英語をイメージでとらえ、英語の語順で読む。速読力が身に付き、90日でTOEIC®も930点に!

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2015年の開校以来、たくさんのビジネスパーソンの英語力を伸ばしてきた、英語のパーソナルジム『StudyHacker ENGLISH COMPANY』。言語習得の科学「第二言語習得研究」の知見を実践に落とし込み、専門性の高いトレーナーが英語のパーソナルトレーニングを行っています。

今回は、90日間のトレーニングを終えた寺島浩太さんと担当の小幡トレーナーにインタビューを行いました。寺島さんは、短期間での英語力アップに成功、英語力を測るために受験したTOEIC®でも930点というハイスコアをとられました。今後は英語力を武器にますますのキャリアアップをお考えだそうです。

ビジネスシーンでは、もどかしい思いを

——この度は90日間のトレーニングおつかれさまでした。素晴らしい結果を出されましたね。おめでとうございます。本日はよろしくお願いいたします。

寺島さん:ありがとうございます。よろしくお願いします。

小幡トレーナー:よろしくお願いします。

——寺島さんはENGLISH COMPANYでの90日間のトレーニング終了時にTOEIC®で930点という高得点を取られていますね。それ以前にも受験されたことはあったのでしょうか? 

寺島さん:大学生のときに受験した記憶があります。そのときは、400点くらいしか取れなかったと思います。

——それ以来、何か英語の勉強はされていましたか? 

寺島さん:職業柄、英語の技術書を読んだりはしていました。あとは、去年の4月くらいから自分で単語を勉強していました。

——その後、昨年9月からENGLISH COMPANYに通われて、初回の効果測定として受けたTOEIC®模試の結果、スコアレンジが550-715点だったのですね。そうすると、215点から380点くらいのアップということですね! 寺島さんは、今回どうして英語を勉強しようと思われたのですか?

寺島さん:仕事でスキルアップしたいと考えたからです。まずは、英語で技術書をもっと読めるようになりたいと思いました。英語で行われる勉強会では、発表内容が理解できなかったり、質問できなかったりともどかしい思いもしていました。

また、採用も担当していたのですが、外国人の面接をした際思うようにコミュニケーションが取れなかったことがありました。「この人に優れた能力があっても、雇い入れた後にコミュニケーションが取れないなら採用は難しいな……」と残念な気持ちになりました。

——なるほど。これまでの英語学習で自分なりに苦手としている点はありましたか?

寺島さん:とにかくリーディングには時間がかかっていました。単語は自分である程度勉強してきたので、そこまで知識が劣っているとは思っていませんでしたが、文字を追うのにも内容を理解するのにも手間取っていました。リスニングでは、常に聞き取れない感じがしていました。

認知文法と音読、双方向からのアプローチ!

——では、小幡トレーナーは初回のアセスメントでどのような課題を発見されましたか?

小幡トレーナー:受験勉強などを通して文法の知識はあらかじめお持ちでした。でも、綺麗な日本語に訳しながら読む「訳読」、英文を後ろから前に訳しながら読む「返り読み」といった癖が非常に強かったのです。このことがリーディングスピードの向上を妨げていました。これは、大学受験に向けて英語を学習した方に多く見られる傾向でもあります。

リスニングでは、特に「機能語」と呼ばれる、弱く小さく発音される前置詞、助動詞、接続詞などの語を聞き取ることができませんでした。つまり、キーワードとなる単語を聞き取ることはできても、キーワードとキーワードの間のつなぎの部分が聞けないので内容が曖昧になったり、ときには全く違うストーリーを推測してしまうこともありました。

——「返り読み」や「訳読」に対してはどのような解決策をとりましたか?

小幡トレーナー:内容を日本語訳ではなくイメージで素早くつかんでいく練習をしました。寺島さんは、英文を見ては、単語帳や文法書の通りの日本語訳を思い出して意味を解釈されていました。でも、それが読むのに時間がかかる原因だったんです。そこで、コアグラマーという文法テキストを用いて基礎文法を感覚で捉え直していただきました。これは、ネイティブが英語を使うときの感覚を重視した『認知文法』という考え方を取り入れたオリジナルテキストです。これで日本語訳にできるだけ頼らない意味理解の方法を学びました。そのあと、それらを素早く使いこなすためにパターンプラクティスを繰り返しました。全部で5、6周くらいやりましたよね?

寺島さん:はい。そのおかげで、英語に日本語訳を当てはめていくのではなく、すんなりと感覚で理解できるようになってきましたね。その中でも特に印象的だったのは、助動詞の項目でした。例えば、以前の私は、willなら「〜だろう」、mustなら「〜しなければいけない」という定型的な訳をもとに意味をとっていました。似たような訳をもつ助動詞もたくさんあって、混同することもありました。しかし、今では、willは「意思の力」、mustは「圧力」といったように、その語の核心(=「コア」)の部分をイメージして使えるようになりました。

小幡トレーナー:音読も毎日欠かさず行っていただきました。音読といっても、ただ声に出して読むということではありません。やっていただきたかったことは、大きく2つ。 1つ目は、「チャンク」と呼ばれる意味のかたまりを意識しながら、返り読みしないで英語の語順のまま読むこと。正しい読み方を身体に染み込ませたかったのです。 2つ目は、チャンクごとに、日本語訳ではなく内容をイメージしながら声に出すこと。コアグラマーやパターンプラクティスで培った文法項目の感覚・イメージをフルに活用するということです。英語の語順通りに、一瞬でチャンクごとの意味をイメージしながら読めるようになるまで繰り返し練習してもらいました。

——でも、寺島さんの目標は黙読のスピードを上げることでしたよね。音読の練習まで必要だったのでしょうか?

小幡トレーナー:はい、音読が速くなれば黙読も速くなるのです。では、リーディングのメカニズムについて少し説明しますね。

人が文章を読むときには、まず、眼球が一箇所にとどまって単語を知覚します。そして、その文字を頭の中で音に変えます。こうして文字情報をいちど音声情報に変えたあと、メンタルレキシコンと呼ばれる頭のなかの「辞書」にアクセスして意味を認識します。人は黙読時でも頭の中で英文を音声化しながら読んでいるわけです。 そして、その音を実際に声に出して読むのが音読です。この作業は、通常の黙読より高い負荷がかかりますよね。こうして負荷をかけることで、音声化が楽になり、結果として黙読のスピードも速くなります。

前提として、音読は意味が理解できるテキストを使用しないと効果が得られにくいと言われていますので、寺島さんには、トレーニング内でしっかりと意味内容を理解しイメージ化できる状態のもののみを使用して、音読練習をしてもらいました。

——なるほど、一概に「音読」と言っても理論的に効果的なやり方というものがあるのですね。こうしたトレーニングを経て、実際にリーディングスピードの伸びを実感することができましたか?

寺島さん:はい、最初の1ヶ月で速くなった感覚がありました。とにかく、スピード感が以前と全然違うと感じていました。でも、実は2ヶ月目では伸びが停滞してしまったような気がしました。 1ヶ月目は、「とにかく速度を上げる」ということにフォーカスしていたのが、2ヶ月目になると、知識が増えてきた分読みながらあれこれと自分なりに考えることが多くなっていったからではないかと思います。

小幡トレーナー:それにご自分でお気付きなったところが素晴らしいですね! 実はその現象は、「U字型発達曲線」の理論で説明できます。おっしゃる通り、最初は新しいことを学んでどんどん吸収していくのですが、知識が蓄積されていくと、それをもとに自分で考えたり、理解していくようになります。そのことによって、処理に時間がかかるようになりますから、成長が停滞したかのように思えます。 でもこれは、成長しているということなんです。点数や速度などのわかりやすい数値には現れなくても、確実に前進しているのです。いわば、次に大きく伸びていくための「タメ」のような期間だと言えます。

——今同じような段階にいる学習者の方は不安に思われていたかもしれませんから、このお話はとても励みになるでしょうね。

「言える音」が、「聞ける音」

——さて、リスニングの課題についてはどのようにアプローチされましたか?

小幡トレーナー:まずは音声知覚を向上させるために、「音声変化」を学んでいただきました。

寺島さん:音声変化というものを全く知らなかったので、当初はそうした変化が起きている箇所はほぼ聞き取れませんでしたし、スクリプトを見ても自分が想定してものと全く違う音だったりして驚きました。シャドーイングやオーバーラッピングを繰り返しながら、一つずつ正しい音に直して、自分で口に出して再現して、何も見ずに言える音にして、という作業に取り組みました。

小幡トレーナー:音声変化を学んだことで、音読も流暢になりました。そもそも音声変化は、英語の等時性リズムを保つためにあるものです。英語は、文の中に強く読むところ(強勢)が等しい間隔で現れます。つまり、「強」の部分で音をはっきりと出して流れを作り、「弱」の部分は拍に合うように適当に流す感じで発音するのです。それで、音を縮めたり落としたりといったことが起きます。

寺島さんは、当初はリズムや抑揚が苦手でいらっしゃいました。でも現在ではネイティブのように流暢に読まれます。トレーニング中盤以降では、話者になりきって感情を込めた音読も練習してもらったので、今では相手にしっかりと伝わる読み方も習得されています。

寺島さん:なりきり音読、やりましたね(笑)楽しかったです。

まずは正確な「課題発見」から

——さて、寺島さんはお仕事がお忙しいようですが、英語学習のために時間を取るのには苦労されませんでしたか?

寺島さん:そうですね。夜に仕事が入ることもあり、メインの学習時間は朝と移動中の時間でした。トータルで毎日1時間半から2時間くらいです。文法は通勤時間に取り組みましたが、冊子は開きにくいのであらかじめスマホで写真を撮ってそれを使いました。また、お風呂でシャドーイングすることを日課にしていました。

——なるほど、学習が日常生活に組み込まれている様子がうかがえますね。小幡トレーナーは、寺島さんに対して何か習慣化を促すような働きかけをされたのでしょうか?

小幡トレーナー:寺島さんは学習時間をきちんと確保してくださっていたので、私はコンテンツの部分をお伝えしました。ただ。シャドーイングに時間をとられすぎて他のホームプログラムを圧迫してしまう傾向がありましたので、決められた時間内に何をどれだけするかを円グラフで可視化したメモをお渡ししたりしました。

——このようにしっかりと毎日のホームプログラムにも取り組んでこられた寺島さんですが、ブレイクスルーを感じたのはいつ頃でしたか?

寺島さん:始めて約2ヶ月経った頃、TOEIC®で850点を取れたときです。理解の精度はまだ低かったかと思いますが、問題文を読むのがかなり速くなったと感じました。また、リスニングは以前よりも明らかに英語の音が聞こえるようになっている実感がありました。

3ヶ月目に入る頃には、リスニングでは音を聞き分けられるだけでなく、聞きながらイメージが伴ってくるような実感がありました。リーディングでも、チャンクごとのイメージを持ちながら頭から読む練習を地道に続けたことで、より速く正確に読めるようになった実感がありました。

——ENGLISH COMPANYでのトレーニング全体を通じて、どんな印象を持たれましたか?

寺島さん:全てにおいて理論的・科学的だと思います。小幡トレーナーは、まず私の課題を明確に伝えてくれて、「どうしてできないのか」という理由を科学的に説明してくれました。そして、「どういうプロセスで伸ばしていくのか」をクリアにして指導してくれました。ていねいに説明してくれた上で最適な解決策を提示してくれるので、常に納得感をもって取り組めました。もちろん、自分の課題が改善されている実感もありました。

小幡さん:ありがとうございます、私たちレーナーは、第二言語習得研究の知見を現場のメソッドにどう実際に落とし込んでいくかということに対し日々研鑽を積んでいますから、そう言っていただけて嬉しく思います。

寺島さんは本当に真面目な生徒さんで、毎日きちんと学習に取り組んでくださいました。今回の成功は、寺島さんの努力によるところが大きいとは思いますが、ご縁があって私がご一緒できたことに感謝します。

——それでは、最後にこれから英語を学ぼうと考えている方にメッセージをお願いします。

寺島さん:ENGLISH COMPANYで学んでみて、英語学習において大切なのは、自分の課題を明確にすることだと感じます。今の自分には何ができないのかを把握することからがスタートです。自分一人では、課題を正確に発見することは難しく、それに対する最適な解決方法を見出すこともまた難しいものです。 あれこれと一人で悩むよりは、思い切ってプロのトレーナーに任せてしまった方が良いと思います。結局その方が効率的ですし、時短で効果を出すことができると思います。

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課題を正確にみつけ、それを解決していくための方法を選択、それをていねいに実施していく。言われてみれば当たり前のことだけれど、そのすべてが、そんなに簡単なことではありません。忙しい日々を送るビジネスパーソンだからこそ、回り道なしの最短ルートを、着実に進んでいくことがたいせつです。

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