StudyHacker発の英語パーソナルジムENGLISH COMPANY。2015年5月末のサービスリリース以来、たくさんの人が英語の実力を飛躍的に向上させてきました。

今回は、恵比寿スタジオで90日間のトレーニングをご受講いただいた前村嘉昭さんと、担当した久保トレーナーにおはなしを聞いてきました。前村さんは外資系企業でマーケティングをご担当、海外での会議に出席の機会が増えてきたものの、リスニングに課題をお感じになり受講を決められました。そんな前村さんも、ENGLISH COMPANYでの90日のトレーニングを経て、海外で「どこに留学していたのか」と聞かれるほどに英語が上達したそうです。90日の詳細を伺います。

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超多忙なビジネスパーソンだからこそ、学習にも効率を重視

——90日のトレーニング、おつかれさまでした。そして大幅な英語力アップおめでとうございます。本日はよろしくお願いします。

前村さん:ありがとうございます。

久保トレーナー:よろしくお願いします。

——早速ですが、今回英語を学ぼうと思われたきっかけや理由をお聞かせいただけますか?

前村さん:外資系企業でマーケティングを担当しているのですが、上司から「次のステップにいくためには英語力をもっと伸ばす必要がある」と言われていました。また、昨年から海外での会議にも出席させてもらえる機会が増え、日本のプレゼンスをさらに示すためにも、いち参加者ではなく積極的に会議をリードするために英語力のブラッシュアップが急務だと実感していたんです。

——それまでにも何かご自身で英語の学習に取り組まれていましたか?

前村さん:英会話学校に通ったり、空き時間にシャドーイングなどに取り組んでみたこともありました。ただ、時間の制約や、効率が悪かったのかなかなか伸ばせなかったんです。仕事との兼ね合いで、1日に3時間も4時間も割くことができる環境ではなかったので、自分にあった方法で効果的に学習に取り組みたいと考えていました。

久保トレーナー:ほんとうにお忙しそうでしたね。1日1時間くらいはなんとか確保いただきつつ、それでも効果を感じていただくために細かくトレーニング内容を検討していました。

前村さん:どれが自分にとってベストの方法なのかがわからないと非効率ですから、取り組むべきことや、正しい方法を示してもらえるのはとても助かりましたね。

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「自分にあった方法」とは?

久保トレーナー:自分にとってベストの方法がわかると、無駄を省くことができますからね。ENGLISH COMPANYでは、「第二言語習得研究」という学問に基づいてトレーニングのプランを考えるのですが、この学問は人が第二言語(外国語)を習得するプロセスを研究するものです。

みなさん「自分にあった方法」を探されていると思いますが、これは「自分はこの方法が好き」とか「いまこのスキルが必要」とかいう、好みやニーズによって決まるものではありません。その学習者が言語習得のプロセスにおいて「いまどの段階にいるか」によってほぼ決まるんです。「自分にあった方法」というのは「自分のいまの段階にあった方法」ということなんです。

例えば、「英語で会話がしたい」という“ニーズ”があるとします。その時に、では会話の練習をすれば良い、ということではないんです。

文法や単語の知識が欠けているという段階であれば、知識を埋めるところから始めるのが効果的だし、英語の音を聞き取れないならそのためのトレーニングを、音は聞けても意味処理が追いつかないならそのためのトレーニングを……と、その人のいまの段階にとって特に効果のあるトレーニングを選択して行うべきです。もっとも効果のでやすい方法を採ることで無駄を大幅に削ることが出来ます。

——好みやニーズではなく、段階に応じて取り組むべきことを選ぶべき、ということですね。それを学問的に判断するということですね。前村さんの場合に、最初に取り組んだことはどんなことですか?

前村さん:久保さんと相談し、ディクテーションを厚めに行いました。聞こえてきた音を書き取るトレーニングですね。

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久保トレーナー:英語を聞くときに、そもそも何をいっているのかわからない、単語が判別できないという状態がありますよね。ディクテーションはそういう時期の人に特に効果のあるトレーニングです。
週に2回、直接顔を合わせてトレーニングをする中で、課題を見つけていきます。正しく課題をつかむことができれば、それを解決するためのトレーニングメソッドをあてはめればいいんです。

前村さん:文字で見れば簡単に分かるようなものでも、音で聞くと分からないということがあったんです。中学レベルのものでも音になると聞けないこともありました。これまでは、そのことに対してどうアプローチすれば良いのかわからなかったんです。

久保トレーナー:ディクテーションのトレーニングを通して、音がつながったり、脱落したり、変形したりという「音声変化」のルールを学んでいただくことで、1ヶ月ほどで聞ける音はかなり増えましたね。

前村さん:そうですね。途中で海外出張があったのですが、その際には「わからない部分がわかる」という状態になりました。ぼんやりと聞き取れない状態から、クリアにこの音、この連結部分が聞き取れていないということを認識できる状態です。そこまで1ヶ月くらいでした。

久保トレーナー:一緒にトレーニングをして聞く能力の大きな向上を感じたので、ディクテーションの比率は少しずつさげていきました。

——時期によって取り組むトレーニングを細かく変えるということですね。

久保トレーナー:課題が変われば、取り組むべきことは当然変わっていきますね。音が聞き取れるようになっているのに、ディクテーションばかり続けても意味はありません。次の課題をクリアすべきなんです。

リスニングは「音を聞くこと」ではない

——ディクテーションの次にはどのようなことに取り組まれたのですか?

前村さん:会議で相手の話を聞いてもっと正確に内容を理解することが、ネイティブに負けない議論に必要だと感じていたので 、その後は、読むスピードを向上させるために文を頭から読むトレーニングを行いました。

——聞く力をつけるためにために、読む練習ですか?

久保トレーナー:リスニングは「英語の音を聞くこと」だと思われるかもしれませんが、実際には聞いた音の意味をすぐに理解していく必要があります。音はどんどん流れてくるので、ゆっくり訳しながら理解していくというわけにはいかないんですね。ですから、頭から読むことで理解のスピードをあげないことには、「リスニング力」は上がりません。

——たしかに。それで頭から読むということですね。

前村さん:頭から読むために、意味のかたまり(チャンク)ごとにスラッシュを自分でいれるところから始めていきました。

久保トレーナー:スラッシュをご自身で入れることで、頭から読む感覚を身につけていただいたんです。その感覚がつかめたあとは、私たちが「速読リーディング」と呼んでいる、文を頭から読む能力を鍛え、同時にリスニング力をつけるトレーニングに取り組みました。これは、「チャンクリーディング」や「音読」「Read and Look-up」「暗唱」「サイトトランスレーション」「暗唱」、最後のしあげに「シャドーイング」など、いくつかのトレーニングを組み合わせたものです。

前村さん:ホームプログラム(宿題)としてシャドーイングが課されるのですが、以前に自分で行っていたものとはまるで違うもので効果が大きかったと感じています。トレーナーについてもらって、正しい方法で行うことの意味を感じました。

久保トレーナー:扱う文章のレベルもたいせつですね。

前村さん:そうですね。以前自分でシャドーイングをしていたときは、歩きながら英文を聞いて、なんとなく言えているか確認する程度で繰り返してみるという感じでした。
今回は、久保さんに私のレベルにあった適切な英文を選択いただき、意味のしっかり確認した英文を課題にしました。細かいところまでモノマネするつもりで声に出して繰り返してみて、それを録音。言えないところやつっかえてしまうところを確認して、そこを練習して繰り返すというような方法を実行していました。シャドーイングの精度、トレーニングのクオリティは大きく上がったと思います。

久保トレーナー:ディクテーションの時に覚えていただいた「音声変化のルール」を意識しながらシャドーイングを行っていただくことで、意識しなくても音声変化がわかる状態を作っていただきました。このことで、細かい音の聞き取りはほぼ完璧に近づいていきました。

——ずいぶん違いますね。それだけ丁寧にとりくむと確かに効果がありそうです。

前村さん:海外出張先での聞こえ方が全然違うようになりましたし、TOEICでもリスニングは85%くらいとれるようになりました。また、発音練習にもなっているので相手に通じやすくなりました。

久保トレーナー:LINEのボイスメッセージでシャドーイングもよく送って下さり、出張中は新幹線や飛行機の中でも取り組んでいただきましたね。

前村さん:そうですね。飛行機の中で音読練習を録音している人なんて私くらいではないかな(笑)

「いまの課題」をクリアするためのトレーニングを行う

——課題をみつけて、それを解決していくということの繰り返しなのですね。

久保トレーナー:その通りです。英語を身につけていくステップに沿って、その時の課題を正確に見つけて、対応するトレーニングを行います。それがクリアされれば、次のステップに進めていくということです。

前村さん:仕事も組織変更等で多忙となり、正直なところ英語学習に高いプライオリティを持たせることができない状態でした。できるだけ短期間かつ短時間で上達するためには、「この方法なら間違いない」ということに取り組みたいと思っていました。自分ではベストの方法はわかりにくいのでとても助かりました。

——お時間のない中で効果をだすためには、無駄な回り道はさけたいものですね。
それでは最後に、これから英語を学ぶ方にメッセージをお願いします。

前村さん:実は私はもともとTOEIC否定派で「そんなのできても話せなければ意味がない」と思っていたところがありました。でも、インプットがなければ正しいアウトプットはできるはずもなく、その度合いを数字で測ることも大切だと今は感じています。ただ「がんばります」と言っても、何をどうがんばるの? という話ですから、客観的な指標は欲しいものです。

仕事で海外に行く機会も大きく増えましたが、日本人こそ英語に早く取り組んだ方がいいと感じています。日本にはまだまだブランドのようなものがあって、特に、ヨーロッパの方相手には、日本から来たというだけで興味を持ってもらえることがとても多いんです。その時にうまくコミュニケーションがとれないのはとてももったいないことですよね。

初めのプランニングのところからしっかり計画を立ててもらって、適切な方法でトレーニングを進めることでここまで短期間で伸ばすことができました。これをきっかけにTOEIC900、さらに、英語での喧嘩に勝てるくらいまで継続していきたいと思います。

——ありがとうございました。

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多忙を抱えるビジネスパーソンには、英語のことだけを考えるような余裕はないもの。
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ENGLISH COMPANYは、第二言語習得研究という “言語習得の科学” に基づいて的確な学びのプロセスを提供しています。
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