「英語の勉強が続かない」悩みを解決する8つのコツ

英語の勉強が続かない悩みを解決するコツ1

「英語の勉強が続かない……」
「英語の勉強が三日坊主で終わってしまう」

そんな悩みをおもちではありませんか。これからご紹介する「英語の勉強が続かない主な原因」と、「英語の勉強を続けやすくするコツ」を学べば、英語の勉強が続かない問題を解決しやすくなりますよ!

なぜ英語の勉強が続かないのか

英語を頑張って勉強しようと張りきっていたものの、数日しか続かないと、もったいない気分になりますよね。英語の勉強がどうしても続かない悩みをもっている方は、次の問題に陥っているかもしれません。

  1. モチベーションに依存しすぎている
  2. 無理な目標を立てている

それぞれの問題について、詳しく見ていきましょう。

1. モチベーションに依存しすぎている

英語の勉強という新しいことに取りかかるためには、モチベーションは重要な要素のひとつ。しかし、最初は意気込んで取り組んでいたのにあるときにやる気がなくなって続かなくなったという苦い経験をした方はいるかもしれませんね。そんな方が陥りやすい英語の勉強が続かない問題の主な原因は、モチベーションに頼りすぎていることにあります。

英語学習を続けていくために、モチベーションを上げようとしたり、無理に維持しようとしたりするのは、じつはあまり意味がない考え方。なぜなら、モチベーションは常に上がったり下がったりする、変動の大きい不安定な要素だからです。

モチベーションが高い時期に頑張って英語の勉強に取り組んで、モチベーションが下がったら英語の勉強をしないというサイクルを繰り返すと、行動が不安定になり、長続きしにくくなります。英語の勉強を続けやすくするためには、「やる気を出そう」「気合いを入れる」という考えを捨てて、可能な限りモチベーションや意志の力に頼らなくても続けられる方法を実践することが大切なのです。

2. 無理な目標を立てている

「TOEIC800点とるために、毎晩3時間勉強しよう」
「朝6時に起きて、出社前に2時間、文法問題集を解こう」

張りきって英語の勉強に取り組もうとしているうちは、欲張って上記のような高い学習目標を立てたくなるもの。しかし、高い目標をずっと達成し続けるのは難しく、その目標を達成できなかったことがきっかけで勉強が続かない可能性が高くなります。

たとえ目標を高く設定していても、続かなかったらもったいないこと。現状のライフスタイルに合わせて、無理のない範囲の行動から始め、できたら少しずつ行動のハードルを上げると、続かない問題を解消しやすくなります。

無理な学習目標を立てるよりも、長期的な視点でどんな目標なら続けやすいかを意識することのほうが大切なのです。

英語の勉強が続かない悩みを解消するコツ

英語の勉強が続かない問題は、具体的にどのようにすると解決しやすくなるのでしょうか。

解決の鍵となるのは「行動科学マネジメント」。モチベーションや能力を問わず、誰が行なっても同じような結果が得やすい科学的な方法論です。再現性が高いため、この方法論に基づいて英語の勉強を続ければ、どんなに多忙でも、英語が嫌いでも、続かない悩みを解消させやすくなります。

「行動科学マネジメント」に基づく続け方のコツは、たとえば以下の8つのようなものが挙げられます。

  1. 具体的な目標設定をする
  2. 達成しやすい目標を設定する
  3. 英語学習に取りかかりやすい環境をつくる
  4. 学習に充てられそうなスキマ時間を見つける
  5. 英語学習と既存の生活スタイルをひもづける
  6. 達成できた「ご褒美」を準備する
  7. 英語学習の継続をまわりに宣言する
  8. 学習記録をつける

順番に説明しましょう。

1. 具体的な目標設定をする

最初のコツは、学習目標を具体的に設定すること。「いつ」「どこで」「何を」学習するかを明確に決めておくことで、迷わなくてもすむので、英語の勉強に取りかかりやすくなりますよ。

たとえば「夜寝る前の15分、長文読解1題の音読練習をする」というように、やるべき英語の勉強を細分化し、そのつど何をするのかを具体的に決めるのがポイント。「いつまでにやるか」という期限も決めておくと、さらに行動に移しやすくなります。

2. 達成しやすい目標を設定する

長期的に目標を達成し続けるうえで大事なのが、達成しやすい目標の設定。最初は簡単な目標を立てて、クリアしたら少しずつ上げていくのがコツです。

たとえば、最初のうちは「単語帳を毎日持ち歩く」のような、すぐに達成できる目標で十分。継続してクリアできたら「単語帳に触る」→「単語帳を開く」→「単語を30個覚える」→「単語を50個覚える」のように、徐々に単語学習のハードルを上げていきましょう。

達成が簡単なスモールゴールから確実にクリアしていくことで、学習へのハードルが下がります。よって、勉強が続かないという挫折を防ぐことができるのです。

3. 英語の勉強に取りかかりやすい環境をつくる

「続かない」と悩んでいる方は、いまの環境を英語の勉強に取りかかりやすい環境に変えてみてはいかがでしょう。ポイントは、英語の勉強に必要なツールを手元に置き、勉強には関係ないものを遠ざけることです。

たとえば、以下のような環境づくりをするのがおすすめです。

【例】

  • テレビのリモコンの横に参考書や単語帳を置く
  • ゲーム、マンガを隠したり、別の部屋に移したりする
  • 英語学習アプリをスマートフォンのホーム画面のトップに設定する
  • 通勤用のカバンに洋書を入れる

身のまわりに英語の勉強ツールを置いて、生活のリズムのなかで英語に常に触れられるようにすれば、勉強へのハードルが下がりやすくなります。誘惑に負けて英語の勉強以外のことに手を出してしまう場合は、自分の身から遠ざける、目に入らないところへ隠すなど、英語の勉強を阻害する行動のハードルを上げるのも効果的です。

英語の勉強に必要なツールを身のまわりに置いて、英語の勉強が続かない原因となる要素を遠ざけることで、英語の勉強を続けやすい環境をつくりましょう。

4. 勉強に充てられそうなスキマ時間を見つける

日々の仕事や家事などが忙しすぎて、英語の勉強が続かないという方はきっと多いでしょう。そんな悩みを抱えている方におすすめなのが、スキマ時間を活用すること。

まずは一日のスケジュールを整理してみましょう。通勤中、昼休憩、入浴時、就寝前など、特に何もせずにぼんやりしている時間が見つかるはず。そんなスキマ時間に、少しでも英語の勉強を進めてみましょう。たとえ勉強するためのまとまった時間を長く確保できなくても、15分のスキマ時間の学習を1日4回すれば、合計1時間ぶん勉強したことになりますよ。

たとえば、スキマ時間には次のような英語の勉強ができるでしょう。

【例1】待ち時間に、英語ニュースをチェックする

何かの行列で並んでいるときや、電車やバスなどを待っているあいだのスキマ時間こそ、英語学習に活かさない手はありません。そんなときに最新の英語ニュースにアクセスしてみるのもひとつの手です。

BBC(英国放送協会)やVOA(ヴォイス・オブ・アメリカ)、NHK WORLD-JAPAN(NHKが日本関連のニュースを、英語などの外国語で発信しているアプリ)などのアプリを使えば、最新の英語ニュースを簡単にチェックできますね。SNSでフォローしている英語のアカウントに投稿されている記事をチェックすることもできるでしょう。英語の勉強だけでなく、世界の出来事に関する最新の情報を収集することもできますね。

5〜10分程度あればできるスキマ時間の活用法です。

【例2】移動中に、リスニング教材の音源やラジオの英語講座を聴く

通勤や運転などの移動しているあいだも、英語の勉強時間に充てることができますよ。通勤中の電車内で、スマートフォンにダウンロードしておいたリスニング教材の音源を聞いたり、運転中の車内のラジオで自分のレベルに合った15分間の英語講座を聞いたりするという活用の仕方もできるはず。渋滞していてイライラしそうなときに、リスニングの勉強でほんの少し気分転換することもできますね。

【例3】昼食後、単語の勉強をする

昼食後、なんとなくスマートフォンをいじっているときこそ、英語の勉強に充てられるチャンス。たとえば、スマートフォンの単語アプリを使って、勉強に取り組むのもいいですね。ゲーム感覚で学べる単語アプリなら、飽きずに単語を勉強することもできるでしょう。

【例4】入浴中に、リスニングの勉強をする

湯船にゆっくり浸かっているときは、何もせずにぼんやりしていることが多いでしょう。そんな時間を英語の勉強に充てることも可能です。

たとえば、音源をダウンロードしたスマートフォンを浴室に持ち込んで、音源を再生すれば、リスニングの機会をつくることができますね。スマートフォンに防水機能がついていない場合は、チャックつきのポリ袋のなかに入れて持ち込めば濡れる心配は減らせるでしょう。

5. 英語学習を既存の生活スタイルとひもづける

英語の勉強が続かない方のなかには、無理していまの生活スタイルを変えてまで英語の勉強に励んでいる方もいるかもしれません。行動科学マネジメント研究所所長の石田淳氏は、日頃の生活スタイルを大きく変えて新しい習慣をつくろうとすると、うまく続かない恐れがあると述べます。むしろ、英語学習をすでに確立されている生活スタイルとひもづけることで、続けやすくなるとのことです。

もし通勤中いつも電車内でスマートフォンをなにげなく操作しているなら、そのあいだに単語帳アプリを開いて勉強してみてはいかがでしょうか。昼休みに読書するのが習慣になっている場合は、参考書に目を通すという勉強法も有効。ジョギングが習慣になっている場合は、走りながらリスニングをすることで勉強を続けることもできます。

あなたがいつも行なっている行動に「英語学習」という要素を加えることで、英語の勉強が続けやすくなるのです。

6. 達成できた「ご褒美」を準備する

何かを頑張ったあとには、自分にちょっとした「ご褒美」をあげたいもの。こうした「ご褒美」は、行動を続けるうえでじつはとても大切です。前出の石田氏によると、問題解決・目標達成をしたときに自分に「ご褒美」を用意しておくことで、さらに望ましい行動を促す効果があるとのこと。英語学習を一定期間続けるという目標を達成したあとは、すぐに目に見える結果、メリットとしての「ご褒美」を与えると、英語の勉強を続けやすいのです。

さらに石田氏は「ご褒美」はお金をそれほどかけるものではなく、ほんの少し幸福感を味わえるものならなんでも構わないと述べています。あくまで英語の勉強を続けることが目的なので、「1日10分の勉強を1週間続けたら好きなチューハイを1缶飲める」というような、ほんの些細なご褒美で十分だそうです。

7. 英語学習の継続をまわりに宣言する

ひとりで淡々と学習していて「続かない」と思ったら、英語学習の継続を周囲に宣言しましょう。周囲に宣言することによって、見られている意識が高まり、望ましい行動に移しやすくなると前出の石田氏は述べます。挫折しそうになって「続かない」と思ったときに、宣言した相手につらい気持ちを理解してもらったり、相談したりできる点においても有効です。知人や家族など、まわりにいる信頼できる人に、英語学習を続けることをぜひ宣言してみましょう。

直接誰かに宣言するのが恥ずかしいと思ったり、そもそも宣言できる相手がいなかったりする場合は、SNS上の英語学習コミュニティに参加して、同じ趣味や目標をもつユーザーに学習進捗を報告するという方法も有効です。

さらに石田氏いわく、宣言した内容を書面で残すと、より忘れにくいそう。そこで石田氏は、「行動契約書」の作成を提案しています。「行動契約書」は、他者に宣言した内容を誰の目にも見える形で残す契約書のようなものです。

「行動契約書」には「目標」のみならず、継続する「期間」「学習内容」、英語学習を行なう「時間帯」「学習範囲」を明記します。達成したときの「ご褒美」も書面で残しておきましょう。以下のように書いていくのがおすすめです。

【目標】1日15分、寝る前に、TOEIC®︎ Part 3の問題1題の音読練習とシャドーイングをする
【ご褒美】1週間続けたら、好きなお菓子をひとつ買える


常に人から見られている意識を保つために、「行動契約書」は自分だけでなく誰の目にも見える場所に掲示しましょう。

8. 学習記録をつける

英語の勉強が続かない問題を解決する最後のコツは、学習記録をつけること。毎日の学習時間や学習内容を手帳やアプリに記録して可視化していきましょう。学習記録で勉強の進捗状況を把握できると、続かない原因となっている要素を把握しやすくなり、軌道修正しやすくなります。目標設定に無理があったか、どうすればスキマ時間を確保できそうかなどを、学習記録で客観的に分析していきましょう。

最近ではスマートフォン向けアプリ「Studyplus」iOSAndroid)をはじめ、勉強時間や勉強量、設定した学習目標の達成度合いをグラフでわかりやすく表示してくれるアプリが増えています。こうしたアプリもうまく活用しながら、学習記録を残していくことが、英語の勉強が続かない問題の解決につながりますよ。

英語の勉強が続かない悩みを解消するコツ2

「英語の勉強が続かない」悩みをすばやく解決したい方へ

「英語の勉強が続かない」問題を解決しやすくする方法がわかったら、今度はすばやく解決する方法が知りたくなりますよね。そこで効率的なのが、英語の勉強を科学的に継続する方法を知っている「英語のプロ」から学ぶこと。

英語パーソナルジム「StudyHacker ENGLISH COMPANY」では、先ほど紹介した「行動科学マネジメント」の方法論を取り入れて、学習者のさまざまな生活環境に合わせて英語学習を続けやすくするためのサポートを行なっています。

あなたにピッタリの正しい英語学習の続け方のアドバイスを「英語のプロ」からもらうことで、「英語の勉強が続かない」悩みがより効率的に解決しやすくなりますよ!

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「英語の勉強が続かない」問題は、正しい勉強の続け方を実践することで解決しやすくなります。さらに「英語のプロ」からの専門的なアドバイスをもらえば、もっと早く解決することが可能です。今回の記事を参考にすることで、毎日の歯磨きのように無意識に英語の勉強を継続できるでしょう。

参考資料
StudyHacker ENGLISH COMPANY 著, ナナトエリ 作画(2021),『マンガでわかる 最速最短! 英語学習マップ 新装増補版』, ベネッセコーポレーション.
石田淳(2013), 『行動科学で人生がみるみる変わる! 「結果」が出る習慣術』, 角川マガジンズ.
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