大学に通いながらも再受験を決意し、東北大学合格! 歯が立たなかった英語が「トレーニング」で最大の武器に
「何をやっても英語の成績が伸びない」
「英語が苦手で、勉強にまったく手がつかない」
「英語さえ点がとれれば、合格に近づくのに」
そう悩んでいませんか? ほかの科目では合格ラインに届く点数がとれているのに、英語が足を引っ張っているせいで合格が遠のく事態になるのは、どうしても避けたいですよね。
林青李(はやし あずり)さんも、同じ悩みを抱えていたひとりでした。とある大学に通っていた林さんは、もっと高い水準の教育に触れるべく、国立大学合格を目指して再受験を決意。しかし、苦手科目の英語の成績の伸ばし方がわからず、勉強に手がつけられなかったそうです。
そんな林さんは、大学受験に対応している英語パーソナルジム「ENGLISH COMPANY大学受験部」を受講しました。林さんを担当した山口トレーナーは、「単語の意味や文構造を、なんとなくで解釈してしまう」という課題を発見。林さんの課題に合ったカリキュラムを組み、3か月間の「トレーニング」を実施しました。そして林さんは、見事東北大学農学部に合格することができたのです!
なぜ3か月間という短期間で、難関レベルの国立大学に合格するだけの英語力が身についたのでしょうか? 林さんと山口トレーナーに詳しくお話を聞きました。
北海道大学および北海道大学大学院で応用言語学などを学び、卒業後は高校の英語教員として勤務。
その後、イギリス・ランカスター大学大学院に留学し、言語学の知見をさらに磨いた。カナダ、バンクーバーへの留学も経験した。
別の大学に通いながらも高いレベルを求めて再受験を決意
——このたびは東北大学合格、おめでとうございます。林さんは、なぜ東北大学を目指そうと思ったのですか?
林さん:ありがとうございます。国公立大学のなかでも、研究機関や国際性にすごく力を入れている大学だと思ったからです。
僕は別の大学に一年間通いながら受験勉強をしていたのですが、さらに高いレベルの大学に通っていたまわりの友人から刺激をもらっていたこと、そして僕自身、興味のある数学をもっと専門的に学んで、将来は理系科目の教育や研究に携わりたいと思い、再受験を決意しました。
——違う大学に通いつつも、もっと上を目指して東北大学の再受験を決意するとは、すさまじい向上心ですね! そんな林さんがENGLISH COMPANY大学受験部を選んだ理由を教えてください。
林さん:苦手意識が強かった英語を、大学受験部でなら克服できそうと思ったからです。
受講前は、英語の成績の上げ方がわからず、勉強意欲がもてませんでした。理系科目と異なり、一対一で答えがあるわけではない曖昧さに対して、苦手意識があったんです。しかし、入試において英語はどの大学でも必須の科目となるため、得意科目である数学と理科に専念するというわけにはいきませんでした。
再受験すると決めてからは英語も無視できないと思い、インターネットで英語の対策をしてくれるスクールを探していました。そのなかで大学受験部の公式サイトを見つけ、英語の効率的な勉強の仕方をオンラインでもきちんと把握できるのに魅力を感じたのが受講の決め手です。
自信がなかった英語を、なんとかしたかったという気持ちだけでした。
文構造を細部まで把握できているかトレーニングでチェック
——ここからは担当した山口トレーナーにもお話をうかがいます。受講当初、林さんの英語力について、どのような印象をおもちでしたか?
山口トレーナー:英語が苦手とおっしゃっていましたが、共通テストの模試で調子のいいときは英語が8、9割とれることもありました。そのため、英語力そのものはすでに身についていた状態でした。一方、単語の意味や文構造を思い込みで解釈した結果、文章の中身を誤解してしまうことがあったのです。
そこで受講期間全体を通して、文構造を細部まで把握できるようにすることを目標に設定し、林さんのカリキュラムを組みました。
——具体的に、どのようにアプローチしたのでしょうか?
山口トレーナー:なんとなく意味を理解できる文を含めて、文構造を毎回細かく確認していただきました。取り組んでいただいたのは、意味のかたまりであるチャンクごとに区切って内容をイメージしながら読む「チャンクリーディング」。そしてチャンクの内容をすぐに想起できるか確かめる「サイトトランスレーション」です。
このふたつのトレーニングを通して内容理解の瞬発力を鍛えただけでなく、主語や動詞の位置、何が何を修飾しているか、チャンクどうしのつながりなどを、林さんに口頭でつど説明していただきました。こうしたことの積み重ねにより、文構造の正確な理解ができるようになります。
そして、リーディングスピードを大幅に上げるための「音読」。人は文章を黙読する際、脳内で音読しているとされています。視覚的に認識した文字を脳内で音声情報に変換し、その情報を脳内の「辞書」と照合することで理解しているのです。文字を実際に音声に変換する音読練習をすることで、音声への変換処理能力が向上し、効率的にリーディングスピードを上げることができます。
林さん:これまで経験してきた受験対策の授業では、実際に声に出して読む練習にあまり時間をかけなかったので新鮮でしたね。
以前は、長文が続いたときに集中力が途切れて思考停止してしまうことが多々あったんです。そこで、トレーナーから教わったように文の意味の区切りを意識する読み方に変えたことで、集中力を持続させて文の内容も理解しやすくなったと感じています。
また、単語を覚えやすくなる方法も教えていただき、しっかりと時間をとって取り組むようにしました。その結果、トレーニングが進むにつれて読んでいる途中にわかる単語数も増えてきた実感がありました。
山口トレーナー:林さんがトレーニングをしっかり受けてくれたからこそ、語彙力を増強でき、文構造の正しい理解もできるようになったんです。その点で大きく成長されたと感じました。
林さん:単語に関しては、勉強時間を確保する工夫もしました。大学に通いながらの受験勉強だったので、ほかの受験科目だけでなく大学の勉強でも忙しく、なかなか英語の勉強に時間がとれなかったんです。ですから、寝る前と朝起きたあとの時間は最低限英単語の学習だけはこなすと決めていました。これだけはやるという学習をあらかじめ具体化したからこそ、大学の勉強と両立させながら英語学習を継続できたのではないかと思います。
細部まで聞き取れるようにするためのリスニングのトレーニング
——リスニングにおける林さんの主な課題はなんでしたか?
山口トレーナー:リスニングも最初からある程度は点数がとれてはいたものの、細部の聞き取りが苦手な傾向がありました。
受講期間前半で行なったのが、聞いた英語を紙に書き取り、聞き取れなかった部分を特定する「ディクテーション」。聞き取れた英語をすべて書き取ったあと、スクリプトを見て答え合わせをし、聞き取れなかった原因が単語を知らなかったからなのか、それとも音声変化(※)のせいなのかなどを分析します。
※音声変化:ネイティブスピーカーが自然な発話をする際に、音をつなげたり、省略したりして発音する現象。「連結」「同化」「脱落」「ら行化」「弱形」が代表的な音声変化。
もちろん、分析だけで終わりではありません。聞き取れなかった部分を中心に、自分でも正しく発音できるように練習します。さらに「オーバーラッピング」という、流れてくる英語の音声に最初から最後までピッタリ重ねて英文を読み上げるトレーニングにも取り組んでいただきました。
トレーニングを積み重ねることで、細かな部分でも聞き取れる量が増えてきたようでした。
受講期間後半で行なったのは、共通テストの第4問から第6問までの長文の聞き取り問題を扱った、聞き取れなかった箇所の重点的なシャドーイングです。「シャドーイング」とは、音声を聞いたあと1、2語遅れでまねして発音するトレーニング。最初は「プロソディー・シャドーイング」と呼ばれる音声に集中して行なうトレーニングから始め、その後「コンテンツ・シャドーイング」と呼ばれる音声と内容の両方を意識して行なうトレーニングを実践していただきました。
スクリプトを見なくてもシャドーイングができるようになったことで、英語をスムーズに聞き取れるだけでなく、聞いた英語の意味を迅速かつ正確に処理できるようになったようです。
林さん:いままでは要所要所の単語を聞き取って、頭のなかでその単語をつなげて自分の解釈で理解したつもりになっていたんです。しかし冠詞や副詞など、細かな部分の重要性を把握して、文のつながりや意味の関連性に注意を払えるようになりました。細かい単語も聞き取れるようになったのは、リスニングのトレーニングの成果だと思います。リーディングのトレーニングで正しい文構造を理解できるようになったことも、リスニングに活きてきました。
大学受験部に入って、本試験で手応えを感じた
——3か月間のトレーニングを通して、山口トレーナーから見て林さんの一番成長したところを教えてください。
山口トレーナー:これまではなんとなくの感覚で解いていたために、細かな部分まで意識が向いていなかったところがありました。こうした部分がどこかを把握し、トレーニングで克服したことで、林さんの本来もっている英語力の土台を大学入試本番までに強化できたのが大きかったと思います。
林さん:僕もそう思います。東北大学では英文解釈の問題がよく出てくるのですが、前までは勘に頼って、知っている単語の意味を無理やりつなげて解いていました。知識の抜けていた部分をトレーニングで穴埋めできたことで、英語の曖昧さが自分のなかでスッキリして、数学のように体系的にとらえられ、苦手意識を緩和することができたように思います。
——ENGLISH COMPANY大学受験部の「トレーニング」は、学校や予備校の「授業」とどのように異なると感じましたか?
林さん:学校では一斉授業なので、知識の吸収に偏ってしまいます。一方、トレーニングだと知識を使えるようにするための「スキル」が身につくので、入試を解くうえでの応用力も身につけられるように感じました。
山口トレーナー:高校で教壇に立っていた私が感じる違いは、「一斉授業」と「マンツーマン」ですね。ENGLISH COMPANY大学受験部では、一対一でトレーナーが受講生個人の弱点を分析します。浮き彫りになった受講生の弱点に対し、正しいトレーニングを行なうことができるため、受講生が抱える英語に関する課題を直接解決できます。これが、学校や予備校の「一斉授業」にはない強みです。
林さん:大学受験部を受講していなかったら、試験本番で全然点がとれなかったと思います。入試本番が終わってから、できたという手応えを感じて成長を実感できました。
特に和訳の問題については、チャンクどうしの意味のつながりや、文構造の意識づけができるようになったことで、本番でも迷いなく解釈できました。
そもそも何を勉強したらいいかわからない段階から、課題が明確にわかり、課題解決に直結する勉強法に取り組めたからこそつかめた合格です。
英語の受験対策を何から始めればいいかわからない人ほど、大学受験部がおすすめ!
——身につけた英語力で、今後チャレンジしてみたいことなどはありますか?
林さん:英語の授業についていくのはもちろん、将来研究室に配属されたときに、英語の論文をスラスラ読みこなせるようにしていきたいです。
山口トレーナー:海外留学にもぜひトライしていただきたいですよね!
林さんの偉大さを感じたのは、大学に通いながらでも、妥協せずにもっと高いレベルの大学を再受験しようというメンタリティです。その気持ちを忘れずに、今後も活躍していただきたいと思っています。
——これから大学受験を目指す受験生にとって、ENGLISH COMPANY大学受験部に入れば、どんなメリットがあると感じますか?
林さん:学校と違ってスキルを吸収するだけでなく、使えるようにするという点でバランスがとれていて、とてもよかったです。自らの課題をプロの方にマンツーマンで見つけてもらえますし、学習アドバイスをもらったり、チェックを受けたりすることがオンラインでも可能という点で、非常に大きなメリットを感じました。
僕のように、英語の勉強で何から手をつけたらいいかわからないという受験生は意外と多いんじゃないかと思います。そういう方にこそ、ENGLISH COMPANY大学受験部がおすすめです!
山口トレーナー:上級レベルの受講生であっても、一見わかっているように見えて知識に抜けが見られることはよくあります。私たち英語のプロトレーナーが詳細に課題発見をすることで、いかなるレベルの受講生であってもさらに力を伸ばせるところが、ENGLISH COMPANY大学受験部の何よりの強みです。
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