何をしても英語が身につかない……そんな私がTOEIC®︎500点台→700点台に上がったワケ。
「勉強を頑張ってるのに、全然英語ができるようにならない……」
「英語の会議、全然ついていけない。まずいぞ……」
そう悩んだことはありませんか? 市川英史さんも、いろいろな英語学習を試したものの、TOEIC®︎スコアが上がらず悩んでいました。
そんな状況を打破しようと受講したのが、英語パーソナルトレーニングジム「StudyHacker ENGLISH COMPANY」。90日のプログラムを終えると、TOEIC®︎が500点台から700点台に伸びました。
昇進に必要なスコアを達成し、マネージャーへの昇格も果たせたそうです。
「ENGLISH COMPANY」では、担当トレーナーが「課題の発見」をしてくれます。
市川さんの場合、課題のひとつは「似た発音を区別できないこと」でした。「フォニックストレーニング」や「シャドーイング」を経て、音を聞き取ったり正しく発音したりできるようになったそうですよ。
英語学習で「挫折」を繰り返してきた市川さんが、壁を越えられた理由を、もっと詳しく聞いてみませんか? あなたの役に立つ情報があるかもしれません。
海外クライアントとの会話についていけない……
ーー会計士として、どんなときに英語を使われますか?
市川さん:クライアントが外資系企業だと、社長やCFOが外国の方であるケースも多く、英語でディスカッションすることがあります。
社内でも、海外の会計事務所との電話会議や、メールやチャットで英語を使いますね。勤務先がグローバル化に注力していることもあり、研修教材も英語です。
ーーTOEIC®500点台からの大幅アップを目指されていたそうですね。なぜでしょう?
市川さん:コロナ禍前は、TOEIC®600点をとるとフィリピンに1か月留学できる制度があったんです。英語漬けの環境に身を投じ、英語でのコミュニケーション力を鍛えられればと思っていました。
クライアントとの会話についていけず、疎外感を味わった経験が多かったんです。しゃべれるようになりたい、相手の話をもっと理解できるようになりたい、という気持ちが強くありました。
TOEIC®730点以上だと、各国の会計事務所で勤務できるプログラムもあり、興味をもっていました。コロナ禍で休止中ですが、再開後はぜひ参加したいですね。
マネージャーへの昇格条件に「TOEIC®600点以上」があるのも、スコアを上げたかった理由です。
挫折、挫折の英語学習
ーー英語学習について、どのようなお悩みが?
市川さん:中学からずっと英語の勉強を続け、社会人になっても自力で勉強してきました。でも、TOEIC®500点台からどうやっても伸びなかったんです。
実際のコミュニケーションでも、ネイティブがナチュラルスピードで話すと何を言っているかわからず……。わかることがあっても、適切に応答できませんでした。
ーーどのような英語学習をしていましたか?
市川さん:いろいろやってきましたが、挫折の連続でしたね……。
アメリカで会計士として働ける「米国公認会計士(USCPA)」という資格を目指して勉強していました。そこで、「そもそも何を問われているかわからない」「どう答えたらいいかわからない」という壁にぶつかり……。
まずは英語力を鍛えなければ、と思うようになりました。そして、マンツーマンの英会話スクールに通ったんです。
しかし、「早朝にスクールに通ってから仕事」を1年ほど続けても、TOEIC®スコアがまったく伸びず……。担当のネイティブ講師に相談したら、「テストにはテスト対策をしろ」と返されただけでした。
次は、会社の先輩にすすめられ、英語学習アプリに手を出しました。パーソナルコースを選んだのですが、学習進捗を管理するだけで、フィードバックが物足りず……。
本当に伸びているのか、どこが課題なのか、はっきりしなかったんです。仕事の繁忙期が重なったこともあり、やめてしまいました。
当然、点数は伸びずじまいです。
ーーさまざまな挫折があったのですね。なぜ「ENGLISH COMPANY」を選ばれたのでしょう?
市川さん:「ENGLISH COMPANY」でTOEIC®を200点アップさせた同僚に教えてもらいました。受験勉強などで培った英語の知識を活かしつつ、短期間で結果を出してくれた、と聞いたんです。
公式サイトを見てみると、3か月でスコアを大幅アップさせた実績が豊富で、とても魅力を感じました。実際に体験授業を受けてみることに。
科学的根拠に基づいたトレーニングメソッドに効果が期待でき、専属トレーナーがしっかり伴走してくれる点にも惹かれました。TOEIC®だけに特化せず、英語力を総合的に、根本から鍛えてくれるのも好印象でしたね。
とにかくTOEIC®のスコアを上げ、目に見える成果を出したいと考えていました。これで英語力が伸びなければ仕事で英語を使うのは諦める、そんな覚悟で「ENGLISH COMPANY」を受講したんです。
“set” を “setto” と発音してしまう
ーー市川さんの英語には、どんな課題がありましたか?
成広トレーナー:発音の点で、ネイティブとかなり差がありましたね。
「ス」に近い /s/ と「シュ」に近い /ʃ/ のように、似た発音の区別に苦戦されていました。自分で区別して発音できないと、リスニングでの聞き分けも困難です。
“set” の発音が “setto” のようになり、日本語のように発音している傾向もありました。
ーー発音の課題に対し、どうアプローチしましたか?
成広トレーナー:正確に発音できる音が多いほど、正確に聞き取りやすくなります。基礎的な発音の練習が効率的だと考えました。
TOEIC®の入門編「TOEIC Bridge®」のテキストに出てくる簡単な英文を使い、発音を集中的にトレーニングしました。ゆっくりした英語を確実に聞き取り、まねしていくことからスタートです。
/s/ と /ʃ/ については、発音と文字の関係性を学ぶ「フォニックストレーニング」を通して、顎の形や舌の位置、息の出し方の違いを学んでいただきました。最初の1か月は、/s/ と/ʃ/ を含む早口言葉("She sells sea shells on the sea shore." など)も。
慣れてきたら、シャドーイングやオーバーラッピングも取り入れました。
※シャドーイング:音声の1、2語遅れで発音していくトレーニング
※オーバーラッピング:音声にピッタリかぶせて発音していくトレーニング
トレーニングをご自宅で実践する際、声を録音したデータを送っていただき、フィードバックすることも。また、録音を聞いていただき、うまくできていない箇所を認識していただきました。
市川さん:基本的な単語を発音できないと、内容も正しく伝わりませんよね。発音の癖がなかなか直らず、苦労しました。
成広トレーナーが粘り強く指摘してくださったおかげで、舌の正しい位置や唇の形を意識し、正しく発音できるようになりつつあります。
長文を読み上げるとき、流れてくる音声とほぼ同じスピードで発音できるようになったのは大きいですね。長めのリスニングで、正確に聞き取れる量が格段に増えました。
「音読トレーニング」にはどんな効果がある?
ーーリーディングについて、どのような課題がありましたか?
成広トレーナー:単語の意味はわかるものの、文全体の趣旨が理解できないという面がありましたね。
また、「make=つくる」「get=得る」のように、1単語につき1つだけの訳を覚えている傾向がありました。単語自体は簡単なのに内容が理解できない、というのが課題でしたね。
そこで、意味のかたまりである「チャンク」ごとに内容をイメージし、チャンクのつながりを意識しながら理解していただくようにしました。
単なる日本語訳ではありません。どんな内容を思い浮かべているか、この文で著者は何を意図しているかを一緒に考えることで、チャンクごとに内容を正しく理解する力を養いました。
そして、内容をイメージしながらの音読トレーニングです。
私たちは黙読しているときも、文字を頭のなかで音声に変える「音韻符号化」をして理解しています。黙読より負荷のかかる読み方をすることで、音韻符号化が自動化され、脳のリソースを「理解」のプロセスに費やせます。
その結果、英文を頭からすばやく理解できるようになるのです。
情景をイメージしながらの暗唱にも取り組み、当事者の気持ちになって声に出してもらいました。回数をこなすごとに、音読と同時に内容を理解し、記憶に残せるようにもなっていきましたね。
市川さん:おかげで、英文の要点を正しく把握できるようになりました。チャンクごとの読み方も、正しい音読トレーニングも学んだことがなかったため、新鮮でしたね。
いままでは、単語の意味をつなげて無理やり理解しようとしていました。でも、チャンクごとの意味、チャンクどうしのつながりを意識することで、書き手の意図がわかるようになりました。
ネイティブの気持ちを理解できる「認知文法」とは
ーー文法面での課題はいかがでしたか?
成広トレーナー:基本的な知識はおもちでしたが、ひとつの意味だけを機械的に覚えていました。たとえば「助動詞 “will” は未来を表す」とだけ覚えると、“be going to” との違いがわかりづらくなってしまいます。
文法は、日本語訳で丸暗記するより、「ネイティブがどうとらえているか」を理解するほうが効率よく身につきます。これは「認知文法」というアプローチです。
認知文法では、 “will” を「意志の力」というコアイメージ(核となる意味)でとらえます。「必ず〜する」というイメージで理解するわけです。
すると、“I will never forget you.”は、「あなたを必ず忘れない」という未来のことを、話し手の意志として表現していることがわかりますね。“He will be in Tokyo by now.” は「彼は必ずいま頃東京にいる」という、話し手の確信を表現しているとわかります。
一方、“be going to” のコアイメージは、「ある方向(to)に向かっている途中」で、すでに決まっている予定を指します。“I'm going to leave early today.” は「今日早退する予定だ」という意味なのです。
既存の文法知識を活かしつつ、無理に日本語訳をしなくても直感的に理解できるのが、認知文法の強みです。
市川さん:認知文法は、すごくわかりやすかったですね。
文法は丸暗記しないと理解できないのでは、と思っていました。しかし認知文法で学んでみると、ネイティブの気持ちを直感的に理解できるので、正しい使い方がすぐ理解できました。
いままでとは違う、効率的な文法の学び方を知ることができたと思います。
成広トレーナー:トレーニングで扱った文法を使い「瞬間英作文」もしていただきました。「無意識に構文を組み立てる力」の強化と、表現の定着を目指したんです。
日本語から機械的に訳そうとせず、日本語文を見て、情景を思い浮かべながら作文するようお伝えしました。
アウトプット練習には「クイックライティング」が効果的!
ーーほかにアウトプットのトレーニングはしましたか?
成広トレーナー:お題について30秒程度でアイデアをまとめ、英文を5分間書き続ける「クイックライティング」です。スペルや文法のミスはあまり気にせず、とにかく量を書いていきます。
ライティングは「概念化」→「言語化」→「文字化」というプロセス。書きたいことをどう表現するかという「言語化」を重視する方が多いですね。
でも、もっと重要なのは、どんな内容をどんな構成で書くかという「概念化」。そもそもアイデアが浮かばなければ、何も書けませんからね。
クイックライティングは、最初にアイデアを整理するので、「概念化」の訓練にぴったりなんです。「概念化」がしっかりできれば、「言語化」のハードルが低くなります。
市川さんの場合、最初は50語くらいで止まることが多かったものの、3か月のトレーニングが終わる頃には100語近く書けていました。
市川さん:集中して自分のペースで英文を書いたり見直したりできるぶん、ライティングのトレーニングは合っていたように思います。
クイックライティングは、伝える内容を整理してからアウトプットするので、スピーキングの土台づくりにもなりました。以前は「英語で話してください」と言われても、何を話すべきかわからなかったですからね。
成功要因は、親身になってくれたトレーナー
ーー3か月のトレーニングを続け、TOEIC®で705点を達成されましたね、
市川さん:「やったぜ!」という気持ちです。時間と労力はかかったものの、受講中はつらさより楽しさが上回っていました。
成功要因として何より大きかったのは、成広トレーナーが私の悩みを丁寧に引き出しつつ、「できるようになったこと」と「これからの課題」を毎回セットで教えてくれたことです。伸びを実感をしながら学習を進められました。
私の状態をよく観察し、柔軟に対応してくださっていることも伝わってきましたね。伸び悩んでいるときは「大丈夫ですよ」と優しく声をかけたり、体調不良時は自分事のように心配してくれたり。
3か月、ずっと親切に指導していただきました。
これから、仕事でテレビ会議が増えると思います。話したり会議をまとめたりする機会が与えられたとしても、恐れず前向きに考えられるようになりました。
TOEICに特化した小手先の英語力ではなく、なんにでも通用する総合的な英語力を身につけさせていただいたことに感謝です!
ーー「ENGLISH COMPANY」でトレーニングしていてよかったことは?
市川さん:学習習慣が身についたことですね。英語学習では挫折続きでしたが、「忙しくてもスキマ時間を見つけて毎日少しずつ続ける」という方針のもと、トレーニングのない日にも、学習進捗のサポートを丁寧にしてもらえました。
おかげで、英語学習を継続できました。いまでは英語学習が生活の一部になって、取り組まないと気持ち悪いぐらいです(笑)。
目標だったマネージャーへの昇格も実現しました!
昇進面接で、TOEIC®スコアを短期間で伸ばせたことを話したんです。忙しいなか時間をつくってよく頑張った、とほめられました。
業務と並行して結果を出せたことに、肯定的な評価をもらえたんです。
今後は英語を武器にして、グローバルな分野で活躍できる人材になりたいですね。USCPAに再挑戦したり、会議をリードする役目を担ったりしたいと思います。
成広トレーナー:市川さんはレベルアップに向けてひたむきで、トレーニングに一生懸命取り組んでいらっしゃいました。諦めずに課題を解決しよう、という姿勢あってこその成果です。
これからは「ENGLISH COMPANY MOBILE」も活用し、ネイティブ発音のインプットをさらに増やしていきましょう。アウトプットの機会を増やし、瞬時に英文を組み立てたり、意見や理由を表現したりする練習も。
伝えたいことが、もっと伝わりやすくなりますよ。
ーー英語学習に励む方へのメッセージをお願いします。
市川さん:「ENGLISH COMPANY」でなければ、ここまで大きな成果は出せなかったと思います。感謝しかないですね。
専門性の高い講師の方々が、受講生の状況や課題に合わせてトレーニングしてくれます。英語力がなかなか伸びないという方に、ぜひすすめたいです。
忙しいなか英語学習に励んでいる方は、英語学習している時点で、すでに一歩進んでいるんです。
「こうなりたい」「こうできるようになりたい」という夢や希望を信じてください。「英語ができたらいいな」ではなく「英語ができるようになる」という確信をもち、自らの目標に近づいていってほしいと思っています。
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英語学習でさまざまな挫折を味わってきたと、語る市川さん。ご自身の弱点に真正面から向き合い、正しい学習法を継続したからこそ、TOEIC®︎500点台の壁を突破できたのですね。
市川さんのように、あなたも「伸び悩み」を解消しませんか?
「いま克服すべき課題」「いますべき学習」がわかれば、悩むことなく英語力を伸ばせます。そのサポートが充実しているのが「ENGLISH COMPANY」です。
公式サイトをのぞいてみましょう。短期間でも効率よく英語力を伸ばせる秘密が見えてくるはずです。
平日は夜9時まで、電話でも相談できます。無料の体験授業は24時間申し込みできますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。正しい英語の学習法を続けて、効率的な英語力アップを実現させませんか?