「あなたの英語力を90日で変える。英語のパーソナルジム 」StudyHacker ENGLISH COMPANY。
今回は、15年以上のブランクがありながら、3ヶ月間でTOEIC845点というハイスコアに到達した岸本顕吾さんと、トレーニングを担当した北森トレーナーに話を伺いました。

英語学習を始めたいけれど、長いブランクがあって不安だという方はたくさんいらっしゃると思います。また、お仕事でも責任あるポジションに立ち、なかなか時間もとりにくいという方もいらっしゃるでしょう。そんなみなさんの参考になるお話だと思います。

——15年のブランクを経て、TOEIC845点取得。すばらしいですね。特にリスニングパートは9割に達したとお聞きしています。本日は、3ヶ月間どのように過ごされたのかお話をお聞かせください。よろしくお願いします。

岸本さん:ありがとうございます。よろしくお願いします。

北森トレーナー:よろしくお願いします。

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——まず初めに、岸本さんが今回英語の学び直しを決意されたきっかけについて、教えていただけますか?

岸本さん:英語はずっとやらなくちゃいけないとは思っていたんです。毎年、正月には「今年は英語」という決意をするようなかんじでした。でもなかなか一人では続けるのが難しくて、サポートが欲しいと感じていたところENGLISH COMPANYのことを知って、「これなら」とスタートすることにしました。

——お仕事で英語を使われることもあるのですか?

岸本さん:そうですね。時々、シリコンバレーの企業とお話をしたり、視察をしたりする機会もあるのですが、英語が流暢に話せる他のメンバーが会話を担当するような形になってしまっていて。今後の仕事の幅を広げるためには英語くらいはできる必要があると強く感じていました。

その他には少しドキュメントを読むくらいで、日常的に使っていたわけではありません。

ですから、TOEICの得点をあげたいというよりも、ビジネスで使えるようにすることが目的でした。

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岸本さん

——では、それにあわせてトレーニングを進められたのですね。北森トレーナーがはじめてトレーニングを受け持たれたときには、どんな印象でしたか? 岸本さんの英語力について。

北森トレーナー:英文を読んだり聞いたりするときにいわゆる「訳読」をされてしまっておられて、そこが最初の課題でした。どうしても、英文を日本語に訳しながら理解しようとしてしまうんです。

岸本さん:そのせいでスピードは遅くなるし、長い文章になると内容を覚えていられなかったんですよね。受験勉強の形で英語を勉強したときに、日本語に訳すクセがついてしまっていたのだと思います。

北森トレーナー:そうですね。訳読してしまうという傾向は多くの方に見られます。それから、岸本さんの場合はブランクが長めなこともあって英単語の抜けも少なくありませんでしたし、英語の発音も子音に母音がついてしまっている「カタカナ英語」だったんです。でも、最後には訳読のクセも、単語量も、発音もすべて大きく改善していただいて。伸びのスピードがとても印象的でした。

——実際に、課題に対してどのようにアプローチされたのですか?

北森トレーナー:まず、「訳読」についてはENGLISH COMPANYのオリジナルのメソッドである『速読Reading』というトレーニングを行いました。これは、英語の文を頭から順番に読めるようにするためのトレーニングで、正に「脱・訳読」を叶えるのが目的なんです。

『速読Reading』とはとても大まかに言うと、意味のかたまりである「チャンク」ごとに英文を処理できるようにしていくトレーニングです。チャンクを見分ける力をつけ、それを瞬時に処理する能力を高め、一瞬で理解出来るかたまりの大きさ(=チャンクサイズ)を広げるトレーニングを行います。その後、その文をシャドーイングすることによって音声知覚と意味の処理がスムーズに行えるようにしていきます。

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速読Readingの様子

岸本さん:シャドーイングは毎日録音して北森トレーナーに送っていましたね。毎日続けることで、いつのまにかブレイクスルーが起きていました。英語のスピードについていけるようになってきた感じはありますね。

——単語についてはいかがですか?

岸本さん:単語3000語、単語帳にして3冊を3ヶ月で2周くらいこなしました。おおむねスムーズだったのですが、途中でうまくいかない部分があって、そのあたりは少し辛かったのを覚えています。前置詞を伴う熟語が苦手で……。

北森トレーナー:前置詞を日本語訳だけで覚えていらっしゃったので、前置詞をイメージでとらえていただくようにしました。ネイティブスピーカーが前置詞をどんな風にとらえているのか、その感覚がわかることで熟語の成り立ちがわかります。

岸本さん:そうですね。それでそこを切り抜けたあとは、難しい単語については比較的さっと通過できました。

——あとは、発音ですよね。これは苦手とする方も多いと思います。

北森トレーナー:カタカナ発音でも通じれば良いじゃないかという方もいらっしゃるのですが、「正しく発音する」ということは、実はむしろリスニングに効果を発揮するんです。

岸本さん:聞き取れなかった単語やフレーズでも、実際にモデルの真似をして発音してみるとなぜそんな音になるのかということがわかることがありましたね。音声変化のルール*を学べたことも大きいと思います。

(編集部註:音声変化のルール。ネイティブスピーカーが英語を発音するときには、発音をスムーズにするために、「単語同士をつなげる」「一部の音を脱落させる」「そもそも少し異なる音として発音する」などのことが一定のルールに基づいて起こる。教科書通りの読み方ではない、省エネのための発音法のようなもの)

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北森トレーナー

北森トレーナー:正しい音を知りそれを練習すると、発音もきれいになりますし、聞き取りやすくなるんです。こちらの練習についても、毎日LINEで音声を録音して送っていただきました。

——課題を着実にクリアして行かれたのですね。順調に伸びて行かれたのですか?

北森トレーナー:着実にこなしていただけるので、順調でした。あとは、仮定法だとか分詞構文といった高校文法の一部の処理にすこし時間がかかる傾向があったのでそれを自動化していきました。

——自動化とは?

北森トレーナー:文法などの知識は、「理解するだけ」とか、「問題が解けるだけ」では実際には使えませんよね。目指すのは自動的にぱっと理解できて使えるようにするということです。これを第二言語習得研究では「自動化(Automatization)」と言います。この自動化をすすめるためにパターンプラクティスという練習をしました。これは、簡単にいうと「型」の練習みたいなものですね。

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録音音声へのフィードバックも行われた。

——課題に応じて、適切なトレーニングを実施していくのですね。この3ヶ月を終えられて、ご感想をお聞かせいただけますか?

岸本さん:率直な感想としては、やっぱり始めるのに「勢い」がだいじだなと思います。やってよかったなと。英語なんて考えてても上手くなるわけがありませんからね。プロにマンツーマンでついてもらって、基礎の方法をきちんと学ぶことが結局早いと思います。

このサービスにトライすることを考えるときに、正直、ひとつのハードルにコストってあると思うんですよ。一括で50万円を支払うっていうのは小さくない投資です。ただ、「週に90分を2回、それを3ヶ月集中してやる」というのと、「実質1回30分〜40分程度で月に2万円くらいのものを、2年くらいかけてやる」というのは、トータルすると結局同じくらいのコストがかかるわけですし、経験則的にいうと集中的に取り組んだ方が効果が得やすいものです。ずっと通ってるけどできるようになってない、という人もたくさんいますよね。

それに、長い期間スケジュールを調整しつづけるのは、社会人にはかなり厳しい。3ヶ月くらいの限定ならなんとか時間のやりくりはできるはず。私くらいの、40代〜50代くらいの世代ってやっぱり忙しいし、期待されていることも大きいと思いますから、どうしても仕事優先になりがちです。あまり長期間のプログラムはきついんですよね。

いま、私の職場でも若い人には英語が得意だという人は少なくありません。一方で、上の世代には英語がネックになってしまう人が多い。これは、逆に言えばチャンスでもあると思うのです。40代〜50代の人たちは英語を身につけるだけで、武器をひとつ手に入れることになります。

この年齢まで仕事をしてくると、集中的に取り組んで一気に力がつく分野というものはなかなか残されていません。書類作りだとか、プレゼンの仕方だとか、たいていのことは若い内にできるようになっていますからね。

英語は、集中的に取り組むことで目に見える成果もでます。身につけたときの効果も大きいので、特に同年代の方には強くおすすめします。

北森トレーナー:岸本さんは、趣味でトライアスロンもされていらっしゃるのですが、そのトレーニングも含めて、きちんと時間を決めて習慣的に取り組んでくださいました。スキルや知識の吸収も目覚ましく、トレーナーとしても学ぶことの多い3ヶ月でした。TOEICのスコアという形でも結果がでて、本当にうれしく思っています。

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岸本さんは「英語ができないというだけで、評価されないミドルマネジメントはとてももったいない」そして、「行動と勢いで状況は変えることができる」とおっしゃいます。まさにその言葉通り、15年のブランクをわずかな期間で埋められた岸本さんに、日本のビジネスパーソンの底力のようなものを見せていただいた気がします。

ENGLISH COMPANYは言語習得の科学である「第二言語習得研究」の知見をベースに、パーソナルトレーナーが個別の学習戦略を組み立てます。

現在、東京6スタジオ(四谷・恵比寿・有楽町・品川・神田・新宿)、関西2スタジオ(四条烏丸・梅田)で展開しています。

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