が28,528票を獲得。「忖度」の商品化が発表された。

・ しかし実際のところ、「忖度御膳」の企画はTwitter上の投票前に決定されていた。「ITmedia ビジネスオンライン」によると、「ユーザーの要望に応えて忖度を商品化」というストーリーをSNS上で展開することにより、注目の獲得が意図されていたそうだ。また「NewsWalker」の取材によれば、金目鯛やノドグロといった高級食材は、半年前から調達の動きが始まっていたという。

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「忖度御膳」をめぐる反応

・ 弁当としての「忖度御膳」について、Twitter上では「美味しそう」「コンビニ弁当にしては良さそう」などの好意的な評価が見られる一方、「見た目が地味」「どう見てもおばあちゃんが作った弁当」「高くて買えない」などの批判的なコメントも少なくない。また、すでに予約したと報告する人もいる。

・ 「忖度御膳」のコンセプトに関しては、「声出して笑ってしまった」「センスが無い」など、さまざまな評価が見られる。また、「忖度」という言葉に政治的な背景があることから、「怖いもの知らずっぷりに拍手を送りたい」「悪意しかない」といった感想を語る人もいる。

(参考)
ファミリーマート|忖度御膳
ファミリーマート|会社に、ご友人に、ご家庭に、“忖度(そんたく)”したい方はいらっしゃいませんか? 「忖度御膳」数量限定発売!
Twitter|ファミリーマート
Study Hacker|忖度
Study Hacker|ポスト真実
Yahoo!ニュース|ファミマが「忖度」商品化 その名も「忖度御膳」
ITmedia ビジネスオンライン|ファミマ、「忖度御膳」限定発売 Twitter企画好発進
Twitter|忖度御膳
NewsWalker|話題のツイッター企画、詳細発表!ファミマから「忖度御膳」発売