TOEIC®900点を60日で越えた勉強方法!1日約1時間で800点の壁を越えた理由
「英語はそれなりに得意だけど、もっとうまくなりたい!」
「TOEIC®900点の壁が越えられない……」
あなたには当てはまりますか?
英語初心者が上級者になるのは大変ですが、上級者がさらに力をつけるのも難しいものです。高橋勝利さんも、TOEIC®800点台で伸び悩んでいました。
そんな高橋さんは、英語のパーソナルコーチング「STRAIL」を受講。60日後、TOEIC®IPテストで940点をとりました。
高橋さんのコーチングを担当したのは、Riceコンサルタント。「重要な単語・文法が抜けている」「チャンクごとに理解できていない」などが課題だったそう。
高橋さんの課題を解決するため、Riceコンサルタントはどんなトレーニングを伝授したのでしょう? 高橋さんは、どうやって学習を継続できたのでしょうか?
ご本人たちに聞いてみましょう!
英文メールのやり取り、数か国での電話会議、海外出張……
——今回、どうして英語を学ぼうと思われたのですか?
高橋さん:職場で国際渉外担当になり、英語のブラッシュアップが必要でした。
国連関連の難解な文書の読解、海外出張、現地でのインタビュー、数か国との一斉電話会議や、英文メールのやり取りが頻繁なんです。英語力を上げ、仕事の効率と精度を高めたいと思って。
TOEIC®のスコアは800点台に留まっていて、どうにか900点を突破したいと考えていました。
——すでに英語力は高かったものの、さらなるレベルアップを目指されていたのですね。これまで英会話スクールなどに通われたことは?
高橋さん:英語学習にはかなり投資してきました。英会話スクールはもちろん、オンライン英会話や講師紹介サービスにも。
でも、何をしても伸びを実感できませんでした。英会話レッスンでは、先生から ”Very good!” とほめられて終わり、というような。
コーチング系スクールに通ったこともあります。毎日多くの時間を学習に費やすよう求められ、仕事との両立を難しく感じました。
——数々のスクールに通われたのですね。STRAILを受講した理由は?
高橋さん:仕事と学習を両立するには、学習生産性を高めることが必要だと気づいたからです。費用対効果も考慮しました。
あまり時間はとれないし、高すぎる学費は払いたくない。手とり足とり教えてもらう段階でもない。
さらなる英語力向上を目指し、課題を正確に発見してそれに合った学習方法を習得し、時短で成果を出したい。
こうした自分のニーズには、STRAILの「自習型コンサルティングサービス」が合っていると思いました。コンサルタントの専門性の高さも決め手です。
これまでの英会話スクールで伸びなかったのはなぜ?
——高橋さんは多くの英会話スクールに通ったものの、なかなか伸びを実感できなかったそうですね。
Riceコンサルタント:初心者や中級者は課題が多いため、取り組みの成果か出やすいんです。
一方で、上級者の課題はピンポイントになります。そのため、やみくもに取り組んでも、課題にヒットしにくいんです。
——初回のアセスメントでは、高橋さんの英語力をどう感じましたか?
Riceコンサルタント:重要な単語・文法に抜け漏れがあったり、自動化しきれていない箇所があったりして、理解に時間がかかってしまうことがありました。これが、リスニングとリーディングの両方に悪影響を及ぼしていたんです。
※自動化:意識しなくてもできる状態
リスニングに関しては、名詞や動詞などの「内容語」から話を推測する癖がついているのが課題でした。内容語どうしをつなぐ前置詞や接続詞といった「機能語」への意識が低かったですね。
それに、頭からチャンク(意味のかたまり)ごとに理解する聞き方が徹底できていませんでした。「単語は拾えるけれど、まとまった内容として入ってこない」とご本人もおっしゃっていましたね。
リーディングでも、チャンクごとに読む「チャンクリーディング」が徹底されていませんでした。単語・文法に抜け漏れがあるせいで文構造をつかめないときは、返り読みする傾向がありました。
※返り読み:文を最後まで読んでから訳し上げていくこと
——そうした課題に対し、どのようにアプローチしましたか?
Riceコンサルタント:単語や文法については「apple並み」を目指しました。appleという単語と同じくらい瞬時に把握できるようにしよう、ということです。
実際のビジネスでは、単語や文法について考え込む時間はありませんから。
高橋さん:本当に「apple」並みを目指したんです。
文法問題を、1日30〜40問解きましたね。おかげで、受験勉強で植えつけられた「文法は難しい」という意識を克服できました。
単語は通勤時間に学習しました。文法と単語にあらためて取り組んだことで、「英語の基礎体力」がついたと思います。
Riceコンサルタント:チャンクの感覚を正しくつかむために、サイトトランスレーションと音読もやりました。慣れてきた頃には、時間を計りながら。
苦手だった細かい音の「音声知覚」を強化するために、ディクテーションとオーバーラッピングも。それらを総合的に自分のなかに落とし込んでいただくため、シャドーイングをやりました。
——課題に適した、さまざまなトレーニングを行なったのですね。
STRAIL受講生の方々は、どうやってやり方を修得するのでしょうか? 自立学習が基本で、コンサルティングは週1回ですよね。
Riceコンサルタント:コンサルティングの際、具体的なポイントをお教えしています。もちろん、正しい方法でできているか必ずチェックし、アドバイスします。
トレーニングは、正しい方法でないと効果を発揮しませんからね。高橋さん自身、理解が曖昧なときは確認しながら進めてくださいました。
正しいトレーニングが身につくよう、専用の動画コンテンツも用意しています。受講生の方々が安心して学習できる環境なんです。
高橋さん:Riceコンサルタントは、トレーニングの目的や効果的なやり方を、科学的な裏づけとあわせて教えてくれました。おかげで納得しながら進められましたね。
「なぜ、この方法なのか」
——STRAILを受講して、何が印象的でしたか?
高橋さん:これまでやってきたいろいろな学習法がつながった、と思えました。
スラッシュリーディング、音読、シャドーイングなどを試したことはあったんです。でも自己流でしたし、「なぜこの方法なのか」という根拠を深く考えていませんでした。
Riceコンサルタントから科学的・理論的に教えてもらったことは、意義深いですね。
海外ドラマを観るのが趣味なんですが、字幕なしで理解できる部分が増えました。仕事では、読むのも書くのも速くなりました。
その場で会話を理解できるようになったので、録音して聞き返す手間がなくなりましたね。長い話でも集中力が途切れなくなり、聞いた内容を理解したうえで記憶に留められるようにもなりました。
Riceコンサルタント:「理解」を自動化できたからですね。そのぶん、脳のリソースを「記憶」に割きやすくなったんです。
高橋さん:スピーキングでも伸びを感じました。
主にTOEIC®の教材を使い大量のインプットをしたことで、ビジネスでよく使う言語知識を蓄えられたからだと思います。メールの書き出しや会議での言い回しなど、実際のビジネスで使える表現が多かったので、TOEIC®を素材にしてよかったですね。
知識が増えたことで、スムーズに発言できるようになりました。アウトプットが苦手だった本当の理由は、知識のインプット不足だったんです。
Riceコンサルタント:外国語を身につけるメカニズムを扱う「第二言語習得研究」という学問分野があります。第二言語習得研究では、インプットに必要な知識の一部が転化し、アウトプットに必要な知識に変わるとされています。
「英語力を上げよう」というとき、いきなり会話の練習を始める方もいますよね。ですが、まずは十分にインプットし、知識を蓄えることが優先なんです。
行動科学マネジメント®に基づいた習慣形成
——お仕事で忙しいなか、毎日どうやって学習されていたのでしょう?
高橋さん:平均で、1日1〜2時間くらい勉強していました。スキマ時間を使っていましたね。
朝はリーディング、駅までの徒歩10分でシャドーイング、通勤電車で単語。仕事のあと、来られるときはスタジオの自習スペースで文法問題集、帰りも歩きながらシャドーイング、と。
STRAILに通ったおかげで、このような学習習慣を確立できました。
Riceコンサルタント:STRAILのコンサルティングでは、行動科学マネジメント®に基づき、学習習慣を形成するためのご提案もしています。
第二言語習得研究に基づくプランニングと指導で、生徒さんの学習生産性を大きく向上させるだけではありません。「学習の習慣化」にも力を注いでいるのが、STRAILの特徴です。
英語力は一朝一夕に伸びないため、「続ける」ことを重視しています。
「場当たり的な学習」に決別!
——STRAILでの60日は、いかがでしたか?
高橋さん:これまでの「場当たり的な学習」と決別し、「筋の通った正しい学習方法」を身につけられました。そして学習習慣を確立でき、時短で成果を出せました。
私がこれまで経験してきた学習では、叶えきれなかったことです。STRAILに来た価値は、十分にあったと考えています。
Riceコンサルタント:高橋さんは、まっすぐ向き合ってくださる生徒さんでした。わからないことや不安を率直に伝えてくださったので、サポートしやすかったですし、おかげで英語力を素早く伸ばせました。
STRAILの効果を実感してくださったこと、嬉しく思います。
——スピーキング力のさらなる向上を目指し、現在は「ENGLISH COMPANY」を受講していますね。そちらはいかがでしょう?
高橋さん:「どう話すか」のための言い回しを学ぶより、「何を話すか」を素早く思いつくためのトレーニングを多くしています。受講してみて、これまでは「どう話すか」にばかりフォーカスしていたと気づきました。
「とっさに内容を思いついて発話する」ための練習を繰り返したことで、ネイティブとのスモールトークが楽になりました。エッセイでは、同じ時間で書ける量が倍になったんです。
今後のトレーニングも楽しみにしています。
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「費用対効果」と「学習生産性」を考えた結果、STRAILに行き着いた高橋さん。TOEIC®800点台で伸び悩んでいた状態から、一気に940点へと突き抜けました。
「それなりの英語力はあるつもりだけど、ここからどうすればいいんだろう?」というあなたの悩みも、STRAILのコンサルタントに伝えてみてください。
上級者だからこそ、残された「課題」は少ないもの。その課題をSTRAILで見つけ、ピンポイントで克服しましょう。
詳しい情報は、STRAIL公式サイトでご覧になれます。気になることがあれば、平日は21時、土日祝は19時まで電話での質問もOKです。