泊まれる本屋とは

・ 泊まれる本屋とは、株式会社アールストアが運営する、ベッドが本棚に囲まれた宿泊施設「BOOK AND BED TOKYO」。2015年に池袋本店がオープンし、2018年5月22日に5店舗目として新宿店(蔵書約2,400冊)がオープンする予定。英国の新聞『ガーディアン』に「本の虫にとっては天国」と紹介されたこともあり、泊まれる本屋は斬新なコンセプトによって国内外から注目されている。

・ アールストアの統計によると、2018年5月までの「BOOK AND BED TOKYO」池袋本店を利用した人は70%が女性。85%を20~30代が占める。また、利用目的別の統計としては、国内旅行者とインバウンドがともに33%、「都内近郊客」が29%。「お泊まり会」の場所として利用する客も多いという。

泊まれる本屋の特徴

・ 泊まれる本屋は、「最高な環境での良い寝心地は、ここにはありません」と断言する。代わりに提供するのは、「読書をしてたらいつの間にか夜中2時になってて、もうあとちょっとだけってまぶたが重くてたまんない中も読み続けてたら、いつの間にか寝てしまった」という体験だ。泊まれる本屋は、「好きなことをしてたら、うっかり寝ちゃった」という瞬間を「至福の体験」だとし、それを用意するホステルだという。「泊まれる本屋」をコンセプトとしているものの、本の販売は行っていない。

・ 泊まれる本屋には、ソファのあるラウンジ、オーブンや食器が用意されているスペース、ベッド、トイレ、シャワールームが1フロア内にある。ラウンジでは飲食ができ、リラックスしながら読書を楽しむことが可能だ。

・ 泊まれる本屋を利用する方法は、「デイタイム」と宿泊の2種類。デイタイムの場合、利用料金は1時間ごとに500円(税抜)で、ラウンジを使用可能。支払いは交通系ICかクレジットカードのみ。

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泊まれる本屋の本棚

・ 泊まれる本屋のベッドは、本棚と一体化しているものが多い。アールストアによれば「本棚の中に眠るような構造」だ。ベッドの種類は店舗ごとに異なり、新宿店にはサイズが小さい順に「SINGLE」(税抜5,300円~)「COMFORT SINGLE」(税抜5,800円~)「DOUBLE」(税抜10,000円~)「SUPERIOR ROOM」(税抜12,000円~)がある。支払いはクレジットカードのみ。ベッドの入り口にはカーテンがついており、ベッド内にも照明があるので、寝転がって本を読むこともできる。

・ 情報サイト「日経トレンディ」が2015年に池袋本店を取材したところによると、泊まれる本屋に置かれている本について「ユニークなセレクトもあったが、読書好きといわれる人ならたいていは読んだことがあるか、少なくても知ってはいると思われるような本もかなり多い」という印象を受けたという。アールストアによれば、泊まれる本屋に携わったメンバーは頻繁に読書をするわけではなかった。そこでイメージとして挙げられたのが「友達の家の本棚」。同社広報・力丸聡氏の話では、「友達の家に泊まりに行くと本棚はとても気になるし、そのまとまりのなさ、雑多なところがとても魅力的に思える」という。

本当に本が好きな人にとっての理想の本棚は、結局自宅の本棚(笑)。ここにはマニアックな本は少ないかもしれないが、読書にハマり過ぎていないスタッフが選んだ、カジュアルなセレクトの本がそろっている。本をあまり読まない人が読む喜びを知るスタートになるような場所になればいいと思う

(引用元:日経トレンディネット|【体験レポ】泊まれる本屋「ブックホステル」が狙うのは“本を読まない人”!?

(参考)
BOOK AND BED TOKYO
PR TIMES|「泊まれる本屋」が新宿に!5月22日「BOOK AND BED TOKYO」が、5店舗目となる新店舗をOPEN
日経トレンディネット|【体験レポ】泊まれる本屋「ブックホステル」が狙うのは“本を読まない人”!?
The Guardian|The Tokyo hotel where guests can curl up with 1,700 good books
BuzzFeed|東京1人旅に最適! 泊まれる本屋「BOOK AND BED」が最高すぎる理由