英語学習・勉強の計画の立て方とコツ! 成功するスケジュールとは?
2024年9月11日
「英語の勉強を始めたものの、計画通りに進まず挫折しがち……」
「忙しすぎて学習スケジュールが守れず、思うように進まない……」
そうお困りではありませんか? 英語学習の成功には、適切な計画とスケジュール管理が欠かせません。特に社会人の方なら、限られた時間で英語力を伸ばしたいと思いますよね。
しかし、日常の仕事や家事が忙しく、英語の勉強が計画倒れになった経験があるのではないでしょうか。
そこで、英語学習を効果的に進めるための計画の立て方と、目的別の具体的な学習スケジュール例を、ENGLISH COMPANYが紹介します。最後まで読めば、あなたに合った英語学習計画の作り方がわかり、効率よく勉強に取りかかれるでしょう。
英語の勉強計画を立てる5つのステップ
まずは、社会人の方が英語勉強計画を作成する際に役立つステップを5つ紹介します。
【ステップ1】いまの英語レベルを確認する
英語の学習計画を立てる際、最初にやるべきことは自分の英語レベルの確認。英語力を客観的に把握すれば、どのスキルが弱点かを特定しやすくなります。
リーディングやリスニング、スピーキングやライティングで、どの点に課題があるのかを把握し、単語や文法の理解度も整理しましょう。
自己評価が難しい場合は、オンラインの英語レベルチェックテストなどを利用するのも有効。正確な現状把握が、効果的な英語学習計画の基礎です。
【ステップ2】目標となる英語力を定める
次のポイントは、現在のレベルに応じた明確な目標設定。目標を設定する際は、まず英語を学ぶ理由をはっきりさせましょう。仕事でのキャリアアップ、試験のスコアアップ、または旅行先でのコミュニケーション力向上など、具体的な動機をもつことが大切です。
短期的な目標と長期的な目標を組み合わせることで、学習進捗を目に見えるかたちで確認できます。たとえば、3か月後のTOEICスコア向上を短期目標に、1年後の海外での仕事を長期目標にするといった具合です。
目標は、具体的かつ測定可能にするのがポイント。進捗を確認しやすくなり、目標までの道筋が明確になります。
英語学習の目標設定に悩む場合は、専門家のアドバイスを受けるのもおすすめ。たとえば、ENGLISH COMPANYのような英語パーソナルジムでは、「英語の専門家」である日本人プロトレーナーがひとりひとりに合わせたアドバイスを提供しています。
関連記事:「受講生が多忙なときにこそ、目標を見失わせない」ITエンジニアとトレーナーが歩んだ英語学習の軌跡
【ステップ3】一日の英語学習時間を決める
次に、一日のスケジュールを詳細に分析し、英語学習に充てられる時間を見つけます。日常のスケジュールを見直し、英語の勉強に確保できる時間を洗い出しましょう。通勤時間、スキンケア、ストレッチといった「ながら時間」を活用するのも有効です。
また、ランチの時間や早朝の準備時間など、思いがけないスキマ時間が見つかることもあるでしょう。その場合、通勤中は単語、ランチ後は少しだけリーディング、就寝前はシャドーイング練習など、時間帯に合わせた学習内容を設定できます。
こうした時間を有効に使うことで、学習の効率が飛躍的に向上します。
【ステップ4】英語学習方法や学習内容を決めて環境をつくる
そして、具体的な学習方法や内容を決めます。独学、英会話スクール、英語コーチングなど、自分に合った方法を選びましょう。
短期間で成果を上げたい場合や、効率的に英語力を向上させたい場合は、英語コーチングがおすすめ。英語学習の専門家に自分の課題を客観的に分析してもらい、最適な学習法の提案が受けられるからです。
学習内容を決める際は、インプットとアウトプットのバランスを意識しましょう。スピーキングだけではなく、リーディングやリスニングも含めた学習計画を立てることが重要です。
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「聞き流すだけで英語ができるようになる」ってホント!? あなたの英語学習がイマイチ捗らない6つの原因。
【ステップ5】学習内容をスケジュールに落とし込む
最後に、決めた学習内容を具体的なスケジュールに落とし込みましょう。勉強時間や場所を考慮しながら、各学習項目をカレンダーや時間割に組み込んでいきます。
たとえば、平日の夜は単語学習とリスニング、週末の朝はオンライン英会話、といったスケジュールが考えられるでしょう。
スケジュールは柔軟性をもたせ、必要に応じて調整できるようにしておくことも大切です。スケジュールを守ることで学習が計画的に進み、英語力を着実に高められます。
以上の5ステップを踏むことで、効果的な学習計画を立てられ、英語力を着実に向上させられるでしょう。
社会人が英語学習の勉強計画を立てる重要性と注意点
英語学習計画を立てるのが社会人にとって重要なのはなぜでしょうか? スケジュール通りに実行するうえでの注意点とともに説明しましょう。
なぜスケジュールを立てるのが重要?
忙しい社会人にとって、時間の確保は最大の課題。しかし、スケジュールを書き出してみると、意外と活用できるスキマ時間に気づくことがあります。
通勤中や昼休み、家事の合間など、短時間でも効率よく学習を進めるためには、事前に計画を立てることが必要です。計画を立てておくことで、日常のなかで無駄なく学習を取り入れられ、結果的に英語力を着実に向上できます。
無理のない計画を立てるべき理由
ただし、計画を立てる際には、無理のないスケジュール設定がポイント。過度に詰め込みすぎると、計画倒れに終わることが多く、英語学習が続かなくなります。
現実的な時間配分を心がけ、達成可能な目標を設定すれば、計画に沿って学習を継続できます。また、定期的に計画を見直し、必要に応じて調整する柔軟さも大切です。
効果的な英語学習のためには、社会人としての忙しい生活のなかでも計画的に時間を確保し、無理なく学習を進めることが成功の鍵です。
関連記事:他人の勉強法を “なんとなく” まねしてはいけない! 英語学習には「順序」がある
【目的別】英語学習のスケジュール例
英語学習の目的によって、最適な勉強計画は異なります。ここでは、ENGLISH COMPANYに通われている方の英語学習のスケジュール例を紹介しましょう。トレーニングを受講する日と自習の日でスケジュールを分けて記載していますので、1日90分のスケジュールを組めます。
ビジネス英語、TOEICスコアアップの2つの目的別に、1日1.5時間で英語力が大幅に向上する学習スケジュール例を見ていきましょう。
ビジネス英語を習得するためのスケジュール例
ビジネス英語のスキルアップを目指す場合、以下のようなスケジュールがおすすめです。
- トレーニング:ウィークリー英会話ブースト(ENGLISH COMPANY パーソナルトレーニングコース+課題発見型英会話レッスン)
- 期間:3か月 / 6か月
- トレーニング:週1回または2回(1回90分)
- 対象レベル:初級者〜上級者
- 受講料(税込):561,000円(パーソナル)+14,960円
- 受講スタイル:対面またはオンライン
関連記事:超効率的・効果的な学習を可能にする究極の英語コーチングプログラム「ウィークリー英会話ブースト」がついに登場!
一日のスケジュール例(自習)
7:00 - 7:30 単語学習(学習時間30分)
通勤時間を活用して、TOEICやビジネス英語に必要な単語をインプットしましょう。ENGLISH COMPANYでは、単語の効率的な覚え方が学べるため、語彙力を着実に増やすことができます。
12:45 - 13:00 リーディング(学習時間15分)
昼休みのスキマ時間も大切に活用します。この時間に行なうのは、英文を意味のまとまりごとに理解する「チャンクリーディング」。音読と組み合わせると、リーディングスピードの向上も期待できます。
19:00 - 19:15 リスニング(学習時間15分)
帰宅時の電車では、音声変化を学べるアプリ「Listening Hacker」(iOS/Android) でリスニング力の向上を図ります。
21:30 - 22:00 シャドーイング(学習時間15〜30分)
帰宅後は、翌日のENGLISH COMPANYトレーニングに備え、「シャドーイング」の練習。前回指摘された課題点を特に意識して取り組みます。
この日の英語の勉強時間は合計90分。通勤やスキマ時間を活用することで、仕事と無理なく両立させています。
一日のスケジュール例(トレーニング)
19:30 - 21:00 ENGLISH COMPANYトレーニング(学習時間90分)
この日はENGLISH COMPANYでのパーソナルトレーニングです。トレーナーと一緒に、90分間リスニング、リーディング、スピーキングを中心に学習を進めます。適度な負荷をかけながら、翌日以降の自習に活かせる学習ポイントも提示されます。
翌日は、このトレーニングで明確になった自分の課題にフォーカスし、自習を進めましょう。
一日のスケジュール例(“課題発見型“ 英会話)
7:15 - 7:30 ライティング(学習時間15分)
前回のトレーニングで、スピーキングの流暢さ向上のため「クイックライティング」というメニューが追加されました。通勤時間に取り組み、スペルや文法を気にせず、限られた時間内でできるだけ多く書くことで、流暢さが向上します。
ライティング後は、それを写真に撮り、トレーナーに共有します。
20:00-20:30 “課題発見型“ 英会話レッスン(学習時間30分)
夜には、外国人講師との “課題発見型” 英会話レッスンを行ないます。
このレッスンは単なる英会話ではありません。講師が複数の評価観点でアセスメントを行ない、日本人トレーナーと連携して、次回のレッスンや今後の学習課題をより具体化していくのが特徴です。
この日の学習時間の合計は45分。業務が忙しく、お昼の学習時間は確保できませんでしたが、トレーナーのアドバイスを受け、最低限の学習は行なえました。
TOEIC対策のためのスケジュール例
TOEICのスコアアップを目指す場合、以下のようなスケジュールがおすすめです。
- トレーニング:ENGLISH COMPANY パーソナルトレーニングコース
- 期間:3か月 / 6か月
- トレーニング:週1回または2回(1回90分)
- 対象レベル:初級者〜上級者
- 受講料(税込):561,000円(パーソナル)
- 受講スタイル:対面またはオンライン
一日のスケジュール例(自習)
7:15 - 7:30 単語学習(学習時間15分)
通勤時間は、TOEICの目標スコアに対応した単語のインプットに充てます。ENGLISH COMPANYで学んだ効率的な単語の覚え方を活用し、語彙力を確実に増やしていきましょう。
12:45 - 13:00 リーディング(学習時間15分)
昼食後のスキマ時間を活用し、英文を意味のかたまりで読む「チャンクリーディング」と音読の練習を行ないます。短時間でも集中して行なうことが大切です。
21:30 - 22:00 シャドーイング(学習時間30分)
帰宅後、翌日のためにシャドーイング練習を行ないます。特に、TOEICのリスニング対策として、音声変化やスピードに慣れることを意識しながら進めていきます。
この日の英語勉強時間は合計60分。通勤やスキマ時間を上手に活用することで、仕事と無理なく両立できる計画となっています。
一日のスケジュール例(トレーニング)
19:30 - 21:00 ENGLISH COMPANYトレーニング(学習時間90分)
この日は、ENGLISH COMPANYでの90分間の集中トレーニングがメイン。あなたの学習進捗に合わせ、専門トレーナーが具体的な改善策や効果的な学習方法を提案します。毎回のセッションで、翌日以降の学習の方向性を明確にしていきましょう。
このように、自習、トレーニング、英会話と、その日に最適な学習メニューに注力することで、着実に英語力を向上させることができます。重要なのは、1日60〜90分の学習を、自分の課題に合わせた内容で継続すること。忙しい社会人でも、この学習時間と方法なら、無理なく英語の勉強が続けられる現実的な計画の例といえるでしょう。
学習計画を継続して英語を習得するコツ
英語学習の効果が高まるのは、適切な計画だけでなく、その計画を継続してこそ。ここでは、英語学習を長期的に続けるためのコツを紹介しましょう。
分散学習の重要性
英語の勉強計画を立てる際には、「分散学習」を意識して取り入れることが大切です。
2011年に発表した理化学研究所の研究によると、「分散学習」が効率的な学習につながるそう。たとえば、1時間の学習を一度に行なうのではなく、20分ずつ3回に分けて行なうことで、記憶の定着が促進されます。これなら忙しい社会人にとっても取り入れやすく、短時間で効果的な学習ができますね。
また、学習の合間に適度な休憩を挟むことで、脳をリフレッシュさせ、学習効率のさらなる促進が可能です。
その根拠として、「集中学習」での記憶は小脳皮質に保持される一方、学習時に “休憩などで間隔を空ける” ことで、記憶が小脳核に移動し、長期記憶として保持されることがわかっています。この記憶の移動と固定化には、間隔を空ける際に生成される特定のタンパク質が不可欠なのです。
よって、集中学習だけでなく、適度な間隔を空けて学習することで、記憶の定着が促進されます。
無理なく学習を継続するためのサポート
仕事や生活全体を考慮した時間管理のサポートを行ない、無理なく学習を継続できる環境を提供するのが、英語パーソナルジムの「StudyHacker ENGLISH COMPANY」です。
英語学習の習慣化をサポートするパーソナルコーチが、あなたの学習スタイルに合わせて最適なプランを提案し、日常のなかで効率よく学習を進めるお手伝いをします。
忙しい毎日でも、学習を習慣化し、確実に成果を上げるための強力なサポートを得られるでしょう。
仕事やプライベートのスキマ時間で英語学習を進めたい方は、ENGLISH COMPANYのトレーニングをぜひご検討ください。専門的なコーチングを受けることで、1日1.5時間の学習時間で目標達成への道を歩めますよ。
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社会人にとって、限られた時間のなかで英語学習を効率的に進めるためには、しっかりとしたスケジュールの作成が重要です。勉強計画を確実に遂行し、英語を効率的に習得しましょう。