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60日間でTOEIC®920点を獲得! シニアトレーナーによる「精密な課題発見」と「効率的な学習プランニング」に迫る。

ENGLISH COMPANYの「シニアトレーナー 60-day program」を受講した稲田篤則さんと担当の中村トレーナー

「第二言語習得研究」の知見に基づく科学的トレーニングを提供する『StudyHacker ENGLISH COMPANY』。2015年5月のオープン以来、言語学や英語教授法を大学等で専門的に学んできたトレーナーが続々と参加、短期で多くのビジネスパーソンの英語力をアップさせてきました。その結果、英語教育の世界に大きな影響を与え「パーソナルコーチング型」という新しいカテゴリーを生み出すことになりました。



今回は、ENGLISH COMPANYの「シニアトレーナー 60-day program」にて60日間のトレーニングを終えた稲田篤則さんと担当の中村トレーナーにインタビューを行いました。

シニアトレーナー 60-day programとは、ENGLISH COMPANYでのトレーニングで特に顕著な英語力アップの実績を上げた「認定シニアトレーナー」が担当するプログラムです。通常90日間・週2回のトレーニング期間を、60日間・週1回に短縮して行いつつ同等の成果を目指すことができるもので、特に時短で成果を出したい受講生から好評を得ています。

ENGLISH COMPANYの「シニアトレーナー 60-day program」を受講した稲田篤則さんのTOEICスコア。開始1か月で855点を獲得
ENGLISH COMPANYの「シニアトレーナー 60-day program」を受講した稲田篤則さんのTOEICスコア。受講後は920点に到達

体験授業から違いを実感

——この度はトレーニングおつかれさまでした。稲田さんはトレーニング開始わずか1ヶ月後にTOEIC®公式テストで855点、そして60日間のトレーニング終了時にIPテストで920点という素晴らしい結果を出されましたね、おめでとうございます。本日はよろしくお願いいたします。

稲田さん:ありがとうございます。よろしくお願いします。

中村トレーナー:よろしくお願いします。

——これまで、何か英語の学習はされていましたか? 

稲田さん:大学受験以来ほぼしていません。最後にTOEIC®を受けたのも5年ほど前で、700点くらいでした。ですが、転職して外国人ゲストのアテンドやメールでのやりとりが必要になってきたので、これを機に学習してみようと思いました。

——今回ENGLISH COMPANYでの受講をお決めになった理由は何だったのでしょうか?

稲田さん:体験授業を受けて、際だった専門性を感じたことが決め手でした。体験授業の中で私の課題を的確に見抜いて的確なアドバイスをいただけましたし、文法のコンテンツも目新しくわかりやすいものでした。

——その中でも、「シニアプログラム」を選ばれたのはなぜですか?

稲田さん:体験授業の担当トレーナーが私の学習フェーズから判断して提案してくれましたので、プロの意見に従うことにしました。60日で90日と同じ成果が望めるなら嬉しいことですから。

ただ、私は週2回受講できるようにアレンジしてもらいました。TOEIC®のスコアそのものが目標だというわけではありませんが、目安となる数値的な目標として少し高めのTOEIC®850点を設定していたので、詰めて通いたかったのです。実際はそのスコアも開始1ヶ月で超えてしまったので、上方修正したわけですが(笑)。

ENGLISH COMPANYの「シニアトレーナー 60-day program」を受講した稲田篤則さん

プロソディ・シャドーイングと文法でベースを整えた

——そうして英語学習をスタートされたわけですが、稲田さんは当初どのような課題を抱えていたのでしょうか?

中村トレーナー:リスニングでは、キーワードをつなげて話を推測することはできるのですが、キーワード同士のつなぎとなる前置詞や接続詞などの細かい音を聞き取れないので、理解の精度はあと一歩でした。

それから、チャンク(=意味のかたまり)ごとに、英語の語順のまま理解するということが徹底されていませんでした。前から読む・聞くという意識をお持ちではあったのですが、チャンクを見抜き、内容を理解していくスピードや技術は不足していました。

初回トレーニングで、課題を発見し優先順位を把握すること、そしてそれらを踏まえた効率的な学習プランニングを練ることはできましたので、850点は取れると信じていました。自身の指導経験から、900点も狙えると思いました。

<strong——課題についてどのようなアプローチをされたのでしょうか?

中村トレーナー:細かい音の聞き取りを改善するために、音声変化のルール(=ネイティブが音をつなげたり落としたり、弱く短く発音したりする際のルール)を学んでいただきました。また、子音で終わる単語に母音がつきやすい、アクセント違いといった発音の癖を改善する必要がありました。自分で発音できる音は聞き取り易くなりますから、英語の音を再現する練習として、プロソディ・シャドーイング(=英語の音を正確に真似することを意識するシャドーイング)に取り組んで、正しく発音することに慣れてもらいました。

稲田さん:音声変化のルールは初めて知りました。ネイティブらしい発音は長期の海外経験を経て習得するものだと思っていたので、ルールとして教えてもらえてとても役立ちました。英語を学ぶ同僚は多くいますが、誰からも聞いたことがないものでした。

シャドーイングも初めてで不安でしたが、中村トレーナーからフィードバックをもらいつつ、徐々に正しい方法を身に付けることができました。

中村トレーナー:狙い通り、稲田さんはプロソディ・シャドーイングの感覚をつかむまでが早かったので、その後は徐々に量を増やし負荷をかけることで完成を速めました。

稲田さん:シャドーイングをやってみて、確かに自分が「言える音」が増えると「聞ける音」が増え、細かい音に意識を払えるようになったと感じました。また英語の発音や速度に慣れ、音読も速くなりました。

中村トレーナー:同時に文法も補強しました。知っていてもすぐには使いこなせない項目を選び、ENGLISH COMPANYオリジナルの文法コンテンツ「コア・グラマー」を用いて、イメージでの理解を促しました。

稲田さん:「コア・グラマー」は今までの文法とは違い、スッと腑に落ちる感覚がありました。特に印象に残っているのは助動詞と前置詞です。どちらの項目も、それまで「will=〜だろう」、「of=〜の」のような日本語訳に頼った覚え方をしていたのですが、コア(=中心になるイメージ)を理解し、ネイティブのニュアンスがわかるようになりました。

コンテンツ・シャドーイングと音読でチャンクを蓄積させた

——発音を改善しつつ英語の発話に慣れることと文法の補強を通じて、ベースを作っていったわけですね。

中村トレーナー:そうです。1ヶ月目が終わる頃には、英文をチャンクごとに理解していく精度と速度を上げるトレーニングにシフトしました。

主に取り組んだメニューは、コンテンツ・シャドーイング(=音の再現だけでなく、意味を考えながら行うシャドーイング)と、意味を想起しながらの音読です。チャンクを意識しながらこれらに取り組むことで瞬時に処理できるチャンクを蓄積していきました。また、チャンクとチャンクの間に「合いの手」を入れながら繋いでいく音読も行い、前から読むことを徹底しました。

要領を得てからは、ホームプログラムの量を一日1スクリプトから3スクリプトへと増やしさらにチャンクの蓄積を増やすことで、意味理解の迅速化を促しました。ただし、稲田さんが1つをこなす時間は短くなっていったので、合計学習時間は増えていません。

ENGLISH COMPANYの「シニアトレーナー 60-day program」を受講した稲田篤則さんと担当の中村トレーナーの授業風景

稲田さん:通い始めて1ヶ月後に受験したTOEIC®では、自分なりに手応えを感じましたが、まさか目標にしていた850点を越えられるとは思わず、驚きました。

中村トレーナー:私はわかっていました(笑)。ですから、すでに900点を目標に据えた次の作戦を用意していました。

——見通しの正確さ、プランニングといい、さすがシニアトレーナーですね。そこからはどのようなトレーニングを行なったのですか?

中村トレーナー:一つは完全暗唱といって、トレーニングで扱ったスクリプトを全て覚えて声に出すものです。当初は穴埋め式の読み上げでも苦戦されていましたが、成長に合わせた負荷をかけるべく実施しました。また、新しいスクリプトの完全暗唱をご自宅で練習していただき、トレーニングのたびに3〜4つほどチェックしました。もちろん、どちらの場合もただの丸暗記ではなく、チャンクごとに意味を思い浮かべながら声に出すという点は押さえて取り組んでいただきました。

卒業が近づく頃には、こうした暗唱さえも難なくこなせるようになっていましたので、日本語を初見で瞬時に英語にする練習もしました。

——そうして60日間のトレーニングを終え受験したTOEIC®では、中村トレーナーの読み通り900点を突破されました。

稲田さんは920点という結果にどう思われましたか? また、他に何か印象に残る達成はありますか?

稲田さん:嬉しく思い、中村トレーナーには「正直なところ60日でこんなに点数が上がるとは思っていなかったので、本当に通ってよかったです」とメッセージを送りました。試験当日は、見直しする余裕があったのを覚えています。

仕事では、バイリンガルの上司から、メールの英文が自然になったと褒められました。コアイメージを理解したことと、実際のビジネスの場で使える表現を大量にインプットしたことが理由だと思います。

——毎日の学習時間はどれくらいでしたか?

稲田さん:平均 1〜2時間ほどです。中村トレーナーは私の状態に合わせて負荷を増やしつつも、合計の学習時間が増えないよう調整してくれました。毎日のオンラインサポートでは、「現在の課題、それに対応するホームプログラム、効果的な実施法」が送られてくるので、それをリマインダーにして取り組みました。

中村トレーナー:たくさんの時間をかけて学習すれば伸びるのは当たり前ですが、お忙しいビジネスパーソンにとってそれは現実的な方法ではないでしょう。私は、プロトレーナーとして常に最短ルートで目標を達成することを心がけていますから、効果的なトレーニングをピンポイントでお伝えするようにしています。

ENGLISH COMPANYの「シニアトレーナー 60-day program」で稲田篤則さんを担当した中村トレーナー

——トレーニングを終えての感想を教えてください。

中村トレーナー:大きく伸ばせたのは、チャンクの蓄積を増やせたことに尽きると思います。稲田さんは、お伝えした通りに取り組んでくださる素直な生徒さんでした。当初の目論見通り、いや目論見以上です!

稲田さん:大変満足しています。英語コンプレックスも消え、今では自信が持てるようになりました。中村トレーナーのプランニングは、2ヶ月をフルに使ってピークを最後に持ってくるあたり「すごい」の一言です。

——それでは最後にこれから英語を学ぼうとお考えの方にアドバイスをお願いします。

稲田さん:自分であれこれ考えるよりは、プロに任せて言われた通りにやってみるほうが効率的だと思います。ENGLISH COMPANYのトレーナーは、個々の課題や学習フェーズに合わせてテーラーメイドのプランニングをしてくれますから、皆さんもトレーナーを信じて頑張ってみましょう。

***
60日間を振り返り、楽しそうにお話をしてくださった稲田さん。そしてその言葉一つ一つに嬉しそうな様子の中村トレーナー。二人の姿に厚い信頼関係を感じることができました。

シニアプログラムでは、わずか60日間という短期間で大きな成果を出せることを証明した今回のインタビュー。興味を持たれた方は、是非お気軽にENGLISH COMPANYの扉を叩いてみてください。

ENGLISH COMPANYは、関東3スタジオ(神田、新宿、銀座)、関西3スタジオ(京都/四条烏丸、大阪/梅田、兵庫/神戸)にてご受講が可能です。(2022年12月現在)

また、完全オンラインでもトレーニングをご受講いただけます。人が集まる場所を避け自宅で本格的な学習をされたい方、スタジオが無い地域にお住まいの方は、是非お気軽にご相談くださいませ。



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