バンドルカードとは

・ バンドルカードとは、株式会社カンムが2016年から運営している、プリペイド式Visaカード。クレジットカードと異なり、あらかじめチャージしておいた金額の範囲内でしか使用できず、与信審査は不要。保護者の同意があれば、未成年も登録することができる。2018年4月17日、新サービス「『ポチっと』チャージ」の導入によって後払いも可能になったことが発表され、「今おかねがなくても、欲しいものを買える」として、バンドルカードはインターネット上で注目を浴びた。

・ 従来のバンドルカードを支払いに利用するには、あらかじめコンビニやネット銀行などを通して入金しておく必要があった。しかし、iOS/Android対応の専用アプリケーションで「『ポチっと』チャージ」を利用すると、2万円を上限として瞬時にチャージすることが可能。翌月末までに入金すれば、バンドルカードを後払いで利用できる。カンムは、「『ポチっと』チャージ」が利用されるシチュエーションの例として、「あの人をデートに誘いたい!」「明日友達の誕生日だった!」などを提示している。

バンドルカードの特徴

・ バンドルカードを利用するには、専用アプリケーションをインストールし、ユーザーID・パスワード・生年月日・電話番号を入力するだけでよい。すぐに「バーチャルカード」が発行され、インターネット決済に使えるようになる。実店舗における支払いでバンドルカードを使用したい場合は、「リアルカード」もしくは「バンドルカード リアル+」の発行手続きが必要だ。ただし、暗証番号の入力を求められる場合や、特定の店舗では、バンドルカードを使用することができない。

・ バンドルカードの年会費は無料で、有効期限は5年。ユーザー登録するのに年齢制限はないが、未成年の場合は保護者の同意が必要だ。また、バンドルカードの名義は、ユーザーの氏名ではなく、一律で「VANDLE USER」と決められている。

・ バンドルカードの専用アプリケーション内では、チャージおよび支払いの履歴を確認することができ、使いすぎの防止などに役立つ。また、バンドルカードを利用するたびにプッシュ通知が送られるため、他人に不正利用されても気づくことが可能だ。

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バンドルカードのユーザー

・ 2017年11月、カンムはバンドルカードの利用状況を発表した。専用アプリケーションの累計インストール回数は約25万回で、ユーザーのうち60.7%が10代、23.1%が20代だった。男女比については、男性が54%、女性が46%。チャージ手段としては、年代が下がるほどコンビニ(10代で83%)が、年代が上がるほどビットコイン(60代で50%)が多く使われる傾向がみられた(※2018年4月18日現在、ビットコインによるチャージは不可能)。

・ カンムは、2016年にバンドルカードの運営を開始した時点で、「クレジットカードを持てない高校生、クレジットカードに抵抗のある大学生」をメインターゲットとして想定していた。インターネット上で買い物をする際に保護者のクレジットカードを借りたり、代金引換やコンビニ決済を利用して余分な手数料を払ったりしている人に対し、「アプリをインストールしたらすぐにカード番号が割り振られ、チャージしたらすぐに使える、という体験」を提供したいのだという。

・ カンム代表取締役社長である八巻渉氏は2017年、近年はカード決済が普及しているにもかかわらず、国内ではクレジットカードを持てない人が数千万人いる、と自身のブログ上で指摘した。クレジットカード決済でしか購入できない商品が増えている状況下で、年齢制限などの「自分ではどうすることもできない理由」によってクレジットカードを持てないのは「フェアじゃない」と考えたという。八巻氏がバンドルカードを運営しているのは、上記のような層もカード決済を利用できるようにするためだ。同氏は今後、現金を持たない「キャッシュレス化」が進行し、様々な状況で少額決済が広まって「そこに対応した誰もが持てる決済手段のニーズが飛躍的に高まる」と予想した。

(参考)
VANDLE CARD
株式会社カンム|カンム、自社カード『Vandle』をVisaプリペイドカードとして発行予定
PR TIMES|若年層を中心に25万ダウンロード突破!最速1分で作れるVisaカード「バンドルカード」、発行開始後1年間のユーザーの利用状況を発表。
PR TIMES|今おかねがなくても、欲しいものを買える!「バンドルカード」が、先に買って後で支払える「『ポチっと』チャージ」を開始。
Finance Startups|バンドルカードの描く未来について