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英語のリスニングが上達しないのはなぜ? 効率的な上達方法3選

英語のリスニングを上達させる方法1

「英語のリスニングを上達させたい」
「英語のリスニングがなかなか上達しない」

そう思っていませんか。英語リスニングが上達しない原因を知り、効率のよい学習方法を取り入れることで、リスニング力が大幅に向上します。英語リスニングが効率的に上達する方法を、英語パーソナルジム「ENGLISH COMPANY」が、おすすめのアプリとあわせてご紹介しましょう。



なぜあなたの英語リスニングが上達しないのか

英語のリスニングが上達しないと悩む前に、ご自身の学習法を振り返ってみましょう。あなたがいま行なっている学習法で、効率よくリスニング力が伸びると確実に言えるでしょうか。

たとえば「リスニングには聞き流しが効果的」と信じ、ひたすら英語の「聞き流し」をしていませんか。じつは、単に英語の「聞き流し」をするのは非効率的。その根拠は、「リスニングの2段階のプロセス」です。

リスニングのプロセスは、耳から入った音声を聞き分ける「音声知覚」と、聞き取った英語の意味の「理解」。音声を認識できなかったり、聞き取った英語の意味がわからなかったりする状態で英語を聞き流しても、雑音を聞いているのと同じです。学習効果はあまりありません。リスニングに限らず、間違った学習法に取り組んでいると、英語力の上達は期待しづらくなります

リスニングが上達しない原因は人それぞれ。まずはリスニングが上達しない原因を把握することが必要です。

リスニングが上達しない代表的な原因は、以下の3つ。

  1. 単語や文法などの知識が足りない
  2. 発音に関する知識が少ない
  3. 日本語に訳しながら理解している

3つの原因を順番に詳しく見ていきましょう。

【上達しない原因1】単語や文法などの知識が足りない

リスニングはもちろん、リーディングもできない」という人が主に当てはまります。TOEIC®のリスニングセクションやYouTubeなどで、英語があまり聞き取れないと感じたら、スクリプトや英語字幕を読んでみましょう。英文を読んでも理解できないなら、単語や文法の知識が不足している可能性が高いのです。

英語を理解する大前提は、基本的な単語や文法の知識があること。単語や文法の知識がなければ、読んでも理解できませんし、聞いてもわかりません。

リスニングの土台づくりとして、まずは中学・高校レベルの文法と単語を習得し、「英文を正確に読める」状態を目指しましょう。

【上達しない原因2】発音に関する知識が少ない

聞き取れないけれど、文字で読めば理解できる」という人に、この傾向が多く見られます。基本的な単語・文法の知識はあるものの、語句の発音や、発音の際に起こる「音声変化」を知らないことが、リスニングが上達しない原因です。

まずは、英単語を正確に発音できるよう練習しましょう。英単語を覚える際は、必ず音声を聞くのがポイントです。のちほど詳しく説明しますが、「音声変化」の知識も身につける必要があります。

【上達しない原因3】日本語に訳しながら理解している

文法・単語・音声の知識は十分だけれど、聞き取った英語の理解が追いつかない」という人にありがちなのが、日本語に訳しながらのリスニング。リスニングでは聞いた順番で理解しないといけないため、文構造が異なる日本語に訳しながら聞くのは非効率的です。

英語の語順通りに理解できるかどうかは、リスニングだけでなく、リーディングにも影響します。TOEIC®のリーディングセクションが時間内に解き終わらなかったり、仕事で英語のドキュメントを読むのが遅かったりするなら要注意。

読むのが遅い主な原因は、一文を最後まで読んだあと、後ろから日本語に訳し上げていく「返り読み」です。「受験英語」だと日本語に訳すことが重視されがちなため、きれいな日本語に訳そうと、返り読みの癖がついてしまったのかもしれません。

返り読みをやめ、文頭から順番に理解する習慣を身につけましょう。そうすれば、リーディングだけでなく、リスニングも上達しますよ。

英語のリスニングを上達させる方法2

リスニングが上達しない原因として、以上のような3つが考えられます。ただ、3つのうち1つだけが原因というのはレアケース。複数の原因に並行してアプローチしていくことが、英語のリスニングが上達しない問題を解決するために重要です。

英語リスニングを効率的に上達させる方法

英語のリスニングが上達しない原因がわかったら、何を優先して学習するか考えてみましょう。

効率的に上達させる方法は、主に次の3つ。

  1. 基礎的な単語や文法を習得する
  2. 音声知覚を鍛える
  3. 英文を語順通りに理解する

どんな上達法か、それぞれ具体的に見ていきましょう。

【リスニングの上達法1】基礎的な単語や文法を習得する

「リスニングだけでなく、リーディングもできない」という方は、中学・高校レベルの基本的な文法知識や単語の習得を優先しましょう。

リスニングの上達につながる単語の学習法

単語は、中学卒業〜高校中級レベルの単語帳を使って一気に覚えるのがおすすめ。以下の要領なら、長期記憶(比較的長い期間保持される記憶)として脳に残りやすいと言われています。

  1. 50語程度を1セットとする。セット内の単語の音声を聞き、発音しながら、英単語と日本語訳を見て覚える。
  2. 日本語訳を隠した状態で英単語を見て発音し、意味をすぐイメージできるか確かめる。それから日本語訳を見て、イメージした意味と実際の訳が合っているか答え合わせをする。
  3. セット内の全単語の意味がすぐにイメージできるようになるまで、2.を繰り返す。5周ほど行なうとよい。
  4. 翌日、前日に学んだ単語を復習したあと、新たな単語セットを学習する。既習単語は2.の手順でさっと確認し、未習単語は1.〜3.の手順で学ぶ。 

50個もの単語を1セットとするのは「遅延効果」を得るためです。「遅延効果」とは、ある情報に出会ったあと、その情報に再度出会うまでの期間が長いと、記憶に残る期間も長くなりやすいこと。

つまり、復習の間隔を空けることで、情報が記憶に残りやすくなるのです。

反対に非効率的なのは、「毎日10単語確実に覚える」というように、1日に覚える単語を少なめにすること。たった10単語を学習したあと、記憶が鮮明な状態で同じ語を再度目にすると、復習の間隔が狭いため、遅延効果が働きにくくなります

記憶は思い出そうとするときに強化されるもの。復習の間隔を空け、忘れかけているタイミングで単語に再び出会うことで、「思い出そう」という力が働き、記憶が残りやすくなるのです。

そして先述のとおり、音声を聞いて、発音しながら覚えることを忘れてはいけません。正しい発音を理解していないと、リスニングが上達しにくいのはもちろん、正しくない発音では、スピーキングの際に相手の理解を妨げる恐れがあります。正しい発音を意識して、声に出しながら覚えていくことが、リスニングの上達につながる単語の学び方です。

リスニングの上達につながる文法の学習法

知っておくべき文法知識は、中学〜高校1年生頃に習う範囲でOK。ただ、ルールをひたすら丸暗記しなければならないようなイメージから、英文法に苦手意識をもつ方も多いでしょう。

覚え方を変えれば、英文法の学習効率がもっと上がりますよ。ポイントは、「ネイティブスピーカーが世界をどう認知し、言語としてどう表現しているか」という「認知文法」の考えを活用すること。文法を「コアイメージ」(核となる意味)で理解すれば、日本語にわざわざ訳さなくても、英語のまま直感的に理解しやすくなります。

たとえば、have+過去分詞の「現在完了形」の用法を、以下のような日本語訳とセットで丸暗記した方は多いはず。

  1. 完了(〜してしまった)
  2. 経験(〜したことがある)
  3. 結果(〜してしまっていまもそうだ)
  4. 継続(ずっと〜している)

それに対して認知文法だと、haveは「〜をもっている」、過去分詞はそれ自体で「完了した状態」という共通イメージがあると考えます。つまり、現在完了形は「完了した状態を現在haveしている」というイメージで理解すればよいのです。

ひとつのイメージさえ知っておけば、4つのうちどの用法かと迷わないため、簡単に理解できるでしょう。大量のルールの丸暗記が不要になるだけでなく、英文理解のスピードが上がります

認知文法のアプローチについて詳しく学びたい方には、『英文法の鬼100則』がおすすめのテキスト。「コアイメージ」による英文法のとらえ方を、豊富な例文を通して学べます。

【リスニングの上達法2】音声知覚を鍛える

「基本的な単語や文法の知識はあり、読めば理解できるのに、聞き取りはできない」という方は、まず「音声知覚」を鍛えましょう。「単語」と「文」に分けて注意点をご紹介します。

単語の音声知覚の鍛え方

単語の音声知覚を鍛えるには、まず「音節」と「アクセント」を意識すべきです。

「音節」は、母音を中心にした音のまとまりのこと。日本語は基本的に、子音のあとに母音が付加される構造です。

【例】食べた tabeta

それに対し、英語は子音で終わる場合がほとんど。

【例】cat dog max

この違いに注意する必要があります。

たとえば “cut” の場合、日本語だと「カット(katto)」と、音のまとまりはふたつ(カッ/ト)。最後に母音をつけて発音します。それに対して英語だと、音のまとまりはひとつで、当然ながら最後に母音をつけず発音するのです。

日本語と英語は音節が違うため、日本語の感覚で英語を発音してしまうと、不自然なカタカナ発音になってしまいます。カタカナ発音のままにせず、英語の音節を意識して発音練習をしましょう。

音節を意識するために有効なトレーニングのひとつが、1音節の単語を1拍で発音すること。手拍子などでリズムをとりながら発音するのがおすすめです。

2音節以上の単語では、「アクセント」(強く長めに発音する音節)にも注意。どの音節にアクセントがあるか注意して音源を聞き、アクセントの位置を意識しながらリピートしましょう。

文単位の音声知覚の鍛え方

「単語の発音は理解している。ただ、ネイティブの話す英語が速すぎて聞き取れない……」と感じていませんか? じつは多くの場合、速いから聞き取れないというだけではありません。ネイティブが実際に話すときの発音と、自分が想定している発音に、差があるから聞き取れないのです。

ネイティブスピーカーは普段、私たちが教科書などで習ったような発音をしているわけではありません。「省エネ」で発音しやすくするため、音をつなげたり短くしたりと変化させています。この現象こそ、「なぜあなたの英語リスニングが上達しないのか」で述べた「音声変化」です。ネイティブが自然に話す際の音声変化に気づかないと、細かな部分にいたるまでのリスニングは困難です。

文単位でのリスニングを上達させる鍵は、音声変化のルールや変化が起こりやすい環境を知ること。音声変化のルールを学習し、音声変化している箇所も含めて発音できれば、細かな部分まで聞き取れるようになります。

知っておくべき音声変化のルールは、以下の5つ。

1. 連結:単語どうしがつながって発音される
【起こりやすい環境】単語の最後の子音と、次の単語の最初の母音が連続するとき
(例)run out「ラン アウト」→「ラウト」

2. 脱落:あるべき音が発音されない/聞こえにくくなる
【起こりやすい環境1】破裂音( /p/, /t/, /k/, /b/, /d/, /g/ の音)が語末にくるとき
(例)do it「ドゥ イィト」→「ドゥイッ」

【起こりやすい環境2】[子音+子音]のとき。前に来る子音が脱落する
(例)put this「プゥト ディス」→「プッディス」

【起こりやすい環境3】/t/, /k/, /d/ が、子音と子音のあいだに来るとき
(例)friendly「フレンドリー」→「フレンッリー」

【起こりやすい環境4】/nt/ が連続するとき。/t/ が /n/ にひっぱられて同じような音になる、あるいは /t/ が脱落する
(例)center「センター」→「セナー」

3. 同化:隣り合う音に影響を受け、違う音に変化する
【起こりやすい環境】/t/, /d/, /s/, /z/ の音が後続の「y」(発音記号は /j/ )と混合するとき
(例)did you「ディド ユー」→「ディヂュ」

4. ら行化:/t/ や /d/ が日本語の「ら行」のような音になる
【起こりやすい環境1】/t/ や /d/ が母音に挟まれるとき
(例)butter「バター」→「バラー」

【起こりやすい環境2】/t/ や /d/ が母音と /l/ に挟まれるとき
(例)hurdle「ハードゥ」→「ハーロゥ」 

5. 弱形:文中で弱く短く発音されることがある
【起こりやすい環境】機能語(人称代名詞、前置詞、be動詞、助動詞、冠詞など)
(例)our 「アワ」(強形)→「ア」(弱形)
 学校などで習うのは強形だが、文中で特に強調されるとき以外は、弱形の発音が主


5つのルールを学んだら、今度は音声変化の知識を定着させるトレーニング。以下の3つの手順にそってトレーニングしましょう。

  1. ディクテーション
  2. 発音練習・オーバーラッピング
  3. プロソディー・シャドーイング

まずは「ディクテーション」で、音源から聞き取った英語を紙に書き出します。どこが聞き取れないか明確に把握するのが目的です。

2、3度聞き直しても書き取れなければ、英文を見て答え合わせをしましょう。文字で見れば理解できるのに書き取れなかったところが、聞き取れない箇所です。

文字で見ても理解できない単語があるなら、単に語彙知識が不十分だった可能性が高いため、単語の意味や発音も確認しておきましょう。

次に、聞き取れなかった箇所を重点的に発音練習しましょう。音声変化を中心に、モデル音声を忠実に再現できるよう練習します。

そして、「オーバーラッピング」。流れてくる英語の音声に、始めから終わりまでピッタリ自分の声を重ねて英文を読み上げるトレーニングです。音声変化している箇所を含め、言い始めから言い終わりまで完全に音声にかぶせて発音しましょう。

ポイントは、必ずスクリプトを見ながら行なうこと。スクリプトがないと、言い始めから終わりまでうまくそろえることができません。

今度は「プロソディー・シャドーイング」です。「シャドーイング」とは、音声を聞きながら1、2語遅れで発音するトレーニング。シャドーイングには2種類あり、そのうちプロソディー・シャドーイングは、音に集中するシャドーイングです。

オーバーラッピングにならないよう、よく集中して音声を聞き、発音や間、抑揚まで正確に再現しましょう

音声変化とトレーニング方法についてさらに詳しく知りたい方には、『5つの音声変化がわかれば英語はみるみる聞き取れる』がおすすめ。音声変化のルールと条件を、豊富な例文で学習できます。音声変化のルールを理解したら、練習問題でリスニングやディクテーション、発音練習をしましょう。

【リスニングの上達法3】英文を語順通りに理解する

「音はある程度聞き取れるけど、内容が頭に入らない……」

そんな方は、英語を文頭から順番に理解していくためのトレーニングをしましょう。リスニングでは聞いた順番で理解しないといけないため、訳しながら聞こうとすると、理解が追いつかなくなってしまいます。

主にやるべきことは以下のふたつ。

  1. チャンクリーディング
  2. コンテンツ・シャドーイング

まずは「チャンクリーディング」。英文を、意味のかたまりである「チャンク」ごとに切り分けたり改行したりしたものを読んでいきます。

アップル社を創業したスティーブ・ジョブズ氏による、有名な卒業式スピーチの抜粋を読んでみてください。

Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truly satisfied is to do what you believe is great work. And the only way to do great work is to love what you do.


チャンクで区切ると、以下のようになります。

Your work is going to fill /
あなたの仕事は占める

a large part of your life, /
人生の大部分を

and the only way /
そして唯一の方法は

to be truly satisfied /
真に満足するための

is to do /
することだ

what you believe is great work. //
あなたがすばらしい仕事だと信じていることを

And the only way /
そして唯一の方法は

to do great work /
すばらしい仕事をするための

is to love what you do. //
あなたがすることを愛することだ


チャンクごとに内容を思い浮かべ、次に来るチャンクとのつながりを意識して読むようにしましょう。すると、「こんな情報が来そう」と予測しながら読みやすくなり、返り読みすることなく、文頭から語順通りに理解できるようになります。

文頭から理解することに慣れ、かつプロソディー・シャドーイングができるようになったら、「コンテンツ・シャドーイング」に取り組みましょう。音に集中する「プロソディー・シャドーイング」から一歩進んだ、音だけでなく意味内容も意識するシャドーイングです。音も内容も意識してシャドーイングできれば、日本語に訳そうとしなくても、聞いた順で英語を理解できるようになりますよ。

以上が、リスニングに関わる一連のスキルの上達につながるトレーニング。慣れてきたら、一文が長かったり、文法構造が複雑だったり、単語レベルが少し高かったりする英文で、しだいに負荷を強めるのも有効です。

あなたの弱点に基づいた適切なトレーニングで、英語リスニングを上達させていきましょう!

英語のリスニングを上達させる方法3

英語リスニングの上達に役立つアプリ・Webサービス

英語リスニングを上達させるうえで活用すべきなのが、アプリやWebサービス。スキマ時間でアプリなどを使い学習できれば、リスニングがさらに上達できますね。特におすすめなものを5つご紹介しましょう。

1.「Listening Hacker」

Listening Hacker」(iOSAndroid)は、「文単位の音声知覚の鍛え方」で触れた音声変化を無料で学べるアプリ。音声変化のルールと起こりやすい環境を短期集中で学べ、効率よく英語リスニングが上達します。

再生速度の調整ができるため、あなたのレベルに合わせた音声変化の学習が可能です。聞き取りの上達具合をチェックする「確認テスト」もあります。

2.「Listening Hacker Pro」

Listening Hacker Pro」(iOSAndroid)は、無料版「Listening Hacker」よりも機能が充実している学習アプリ。無料版より210問増えています。すべてのフレーズに日本語訳がついているため、聞き取った英語の意味を理解しながら、コンテンツ・シャドーイングなどのトレーニングが可能です。

また、5段階のレベル別確認テストもついているため、英語リスニングの上達具合が、ひとめでわかりますよ。 

3.「ENGLISH COMPANY MOBILE」

ENGLISH COMPANY MOBILE」は、リスニングはもちろん、単語やリーディングも、スマートフォンで気軽に学習できるWebサービスです。脳科学に基づいた単語の効率的な覚え方や、チャンクリーディング、音読、シャドーイングなどの高密度なトレーニングができますよ。ガイダンスにそって正しいトレーニングができるため、自力でも効率よく英語力を上達させられます。

特にリスニングのトレーニングでは、「音声変化」の起きている場所が確認できるため、音声変化を忠実に再現してシャドーイングできているか確認も可能。音声スピードを簡単に調節できるため、あなたに最適なレベルでの練習も可能です。

4.「BBC Learning English」

BBC Learning English」(iOSAndroid)は、イギリスの公共放送局BBC (British Broadcasting Corporation)による英語学習アプリ。「ビジネス英語」「日常英語」「単語」などさまざまなカテゴリーに分かれており、カテゴリーごとに多くの英語学習番組が用意されています

新しい素材が随時アップロードされるため、飽きることなくリスニングの上達が可能です。

スクリプトや単語の確認だけでなく、リスニングクイズもあり、内容の聞き取り具合をチェックする際にも役立ちますよ。

5.「Audible」

名作文学に興味があるなら、「Audible」(iOSAndroid)を活用してみるのもおすすめ。Amazonによるオーディオブックサービスで、プロのナレーターによる名作文学やビジネス書などの朗読を聞くことができます。

1冊当たり7〜10時間ほどのリスニング量が確保できる便利なアプリです。あなたの関心に合った読み物で、楽しみながら英語リスニングの上達を実現させましょう。

英語のリスニングを上達させる方法4

英語リスニングをもっと効率よく上達させるには

「英語リスニングが上達できない原因の把握や、原因に応じたトレーニングを継続する大切さは理解できた。とはいえ、リスニングの上達を阻む壁になっている原因が、自分ではわからない……」

そう考える方はきっと多いはず。

「単語・文法がそもそもわからない」「読めるけど聞き取れない」「音は聞き取れるけど内容が入らない」などリスニングが上達できない原因や、適切なアプローチの仕方には、個人差があります。自力で原因を見つけるのは難しいと感じるでしょう。

そんな悩みを解消してくれるのが、英語パーソナルジム「StudyHacker ENGLISH COMPANY」です。トレーナーは「第二言語習得研究」(母語以外の言語を身につけるメカニズムを明らかにする学問)と「英語学習」の専門知識に長けたプロばかり。プロトレーナーによる詳細な課題分析を通して、あなたの英語力の立ち位置や弱点が、明確に把握できます。そして、課題に最適なトレーニングで迷いなく学習を続けることで、リスニングなどの英語力をより効率的に伸ばすことができますよ!

まずは、以下の公式サイトをチェックしてみてください。あなたの英語リスニングが上達する最短ルートが見えてくるはずです。

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英語リスニングがどうしても上達しない場合、まずは原因を把握しましょう。そして、原因に応じたトレーニングをすれば、誰でも効率的に英語リスニングが上達するはず。今回の記事を参考に、聞き取れる英語の量をぜひ増やしていってください!



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