「#台湾加油」とは

・ 「#台湾加油」とは、2018年2月7日に発生した大地震に関して、台湾の人々を励ますために生まれたTwitterのハッシュタグ。一般のユーザーだけでなく多くの著名人も台湾における被害を案じるツイートを投稿しており、「#台湾加油」は同7日から8日にかけてTwitterのトレンドに入っている。

・ NHKの報道によると、台湾東部を震源とした地震の規模はマグニチュード6.4。東京大学地震研究所の古村孝志教授は、「震源が浅かったため震源に近い場所では、震度7に相当する激しい揺れに襲われた」と考えている。震源に近い花蓮市を中心に、建物が倒壊したり傾いたりしたなどの被害が報告されており、少なくとも2人が死亡、214人が負傷したという。

「#台湾加油」に寄せられたツイート

・ 「#台湾加油」には、台湾の人々を案じたり、募金などで金銭的援助をするべきだと提案したりするツイートが多く見られる。タレントの中川翔子氏は、「大好きな台湾の皆様が無事に過ごせますように 日本が大変な時に本当に助けていただいたこと 感謝しています 私達から出来ることもあるはず」とTwitter上に投稿。また、T.M.Revolutionとして音楽活動を行う西川貴教氏は「台湾の地震が心配です… 我担心台湾的地震…」と日本語および中国語で不安を表明した。さらに、首相官邸の公式アカウントは安倍晋三首相の名前で「台湾加油」と筆で書かれた書を公開した。

・ 上記のような多くのメッセージを目にし、台湾在住と思われる人たちからのメッセージも「#台湾加油」に投稿されるようになった。気遣いに感謝しつつ「寄付金を観光費として節約し、未来で、震災から再生した台湾の花蓮に来てください」「義援金よりも、花蓮が復興したら観光支援の方が意義あるかも」と、観光することによって被災地を支援してほしいと主張する意見が目立った。

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「#台湾加油」が流行している背景

・ 多くの日本人がソーシャルメディア上で台湾での地震被害に言及し、「#台湾加油」が流行している背景には、2011年3月に発生した東日本大震災に関連して、台湾が日本に多額の援助金を送ったことがある。地震発生直後の3月12日、台湾当局から1億台湾ドル(約2億7,000万円)の資金供与が表明された。同年9月時点では、官民合わせて約180億円もの義援金が集まっていた。

・ 台湾からの支援に感謝を伝えたいという意図から、デザイナーの木坂麻衣子氏を発起人とした「謝謝台湾計画」が2011年4月に生まれた。東日本大震災への義援金に感謝する広告を台湾の新聞に掲載しようと、ソーシャルメディア上で募金を呼びかけたところ、約6,000人から2,000万円以上が集まり、台湾の新聞2紙に広告を載せることができた。

(参考)
Twitter|#台湾加油
NHKニュース|台湾でM6.4の地震 2人死亡200人以上けが 邦人も2人負傷
ハフポスト|台湾地震で心配の声、続々 古坂大魔王「今こそ東日本大震災の恩を返す時」
Twitterトレンド速報|#台湾加油
公益財団法人日本台湾交流協会|台湾からの支援(東日本大震災)
エキサイトニュース|台湾の新聞・自由時報の会長に謁見/謝謝台湾計画の発起人
謝謝台湾計画