「スーツに見える作業着」とは

・ 「スーツに見える作業着」とは、水まわりのメンテナンス事業を手がける株式会社オアシスソリューションの関連会社・株式会社オアシススタイルウェアが製造・販売する、スーツ型作業着「WORK WEAR SUIT(ワークウェアスーツ)」。同社によるとスーツ型作業着は世界で初めてであり、機能性とファッション性が両立しているという。「スーツに見える作業着」は2018年3月27日から公式サイト上で販売されている。Webメディア「ねとらぼ」による紹介記事「『スーツに見える作業着』が登場 人手不足にあえぐ清掃・設備・建設業界のイメージ改善を目指して」が翌28日に公開されると、独特のデザインが注目を浴び、記事はインターネット上で広く共有された。その結果、「清掃・設備・建設業界のイメージ改善」がTwitterのトレンドに入った。

・ 資料によると、「スーツに見える作業着」のラインナップは、テーラードジャケット・シャツ(ホワイト、ネイビー)・パンツ・マウンテンジャケット・ダウンジャケットの4種。色や形はカスタマイズできるという。男性用と女性用があり、女性用は4月下旬に発売される。

・ 「スーツに見える作業着」の特徴は、速乾性・ストレッチ性・防水性・汚れにくさなど。形状記憶のため型崩れしづらく、自宅で洗うこともできる。テーラードジャケットの袖は腕まくりしやすく、パンツのウエストにはゴムが入っているなど、「スーツに見える作業着」は着用時に作業しやすいことを意識してデザインされている。

「スーツに見える作業着」が製造された背景

・ 「スーツに見える作業着」が製造された背景には、清掃・設備・建設業界における人手不足の問題があるという。オアシススタイルウェアが依頼し、2018年3月上旬に清掃・設備・建設業界の総務・人事および就職・転職活動中の20~30代を対象に実施されたインターネット調査によると、当該業界の現場社員が着用する作業着について、回答者の約7割が「ネガティブなイメージを連想させる」と答えた。また、当該業界の総務・人事に対し、「機能性とデザイン性が両立されたスマートな作業着」を現場の社員が着たらどのような効果が得られるか尋ねたところ、「周囲の人たちからの印象が変わる」(49.0%)、「業界のイメージ回復に繋がる」(42.3%)などの回答が得られた。このような調査結果をふまえ、オアシススタイルウェアは「スーツに見える作業着」の普及を通し、業界のイメージアップや人手不足問題の解決に貢献していくとのこと。

・ 「スーツに見える作業着」の発案は、女性人事によるものだという。現場作業員から「この作業着のパンツで出勤するのが恥ずかしい」「今日はデートだから、作業着のまま帰らずに全身着替えて帰る」という意見をしばしば聞いていたのがきっかけだった。それを意識してか、「スーツに見える作業着」の資料には、「仕事終わりにそのまま出かけられる」というキャッチフレーズが使われている。

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「スーツに見える作業着」をめぐったTwitter上での反応

・ Twitter上には「スーツに見える作業着」をめぐって多くの意見が投稿されている。「自分みたいに、マンションへ訪問することの多いメンテナンス屋とか、電車移動を強いられる大都市部の現場管理なんかにピッタリかも」「作業着で電車乗って遠方まで移動しなくちゃいけないとき、人目が気になるからこっちの方がいい」など、一般的な作業着を着用して働いていると思われる人たちからは好意的な反応が目立つ。

・ 一方、「スーツに見える作業着」に対しては否定的な意見も少なくない。「汚れたスーツを着てるほうが汚れた作業服来てるよりよっぽどダサいし汚く見える」のように見た目に関する問題を指摘する人や、「改善する所そこじゃない」「労働環境そのものを改善しないとダメ」など、「業界のイメージ回復」を目指す手段としては不適当だと主張する人が見られる。

(参考)
株式会社オアシスライフスタイルグループ|オアシススタイルウェア
PR TIMES|女性が開発!“世界初”スーツ型作業着「ワークウェアスーツ」を発売!! 深刻な若者離れ、人材不足に悩む清掃・設備・建設業界を救う“進化系作業着”
ねとらぼ|「スーツに見える作業着」が登場 人手不足にあえぐ清掃・設備・建設業界のイメージ改善を目指して
Twitterトレンド速報|清掃・設備・建設業界のイメージ改善
Twitter|スーツに見える作業着