TOEIC®︎ライティングテストに有効な対策とおすすめの参考書
TOEIC®︎にライティングテストがあることを、みなさんはご存じですか? TOEICには、よく知られている「リスニング・リーディングテスト(TOEIC®︎ Listening & Reading Test)」だけでなく、「スピーキング・ライティングテスト(TOEIC®︎ Speaking & Writing Tests)」もあります。
本記事では、TOEICライティングテストの特徴や対策、おすすめの参考書を、ENGLISH COMPANYが詳しく解説します(*)。TOEICライティングテストで高得点をとりたい方だけでなく、ビジネスで通用する英語ライティングスキルをもっと効率よく身につけたい方も、必見です。
*TOEICスピーキングテストについて詳しく知りたい方は、「TOEICスピーキングの効率的な対策とおすすめの問題集」をご覧ください。
TOEICライティングテストとは
まずは、TOEICライティングテストの特徴と問題構成について詳しく見ていきましょう。
TOEICライティングテストの特徴
TOEICライティングテストは、職場や日常生活で英語を効果的に書く能力を測定するテスト。パソコンのキーボードでタイピングして解答する形式です。
2024年3月現在、ライティングテストのみの形式は存在せず、スピーキングテストとセットでその直後に実施されます。
試験時間は約60分(*)、問題数は8問、満点は200点です。スピーキングテストと同様に、テスト結果はインターネットで確認可能で、受験者は「Official Score Certificate(公式認定証)」を受け取れます。
*TOEIC® Speaking & Writing Tests 公式ウェブサイト(テストの形式と構成)より
TOEICライティングテストの問題構成
次に、TOEICライティングテストの問題構成について見ていきましょう。
【第1問〜第5問】写真描写問題
第1問から第5問は、表示された写真について説明する問題。与えられたふたつの単語を使って、写真の内容に適した一文をつくります。
解答時間は全部で8分。この時間内であれば、どの写真描写問題の解答や見直しもできます。文法に加え、写真と文章の関連性が評価対象です。
【第6問、第7問】Eメール作成問題
第6問、第7問のEメール作成問題では、25〜50語のEメールを読み、内容に合った返信メールを作成します。
解答時間はそれぞれ10分で、第7問に進んだら、第6問に戻れません。文章の質と多様性(さまざまな文法、構文を用いて正確に表現できているか)、語彙、構成が評価されます。
【第8問】意見を記述する問題
第8問は、提示されたテーマについて、自分の意見を理由や例を使って記述する問題です。
理由や例で効果的に裏づけながら意見を述べられているか、文法、語彙、構成が評価対象。解答時間は30分で、高得点を得るためには300語以上書く必要があります。
以上がTOEICライティングテストの問題構成です。
TOEICライティングテストで目指すべき点数
TOEICライティングテストでどの程度の点数を取得すれば、英語力が高いと評価されるのでしょうか?
TOEICテストを運営するIIBC(一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)の「英語活用実態調査2019」に、企業が社員に期待するTOEICライティングテストのスコア平均が記載されています。
調査結果によれば、新入社員や中途社員で110点、営業部門で120点、技術部門で130点、海外部門で140点のスコア平均がそれぞれ期待されているそう。2024年6月現在で公開されている最新のスコア平均は、141.5点でした。
したがって、ライティングスキルがあることを証明しようと思うのなら、少なくとも110点は必須。英語力をより高く評価されたいのであれば、140点以上の取得をおすすめします。
IIBCの「スコアレンジ別評価一覧表」によると、ライティングスコアが110点から130点の受験者は、簡単な情報を提供し、理由や例を挙げて意見を裏付けることができるレベルとされています。一方、140点から160点のスコアをもつ受験者は、簡単な情報を提供するだけでなく、質問をしたり、指示を出したり、要求を行なうことも適切にできるレベルだそうです。
こうした情報を参考に、あなたの職場での英語の使用頻度や必要性に応じて、TOEICライティングテストの目標スコアを設定しましょう。
TOEICライティングテストの対策
TOEICライティングテストで高い点数をとるためには、どのような対策をすればよいのでしょうか? 有効な対策の例を以下にまとめました。
- 基礎的な語彙をインプットする
- 語彙や文法の正確性を上げる
- ライティングの3ステップを理解する
- 制限時間内に書く練習をする
- 英語で論理的とされる文章構造を把握する
- 答え方のパターンを把握する
- フィードバックを活用する
順番に詳しく見ていきましょう。
基礎的な語彙をインプットする
TOEICでは、難解な語彙が出ることは少なく、日常やビジネスで使用する基本的な語彙を使えるかが問われます。また、Eメールへの適切な返答や意見の表現などでは、問題の内容を正確に理解するための語彙力や読解力が必要です。
言語の知識は、一般的に「受容語彙知識」と「産出語彙知識」のふたつに分類されます。受容語彙知識は、単語を聞いたり読んだりする際に、それを理解するために使える知識。一方、産出語彙知識は、単語を理解するだけでなく、話したり書いたりする際にも使える知識です。
受容語彙知識の量は通常、産出語彙知識よりも多いもの。そして産出語彙知識として使えるのは、受容語彙知識の一部です。つまり聞いたり読んだりして理解できて初めて、その言葉を話したり書いたりできるということです。
そのため、英語の語彙が乏しい状態でひたすら書く練習をしても、アウトプットできる語彙を大幅に増やすのは難しいと言えます。
よって、やみくもに書く練習だけするのではなく、単語帳などを活用して語彙を意識的にインプットするのが効率的です。
語彙や文法の正確性を上げる
基本的な語彙の習得とともに大切なのが文法です。相手にメッセージを誤解なく伝えるには、正しい英文がつくれること、つまり正確さが大事になります。
ライティングの正確性を上げるのに有効な勉強法のひとつが、「復文」です。「復文」とは、お手本となる英文とその和訳を用意し、日本語を参考にもとの英文を一語一句漏れなく復元するという勉強法を指します。
「復文」では、文法や語彙含め、お手本の英文を完全に模倣しなければなりません。自分ではあまり使わない単語、表現を使うことにもつながるため、英文の正確さが向上するだけでなく、文法や語彙の幅も広げることができます。
「復文」の取り組み方は次のとおり。
まずは、お手本の英文にさっと目を通します。その際、丸暗記するのではなく、文構造をきちんと意識しながら頭に入れるのがポイントです。
その後、英文を隠し、日本語訳を頼りに英文を復元させます。そして、自信をもって表現できなかった語彙や文法は、文法書や単語帳などで調べて確認しておきましょう。
「復文」は、TOEICの文法問題や、単語集の例文などの短文から始めるのがおすすめ。ただし、1文ずつではなく3〜5文程度まとめて行なうようにしましょう。
なぜなら、簡単に記憶できてしまう量では、単純な記憶力のテストのようになってしまうから。復文本来の「自分で英文を組み立てる力を伸ばす」効果が十分発揮されません。
ライティングの3ステップを理解する
ライティングは、「概念化」「言語化」「文字化」の3つのステップを経て行なわれます。それぞれどのようなステップなのでしょうか。
1. 概念化
伝えたい内容や伝え方、論理展開を決めるステップが「概念化」。ライティングの出発点です。TOEICのライティングテストなどで、制限時間内に書けないと悩んでいる方は、そもそも何をどの順序で書くかを決めるのに時間がかかることに主な原因があるかもしれません。
そうした場合に必要なのが、「概念化」の強化。つまり、あらゆるトピックに対して、何を書くかをすぐに考え、英語特有の論理展開で説明できるようにしておくのが重要です。
英語の典型的な文章構造は、「主要な情報や結論(トピックや主張)」→「理由や具体例」→「まとめ」の順。伝えたい内容を最後に述べることが多い日本語の文章構造とは異なります。
効果的な英文を書く最初のステップとして、英語での論理の組み立て方を理解し、その展開にそって内容をできるだけ早く思いつく練習をするのがおすすめです。また、日頃からさまざまなトピックについて意見を考えたり、ニュースなどを通じて情報を得たりするのもよいでしょう。
2. 言語化
書く内容を決めたら、次は考えた内容を言葉にする「言語化」です。単語や構文、具体的な表現を選択します。
「言語化」のステップでは、無理やり逐語訳しようとしないのがポイント。なぜなら、日本語と英語で言い回しや言葉遣いが異なり、逐語訳すると相手に違和感を与える場合があるからです。
たとえば、「電話を切る」と英語で表現する場合、「電話」= "phone" 、「切る」= "cut" と逐語訳して "cut the phone" とはいえません。自然な英語は、"hang up the phone" です。
日本語の「切る」は、「切断する・切り離す・絶つ」といった意味があります。電話の場合、通話を途中で絶つイメージから来ています。
一方、英語の "hang up" は、通話を終える際に受話器を掛ける挙動を指します。古い電話の仕組みでは、受話器は通話中は下げておき、通話を終了すると受話器を掛ける("hang up")ことで通話が切れる仕組みでした。そのため、"hang up" という表現が定着したのです。
英単語の組み合わせが自然かどうかを調べたいときには、コロケーションおよび例文の検索エンジン(コーパス)を使ってみるのがおすすめです。たとえば検索エンジンのひとつである「SKELL」の「Word Sketch」という機能を使うと、検索した単語とともによく使われる語を調べることができます。
また「YouGlish」というWebサービスを使えば、検索した単語が実際に使われているYouTube動画にアクセスできます。ライティングで使用した表現に違和感がないか、英語ネイティブの自然な発話から確認できるのが便利です。
こうしたツールも参考にしながら、英語らしい表現を身につけていくとよいでしょう。
そしてライティングテストでは、身振り手振りや声の調子などで採点者に意図を伝えることができません。そのため、文章構成やさまざまな構文を駆使して、意味が明快かつ効果的に伝わるように言語化する必要があります。
3. 文字化
「文字化」とは、「言語化」した内容を、実際に文字にするステップを指します。正しいスペルやフォーマットに合わせた書き方・構成などで書くように気をつけましょう。
制限時間内に書く練習をする
TOEICライティングテストでは、制限時間内に解答を終えなければなりません。文法や語彙、文章構造を正確に書ける正確性だけでなく、一定の時間内にスラスラ書ける流暢性も問われます。
流暢性を高めるのに有効な勉強法のひとつに、「クイックライティング」があります。トピックについて1分ほど考えをまとめてから、5分あるいは10分間と時間を決めて英文を書き続ける勉強法です。
トピックは、TOEICライティングテストの「意見記述問題」で出題されるものから選んで書きましょう。制限時間内には、できるだけ手を止めずにタイプしようとすることで、流暢性を鍛えていきます。
英語で論理的とされる文章構造を把握する
英文では、結論を最初に述べる書き方が好まれます。前述のとおり、「トピック、主張」→「理由、具体例」→「まとめ」という順序で構成されるのが一般的です。「起承転結」の形式をとり、結論を最後に述べる日本語とは対照的ですね。
ライティングの練習をする際は、論理的とみなされる文章構造を把握しておくことで、提示すべき情報の順序がおのずと決まっていきます。「先に理由を詳しく説明したほうがいいだろうか」などと悩む必要がなくなるのです。
答え方のパターンを把握する
TOEICライティングテストでは、写真描写、Eメール、意見記述問題といった問題形式があり、それぞれに答え方のパターンがあります。こうした問題を制限時間内に効率的に解くためには、答え方のパターンを前もって把握しておくことが不可欠です。
それぞれのパターンを理解しておけば、テスト時にどのような構成で書けばいいのかの迷いが少なくなり、よりスムーズに解答できます。
また、答案の文章の「構成」も評価対象であるため、パターンに従って書けば正確に問題の要求をとらえていることを伝えられます。よって、誤解を生じさせるリスクも減らしやすくなるのです。
ここからは、それぞれの問題形式でどのようなパターンで解答すればよいか見ていきましょう。
写真描写問題
写真描写問題では、写真に何が写っているかを書きます。人が写っている場合はその人が何をしているか、どんな服装をしているかを一文で表現しましょう。
指定されたふたつの語句を使って、一文をつくります。模擬試験の問題や、TOEICリスニングパートのPart 1の写真などを使って練習するとよいでしょう。
Eメール作成問題
英語のEメールは、「宛名」→「書き出し」→「本文」→「結びのあいさつ」→「差出人名」の順で書くのが一般的。宛名や差出人名は、メール本文に書かれている名前を使いましょう。
問題は、"Give TWO reasons and ONE suggestion."「ふたつ理由を示して、ひとつ提案してください」というような指示文を含んでいます。見直しをする際は、その指示に従って書けているかチェックしましょう。
Eメール作成問題では、たとえば以下のような表現を使うのがおすすめです。
【宛名】
- Dear 【名前】,(親しい相手に対して)
- Dear Mr. / Ms.【名字】, (公式なEメールの送信相手や、あまり親しくない相手に対して)
- Dear Dr.【名字】, (医師や博士に対して)
【書き出し】
- Thank you for your email. (メールに対してお礼を送るとき)
- It was good to hear from you. (ある程度親しい相手にメールを送るとき)
- Thanks for the update. (更新情報を受け取ったとき)
【本文】
- 質問する
Could you tell me…?「……を教えていただけますか?」
Would you be able to provide…?「……を提供いただけますか?」
Can you confirm…?「……を確認していただけますか?」
Can you clarify…?「……を明確にしていただけますか?」
May I ask if…?「……について質問してもよろしいですか?」 - 要求する
Could you please…?「……していただけますか?」
Would you mind…?「……していただけますか?」(若干丁寧)
I would appreciate it if you could…「もし……していただければ感謝します」
Can I ask you to…?「……していただけますか?」
I would like to request…「……を要求したいと思います」
Would it be possible to…?「……することは可能ですか?」 - 提案する
I would suggest…「私は……を提案します」
It might be beneficial to…「……すると有益かもしれません」
One possible approach could be…「ひとつの可能な方法は……かもしれません」
I propose that we…「私たちは……することを提案します」
How about…?「……はいかがでしょうか?」 - 理由を説明する
The reason for this is…「その理由は……です」
This is because…「これは……だからです」
I believe this happened due to…「私はこれが……のために起こったと考えています」
The main factor is…「主要な要因は……です」
This was primarily due to…「これは主に……が原因でした」
【結びのあいさつ】
- Best / Kind regards,「敬具」(場面問わず使用)
- Sincerely,「敬具」(フォーマルな文脈で頻繁に使用)
- Thank you,「ありがとうございます」(感謝の気持ちを伝えたいときに使用)
- Warm regards,「温かい敬意を込めて」(親しみを込めたいときに使用)
- Yours faithfully,「敬具」(非常にフォーマル、特に初めて連絡する相手に使用)
意見記述問題
意見を主張するエッセイの典型的な構成は以下のとおりです。
- 「主張」
- 「1つめの理由、例」
- 「2つめの理由、例」
- 「3つめの理由、例」
- 「まとめ」
まずはこの基本のパターンに沿って、書く練習から始めましょう。問題文を見て、すぐに何を書くべきかを思い浮かべられるようにします。英語を書くことに慣れていない場合、最初のうちは日本語で内容を考えてもかまいません。
意見記述問題では、たとえば以下のような表現から書き出すとよいでしょう。
【主張】
- In my opinion, …「私の意見では、……」
- I firmly believe that …「私は強く……と信じています」
- From my perspective, …「私の視点からすると、……」
- I am convinced that …「私は……と確信しています」
- It seems to me that …「私には……のように思えます」
- I am of the opinion that …「私は……という意見です」
- As far as I am concerned, …「私にとっては、……」
【理由を述べる】
- The first reason is that…「最初の理由は……です」
- Secondly, …「次に、……」
- Lastly, …「最後に、……」
【まとめ】
- In conclusion, …「結論として、……」
- To sum up, …「要約すると、……」
- All things considered,…「すべてを考慮に入れると、……」
- In summary, …「要約すると、……」
- Therefore, / Thus, …「したがって、……」
フィードバックを活用する
TOEICライティングテストの練習で書いた英文のフィードバックを受ければ、ご自身の弱点や改善点をより明確にすることができます。
添削を依頼する際には、誤りに対して正解を教わるのではなく、ヒントだけを提示してもらう方法も有効。これは「プロセスライティング」という勉強法で、与えられたヒントを頼りに自らの誤りをどう直せばよいかを考察するものです。
このプロセスの繰り返しにより、学習者は誤りがちな部分に気をつけるようになります。やがて新たにライティングする際に、正しく書けているか注意を払うようになり、より正確にアウトプットできるようになるのです。
近年では、「Grammarly」などの英文校正ツールが充実しています。添削者が見つからない場合でも、こうしたツールを使えば、文法や語彙の明らかなミスが瞬時に理解できるのが便利です。
このようなフィードバックを活用しながら、TOEICライティングテストを攻略しましょう。
TOEICライティングテスト対策におすすめの参考書
ここでは、TOEICライティングテスト対策に有効な参考書を5つピックアップしました。
1.『公式TOEIC Speaking & Writing ワークブック』
TOEICライティングテストのスキルを向上させるための最適な参考書が、『公式TOEIC Speaking & Writing ワークブック』。テストの開発者が作成した問題が掲載されており、TOEIC公式ナレーターの音声がDirectionsと設問に使用されています。
さらに、各問題形式ごとに解答作成のプロセスが詳細に解説されており、テストの理解からトライアルテスト、解説と練習、そして実践テストまで、段階的に学習ができます。
解答例を通じて正確な英語表現を習得し、TOEICライティングテストに必要な表現力を身につけられる一冊です。
2.『TOEICテストスピーキング/ライティング総合対策』
TOEIC スピーキング・ライティングテストの形式を使って、テストに必須となる発信力を総合的に鍛えられる一冊が、『TOEICテストスピーキング/ライティング総合対策』。制限時間内に流暢に答えるための対策やEメールの書き方、自分の意見を論理的に書く方法を学ぶことが可能です。
また、タイピング速度を高める方法についての解説も含まれています。
3.『改訂版 はじめてのTOEIC(R) S&Wテスト完全攻略』
TOEICライティングテストを初めて受ける方が手に入れておくとよい一冊が、『改訂版 はじめてのTOEIC(R) S&Wテスト完全攻略』。写真描写問題、Eメール作成問題、意見を記述する問題の各形式を解く際に知っておくべきポイントや、タイピング、時間配分などのTOEICライティングテストならではの受験ノウハウを知ることができます。
4.『好印象を与える 仕事の英文レター・Eメールの書き方』
TOEICライティングテストのEメール作成問題を強化したい方は、『好印象を与える 仕事の英文レター・Eメールの書き方』がおすすめ。ビジネスシーンで遭遇するさまざまなシチュエーションに応じたメールの作成方法を学ぶことができます。
ビジネス英語で使える表現も学べるのも特長です。
5.『【音声DL付】究極の英語ライティング Basic (究極シリーズ) 』
TOEICライティングテストをはじめ、フォーマルな英文を書くために必要な「論理的な文章」を書くための技術を効果的に身につけられる一冊が、『【音声DL付】究極の英語ライティング Basic(究極シリーズ)』。「目に見えているもの」を説明する英文や理由づけのパラグラフの書き方など、TOEICライティングテストで使えるスキルを習得できますよ。
日常生活やビジネスシーンでよく使われる基礎的な単語のみで構成されているため、ライティングに慣れていない学習者の方にも使いやすい一冊と言えるでしょう。
教材選びで迷っている方は、上記のような参考書を使って、TOEICライティングテストの対策を進めてみてはいかがですか?
TOEICライティングテストのスコアを早く上げたい方へ
「TOEICライティングテストで高い点数をとりたい。しかし、何から始めればいいかわからない」という方は多いでしょう。
あなたが向上させるべき点がライティングの正確性なのか、流暢性なのか、それとも基礎的な文法や語彙の理解が不足しているのかによって、必要な学習方法は異なります。自力ではライティングスキルのどこが足りないのかを見つけるのは難しいですよね。
そこで、最も効率的な方法は、第二言語習得研究や英語教育を専門とする「英語のプロ」から課題の診断を受けることです。
自立学習型英語コンサルサービス「STRAIL」では、週1回のコンサルティングであなたの課題を詳細に分析し、課題解決に必要なトレーニングをご提案します。ライティングの基礎となる文法や語彙、英語特有の論理的な型も習得可能です。
以下の公式サイトをぜひご覧ください。STRAILを受講すれば、短期間でTOEICライティングテストの高い点数をとる方法だけでなく、あなただけの英語力の伸ばし方を、すぐに把握できるはずです。
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TOEICライティングテストに向けて、ただ書く練習を積むだけでは不十分。あなたの英語ライティングの課題を理解し、適切な対策を講じることも必要です。
TOEICライティングテストの対策や、ライティングスキルの向上に向けて、ぜひ本記事を参考にしてみてください。日常生活やビジネスで活用できるライティング力を、他者に効果的に示せますよ!