「英語の勉強がつまらない」を解消できるシンプルな方法。◯◯を取り入れてみて!

英語学習の取っ掛かり1

「英語の勉強は “座学” というイメージしかないから、つまらない……」
「単語も文法もできなくていつも嫌になる。でも練習しないと……」

そう悩んでいる人はいませんか。英語学習でつまらない経験を味わったり、自分の苦手なところばかりに向き合っていたりすると、たとえ必要なことだとしても、前向きに取りかかろうという気はなかなか起きないですよね。

そんなときは、自分の好きなことや興味のある分野から英語学習に取りかかってみるのはいかがでしょうか。今回は、そのメリットをご紹介します。

「勉強」だけが英語学習?

英語学習と聞くと、机の前に座って単語帳を覚えたり文法問題集を解いたりする「勉強」というイメージが根強いでしょう。受験勉強で、苦手な分野やできないところと向き合って苦しんだ姿を思い出すかもしれませんね。自分の苦手な箇所を鍛えていくのが大事だとわかっていても、課題が多いと、挫けてしまうこともあるでしょう。

一方でみなさんには、どういうわけか夢中になったり楽しいと感じたりする趣味や好きなことが、きっとあるはず。これを使わない手はありません。好きな分野や興味を英語学習に取り入れるのは、じつはかなり効果的なのです。具体的には、次の3つのメリットがあります。

  1. 取り組む動機づけにつながる
  2. 習慣形成につながる
  3. インプットの習得効率がよくなる

英語学習の取っ掛かり2

メリット1. 取り組む動機づけにつながる

1つめのメリットは、英語学習に取り組む動機づけにつながること。ケース・ウェスタン・リザーブ大学の白井教授は、使用する教材に関して、つまらないものに触れるより、おもしろいものに触れるほうが効果的と語ります。白井教授いわく、おもしろい教材や、ストーリーの内容に引かれて先を読みたくなる教材のほうが、取り組む動機づけをつくりやすいとのこと。

興味をもてない分野を英語で学ぼうとしても、取り組むモチベーションはなかなか上がらないもの。まずは、自分がぜひ知ってみたい、おもしろいと思う分野から英語に触れてみて、英語学習への取っかかりをつくってみるのをおすすめします。

メリット2. 習慣形成につながる

2つめのメリットは、習慣形成につながること。好きなことなら、行動のハードルが下がって実行に移しやすいですよね。

ちなみに習慣化にあたっては、新しい行動をすでにある習慣と紐づけるとなお効果的。たとえば、最近机に向かって勉強するという習慣はないものの、好きな海外アーティストの曲はよく聴いているという人。その「洋楽を聴く」という元来もっている習慣を、英語学習と紐づけてみるのはどうでしょう。具体的には、聴きながらスマートフォンで歌詞を検索したり、実際に歌詞を使って歌ってみたり、歌詞で出てきた知らない英単語の意味を調べてみたりすることができますね。

行動科学マネジメント研究所長の石田淳氏は、習慣化で大切なのは、普段の生活スタイルを大きく変えないことだと語ります。「いままで自然にやってきた」好きなことに、英語学習という「新たな行動」を紐づけることで、スムーズに英語学習の習慣を定着させられるのです。

英語学習の取っ掛かり4

メリット3. インプットの習得効率がよくなる

3つめのメリットは、読んだり聞いたりといったインプットスキルの習得が効率化すること。東北学院大学の村野井仁教授は、学習者自身の興味・関心とインプットの「関連性」を、受容スキル(リーディング・リスニング)を高める条件のひとつに挙げています。自分の興味・関心のある分野は、言語習熟度にも影響するとのこと。

早稲田大学のジェームス・バーダマン名誉教授は、関連性が受容スキルに肯定的な結果をもたらすことを示しています。その研究によると、自分が「おもしろい」と思って読んだものは、可もなく不可もないというものに比べて、内容の定着率が1.15倍に上がったそう。

「おもしろい」と思って読んだり聞いたりしたものなら、繰り返してインプットしても苦にはなりにくいでしょう。言語習得が効率化する理由として、前出の白井教授によると、同じ単語に何回も触れることで、単語の習得が進み、しだいに理解度が高まっていくのだそうです。

以上のメリットから、自分の好きなことや興味のある分野から始めることは、英語学習に取り組む際の重要なポイントとなります。

洋楽好きならおすすめ! Geniusの活用法

洋楽好きな人にとっては、歌詞の内容が理解できると、さらに興味が増すでしょう。でも、背景知識がわからないと、翻訳を見たとしても歌詞の本当の意味は理解しづらいですよね。

そこで、時短型英語ジム「StudyHacker ENGLISH COMPANY」でトレーナーとして活躍する “英語の専門家” 長束啓樹さんがおすすめしているアプリが “Genius” 。長束さんいわく、このアプリで好みの洋楽の解説が見られ、曲がつくられた背景を知ることができるそう。

そんな “Genius” の使い方の詳細やコツは、以下の約7分の動画で紹介されています。ぜひチェックしてみてください。



***
つまらない勉強ばかり続けているよりも、自分がおもしろいと感じる分野も取り入れて英語を学ぶと、楽しく続けやすいですよね。今回の記事や動画を参考に、自身の好きなことや興味から、ぜひ英語学習の取っかかりをつくってみてください。

参考資料
白井恭弘(2008),『外国語学習の科学ー第二言語習得論とは何か』, 岩波書店.
村野井仁(2006),『第二言語習得研究から見た効果的な英語学習法・指導法』, 大修館書店.
ジェームス・M・バーダマン(2013), 『日本人の英語学習法』, 中経出版.
石田淳(2017),『図解 うまくなる技術 ~行動科学を使った自己成長の教科書~』, サンクチュアリ出版.
あわせて読みたい
モチベーションが下がっても続けられる!? 科学的根拠あり「英語学習の習慣化」3つのコツ モチベーションが下がっても続けられる!? 科学的根拠あり「英語学習の習慣化」3つのコツ 英語学習習慣化を成功させる8つのポイント 英語学習習慣化を成功させる8つのポイント 「ENGLISH COMPANY MOBILE」で高密度な英語トレーニング! その絶大な効果とは。 「ENGLISH COMPANY MOBILE」で高密度な英語トレーニング! その絶大な効果とは。