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AIエンジニアを目指す僕が「90日間の英語トレーニング」を選んだ理由。“脱・丸暗記” の学習で英語力の伸びを実感!

ENGLISH COMPANY大学受験部での90日英語トレーニング1

2021年6月にサービスが開始された、大学受験界初の高校生向け英語パーソナルジム「ENGLISH COMPANY大学受験部」。90日間の短期集中トレーニングを通じて「すばやく読む」「正しく聞き取る」という本質的な英語力を鍛えることができ、センター試験に代わって導入された大学入学共通テストにも完全対応しています。



今回は、90日間のカリキュラムを終えられた安藤鉄郎さんと、担当の菊池トレーナーにお話をうかがいました。英語が読めないことで悩みを抱えていた安藤さんは、ENGLISH COMPANY大学受験部でのトレーニングを経て、リーディングのスキルを大きく改善。英語学習に対する向き合い方も変わったと言います。はたしてどんなトレーニングが行なわれたのか、詳しく見ていきましょう。

※インタビューはオンラインで実施しました

将来はAIエンジニアになりたい! そのためには英語力が必須

――安藤さんは現在、ゼロ高(※堀江貴文氏主宰の「人生をかけて本当にやりたいことを見つける」を教育方針に掲げる高校)に通いながら、プログラミングに打ち込んでいるとお聞きしています。ENGLISH COMPANY大学受験部に通おうと思った理由を教えてください。

安藤さん:僕は現在、友人とアプリを開発するなどプログラミングやAIを学んでいる最中でして、将来はAIエンジニアとして社会貢献したいという夢をもっています。ただ、プログラミングスキルを上達させるためには、英語は避けて通れないんですね。

プログラミングの世界は英語が標準言語です。たとえばなんらかのエラーが起きたとしても、英語がわからなければコードのなかで原因を探すことはできません。また、エラーの解決方法をリサーチしようとしても、記事や資料は英語で書かれている場合がほとんど。これまではGoogle翻訳やDeepL翻訳などのソフトに頼りながら読み進めていましたが、正直それでも内容がよく理解できないということが多々ありました。加えて、いま最も興味があるAIに関する最先端の情報も英語で収集できればと思っていました。

将来的には、英語の論文を読みこなせるようになりたいとも考えています。そこで、ENGLISH COMPANY大学受験部のトレーニングを通して、特にリーディングスキルを重点的に鍛えられればと思い、受講することに決めました。

ENGLISH COMPANY大学受験部での90日英語トレーニング2

記憶メカニズムに基づいた単語学習と「認知文法」で知識面を強化

――プログラミングスキル上達のために英語を読めるようになりたい。そう思ってENGLISH COMPANY大学受験部に入学された安藤さんですが、まずどのようなトレーニングから始めたのでしょうか? 菊池トレーナーにうかがいます。

菊池トレーナー:第二言語習得研究(人間が母語以外の言語を身につけるプロセスやメカニズムを研究する学問)では、「基本的な語彙・文法知識」→「受容スキル(リーディング・リスニング)」→「産出スキル(ライティング・スピーキング)」の順にスキルを身につけていくのが効率的だとされています。つまり、リーディングスキルを伸ばしたいと思っても、語彙文法が抜け落ちた状態でリーディングのトレーニングばかりするのは非効率なのですね。

ENGLISH COMPANY大学受験部は、受講生の課題や弱点をピンポイントで見極め、それを克服するための最適なトレーニングメニューを提供することで、回り道せずに英語力を最短ルートで伸ばすというサービスです。安藤さんの場合、基礎的な語彙や文法の部分に抜けもれが見られましたので、まずはそこを優先的に埋める必要性があると感じました。

ENGLISH COMPANY大学受験部での90日英語トレーニング3

――まずは知識面の強化から入ったのですね。語彙に関してはどのようにアプローチしたのでしょう?

菊池トレーナー:基礎的な単語を扱った『ユメタン』という単語帳のアプリを使い、「毎日10語ずつ覚えていく」ではなく「1日50語を1セットとして5周し、それを数日間繰り返す」というスタイルで単語学習を進めてもらいました。記憶は「思い出そう」としたときに強化されます。10語を1セットとした場合、単語の記憶がまだ鮮明に残っているうちに最初に戻ってきてしまいますよね。一方で50語を1セットにすると、戻ってくるまでに時間がかかるため、記憶が少し薄れた状態で再度その単語に出会うことになります。つまり「思い出そう」とする力が働きやすく、それが記憶定着を促してくれるというわけです。加えて、数日にわたって反復学習することも記憶定着に効きます。

また、必ず音声を聞いて発音しながら、瞬時に意味が思い浮かぶぐらいまで仕上げることも心がけていただきました。発音もセットで覚えることでリスニングに役立つほか、英単語を見た瞬間に意味をイメージできることは、その後のリーディングにもそのまま活きてくるからです。

――単に日本語訳を暗記するのではなく、発音や瞬発力にまで意識を注ぐことで、リーディングやリスニングにも役立つ単語力が得られるのですね。文法に関してはどのようにアプローチしましたか?

菊池トレーナー:まずは中学レベルの文法項目を対象に、ネイティブがもつ感覚でイメージを通して理解していく「認知文法」のアプローチで覚えていただきました。

たとえば進行形の場合、学校では単に訳を当てはめて「ing形=~している」と習うはずです。したがって “The train is stopping” は「電車は止まっている」と解釈してしまうかもしれません。でも、正しくは「電車は止まりつつある」。ing形の根本的な意味は「動作の途中」であるため、「電車が止まるという出来事が起きている “途中”」と解釈するのが正しいんですね。このように、その文法が本来もつイメージや感覚を理解することで、文法を丸暗記したり無理に日本語に訳したりしなくても、英文の意味を正しく解釈できるようになります。

安藤さん:この理解の仕方はいままでにない感覚でしたね。学校ではいっさい教わらなかったので……。文法の本質をイメージとしてとらえるようにしてから、苦手な文法がだんだん理解できるようになってきたので、学習の成果を肌で実感しました。

菊池トレーナー:文法をイメージで理解していただいたあとは、「パターンプラクティス」というトレーニングにも取り組みました。進行形を例にすると、“I am studying English now.” を、主語とbe動詞を変えて “He is studying English now.” と音読する要領です。身につけたい文法表現が入った例文を部分的に変化させ、何度も音読することで、日本語訳に頼らずに瞬時に意味をイメージする回路が鍛えられます。安藤さんには、認知文法のアプローチで学習したそれぞれの文法項目について、同じパターンであればすぐに言える状態になるまで繰り返し練習していただきました。

「サイトトランスレーション」や「シャドーイング」などで、読む・聞くスキルも鍛えた

――ここまで、主に知識面を強化するためのトレーニングについて振り返っていただきました。ほかにはどんなトレーニングを行ないましたか?

菊池トレーナー:安藤さんが特に伸ばしたいと思っていたリーディングに関しては、読解スピードの向上に重点を置きました。日本人の英語学習者によくあるのが、きれいな日本語に訳そうとして英文を行ったり来たり「返り読み」するケース。でも、この読み方ではリーディングスピードは伸びていきません。そこで取り組んだのが「チャンクリーディング」のトレーニングです。

チャンクとは、英文のなかにある「意味のかたまり」のこと。チャンクごとに意味をかたまりで処理していければ、いちいち返り読みをせずに頭から英文を理解できるようになるため、リーディングスピードが上がります。

実際のトレーニングでは、チャンクごとに瞬時に日本語に置き換えていく「サイトトランスレーション」をしたのち、チャンクごとに意味をイメージしながら「音読」してもらうことで、チャンクごとに読み進める感覚に慣れていただきました。

安藤さん:単に長文を日本語に訳す、文法解説だけするというのが、普通の塾や学校で行なわれている勉強法だと思います。一方でENGLISH COMPANY大学受験部の指導法は、英語は無理に日本語に訳す必要はなく「イメージ」で理解していくというもので、自分にとってまったく新しい英語の学び方でした。「これなら自分もできるかもしれない」という希望が湧いてきましたね。イメージで理解することに慣れてきた2ヶ月目以降は、英文をスムーズに理解できる箇所も増えてきたように思います。

ENGLISH COMPANY大学受験部での90日英語トレーニング4

菊池トレーナー:リスニング面では、まず「音声変化」を学んでいただきました。音声変化とは、英語ネイティブ特有の “省エネ型” の発音のこと。英語ネイティブは英語を話すとき、言いやすいように音をつなげたり省略させたりしているのです。たとえば、「in a car」はカタカナ的に読むと「イン ア カー」ですが、実際には音声変化の「連結」がinとaのあいだで起こって「イナカー」のように発音されます。

こういったルールを理解していないと、単語レベルは難しくないにもかかわらず速く感じて聞き取れないということが起こります。自分で発音できないものは聞き取れないため、安藤さんには音声変化のルールを覚えてもらったうえで、実際に発音できるようになるまで繰り返し練習していただきました。

また、流れる音声のあとに続いて1、2語遅れで発音していく「シャドーイング」のトレーニングにも取り組みましたね。音声を聞き取ったうえで、それをまねしてリピートしなければならないため負荷が高いのですが、聞き取る力を強化するにはもってこいのトレーニングです。

安藤さん:個人的には、このシャドーイングのトレーニングが一番印象に残っていますね。スラスラと英語が出てくるようになってくると、「英語ができて楽しい!」という感覚になるんです。実際の成果としても、これまでは英語の音声を聞いてもちんぷんかんぷんだったのが、どんな単語が使われているのか、何を言っているのかが頭に残るようになってきました。

菊池トレーナー:シャドーイングは、回を追うごとに本当に上達していきましたよね! トレーニング初日ではほとんど聞き取れなかった英文も、トレーニング最終日では9割ぐらい理解できていましたので、リスニング力は間違いなく伸びたと思います。

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苦手意識を払拭! 英語でプログラミングを勉強するための足がかりもできた

――英語パーソナルジムという “ちょっと変わったところ” で90日間英語学習をされたわけですが、ENGLISH COMPANY大学受験部での受講をあらためて振り返ってみて、いかがでしたか?

安藤さん:まず、マンツーマンでパーソナルトレーナーがついてくれて、これ以上ありがたいことはなかったですね。集団形式の授業だと、僕だけわからない状態で、自分より英語ができるまわりに気を遣って居づらい雰囲気がありました。かといって、どうやって勉強すればいいかもわからず途方に暮れていたんです。そんななか、ENGLISH COMPANY大学受験部ではマンツーマンで僕の課題や弱点を見極めて、英語力を効率よく伸ばすための道筋を示してくれました。菊池トレーナーには本当に感謝しています。

じつは、1回目のトレーニングのあとで、「このトレーニングならば英語ができるようになるかもしれません」と菊池トレーナーに伝えたんです。そのとき、菊池トレーナーが「できるかもしれないではなく、できます!」と返してくれたのが印象的でした。90日経って、その言葉が本当だったと実感しました。

菊池トレーナー:これまで受けてきた座学メインの勉強だと、難しい文法用語が登場して混乱したり、英語を無理にでも日本語に訳さないといけなかったりするせいで、余計に英語が嫌に感じてしまうこともあったと思います。そういう意味では、ENGLISH COMPANY大学受験部のカリキュラムは安藤さんにとても合っていたのかもしれません。

特に伸ばしたいとおっしゃっていたリーディングに関しても、最初は教材の8割が知らない単語というところからのスタートでしたが、3ヶ月目に行なった共通テストのハーフ模試では第1問目で満点をとるなど、大きく成長されましたね!

――それでは最後に、将来英語を使って活躍したいと考えている、あるいは英語学習で悩んでいる高校生や大学受験生に向けて、安藤さんからメッセージをお願いします。

安藤さん:90日間のトレーニングを終えて「このまま学習を続けていけば、もっと英語ができるようになるんだ」と前向きに考えられるようになったという意味でも、英語学習に対する向き合い方が変わったと思います。英語ができない状態からでも、自分の課題に合ったトレーニングを継続していけば、実際にできるようになると実感しました。

僕はこれから、ENGLISH COMPANY大学受験部のトレーニングで培った英語スキルを、英語論文の読解やプログラミングの勉強のための足がかりにして、AIエンジニアという夢に向かって進んでいきます。僕のように英語で悩んでいる方は、ぜひENGLISH COMPANY大学受験部で「英語の正しい学習方法」を知ったうえで、トレーニングに取り組んでみてほしいです!

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英語を勉強するとなると「受験のため」と考える方はたくさんいるでしょう。でも、大学入試で英語の試験があるのは、将来英語を使って社会で活躍してほしいという大学からのメッセージが込められているから。英語を得意にしておくことは、大学受験に役立つだけでなく、将来の武器にもなるのです。「AIエンジニアになる」という将来を見据えて真剣に英語学習に取り組まれる安藤さんの姿勢は、とてもすばらしいと感じました。将来のご活躍を心から応援しています。

ENGLISH COMPANY大学受験部は完全オンラインでトレーニングをご受講いただけます。人が集まる場所を避けて自宅で本格的な学習をされたい方、スタジオがない地域にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。対面形式のトレーニングは、銀座スタジオ(東京)、梅田スタジオ(大阪)にてご受講いただけます。



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