YouTuber Academyとは

・ YouTuber Academyとは、YouTuberになるための技術や知識を教える、小学生向けの講座。FULMA株式会社が運営している。YouTuber Academyは2017年3月に開講し、同年夏頃より『金曜イチから』『ヒルナンデス!』など複数の情報番組で紹介され、新たな習い事として保護者たちに注目されている。

・ YouTuberとは、動画を作成し、YouTube上に投稿することによって収入を得ている人。「YouTube パートナー プログラム」に登録して審査に合格すると、自身が投稿した動画にGoogleが提供する広告を表示することができ、動画視聴者が広告を見たりクリックしたりすることによって収入が発生する。職業情報サイト「Career Garden」によれば、1万円の広告収入を得るには、動画が約10万回再生される必要があるという。また、特定の企業と提携して、動画内で企業の商品を紹介することなどの手段で、企業から報酬をもらうという手段もある。

YouTuber Academyの内容

・ YouTuber Academyは主に千葉県内で、小学1年生~6年生を対象に開講されている。定員は12名、2時間で3240円(税込)。視聴者に自身を認知してもらいやすくするテクニックを学ぶ「自分らしさを伝えるには!?」や、動画の視聴者層を考慮して内容を工夫する「伝える相手を狙い撃ち!?」など、YouTuber Academyでフォーカスされる内容は毎回異なる。

・ YouTuber Academyの講座に共通しているのが、まず「リテラシークイズ」によってインターネットのルールを学ぶことである。「もし動画で自分の住所を言ってしまったら?」「投稿した動画は何年残るのかな?」などの質問を通して、自分の身を守る知識を教えるという。また、講座内では参加した子どもたちが実際に動画を撮影・編集し、YouTube上に投稿する。最後に鑑賞会を開き、保護者たちに作品を見てもらう。これには、以下のような教育効果が期待できる。

子どもたちにとって、自分が表現したものを「見られ、認められ、褒められる経験」は大きな自信につながります。さらに、自らの動画を見ることで得られる「自分を見る経験」は、自己を客観視するという他にはない機会となります。

(引用元:YouTuber Academy|伝える相手を狙い撃ち!?

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YouTuber Academy開講の背景

・ YouTuber Academyが開講し、注目を浴びた背景には、職業としてのYouTuberの人気が高まっていることがある。日本ファイナンシャル・プランニング協会が2016年に開催した「小学生『夢をかなえる』作文コンクール」に応募した男子のなかで「ユーチューバー」になることを希望した人は14番目に多かった。また、ソニー生命保険が2017年3月、全国の中高生を対象にインターネット上で行った調査において、男子中学生の「将来なりたい職業」として「YouTuberなどの動画投稿者」は3番目に多かった。

・ また、大人気の男子小学生YouTuber・がっちゃんの活躍も、YouTuber Academyのような講座の需要を高めているといえる。がっちゃんは、YouTubeの専用チャンネル「がっちゃんねる★TheGacchannel」内の動画に出演し、プラレールやトミカといったおもちゃを紹介する。動画の作成やSNSの運営などは両親が行っている。小学生ながらYouTuberとして活動するがっちゃんは、同年代の子どもを中心に人気を博しており、子ども向けバラエティ番組『おはスタ』にゲストとして出演したほどである。

(参考)
YouTuber Academy
Facebook|YouTuber Academy by FULMA
FULMA株式会社|新着情報
YouTube|YouTube パートナー プログラムについて
キャリコネニュース|小学生向け「YouTuber教育プログラム」にネット震撼 リアクションの取り方やサムネイルの作り方を学ぶ
J-CASTニュース|日本初、小学生向け「YouTuber」養成講座 「習い事」の新定番になるかも?
コトバンク|ユーチューバー
Career Garden|ユーチューバー
日本FP協会|小学生の「将来なりたい職業」集計結果
ソニー生命保険株式会社|中高生が思い描く将来についての意識調査2017
Pouch|6歳のカリスマYouTuber「がっちゃん」って知ってる? 世のチビッコ男子たちからの絶大な人気を誇る彼…TVより影響力あるかもよ!?
テレビ東京|おはスタ