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英語学習には最短ルートがある。パーソナルトレーナーの道案内でTOEIC®は自己最高の940点にまで上昇。

ENGLISH COMPANYを受講した笹部雄介さん

話題の短期集中型英語パーソナルジム『StudyHacker ENGLISH COMPANY』。2015年の開校以来、高い専門性をもつ英語指導のプロフェッショナルが、言語習得の科学「第二言語習得研究」の知見に基づくトレーニングで、多くのビジネスパーソンの英語力をアップさせてきました。



今回は、90日のトレーニングを終えられた笹部雄介さんと担当の清水トレーナーにインタビューを行いました。ENGLISH COMPANYでのわずか90日間のトレーニングを経て、TOEIC®では自己最高の940点を取得された笹部さん。その成功の裏側を探ります。

ENGLISH COMPANYを受講した笹部雄介さんのスコアシート

英語学習が長続きしなかった

——トレーニングおつかれさまでした。TOEIC®も自己ベストとなる940点ということで、大変なハイスコアでしたね。おめでとうございます。本日はよろしくお願いいたします。

笹部さん:ありがとうございます。よろしくお願いします。

清水トレーナー:よろしくお願いします。

——笹部さんはどうして英語を学ぼうと思われたのですか?

笹部さん: 新卒で外資系企業に入社したのですが、留学生や帰国子女が多く、研修も全て英語で行われるなど英語が必須の環境で、かねてからもっと力をつけたいと思ってきました。また、転職を有利に進めたいとも考えました。

——これまでの英語学習について教えてください。

笹部さん:英会話を聞き流すCDや、「○日間で英語がペラペラに話せるようになる!」というような教材で学習したことがあります。でもこうしたものは学習方法が単調で、飽きっぽい私は長続きしませんでした。

オンライン英会話を受講したこともあります。ネイティブの英語に触れる良い機会でしたし、テーマも豊富だったので楽しんではいましたが、そのうちにモチベーションが下がってきて、結局やめてしまいました。何をしてもあまり長続きしてこなかったので、今回はコンテンツもさることながら、学習を継続するためのサポートを求めていました。

——ENGLISH COMPANYのことはどのようにお知りになったのですか?

笹部さん:まずインターネットでコーチング系スクールの存在を知り興味を持ちました。この形式ならサポートが充実していて、学習を続けられると思ったからです。次に各社のサイトで情報を集めました。その中でもENGLISH COMPANYは受講生インタビューの数が圧倒的に多いのが印象的でした。実際に通った人の生の声を知ることができ、参考になりました。今、自分がそのインタビューを受けていると思うと不思議な感じです。

——体験授業を受けられてみた感想をお聞かせいただけますか?

笹部さん:体験授業の始めと終わりに同じ英語の音声を聞き、最初は聞き取れなかったものが、最後は倍速でも聞き取れるようになっていたことに驚きました。短い時間でも効果を感じることができ、これなら力を伸ばせそうだと期待しました。

ENGLISH COMPANYの教室でテキストを開く笹部雄介さん

「チャンクリーディング」の自動化を目指した

——清水トレーナーにうかがいます。笹部さんの初回トレーニングの印象や、その際に発見された課題はどのようなものでしたか?

清水トレーナー:音声を聞き取る力に秀でている一方で、リーディングスピードに課題をお持ちでした。笹部さんは、一度最後まで文章に目を通してから訳し上げていく、「返り読み」という読み方をされていました。しかし、英文は英語の語順のまま理解しながら読み進めるほうが速いのは明らかです。そこで、英文を前から、意味のかたまり(=「チャンク」)ごとに理解していく「チャンクリーディング」に取り組んでいただきました。

笹部さん:実は自分では、リスニングの方に根強い苦手意識がありました。また、「返り読み」はそれまで意識したことが無く、課題だとは思ってもいませんでした。このように自力では知り得なかった点を指摘してもらえたので、やはりプロを頼って良かったと思いました。

清水トレーナー:リスニングでは、音は聞けていても文意の理解に時間がかかり、聞いているうちに追いつけなくなってしまうせいで苦手意識をお持ちだったのだと思います。この理解スピードを上げるためにも、英文を英語の語順のまま理解していくことを最重要目標としました。

——具体的にはどのようなアプローチをされたのでしょうか?

清水トレーナー:英文をチャンクごとにスラッシュで区切り、前から読み進める練習に取り組んでいただきました。笹部さんは基礎的な文法力が備わっていたため最初からある程度ご自身でチャンクを区切れましたし、すばやくチャンクを処理できるようになるのも早いように感じました。しかし、前置詞の理解については瞬発力が足りませんでした。そのため、「コアグラマー」というENGLISH COMPANYオリジナルの文法コンテンツを使用して、個々の前置詞のコアイメージを定着させ、瞬時に感覚で理解できるように促しました。

——コアイメージとは何でしょうか?

清水トレーナー:例えば前置詞の "on” を「 〜の上に」という定型的な日本語訳を当てて覚えた方も多いでしょう。"on the desk” で「机の上」です。しかし、「予定通り」という意味の "on schedule”はどうでしょう? このように、なんでも「上に」と訳せば良いというわけではありません。各単語には核(=「コア」)となるイメージがあり、それを様々な状況に投影しているだけなのです。"on” のコアイメージは「接触関係」です。上でも横でも、接触しているイメージなのです。このイメージを感覚で理解しておけば、あとは使われ方に応じてイメージを広げていけば良いのです。こうすれば理解のスピードは速くなりますし、個別に暗記する必要も減ります。

笹部さん:コアイメージは新鮮でした。一つずつ意味を覚えるよりもすんなりと入ってきましたし、理解してしまえば忘れません。「コアグラマー」ではその他の文法項目もコアイメージで学びましたが、特に助動詞が「気持ち」を表すものであるという視点は大変興味深いものでした。

清水トレーナー:コアイメージが定着したことで、チャンクリーディングも高速化しました。その後は文法書を用いて、「問題を解く+内容をイメージしながら音読する」というホームプログラムを毎日行っていただき、文法の補強と理解スピードの向上を同時に目指しました。まずは1セットを30問とし、10分以内に解く。解き終えたら答え合わせをし、内容を正しく理解できたら音読する、というフローです。制限時間を設けたのは、文法は高速で処理できなければ実際には役に立ちにくいものだからです。また、これに加えてトレーニングで扱ったスクリプトの音読も行っていただきました。音読の際は内容をイメージしながら取り組んでいただくことで、日本語を介さずに音・文字・意味イメージを一致させていくことを促しました。

笹部さん:音読に慣れてくると、スピードを意識するように言われました。時間を計り、1回目、2回目、3回目とより速く読めるようになることを目指しました。負荷がかかるトレーニングでしたが、このおかげでリーディングスピードは格段に速くなりました。

ENGLISH COMPANYを受講した笹部雄介さんの授業風景

特に「弱形」の聞き取りを強化した

——リスニングについてはどうでしたか?

清水トレーナー:最初から聞き取れる音は多いほうでしたが、名詞・動詞などの「内容語」から話を推測する傾向が強く、内容語同士をつなぐ前置詞、接続詞のような「機能語」と呼ばれる弱く短く発音される語への意識が低いようでした。「音声変化のルール」(=ネイティブが音をつなげたり落としたり、弱く短く発音したりする際のルール)でいう「弱形」の聞き取りが特に苦手でした。

——どのようにアプローチされましたか?

清水トレーナー:笹部さんの苦手な「弱形」を重点的に、ディクテーションとオーバーラッピングでネイティブの発音を再現する練習をしました。ディクテーションは聞いた音をそのまま書き取るトレーニングです。これによって、聞こえていない音を細かく発見します。その後に、オーバーラッピングと言って、音源と同時に英文を発音するトレーニングを行います。同時に発音することで、音の再現精度を上げることができます。自分で言える音は聞きやすくなりますから、リスニングの強化には実は発音することが重要なのです。

笹部さん:これまでの経験から、ネイティブが話すときに音が変わるのは何となく感じていましたが、明示的にルールとして学んだのは初めてでした。

清水トレーナー:ホームプログラムでは、まず音真似にフォーカスしてシャドーイングを行なっていただき、自力で音を再現する練習を積んでいただきました。再現精度が高くなったトレーニング中盤以降では音を意識しつつ意味をイメージしながら行うシャドーイングに取り掛かっていただきました。このステップを経て、リスニングでの理解力はぐんと伸びたように思います。

笹部さん:音読もシャドーイングも巷で良いとされている学習法ですから、見よう見まねでやってみたこともありました。でも正しい方法や目的はわからないままでしたから、効果は感じられませんでした。今回の経験から、やはりプロの指導のもとで行うのがベストだということがよくわかりました。

ENGLISH COMPANYを受講した笹部雄介さんの担当トレーナー・清水さん

アウトプットにも挑戦した

——アウトプットトレーニングも行ったとのことですが、内容を教えてください。

清水トレーナー:効果測定として解いていただくTOEIC®模試で安定して高得点が取れ、読み聞きの負荷が大きく減った様子が見えた頃に、アウトプットトレーニングを開始しました。

笹部さん:英語に対して少しずつ自信を持てるようになってきた頃でしたが、いざ話すとなると言いたいことが言えずに苦労しました。

清水トレーナー:実は、その「言いたいことが言えない」という感覚を味わっていただくことにアウトプットトレーニングの大きな狙いがありました。アウトプット時に、「どう言うんだっけ?」とか「他にどんな言い回しがあるんだろう」と感じると、次のインプット時にそうした情報に積極的に意識を向け、吸収できるようになるのです。すなわち、アウトプット時に「気づき」(=「Noticing」)を得ることで、インプットが効率化されていくこということです。

笹部さん:また、ビジネスの会話では、言いたいことをじっくり考えるために沈黙の時間を長くとるようなことはできません。そこで、とにかく言葉数を多く出しながら発言内容を考えることを学びました。最初は思うようにできませんでしたが、清水さんが上手くフォローしてくれたり、コツを教えてくれたりして、練習を重ねるうちに徐々にできるようになっていきました。

笹部雄介さんが受講したENGLISH COMPANYのスタジオ

自力で学習を継続できるようになった

——1日の学習時間はどれくらいでしたか? 

笹部さん:2時間くらいです。離職中で比較的余裕があったので、所定のホームプログラムをこなすことに加えて、自発的に問題を解いたり、単語を覚えたりすることもありました。また、このときに学習習慣を確立することができたので、清水さんから教えてもらった海外ドラマなどを教材にしてシャドーイングをしたりと、今でも毎日何かしらのトレーニングを続けています。英語学習には終わりがありませんから、今後も続けていきたいと思っています。

——それでは、90日間のトレーニングの感想を教えてください。

清水トレーナー:笹部さんはホームプログラムを毎回しっかりと仕上げて来てくださいました。そのおかげで、この90日間は、課題→アプローチ→解決のサイクルをどんどん回すことができました。トレーニング開始当初に大まかな学習プランニングをしたのですが、二人でその進捗を確認しつつ次の目標を見据えながら計画的に学習を進めることができました。最終的にはプラン通りにトレーニングを進めることができ、嬉しく思います。おつかれさまでした

笹部さん: 清水さんは私の学習フェーズや課題をこまめにシェアしてくれましたし、トレーニングの意図や効果的な方法をきちんと説明してくれましたので、納得しつつ安心して進めることができました。また成長に応じて負荷をかけるのが上手く、常にそのときに自分ができることの少し上を求められるので、学習にもいっそう意欲的になれました。おまけに私の飽きっぽいところを考慮して常に新しいコンテンツやトレーニングを導入してくれましたので、90日間とても楽しく学べました。清水さんにマンツーマンで指導してもらえて本当に良かったと思っています。

転職の面接ではスコアを褒められることがありましたし、「英語力を活かしてうちで働いてほしい」というお言葉もいただきました。英語を公用語とする企業にも内定をいただくなど、今年初めの公開テストで710点だった頃からは考えられない状況の変化を嬉しく思っています。

——それでは最後に、これから英語を学ぼうとお考えの方にアドバイスをお願いします。

笹部さん:以前の私のように、何が良いかわからず様々な教材やスクールに手を出している人も多いのではないでしょうか? そのような方にこそ、プロトレーナーが学習を総合的にサポートしてくれるENGLISH COMPANYのサービスが合っていると思います。

回り道せずに素晴らしい成果を出すことができ、大変満足しています。さらに、この90日間で正しい学習方法を習得し、学習習慣を身につけることができたのも大きな収穫でした。おかげで卒業後の今も自力で学習を継続できています。皆さんも一緒に頑張りましょう!

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実は新しい職場での初出勤を翌日に控えつつ、今回のインタビューに協力してくださった笹部さん。英語力をアップして転職を有利に進めたいという当初の希望を見事叶えたそのお姿は、とても生き生きとされていました。今後さらにご活躍されることでしょう。

ENGLISH COMPANYは、関東3スタジオ(神田、新宿、銀座)、関西3スタジオ(京都/四条烏丸、大阪/梅田、兵庫/神戸)にてご受講が可能です。(2022年12月現在)

STRAILは関東に2スタジオ(新宿、銀座)・関西は1スタジオ(大阪/梅田)にて展開しています。

ENGLISH COMPANY、STRAILともに完全オンラインでもご受講いただけます。人が集まる場所を避け自宅で本格的な学習をされたい方、スタジオが無い地域にお住まいの方は、是非お気軽にご相談くださいませ。



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