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60日でTOEIC935点! 受験英語のアセットを活かした、ビジネス英語の "磨き方"

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「あなたの英語力を90日で変える。英語のパーソナルジム 」StudyHacker ENGLISH COMPANY



今回は、90日のトレーニングの途中、わずか60日の段階でTOEIC935点というハイスコアを獲得した古川和憲さんと、担当の春山トレーナーに話を伺いました。古川さんには、超短期で900越えを果たした秘訣をお話いただきたいと思います!

ENGLISH COMPANYを受講した古川和憲さんのTOEICスコア。935点

わずか60日で900点突破の快挙!

——本日はよろしくお願いします。わずか60日、2ヶ月段階で935点は快挙ですね! おめでとうございます。

古川さん:ありがとうございます。よろしくお願いします。

春山トレーナー:よろしくお願いします。

——さっそくですが、古川さんが今回英語を勉強されたきっかけをお聞かせいただけますか?

古川さん:外資系のコンサルに転職がきまったことが直接のきっかけでした。もともと、英語が話せるようになれたらという憧れもありましたし、外国人に道を聞かれた時でも、ただ道を教えるだけではなくてもう少し情報を伝えられたらなとも思っていたんです。

——そうなんですね。それまでも英語を勉強されていたんですか?

古川さん:前職でTOEIC SW(Speaking & Writing)用の講習を受けたことがありました。それから、2013年くらいから1年に1回くらいふと英語が勉強したくなって、英会話学校のようなところに1ヶ月くらい通うというようなことをしていました……もちろんそれくらいでは出来るようになりませんでしたけどね(笑) 続かないということも課題のひとつでした。

ENGLISH COMPANYを受講した古川和憲さん

リーディングはスコア以上に「実力」が伸びた

——ENGLISH COMPANYに来られた時はどのくらいの英語力だったんですか?

古川さん:通い始める前にちょっとだけ勉強して受験したTOEICが785点でした。readingパートは425点とれていた一方で、listeningパートは360点台で、リスニングが苦手でした。

春山トレーナー:リスニングではわかる単語から内容を推測されているような部分が多くて、細かいところは想像しながら読むような感じでしたね。

古川さん:リーディングにしても、60日後のTOEICでは490点(495点満点)で、受ける前と比べると65点あがっただけなのですが、この65点はとても大きかったんです。というのも、はじめの425点の段階では設問を先に読んで内容を推測しておいたり、選択肢をヒントにしたりと、テクニック的な部分もありました。選択肢がなければ425点もとれていなかったと思うんですよね。60日後はそういったヒントに頼ることなく解いていました。

春山トレーナー:古川さんの場合は、外資系の企業に転職をして実際的に英語を使用する必要がありました。とりあえずテストの点が取れれば良いというわけではなかったので、本物の英語力を身につけていただくことを考えていたんです。仕事で使う英文メールには「選択肢のヒント」なんかありませんからね(笑)

テストの点を取るだけなら、テクニックが有効かもしれませんがそれは本質的ではありません。だから、「設問先読み禁止」のルールは当初から徹底して貰いました。

苦手だったリスニングは「発音練習」で克服

——苦手のリスニングに対してはどんなアプローチをしたんですか?

春山トレーナー:細かい音を聞き取るということが特に苦手でいらっしゃったので、Listening Hackerというアプリを活用しながら音声変化のルールを徹底的に身につけていただきました。

(編集部注:音声変化とは…ネイティブが英語を発音するときには、発音しやすくするために一部の音を読まなかったり、連結させたり、違う音として発音したりする。そのように英語の発音が標準的なものから変化してしまうことを「音声変化」と呼んでいる)

古川さん:音声変化なんて最初は全然知らなくて。Let it goがなぜ「レリゴー」になるのかなんて、まったく知らなかったんです。「れてぃごー」ならまだしもなんで「」になるの? なんて思っていましたね。音が変わるルールが具体的に学べたことは大きかったと思います。

春山トレーナー:ルールを理解してもらった上で、かなり集中的に練習をしていただきました。10日くらい「発音練習」ばかりやってもらって。聞けない音でもご自身で正しく発音できると、聞けるようになるんです。

古川さん:シャドーイングにもかなり力をいれました。駅まで歩きながらシャドーイングをしたり(笑)

春山トレーナー:すごく努力されていましたよね。音読、シャドーイングに関してはほぼモデル音声通りに発音できるようになっていて、それにつれてどんどん聞き取れる範囲が広がっていきました。

スキマ時間の活用のコツは「準備」にあり

——歩きながらシャドーイングですか……それは、すごいですね。

古川さん:頑張ったというより、スキマ時間の活用をしつこく言われてたんですよ(笑)

春山トレーナー:お仕事もお忙しそうだったので。うまくお時間を使っていただこうと(笑)

古川さん:駅までシャドーイング、昼休みに会社の周りを歩きながらシャドーイング、喫煙所で休憩中に文法、電車で単語など、探せば時間はあるものなんですよね。

春山トレーナー:スキマを上手く使うには、準備がたいせつで、たとえば重い文法書を持ち歩くのは大変なので、必要なページをスマホの写真に撮っておいていただいたり、音源はもちろんすべてスマホに入れておいていただいたり、出来るだけ勉強を始めるハードルを下げておくとちょっとした時間で始めやすくなるんですよ。「行動科学*1」という学問でも、始めやすくすることの重要性は言われています。

古川さん:やってるとだんだん上達も感じてきますからね。1ヶ月くらいトレーニングをした頃に、外国人に道を聞かれることがあって、その時に「日本人にしては英語が上手ですね!」と褒められたんですよ。あれはモチベーションがかなり上がりました。

楽しそうに語る古川和憲さんと耳を傾ける春山トレーナー

春山トレーナー:「スキマ時間でちょっとだけ、と思ってやり始めると意外と長い時間続けていた」みたいなことってありますよね。専門的には「作業興奮」と言ったりするのですが、練習時間の確保が能力向上につながり、能力向上がモチベーションアップに繋がるというルートができたんだと思います。

さらに、できることは好きで、好きなことはやりたくなるというのも、モチベーションの研究でわかっているんです。「有能感(capability)」といいます。

——それで935点がとれたということなんですね。スキマ時間、侮れませんね。900点を越えて、実際に変わったことってありますか?

古川さん:海外旅行に行った時に聞けるだけじゃなくて、こちらが思っていることがポンポンポンと出てくるんです。英語で。あれは新鮮な体験でしたね。それから、東南アジア系の方なんかは意外と好き勝手に、でも堂々と英語を話しているんだなということがよくわかりました(笑) ああいった態度も、日本人には必要かもしれません。やっぱり900を超えると変わることはたくさんありますよ。

日本人の英語学習には「技術」の視点が足りない

——3ヶ月のトレーニングを終えられて、印象的だったことはありますか? これから英語を学ばれる方へのメッセージなど。

古川さん:私はいわゆる「受験英語」の経験しかなくて、リーディングはできてもリスニングやスピーキングはとても苦手でした。でも、その弱点に合わせて、メニューをくんでいただいたおかげで効率良くスコア、実力をアップすることができました。私のように、「受験英語」を通じて知識はあるという方にはとても良いんじゃないかなと思います。

知識として知っていることを、自動的にでてくるようにトレーニングする。よく「自動化」と春山さんはおっしゃっていましたが、その「自動化」を促す効率的なトレーニングができたことは価値がありました。

——春山トレーナーはいかがでしょう。

春山トレーナー:日本人の英語学習者は、受験勉強などを通してせっかく手に入れた「知識」をうまく活用できていないということがよくあります。時には、学校や受験勉強で学んだことはすべてムダだという論調さえあります。でもそれはまったく的外れです。

ENGLISH COMPANYの春山トレーナー

知識はお持ちなのだから、適切に練習して、その知識を使う「技術」を身につけるだけで英語を自由に使えるようになるんですよ。

技術は「勉強」ではなくて、「練習」「トレーニング」で身につけるものですよね。だから私たちが提供するのは「トレーニング」であり、ENGLISH COMPANYは「英語のジム」なんです。

たとえば古川さんのようにリスニングが苦手とおっしゃる方は本当に多いんです。音を聞き取るというのは「技術」の典型です。そういった方にまずだいじなのは、「自分で言えるようにする」ということなんです。では、なにをどんな順番で、どうトレーニングすれば「言える」ようになるのか。ENGLISH COMPANYのパーソナルトレーナーは、個々に最適なメニューをご用意させていただければと思っています。

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英語のパーソナル「ジム」 ENGLISH COMPANY。英語のスクールが「ジム」を名乗るその理由がおわかりいただけたのではないでしょうか。ENGLISH COMPANYの運営会社である恵学社は、大学受験予備校からスタートし今もその運営を行っています。それは、日本人がどのように英語を学んできたのか、何を知っていて何がたりないのかを知っているということでもあります。もし「受験英語」を経験したことがあるのであれば、そのことは潜在的に大きな意味をもっているのです。

ENGLISH COMPANYは関東3スタジオ(神田、新宿、銀座)、関西3スタジオ(京都/四条烏丸、大阪/梅田、兵庫/神戸)で展開しています。(2022年12月現在)

完全オンラインでもトレーニングをご受講いただけます。人が集まる場所を避け自宅で本格的な学習をされたい方、スタジオが無い地域にお住まいの方は、是非お気軽にご相談くださいませ。



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