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ENGLISH COMPANYの英語勉強法ノート ENGLISH COMPANYの英語勉強法ノート

正しい方法で基礎から英語をやり直し。わずか90日間でTOEIC®205点アップ。自己最高の870点を取得!

ENGLISH COMPANYを受講した​宇津木裕子さん​と担当の林トレーナー

短期間で一気に英語力を伸ばせると話題の、英語のパーソナルジム『StudyHacker ENGLISH COMPANY』。2015年の開校以来、高い専門性をもつ英語指導のプロフェッショナルが続々と参画。「第二言語習得研究」の知見に基づく科学的トレーニングを提供しています。



今回は、90日のトレーニングを終えられた宇津木裕子さんと担当の林トレーナーにインタビューを行いました。英会話スクールに通いながらも伸び悩んでいた宇津木さん。しかし、ENGLISH COMPANYでのわずか90日間のトレーニングを経て、TOEIC® 870点という高得点を取得されました。

受講前

宇津木裕子さんがENGLISH COMPANYを受講する前のTOEICスコアは​665点

受講後

宇津木裕子さんがENGLISH COMPANYを受講したあとのTOEICスコアは​870点

学習方法を見直した

——トレーニングおつかれさまでした。受講前の665点から、205点ものアップですね。おめでとうございます。本日はよろしくお願いいたします。

宇津木さん:ありがとうございます。よろしくお願いします。

林トレーナー:よろしくお願いします。

——今回、宇津木さんはどうして英語を学ぼうと思われたのですか?

宇津木さん:学生の頃から英語は好きで、いつか英語を使う仕事をしたいと思ってきました。将来への可能性を広げるために学ぶことにしました。

——これまでの英語学習経験についてお聞かせください。

宇津木さん: ネイティブ講師1名に対して生徒3名の集団形式の英会話スクールに4年ほど通いました。週に1回50分のレッスンで、ビジネスフレーズを覚えてロールプレイングをしていました。普段英語を使用することがほぼない私にとっては、ネイティブの英語に触れる貴重な機会でしたし、先生も褒めてくれるので、楽しく通っていました。しかし、力がついている実感は得られず、「4年間も通っているのに、全く話せるようにならない。これは根本的に学び方を間違っているのではないか?」と思うようになりました。

そこで、自分の英語学習について考え直してみることにしたのです。その結果、文法や単語などの基礎からきちんともう一度やり直したい、正しい学習法を身につけたい、なるべく短期で効率良く学習したい、という点に行き着き、これらの希望が叶えられそうなスクールを探すことにしました。

——ENGLISH COMPANYのことはどのようにお知りになりましたか?

宇津木さん:インターネットで色々なスクールを検索しました。その中でもENGLISH COMPANYのホームページで学習メソッドや理念などについて読み、興味を持ちました。

——体験授業の感想があれば教えてください。

宇津木さん:「新しい!」と思いました。これまで独学や英会話スクールで取り組んできたものとは全く違い、大変興味深く感じました。短い体験授業の中でたくさんの学習法に触れられたり、トレーナーからは自分の学習フェーズや課題に基づいたアドバイスをもらえたりと、「遊び半分じゃなく本気の『トレーニング』なんだ」とも感じました。これなら力を伸ばせそうだと期待できたので、すぐに受講を決めました。

ENGLISH COMPANYを受講した宇津木裕子さん

初めて「正しい読み方」を知った

——林トレーナーにうかがいます。宇津木さんの当初の課題はどのようなものでしたか?

林トレーナー:「訳読」と「返り読み」の癖が強かったことです。「訳読」とは、英文を日本語に訳しながら読むことです。学校のテストで出題されるような英文和訳の要領で、いちいち綺麗な日本語に直しながら読まれていました。また、その作業のために、「返り読み」といって、英文に一度最後まで目を通してから前に向かって訳し上げていく読み方をされていました。

宇津木さんのように学校できちんと勉強された方ほどこうした傾向があります。しかし、英語の語順のまま読み進める方が速いのは明らかですから、宇津木さんにはその読み方をマスターして、リーディングスピードを上げることを目指してもらいました。

宇津木さん:当時の私は、「返り読み」が課題だとは想像もしていませんでした。学校で習った通りの読み方でしたから何の疑問も持っていませんでしたし、逆にそれ以外の読み方があるとは考えてもみませんでした。でも確かに、英語の語順のまま理解できた方が速いに決まっていますよね。この体験を通して、英語学習はプロを頼るのが近道だと確信しました。

——では、その「訳読」・「返り読み」といった課題に対してどのようにアプローチされたのでしょうか?

林トレーナー:英語の語順のまま、意味のかたまり(=「チャンク」)ごとに内容を理解していく「チャンクリーディング」の自動化を促しました。 また、宇津木さんの場合は、特に文字から文字への訳読癖が強かったので、意味内容をイメージでとらえることで理解スピードをアップできるようにトレーニングしました。

具体的な手法としては、英文をチャンクごとにスラッシュで区切り、その区切りごとに自分で合いの手を入れながら前から読み進める練習などに取り組んでいただきました。例えば、それまで宇津木さんは、後置修飾の関係代名詞や分詞があれば必ず修飾部分を先に訳していたのですが、そうではなく、被修飾語の意味を先にとらえてから、「で、それがどんなものかと言うと……」という具合に修飾部分へと繋いでいくのです。ホームプログラムでもこの合いの手音読を重視し、初めのうちは毎日欠かさず取り組んでもらいました。

宇津木さん:私にとっては、合いの手音読は新しい取り組みだったので、初めはうまくできないこともありました。でも林さんは、効果的な方法やコツを教えてくれましたし、質問にもちゃんと答えてフォローしてくれましたから、前向きに挑戦し続けることができました。おかげで今では訳読癖もなくなりました。

ENGLISH COMPANYを受講した宇津木裕子さんの授業風景

イメージでの理解で瞬発力アップ

——他にはどのような課題がありましたか?

林トレーナー:単語力の増強、文法の補強にも取り組んでいただきました。

宇津木さんの場合、基礎的な単語の知識は当初からお持ちではあったものの、単語の意味を日本語との対訳で覚えていらっしゃいました。そこで、単語の意味をイメージでとらえることを通じて理解の瞬発力を鍛えること、より難度の高い単語の知識量を増やすこと、という2点にフォーカスして単語学習を進めました。宇津木さんはコツコツ進めてくださる方なので単語は順調に進み、最終的には3冊の単語帳を学習し終え、そのうちの2冊は2周することができました。単語テストも、ご自身で単語を発音してから1秒以内に意味を答える形式で実施し、ほぼ毎回合格されました。単語力はかなり強化できたと思います。

宇津木さん:TOEIC®990点レベルの単語の中には全く知らないものも多くありました。それでも、語彙力が高まると同時に読める・聞ける英文が増えているという実感がありましたので、英語力を伸ばすためには不可欠なことであると信じ、毎日決まった分量をこなすことだけは続けました。

文法に関しても、細かい抜けを補強しました。また、単語と同様、文法も日本語との対訳で覚えていらっしゃいましたので、文法を「感覚で」理解できるようにすることを目指し、「コアグラマー」を導入しました。

——「コアグラマー」とは何でしょう?

林トレーナー:認知文法に基づく、ENGLISH COMPANYオリジナル文法コンテンツです。認知文法とは、簡単にいうとネイティブが「どんな風に世界を認知しているのか」ということをベースにした文法の考え方です。このアプローチで、文法をネイティブ感覚で理解することを促したのです。例えば、日本人学習者の中には「will」と「be going to」を一緒くたに「未来を表す表現」として覚えてしまっている方もいます。しかし、「コアグラマー」を使用して学べば、「willのコアイメージは意志の力」であり、「be going toは、ある方向へ向かって進んでいる途中というイメージ」だということを感覚的に理解し、使い分けられるようになるのです。

宇津木さん:認知文法というものも、今回初めて知りました。確かに一度感覚で理解してしまえば忘れませんし、コアイメージさえしっかりと理解しておけば、あとは文脈によって応用できます。学校みたいに一つ一つ定型訳を当てて覚える方法は非効率だと思いました。

ENGLISH COMPANYを受講した宇津木裕子さんを担当した林トレーナー

毎日必ずホームプログラムを仕上げた

——リスニングについてはどうでしたか?

林トレーナー:宇津木さんは長く英会話スクールに通っていたおかげか、英語らしいリズム感覚をつかむのが早く、ネイティブが発音するときに、一部の音を繋げたり落としたり、弱く短く読んだりする、「音声変化のルール」についても飲み込みは良い印象を受けました。

音声面を強化するトレーニングとしてシャドーイングを行いましたが、シャドーイングには2種類あります。音真似にフォーカスする「プロソディシャドーイング」と、音だけでなく意味を想起しながら発話する「コンテンツシャドーイング」です。宇津木さんは、音真似は得意でしたから、トレーニング1ヶ月目からコンテンツシャドーイングに取り掛かっていただき、録音した音声を送ってくださいました。

宇津木さん: プロソディからコンテンツに移ったときは、リズム・音声変化・発音などに気をつけながら、さらに意味をイメージしつつ音源についていくことが大変でした。どれかの要素に注力しすぎると、音が遅れたりイメージできなかったりと、苦戦しました。でも、林さんが毎回的確なフィードバックをくれるのが心強く、それを励みに練習しました。一度音声を送った後、「まだ納得いかない」と考え直し、20回くらい送り直したこともあります。最終的には自分なりのベストな音声を送信でき、それ以外の音声は全て消去したつもりだったのですが、実は全て林さん側には送信されていたという事件もありました(笑)。

林トレーナー:LINEの着信がすごいことになっていたので驚きました(笑)。その努力の甲斐もあり、2ヶ月目には、初めて聞くスクリプトでも内容を理解し説明できるようになりましたから、素晴らしいことです。

——一日の学習時間はどれくらいでしたか? 

宇津木さん:多少の増減はありますが、平均して毎日90分程度です。「この90日間だけは腹を括ってやる」と決めていましたから、林さんに言われた通りにホームプログラムをこなしました。ランチタイムに単語帳に目を通したり、隙間時間の活用にも気を付けました。

——それでは、90日間のトレーニングの感想を教えてください。

林トレーナー: 宇津木さんのひたむきに努力される姿を尊敬していました。わからないことはきちんと質問してくださったので、正しい方法で効率的にトレーニングを進めることができたと思います。また、学習が思うように進まないと悩まれた際にご相談をいただいたこともありましたね。私を信頼して心の内を打ち明けてくださったことを嬉しく思いました。

宇津木さん:林さんは親しみやすくていねいに指導してくれましたし、私の課題を見抜いて的確なフィードバックをくださいました。これまでゆるく英会話スクールを楽しんできた私からすると、ここは「真剣にトレーニングをするジム」というイメージで、トレーナーもとっつきにくい人達なのかな? と初めは思っていましたが、そんなことはありませんでした。

嬉しいことに、最近では、洋書を辞書なしで読めるようになってきました。また、まれに仕事で英語を使用する際には以前より自信を持って臨めるようになり、「英語ができる人」として少しずつ仕事の幅も広がっていくような気がしています。これからも学習を続けて、活躍できる場をさらに増やしたいと思います。

こちらを見て微笑む宇津木裕子さんと担当の林トレーナー

——それでは最後に、これから英語を学ぼうとお考えの方にアドバイスをお願いします。

宇津木さん:私はENGLISH COMPANYで学んで、改めて基本の大切さを知りました。英語を話せるようになりたい、といきなり英会話を始めても、自分の中に使いこなせる知識の蓄積がなければ、なかなか上達しないものです。基本から正しい学習方法でやり直すことができた今、心からそう思います。皆さんも一度その道のプロに話を聞いてみると、回り道せずに済む方法が見つかると思います。

***
インタビュー当日は、お休みにも関わらず快くお話しを聞かせてくださった宇津木さん。トレーニングの思い出話をはじめ、趣味の音楽の話や今後の学習プランなど、林トレーナーとの会話はいつまでも尽きないようでした。

ENGLISH COMPANYは、関東3スタジオ(神田、新宿、銀座)、関西3スタジオ(京都/四条烏丸、大阪/梅田、兵庫/神戸)にてご受講が可能です。(2022年12月現在)

また、完全オンラインでもトレーニングをご受講いただけます。人が集まる場所を避け自宅で本格的な学習をされたい方、スタジオが無い地域にお住まいの方は、是非お気軽にご相談くださいませ。



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