「受講生が多忙なときにこそ、目標を見失わせない」ITエンジニアとトレーナーが歩んだ英語学習の軌跡
「仕事で必要な英語力を、もっと効率よく身につけたい」
「会社の海外研修、参加してみたい」
仕事で英語が必要な環境にいる場合、そう思う方はきっと多いはず。IT系企業に勤める永塚勇斗さんも、そんなニーズをもっていました。
以前オンライン英会話で英語力の伸びを実感できなかった永塚さんは、英語学習を避けてきたのだそう。しかし仕事で英語力が求められる場面が増え、英語学習を再開。そして職場の海外トレーニー制度に興味をもち、海外での仕事にチャレンジするためにも英語力を磨こうと決意しました。
そんな永塚さんが選んだのは、英語パーソナルジム「StudyHacker ENGLISH COMPANY」。6か月間、高密度の英語トレーニングで英語力を鍛えてきました。
そして受講開始から3か月後には、TOEIC®︎695点→875点のスコアアップを実現。ミーティングでの英語の聞き取りが円滑になったと述べています。
【受講前】
【受講後】
永塚さんは自身の弱点の克服や目標に合ったプログラムのおかげで、迷いなく英語学習できたことが飛躍につながったと語ります。
この6か月間で、どのようなトレーニングが行なわれたのでしょうか。永塚さんと担当の幸(ゆき)トレーナーに尋ねてみましょう。
\永塚さんを成功に導いたメソッドを体験してみませんか?/
「実務での英語力向上」と「海外トレーニー制度に挑戦」が英語学習再開のきっかけ
——まずは自己紹介をお願いします。
永塚さん:IT系企業のシステムエンジニアとして、さまざまな業種のお客様に対してシステムをつくって提供する仕事をしています。
現在、相対しているITベンダーが海外の方ということもあり、最近少しずつ英語で会議をしたりメールをしたりするようになりました。そこで英語力の必要性を感じるようになったのが学習再開のきっかけです。じつは今日も1時間前まで海外の方とオンラインミーティングをしていたんですよ。
海外のサービスを使うとなると、海外のサービスをつくるベンダーとのやりとりが必要になってきます。今後はこれまで以上に英語を使う機会が多くなると感じています。海外の事業拡大という中長期的な会社の目標もあり、私も一翼を担えたらという思いもありました。
ほかにも社会人リーグでアイスホッケーをしていまして、英語が堪能なチームメイトがたくさんいるんです。海外に行ったときに英語をペラペラ話しているのを見て、かっこいいなと思っていました。海外の人たちと仲よくなっているのを見るたびに、自分も英語でコミュニケーションできるようになりたいと思っていました。
機械翻訳に頼ることもできますが、自分の言葉で相手に伝えられるほうが、やっぱり人間同士仲よくなりやすいと思うんです。どんなにAIや機械翻訳の技術が進んでも、直接自分の言葉で伝えるほど不可欠なコミュニケーションの手段はないと思っています。
——ほかにも、お勤め先で実施している海外トレーニー制度に挑戦するための英語力を身につけたいとのニーズもあったそうですね。
永塚さん:はい。勤務先には海外トレーニー制度があり、以前から興味をもっていました。応募資格としてはTOEICスコアが必須で、オンラインでの英語面接もあります。それに、受け入れ先で英語が使えないと活躍できないため、仕事上の学びをきちんと得るためにも総合的な英語力を上げなければと思っていました。
体験授業でやるべきことが見えた
——ENGLISH COMPANY受講前はどのような英語学習を行なっていましたか?
永塚さん:2021年9月までオンライン英会話をやっていました。半年くらいやっていたものの、あまり効果がなく……。それ以降は全然英語に触れていませんでした。
オンライン英会話は、英会話のハードルを下げるのにはいいかもしれません。ただ、教科書の内容を先生と一緒に読んで、書いてある質問に対し意見を述べるということの繰り返しで、個人的には実際の会話には活用しづらかったです。
そこで日本人の「英語学習のプロ」が集うENGLISH COMPANYでお世話になることに決めました。日本人同士のほうが英語に関する質問や細かい確認をよりクリアに伝えられるためです。外国人講師だとどうしても私の求めていたものと異なる答えが返ってくることがありましたし、それを伝えるのも簡単ではないので、きちんと英語力を上げるには日本人講師の方のほうがいいのではと思いました。
——ENGLISH COMPANYで魅力を感じたのは、どんなところですか?
永塚さん:自分の英語力に足りないものを補強していけば短時間でも力がつくというのがわかったことです。体験授業の際に、最初は何も聞き取れなかった英文が「チャンクリーディング」でだいぶ聞き取れるようになったのには驚きました。
※チャンクリーディング:意味のかたまりであるチャンクごとに、英文を文頭から理解していくトレーニング
体験授業後に、いまの自分の英語力における立ち位置がわかる「英語力フェーズ診断シート」をいただいたんです。自分のフェーズが思ったより低くてショックでした……(苦笑)。それでも、自分の弱点ややるべきトレーニングが明確になったのがよかったですね。この弱点を克服すれば英語力が大きく伸びると前向きにとらえることができたと思います。
ENGLISH COMPANYの場合、3か月で週2回通われている方が多いと聞きましたが、私は6か月、週1回で受講することにしました。短期間で集中するより、少し余裕を持って受講するほうが、私の仕事のペースにも合っていたためです。
90日コースの2倍の成果を出すことを意識
——180日間・週1回コースでは、一般的な90日間・週2回コースの受講生とアプローチが異なると思います。トレーナーとしてどのようなことを意識しましたか?
幸トレーナー:6か月あるからといって時間がたっぷりあると思わせないことですね。むしろ180日なら、90日コースの2倍の成果を出していただくことを念頭においていました。6か月あるとなかだるみしそうですが、ペースを保ちながら完走できるよう配分しつつも決して妥協はしませんでした。すべては永塚さんの目標達成のためです。
永塚さん:幸トレーナーがいつもサポートしてくれたので全力で続けることができました。その結果、受講開始から3か月めの時点で180点もアップしましたし、いまでも学習は続いています。
——永塚さんのニーズを踏まえて、6か月を通して一番注力した点はなんですか?
幸トレーナー:「できないことを極限までにゼロにすること」です。具体的には、英会話で詰まる箇所をゼロにし気まずさをなくすこと。そして問題集のなかで聞けないもの、読めないものをゼロにすることです。そのために、いかに効率よく無駄な労力なしでやっていくかということを考えてプランニングしていきました。
仕事での英語力向上や英会話スキル向上というニーズは、多くの方がもたれているかと思います。しかし私の海外生活の経験上、こうしたレベルに到達するにはかなり高い英語力が求められます。永塚さんが海外トレーニー制度を経て将来的に海外で仕事をされることを見越したとき、やはり日本にいるいまのうちに最大限英語力を伸ばしていただきたいと思ったんです。
聞き取る力をつけるための「ディクテーション」と「オーバーラッピング」
——それでは永塚さんの最初の主な課題はなんだったのでしょうか。
幸トレーナー:「音声知覚」ですね。比較的長いスクリプトだと概要はつかめるのですが、一文一文細かく精査すると聞き取れていない箇所がかなり見受けられました。聞き取りやすい内容語(※)だけを拾い集め、想像力でなんとなく理解していることがわかったんです。特に聞き取れていない箇所は「音声変化」が起きているケースが多いことも判明しました。
※内容語:単語そのもので内容を示す言葉。名詞、動詞、形容詞、副詞などが該当
「音声変化」とは、ネイティブが発音しやすくするために音をつなげたり短くしたりすることで、私たちが学校で習ってきたような発音とは大きく異なります。たとえば「our」は、1単語だと「アゥワ」というような教科書通りの発音をしますが、通常は弱く短く「アー」と発音します。この音声変化は「弱形」と呼ばれ、主に人称代名詞や前置詞、be動詞で起こりやすい音声変化です。このような音の認識のずれを短文レベルで解消し、長文でも聞き取れるようにするのが最初の目標でした。
——そんな課題を克服すべく、どのようにアプローチしましたか?
幸トレーナー:はじめに音声変化の5つのルールと起きやすい条件を確認。次に「ディクテーション」と「オーバーラッピング」をしていただきました。
本来ディクテーションは聞き取った音を紙に書いていく作業です。ただ永塚さんの場合はスペリングは問題なかったため、聞き取った音をリピートする形式に変えました。リピートできなかった箇所は聞き取れない音として印をマーカーで引いて、なぜ聞き取れなかったのかを分析するようにしました。
聞き取れなかった主な理由は音声変化や単語の発音を誤って認識していたことなどでした。そこで正しい発音を丁寧に練習したうえで、「オーバーラッピング」をしていただきました。
※オーバーラッピング:流れてくる英語の音声に最初から最後までピッタリ重ねて発音していくトレーニング
オーバーラッピングで評価したのは流暢さではありません。ご自身でいかに正確にネイティブの発音が再現できているかです。マーカーが引かれた部分を、次に聞いたときに正確に聞き取れるようになるためです。
永塚さん:最初はマーキングの量がかなり多かったです(苦笑)。それでもトレーニングを進めるうちにだんだん減ってきましたね。実力がついてきたことが可視化されるので、励みになりました。
幸トレーナー:「できていますね」と漠然とほめるだけでは不十分です。できていることを目で見てわかるようにして、客観的な事実に基づいて具体的にほめることを意識しました。
「効率的な単語の覚え方」と「解答の根拠」でリーディング力を強化
——リーディングに関しては、どのようにアプローチしましたか?
幸トレーナー:まず演習問題で意味がわからなかった単語は暗記カードアプリに記録していただきました。単語帳の『キクタン600』『キクタン800』『キクタン990』に加えて、アプリに記録した単語を効率的な覚え方で学習するようお伝えしました。
その覚え方とは、まず50語程度を1セットとし、セット内の英単語の音声を聞いて、発音しながら日本語訳をチェック。次に、訳を見ない状態で単語を見て発音し、意味をすぐイメージできるか確認するというものです。この流れを繰り返し行ない、翌日には前日に学んだ単語をサッと復習したあと、新たなセットに取り組んでいただきます。
50語と聞くと多そうと感じるかもしれませんが、これは脳の記憶のメカニズムである「遅延効果」を狙うため。遅延効果とは、ある情報に出会ったあと、その情報にまた出会うまでの期間を長くすることで記憶に残りやすくする効果を指します。1セットごとの単語数を多くすることで、復習の間隔を空けて頭に残りやすくしているのです。
文法に関しては、文法問題集『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』の演習ですね。正しい解答の根拠をもって答えることができるかを毎回重点的にチェックしました。中盤になってくると、私の解説がなくても解答の根拠が説明できるようになってきましたね。
永塚さん:いままではなんとなく文法問題を解いているところがあったんですが、正しく理解できるようになると「倒置」など高校で習った文法項目が意外と英書に使われていることに気づきました。
文法が軽視されることもありますが、文法を正しく使えないと正確なコミュニケーションはできませんよね。ビジネスだとなおさらです。ハイレベルな英語力を求めるなら文法はナメてはいけないと思いました。
幸トレーナー:長文問題では「1設問1分以内の解答ペース・指示語が何を指しているか・解答の根拠の位置を明確にすること」を念頭において進めていただきました。特に「解答の根拠」は、長文読解においては主観や想像ではなく与えられた情報のなかだけで選択肢を選ばなければなりません。解答の根拠がずれていた場合、永塚さんの考えと解説との差を埋めるように意識しました。
永塚さん:与えられた情報を正確に理解するのはビジネスとして大前提ですよね。TOEICでは必ず根拠が示されているので、英語で論理的に解釈する勉強にもなりました。
「論理展開」と「流暢性」を重点的に鍛えるアウトプットトレーニング
——アウトプットに関しては、当初どのようなアプローチをしましたか?
幸トレーナー:文章の首尾一貫性がやや不足しており、わかりやすい論理展開で説明するスキルに伸びしろがありました。瞬発力も足りない状態でした。
そこでまず取り入れたのは、「Comparison & Why Game」。双方の立場から好きなほうを選び、その理由をすぐに答えていくトレーニングです。主張を根拠づけて説明していくスキルはビジネスでは必須。相手が納得できるような根拠を挙げて客観的に説得できるよう練習していただきました。
スピーキングの場合、「何を伝えるか」というアイデアを出す「概念化」が最初のステップです。スピーキング練習と聞くと、英会話やフレーズの丸暗記を想定する方も多いと思いますが、そもそもアイデアをスムーズに思いつくことができなければその後の発話まで時間がかかってしまいます。永塚さんには、まずはこの最初のステップの瞬発力と論理性を養っていただく必要がありました。
永塚さん:アイデアを思いつくって意外と難しいんですよね。また、理由を深堀りしながら論理を組み立てていくという考え方は、私の業務にも通じます。理由を深堀りして、システム障害の根本原因を突き止め、解決策を整理するというアプローチを業務でもとっていることを思い出しました。
幸トレーナー:ほかにも、制限時間を設けた「Describe the Situation」を行ないました。写真を見ながら、英語で説明するトレーニングです。
スピーキングの「概念化」の次のステップが、「思いついた内容をどう言葉にするか」という「言語化」。永塚さんの場合、この「言語化」のスピードに重きを置くようにしました。文法の力も並行して補っていたので、それを使える文法に変えていくイメージです。具体的には、45秒以内で5文以上話すことを目標として設定しました。海外で英語を使うならこれぐらいのスピードは必須です。目標を数値化することで、ある程度のプレッシャーに慣れていただくという狙いもありました。
加えて、分詞や関係代名詞などを使い後置修飾された英文を入れるようにお伝えし、それがスムーズに言えるようにしてくるという宿題も課しました。言えなかった箇所や詰まった表現は、暗記カードアプリに記録していただき、意識的にインプットしていただきましたね。
永塚さん:繰り返していくうちに、決められた時間内に話せるようになってきました。以前オンライン英会話をしていたときは、そこまでスピードは意識していなかったんですよ。伝わればいいという感覚でした。練習してみて、これまでのスピードではまったく通用しないことや、聞き手を意識して回りくどく話すよりも、短く端的に伝える重要性に気づかされました。
幸トレーナー:さらに、制限時間内にひたすら書き続ける「Quick Writing」というトレーニングをスピーキング版にアレンジしました。あるテーマについて1分ほどアイデアをまとめてから、決められた時間のあいだ、ひたすら英語で話し続けるというものです。テーマは身近な内容から時事問題、ビジネスに関わる話題までさまざまです。決められた時間内に話し続けることで、言語化のスピードをさらにブラッシュアップしていきました。
第二言語習得研究では、効率的な言語習得のバランスとして「大量のインプットと少量のアウトプット」が提唱されていますが、永塚さんの場合インプットは自力でできるようになっていきました。ですので、ふたりでのトレーニングセッションでは徐々にアウトプットにより時間を割くようにしました。自分でスピーキングの正確性や流暢性を評価するのは難しいですからね。
受講生の「目標」に寄り添うのが、トレーナーの使命
——日々の業務でお忙しいなか、一日の学習時間をどのように確保しましたか?
永塚さん:トータルで1時間から1時間半になるよう、スキマ時間を見つけながら勉強していました。食事中や通勤途中に、学習した内容の音源をリスニングしていました。これは現在も続いています。忙しかったですが、続けることは苦ではありませんでした。昨日より今日のほうが成長できたと常に前向きになれたんです。
スキマ時間の学習は、Webサービスの「ENGLISH COMPANY MOBILE」が特に役に立ちました。スマートフォンさえあれば、いつでもどこでもENGLISH COMPANYで行なったトレーニングができるのが便利ですね。英字新聞Nikkei AsiaとThe Japan Times Alphaが収録されているので、国内外の時事問題を把握できるのも魅力です。いままでは海外のニュースをほとんど見ていなかったんですが、視野を広げるきっかけにもなりました。
幸トレーナー:永塚さんの学習の習慣形成に関しては何も言うことはなかったです。スキマ時間も積極的に活用されていました。だからこそ、宿題の量も完成度も永塚さんにはきわめて高いレベルを求めていました。永塚さんなら、きちんとこなしてくれると思っていましたから(笑)。おかげで私も課題発見とそれを解決させるためだけに考える時間を使って、より濃いトレーニングを提供できたと思います。
永塚さん:幸トレーナーが私に「永塚さんなら、TOEICで満点が取れる」とおっしゃってくれたんです。そんな期待になんとしても応えたいという強い思いがありました。受講期間内に満点を取って卒業するという目標はあいにく叶わなかったので、これからの目標にとっておきます。できるだけ毎回受験しているので、今年中には絶対取りたいですね!
幸トレーナー:パーソナルトレーナーとして受講生の「気持ち」に寄り添うのは当然ですが、むしろ「目標」に寄り添うことこそが、私たちトレーナーの使命だと私は考えています。
たとえば受講生が多忙なときに、大変そうだから単純に宿題を減らすのは、「目標」に寄り添ったトレーナーとは言えないんじゃないかと思うんです。適切にアプローチすれば永塚さんの英語力は上がることを、どんなときでも信じないといけません。そしてそんな時にこそ、私たちトレーナーの力量が試されると思っています。
かつ、永塚さんが将来どうなりたいかを常に意識して、声がけの工夫や宿題の内容、効率的な目標達成の仕方に集中してプランニングしていました。感情に寄り添うのはもちろん、受講生の目標に常に寄り添うことを私たちは意識しています。
永塚さん:そんなふうに考えていらしたんですね! トレーニング中は、このような話をする機会がなかったので、新鮮に感じるとともに、なんだかすごく嬉しいです(照笑)。
875点で満足せず、もっと上を目指していく
——TOEICで875点を達成したときの、率直な気持ちをお聞かせください。
永塚さん:受験直後は、じつはあまり手応えがなかったんです。むしろできたと思わなくてもこんなに取れるようになったんだとびっくりしました。満点を狙いに行っている以上、次こそは絶対取りたいですね。いまもほぼ毎月受験しています。リーディングが時間内に余裕をもって解き終えるようになれば、かなり上がるんじゃないかと思っています。
最終日に、卒業後の長期的な宿題として多読におすすめの英書を教えていただきました。わからない単語は卒業してからも暗記カードのアプリに記録しています。読んでいるとわからない単語がどんどん増えてくるものですね。
幸トレーナー:お伝えした教材はそこまで難しいものではないのですが、仕事で日常的に使うとなるとやはり幅広い語彙力や表現力を養う必要があります。これも永塚さんの将来を見越してぜひ取り組んでいただきたいと思いました。
永塚さん:毎週日曜は、ずっと読んでいますね! せっかく効率的なやり方を教えていただきましたから、やめたらもったいないです。
幸トレーナー:海外トレーニー制度に参加している様子を常にイメージしていく必要がありますよね。現地では、もっとレベルの高い英文を理解していかなければなりませんから。海外に出る前に、ぜひ私が読んできた量を超えていただきたいです!
——点数以外で実感できた英語力の伸びについて、何かあれば教えてください。
永塚さん:受講前と比べて、ミーティングの内容が聞き取りやすくなりました。またメールを読む時間が以前よりも短くなりましたね。読む時間が短縮できたことで、ほかの仕事に割く時間を確保できるようになっています。これから受ける海外トレーニーの英語面接も緊張していますが同時にワクワクしています!
トレーナーのアドバイスをもとに、英語力をさらに磨いていく
——幸トレーナーから見て、永塚さんの最も成長を感じた点はどこでしょうか?
幸トレーナー:音声知覚ですね。ディクテーションで聞き取れなかった箇所のマーカーがほとんどつかなくなり、TOEIC Part 2がスラスラ聞き取れるようになっていました。あとは、聞き取ったうえで、文脈を正確に理解するスキルですね。最近のTOEICは難易度が高くなっていると言われていますが、文脈を正確に理解しないと正しい解答が選べなくなってきていると考えています。
たとえば、 “How many drinks should I buy for tomorrow’s meeting?” 「明日の会議で、いくつ飲み物を買いましょうか」という質問。この質問を聞かれたら、単純に数を答えるのが普通だろうと考えられますが、選択肢に数に相当する言葉がない場合があります。
代わりに “All the project members will be present for that.” 「プロジェクトのメンバーは全員出席します」のような答えが正解になることがあるのです。つまり、「全員ぶん買ってくる」という意図ですよね。 背景を共有している間柄では、このように間接的な返事をすることはよくあること。TOEICの問題が、だんだん日常のリアルな会話に近づいてきている証拠です。
ですから、永塚さんにTOEICで今後も意識していただきたいのは、解答の根拠。「なぜそう考えたのか」を意識して、ぜひレベルアップをしていただきたいですね! 日本にいるうちに、いかに英語力を伸ばしておくかが、海外トレーニー成功への「最短ルート」になります!
——最後に永塚さんから、ENGLISH COMPANYのおすすめポイントを教えてください。
永塚さん:きちんと自分の弱点を客観的に見て、明確にしてくれることですね。私の弱点に応じたプログラムで、どうやって勉強したらいいかまでアプローチしてくださったのがよかったです。トレーニング外でも、不明な点があればメッセージで連絡できるのも心強かったですね。
独学だと、モヤモヤしたまま英語学習が進んでいったと思います。幸さんはとても信頼できるトレーナーで、感謝しかありません! 今後もいただいたアドバイスのもと、さらに上の英語レベルを目指していきます!
***
永塚さんに対する幸トレーナーの高い期待値と、期待に応えようとした永塚さん。ふたりの熱い信頼関係が終始垣間見えるインタビューでした。満点取得と海外トレーニーの両方が成功するよう、今後もさらに上を目指していってください!
あなたも永塚さんに続きませんか? ENGLISH COMPANYでは、第二言語習得研究の知見に長けたプロトレーナーが、あなたの課題を診断。課題に合わせたトレーニングプログラムで、効率的な英語力アップをサポートします。
詳細は、ENGLISH COMPANY公式サイトをご覧ください。独学では気づかない、英語力アップの「最短ルート」が見つかるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。あなたの英語力をもう一段階上げるためのヒントが、ENGLISH COMPANYならすぐ見つかるはずです。
\永塚さんを成功に導いたメソッドを体験してみませんか?/