スペースXとは

・ スペースXとは、起業家として世界的に知られるイーロン・マスク氏がCEOを務める、民間の宇宙開発企業。2002年の設立以来、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を輸送したり、米軍の軍事衛星を打ち上げたりと、多くの実績を積んできた。公式サイトの説明によれば、2017年時点で5,000人以上の従業員を抱える。2018年2月7日、大型ロケット「Falcon Heavy」の発射に成功したことが世界中で注目され、「SpaceX」がTwitterのトレンドに入った。

・ 「Falcon Heavy」発射の様子は、スペースXおよびマスク氏のTwitterアカウントによって実況中継された。「Falcon Heavy」が発射される瞬間を撮影した写真は10万件以上の「いいね」を獲得し、同ロケットに乗り込んだ「Starman」(後述)の中継映像は330万回以上視聴されている。

スペースXの大型ロケット「Falcon Heavy」

・ スペースXの大型ロケット「Falcon Heavy」は、同社によると「世界で最もパワフルなロケット」だという。高度2,000km以下の地球低軌道への有効搭載量は63,800kgで、競合しているユナイテッド・ローンチ・アライアンス社の大型ロケット「Delta IV Heavy」の約3倍。「Falcon Heavy」の打ち上げ費用は、「Delta IV Heavy」と比べて3分の1とのこと。

・ 「Falcon Heavy」は2月7日(現地時間6日)、米国のケネディ宇宙センターにおいて試験的に発射された。内部には、マスク氏がCEOを務める自動車会社・テスラのスポーツカー「ロードスター」が搭載されている。プレスリリースによれば、「赤い惑星には赤いロードスター」を打ち上げるほうが面白くなるだろうとの発想に基づいた。このロードスターは、地球と火星のあいだにある太陽周回軌道に配置される予定。なお、ロードスターの運転席には、宇宙服を着た「Starman」と呼ばれる人形が座っており、その様子はリアルタイムで配信されている。

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スペースXの宇宙船「Dragon」

・ スペースXでは、宇宙船「Dragon」も活躍している。2012年、「Dragon」はISSに物資を補給して地球に帰還した、民間で初めての宇宙船となった。往路の有効搭載量は6,000kgで、復路はその半分。機体は使い捨てではなく、再利用できることが特徴だ。

・ 2017年8月、「Dragon」による12回目の物資補給が行われた。プレスリリースによると、ケネディ宇宙センターから打ち上げられ、およそ1カ月後にISSから帰還する予定だった。スペースXがTwitter上で発表したところによれば、「Dragon」は2018年1月にISSを出発し、大気圏に突入後、太平洋に着水した。

(参考)
SpaceX
Twitter|SpaceX
United Launch Alliance|Delta IV Heavy
ナショナルジオグラフィック日本版サイト|スペースXの最新ロケット、ここがスゴイ
TechCrunch Japan|〔アップデート〕SpaceXのFalcon Heavy、歴史的達成――サイド・ブースター地上回収も成功、Teslaからの写真公開
ITmedia ビジネスオンライン|ド派手な「火星探査」や「再利用ロケット」の裏でばく進するSpaceXのビジネス
AFPBB News|スペースX、米国家偵察局の衛星打ち上げに成功 同社初の軍事衛星
AFPBB News|スペースX初の再利用宇宙船「ドラゴン」、ISSに到着
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