「早めに勉強法を知れてよかった!」たった3か月で苦手だったリスニングを攻略し、京都大学に現役合格
「苦手な箇所でいつもつまずいている。でも、どう改善したらいいかがわからない」
「リスニングさえ点がとれれば、合格ラインに到達するのに」
「どれだけ問題演習しても、成績が伸びない」
そう悩んでいませんか? 苦手な分野が足を引っ張っているせいで、模試の合格ラインにあと一歩及ばない結果が続くと、もったいない気分になりますよね。
京都大学を目指していたN.S.さんも、そのひとりでした。共通テストの模試でリスニングが5割ほどしかとれず、危機感をもったN.S.さん。高校2年生の1月から3か月間、大学受験に対応している英語パーソナルジム「ENGLISH COMPANY大学受験部」(以下:大学受験部)の受講を決意しました。そして、大学受験部で学んだことをもとに、受験対策を進めたのです。
すると、受験直前のマーク模試では、リーディング97点、リスニング82点を獲得。共通テスト本番では190点をとり、見事京都大学法学部に現役で合格することができたのです!
たった3か月だけで、N.S.さんはなぜ苦手だったリスニングを克服できたのでしょうか? N.S.さんと、担当した森トレーナーにお話を伺いました。
高校時代は英語科に在籍しオーストラリアへの留学を経験、大学では英語教育を専門に学ぶ。在学中にはニュージーランドの大学にて、TESOLを修了。
卒業後は、中高の英語教員として通常指導のほか、英検およびスピーチコンテストの指導なども担当した。
リスニングを自力で対策するのは、ハードルが高かった
——京都大学法学部合格、おめでとうございます! 「ENGLISH COMPANY大学受験部」は、どのように知りましたか?
N.S.さん:親にすすめられました。共通テスト模試のリスニングが50点くらいしかとれず、どこかに通ってきちんと対策しないとダメだと感じたんです。
リスニングはほかの勉強と違って、自力で対策するのはハードルが高いと思っていました。ですが大学受験部なら、適切な勉強法をマンツーマンで提供してくれます。そこに魅力を感じ、受講を決めました。
——大学受験部受講前は、ご自身で何かリスニングの対策をしていましたか?
N.S.さん:リスニングに関しては、学校で過去問をひたすらこなす程度で、特に何もしていなかったです。どのように対策すればいいのかわからず、手がつけられなかった状態でしたね。
苦手な箇所を「トレーニング」で重点的に鍛えた
——トレーニングを実際に受けてみた感想をお聞かせください。
N.S.さん:一対一なので、発音などが正しく行なえているかや、自発的に参加できているかを、より注意深く見られていると感じました。一斉授業で受け身になりがちな、学校や塾とは大きな違いですね。トレーニングして上達していくのは、純粋に楽しかったですし、達成感を味わうことができました。
毎回のトレーニングを通じて、「弱点や課題を把握し、課題解決のトレーニングを受け、それを自宅でもできるようにする」という学習のリズムをつくれたのがよかったですね。
——大学受験部とは別に、ほかの塾にも並行して通っていたそうですね。どのような違いを感じたかを教えてください。
N.S.さん:苦手だったリスニングは、塾ではただ問題演習を行なう程度。何が原因で聞き取れないかがわからないままだったんです。
一方大学受験部では、なぜ聞き取れないのかまで明らかにしたうえで対策できたので、より本質的な意味で弱点が克服できたと思います。
トレーニングの役目は「スキル」を身につけること
——ここからはN.S.さんを担当した森トレーナーにもお話を伺います。ENGLISH COMPANY大学受験部では「授業」ではなく、「トレーニング」を重視しているそうですね。
森トレーナー:はい。従来のセンター試験に代わって2021年1月に導入された「大学入学共通テスト」では、英文を読む量や聞く量が大幅に増えました。共通テストに対応していくためには、単に授業で知識を吸収するだけの受験対策では太刀打ちできないと言われています。
そこで大学受験部が行なっているのが「トレーニング」。知識の吸収に加え、共通テストをはじめとする入試に必要な「スキル」を身につけることに重点を置いています。たとえば「時間内にすばやく読める」「細部まで正確に聞き取れる」といったスキルです。
私たちトレーナーは、こうしたスキルを受講生の方が効率よく身につけられるよう、科学的知見から課題を詳細に分析し、課題克服に適したトレーニングを提供しています。
「音声変化の知識」「問題の先読み」「正しい音読」で共通テストを攻略
——N.S.さんのトレーニングでは、特にリスニングに注力したそうですね。主にどのような課題があったのでしょうか?
森トレーナー:難易度が中級・上級レベルのリスニングをしていただいた際に、一回聞いて内容が記憶に残っていたのが、全体のうちおよそ30〜40%。流れてきた音を英語として聞き取る音声知覚に負荷がかかっていたため、理解に支障をきたしていたようでした。
個々の単語の発音は認識できていたものの、それが文のなかになると聞き取りに苦戦していた様子でしたね。
——たしかに、単語の発音は理解しているのに、いざ英文となると、聞き取れないことはよくありますよね。なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか?
森トレーナー:じつは、英語の母語話者は自然に文章を読む際に、ひとつひとつの単語を教科書どおりに発音しているわけではないのです。音をつなげたり短くしたりして、「省エネ」で発音しています。「音声変化」と呼ばれる現象です。
こうした音声変化が起きていることに気づかないと、これまで自分が想定していた発音と実際のネイティブの発音にギャップが生じるため、聞き取りが難しくなります。
そこでまずは、音声変化のルール学習を取り入れたうえで、音声変化を含めどこが聞き取れていないかを「ディクテーション(*)」でチェック。その後、聞き取れなかった箇所を重点的に発音練習したうえで、「オーバーラッピング(*)」で発音や抑揚まで忠実に再現できているかを確かめました。
*ディクテーション:聞いた英語を紙に書き取るトレーニング
*オーバーラッピング:流れてくる英語の音声に最初から最後まで、ピッタリ重ねて英文を読み上げるトレーニング
発音できない音は、聞き取りも難しくなります。そのため、「th」など聞き取りづらそうだった発音を中心に、ひとつひとつの子音や母音を唇の形や舌の位置まで意識して、丁寧にできるようにアプローチしていきました。
N.S.さん:「音声変化」の話は全然知らなかったので、すごいなと感心しました。知らなければ、聞き取りも難しくなるはずですよね。
学校や塾では全然触れられない話だったので、リスニングの対策をする全受験生に知ってほしい内容だと思います。
——音声変化のことを知れて得した気分ですよね! ほかにもメモとりや先読みの方法についても、トレーニングで触れていたそうですが、具体的に教えていただけますか?
森トレーナー:共通テストのリスニングは全部で6つの大問で構成されており、第1問と第2問は、短い対話の聞き取りで二度聞けるチャンスがあるのですが、第3問以降は、一度しか聞くことができません。第4問では表で読み取った情報をもとに答えたり、3人以上の会話を聞いて答えたりする問題、第5問では講義を聞き取る問題、第6問では3人以上の意見をまとめる問題などが出てきます。
つまり、まとまった長さの英文を一度で理解できなければならないのです。加えて、問題形式に合わせたより細かな情報処理も必要になります。
すべての内容を記憶しておくというのは、当然困難。こういった問題については、すばやくメモをとりながら聞く必要があるわけです。
N.S.さんの場合、情報をきちんと整理して問題に答えるというスキルには、伸びる余地がありました。そこでお伝えしたのが、情報処理をする際のメモのとり方や、前の問題を解き終わったらすぐに次の問題を見てどんな話がくるかの予測を立てる方法。こうしたテクニックを駆使することが、共通テスト本番にも役立つことをお伝えしました。
N.S.さん:共通テストの第3問が特に苦手だったんです。第1問、第2問は二度聞くチャンスがあるので、問題の合間に第3問に目を通しておけば、いきなり聞くのと比べて聞き取りの負荷が減らせる、と森さんからアドバイスしていただきました。この先読みを可能にするためにも、一度のリスニングで正確に解答する力を身につけることの重要性も教えていただきましたね。
結果、模試において第3問の苦手意識がなくなりほぼノーミスになったんです。本番でもそのテクニックが役に立ちました。
——リーディングについては、N.S.さんの課題はありましたか?
森トレーナー:読むスピードのさらなる強化をねらうため、単語やフレーズの確認はもちろん、意味のかたまりであるチャンクごとに意味処理をする「チャンクリーディング」や、「音読」を取り入れました。
人は文章を黙読するとき、脳内で音読すると言われています。目にした文字を脳内で音声情報に変換し、脳内の「辞書」と照合することで「理解」しているのです。文字を実際に音声に変換する音読練習を行なうことで、音声情報への変換が無意識に行なえるようになり、読むスピードを上げることができます。
N.S.さん:音読の大切さをものすごく強調していましたよね(笑)。学校でも一応テキストに沿って先生のあとに続いて音読することはありましたが、特に何も考えずやっていた覚えがあります。
けれど音読はじつはきちんとした効果があって、目的に沿って正しく取り組めば、ちゃんとしたトレーニングになるんだと思いました。学校では教わらなかったことを大学受験部で学べたと感じます。
——ほかの科目の勉強でも忙しいなか、どのようにリスニングやリーディングの学習時間を確保しましたか?
N.S.さん:机に向かう勉強は学校や塾だけでやり、聞いたり声に出したりする勉強は家でやっていました。家ではリラックスしつつ、気分転換もかねて大学受験部のリスニングや音読の宿題をしていましたね。いい意味で勉強らしいと感じず、苦痛にならなかったのがよかったと思います。
早いうちに苦手を克服できたのが安心材料になった
——初回の受講が受験本番の一年ほど前だったと伺っています。早い段階で大学受験部で苦手分野の対策ができたことについては、いかがでしたか?
N.S.さん:早めに正しい勉強法を知ることができ、苦手を克服できたのは安心材料になりましたね。
それまでいくら勉強してもリスニングの点数が伸びてこなかったなかで、その弱点を克服できた状態で受験勉強をスタートできました。安心して志望校に向けた対策を行なうことができたのは大きかったです。早いうちにリスニングを得意にできて気が楽になりました。
——京都大学に合格したときはどんな気持ちでしたか?
N.S.さん:試験を受け終わったときにはすでに手応えを感じていたので、じつは友人の結果のほうが気になっていました。その友人も一緒に合格できてよかったです!
基礎的な箇所をミスなくできるように対策したのが勝因だったと思います。
森トレーナー:特にリスニングにおいて、一度聞いただけでも細かな部分まで聞き取れるようになったのが大きかったですよね。子音や母音の基礎的な発音から音声変化まで、ひとつひとつ丁寧に再現できるようになった成果でしょう。
また先ほどのお話にもありましたが、問題の先読みができるようになり、全体の試験時間を効率よく使えたのもN.S.さんの勝因だと思います。
受験直前の再受講でも、細かい音の聞き取りや、リスニングで知っておくべき会話表現や数字の表現などのインプットも順調にできていたのが印象的でした。この状態を維持して、共通テスト本番を迎えていただければ、結果が出せると思っていました。
苦手な原因、やるべきことを明確にしてくれるのが「英語のプロトレーナー」
——N.S.さんは、塾の「先生」と、ENGLISH COMPANY大学受験部の「トレーナー」はどんなところが違うと感じましたか? 受講生の目線で教えてください。
N.S.さん:塾の「先生」だとめったに関わりがない一方で、「トレーナー」だと一対一で質問や相談ができるぶん、距離が近く、より安心感を与えてくれる印象を受けました。
森トレーナー:志望大学を高いレベルに設定していただけあり、もともとのレベルが高かったため、そのぶんより細かな課題分析をしていく必要がありました。
英語力が高い方ほど伸びしろは見つかりにくいもの。そのなかで、トレーナーが受講生をよく観察して詳細に課題を見つけることで、英語力をさらに伸ばし、合格に近づけられるよさがあるのではないでしょうか。
N.S.さん:とてもありがたかったです。塾などの集団形式の授業だと、自分の問題点がどこか教えてくれるわけではないため、直接教えてもらえたことで納得感がありました。
自分のやるべきことが明確になり、迷いなく進められるのが大学受験部の「トレーニング」のよさだと思います。
「英語のプロトレーナー」が僕の苦手に合わせてカリキュラムを組んでくださって、やるべきことが明確になったため、迷うことなく効率的に学習が進められたのがよかったですね。
森トレーナー:一度正しい方法で英語を身につければ、大学に入ってからもずっと使えるスキルになっていきます。 英語力があれば、留学や、海外勤務など将来の可能性がより広がるでしょう。
トレーニングで培った英語力を活かして、今後もぜひ頑張っていただきたいですね!
——これから大学受験を目指す受験生にとって、ENGLISH COMPANY大学受験部に入れば、どんなメリットがあると感じますか?
N.S.さん:特にリスニングは、自分の課題を見つけたり、どうやって勉強するかを自分で探したりするのが難しいと思います。こうした問題点についても、全部的確にトレーナーが教えてくれて助かりました。
かつ、定期的にトレーニングの出来や学習進捗をチェックしてもらえるので、学習のリズムがつくれます。こうした点でもENGLISH COMPANY大学受験部はおすすめです!
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自力で対策がしづらいリスニングを3か月のトレーニングで克服し、京都大学合格を一発で決めたN.S.さん。「英語のプロ」に早めに頼ることが、今後の受験対策に向けて安心材料になることが伝わるインタビューでした。また、正しい勉強法が受講後に活きてくることもわかりましたね。
苦手をどのように克服したらいいかわからず、困っている受験生のみなさん。ENGLISH COMPANY大学受験部の3か月のトレーニングを受ければ、N.S.さんと同様、苦手を克服するための「最短ルート」が見えてきますよ! 正しい勉強法を習得するのが早いほど、今後の受験勉強をより有利に進めることが可能です。
2023年度入試では、N.S.さんの京都大学をはじめ、東北大学、大阪大学などの難関国立大学や、早稲田大学、上智大学などの私立大学において、数々の合格実績があります。公式サイトをぜひチェックしてみてください。
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