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第二言語習得研究に基づいた英語学習のメリットは? 効率的な学び方と継続のコツ

2024年8月8日

外国語を学習する男性

「第二言語習得研究」という言葉を聞いたことはありますか? 第二言語習得研究は、外国語の習得メカニズムを解明することを主な目的とした言語学、心理学、教育学、脳科学、社会学などが関わる研究分野です。第二言語習得研究に基づく学習法を知れば、無駄のない英語学習が実現できますよ。

今回は、第二言語習得研究とは何か、第二言語習得研究に基づく英語学習のメリットや具体的な学習法をENGLISH COMPANYがご紹介しましょう。



第二言語習得研究とは

第二言語習得研究は、母語以外の言語を習得するまでのプロセスやメカニズム、効果的な学習方法を研究する分野における研究のこと。言語学、心理学、教育学、脳科学、社会学など、多様な領域が関わる学際的な研究領域です。英語では「Second Language Acquisition」と呼ばれ、「SLA」と略されます。

第二言語習得研究に基づく学習法は、人間の言語習得メカニズムに則ったものであるため、再現性が高いことがメリット。科学的根拠のある学習法を取り入れると、言語習得の効率を上げやすくなります

第二言語の定義

「第二言語習得研究」で定義される「第二言語」とは、母語(第一言語)のほかに学習する言語のこと。日本人の場合、多くの人にとって日本語が第一言語であり、学校の必須教科として学ぶ英語が第二言語に相当します。

3つ目、4つ目などに習得される言語も「第二言語」と定義され、第二言語習得研究とは第一言語以外の言語習得全般に関する学問・研究を指します。

第二言語習得のプロセス

母語がすでに身についている大人の第二言語習得のプロセスは、大きく分けて以下3つのステップを意識すると効果的です。

  • 語彙や文法の知識を身につける
  • 読む・聞くなどの受容スキルを伸ばす
  • 話す・書くなどの産出スキルを伸ばす

それぞれ詳しく見ていきましょう。

語彙や文法の知識を身につける

大人における第二言語習得には、語彙や文法の知識が不可欠。知っている語彙や文法が少なければ、相手の意図の把握や、正確な意思伝達が困難になります。

母語がすでに身につき、学習能力も高い大人の場合は、まず基礎的な語彙や文法を意識的に身につけておくことが、その後の学習効率を高めてくれます

読む・聞くなどの受容スキルを伸ばす

次に、リスニングやリーディングなどの受容スキルを強化します。受容スキルとは、英語の文を正確にすばやく読んで理解できるスキルと話される英語を聞き取り、かつ意味を理解できるスキルのこと。

言語の知識は、「受容語彙知識」と「産出語彙知識」に分類されます。受容語彙知識とは、聞いたり読んだりする際に使用する知識のこと。産出語彙知識とは、聞いたり読んだりしたときに理解でき、かつ話したり書いたりする際にも使用できる知識を指します。

受容語彙知識の量は、産出語彙知識よりも多く、産出語彙知識として使えるのは受容語彙知識の一部。そのため、学習目的がスピーキングスキルの向上であっても、まずはリーディングやリスニングでなるべく多く英語に触れ、意味を理解できる知識を増やしていくことが優先事項です。

受容語彙知識と産出語彙知識のイメージ図

話す・書くなどの産出スキルを伸ばす

そして、スピーキングやライティングなどの産出スキルを伸ばします。インプットを通じて得た知識をアウトプットすることで、実践的な言語能力が向上します。

第二言語習得研究の専門家Merrill Swain(メリル・スウェイン)氏が提唱した「アウトプット仮説」によれば、大量に言語をインプットするのはもちろんのこと、それに加えて言語を実際に使うこと、つまりアウトプットすることで言語の習得が強化されると言われています。

たとえば英会話では、自分の言いたいことがうまく表現できない、あるいは相手に伝わらない場面に遭遇することはよくあること。すると、自分がうまく言えない文法表現や、知らない英単語があることに気づくことになります。

こうした「気づき」で、自分の表現と目標言語の表現のギャップに対する注意が向き、そのギャップを埋める情報をインプットした際に記憶の定着が強化されるようになります。つまり、適度なアウトプット学習は、インプット学習を効率化する働きがあるのです。

以上をふまえ、一定の語彙や文法の知識が不足している学習者の場合、語彙や文法を学習しながら、受容スキルをまず伸ばすのが有効です。この流れを集中的に行ないながら、時折産出スキルを使う機会を取り入れていきましょう。

それぞれのステップを順番にこなすというよりは、自分がどの程度、知識やスキルを習得したのかを把握しながら、いまはどのステップに特に重点をおくべきか、バランスを考えるようにしてください。

第二言語習得研究に基づいた、英語力を効率よく伸ばすステップについて知りたい方は、以下が参考になりますよ。

書籍:『マンガでわかる 最速最短! 英語学習マップ 新装増補版

関連記事:英語学習には “最短ルート” が存在する。第二言語習得研究にもとづく「効率的な英語の学習順序」3ステップ

以上のような第二言語習得研究の考え方を学習に応用することが、英語力向上への近道です。

第二言語習得研究の習得プロセスに基づき、リスニング学習をする様子

第二言語習得研究に基づいて英語学習をするメリット

第二言語習得研究に基づいて英語を学ぶことで、次のようなメリットが期待できます。

  • 回り道せずに効率的な学習が実現する
  • 4技能をバランスよく底上げできる
  • 英語だけではなく、他言語の習得にも役立つ

順番にご説明しましょう。

【メリット1】回り道せずに効率的な学習が実現する

第二言語習得研究に基づく学習は、効率性向上につながります。

第二言語習得研究は、人が外国語を習得する過程を扱います。つまり、人がどのように外国語を習得し、どんなことが言語習得に必要なのかが明らかになる知見なのです。

英語力向上に向けてすべきことが明らかになれば、回り道せずに学習に取りかかれます。

【メリット2】4技能をバランスよく底上げできる

第二言語習得研究に基づいた学習法の2つ目のメリットは、4技能をバランスよく底上げし、汎用性のある英語力の向上が目指せること。

第二言語習得研究は、言語学習のプロセスを科学的に分析し、最適な学習方法を導き出すのに役立ちます。つまり、学習者が自分の英語力を正確に把握し、苦手な分野を克服する手助けとなるのです。そのため、学習前の知識や能力に偏りがあったとしても、最終的には全体的な英語力の向上が期待できます。

根本的な言語能力を向上させることができるため、TOEICや英検などの資格試験から、日常のコミュニケーションまで、汎用性のある英語力を身につけやすくなります。

【メリット3】他言語の習得にも役立つ

第二言語習得研究の知見に則って英語学習をすると、英語以外の外国語を習得する際にもそのアプローチを応用できます。言語によって多少アプローチを変えないといけない部分はあれど、第二言語習得研究に基づく学習法を採用することで、学習者は効率よく学ぶことが可能です。

以上の理由から、第二言語習得研究の知見を採用した学習法には多くのメリットが存在するのです。

語学を学ぶ人々

第二言語習得研究に基づいた、英語の習得がうまくいきやすい人の特徴

第二言語習得研究で英語の習得に成功しやすいとされている人にはいくつかの共通した特徴があります。その主な特徴がこちら。

  • 英語学習を幼少期から始めている
  • 遺伝的に外国語習得の適性が高い
  • 英語を習得する目的や高いモチベーションがある

それぞれの特徴をご説明しましょう。

英語学習を幼少期から始めている

第二言語習得研究によると、英語の習得に成功しやすい人の特徴のひとつに、学習を早期に始めていることが挙げられます。

その理由は、子どもの脳が柔軟で、新しい言語の音や構造を自然に受け入れやすいから。よって、若い年齢から英語に大量に触れていると、言語習得が容易になると言われています。

ただし、大人になってからでも英語を習得することは十分可能です。効率的な学習方法で継続して学習を進めれば、大人になっても手遅れではありません。

その具体的な根拠は、コラム「英語習得に「手遅れ」はある? 臨界期仮説の新たな真実」を読めば、明らかになります。

遺伝的に外国語習得の適性が高い

第二言語習得研究では、遺伝的な要素も言語習得に影響を与えるとされています。特に、記憶力や音声認識力、文法理解力などの能力が高い人は、外国語学習に成功する確率が高いと言われます。

ただしこれは、適性があるかないか、ではなく「高いか低いか」という問題であり、習得のスピードを予測するものでしかありません。ですので、「自分は適性がないから英語はできるようにならない」ということではなく、適切な方法をとれば必ず英語は習得できます。

英語を習得する目的や高いモチベーションがある

英語の習得に成功しやすい人に多い傾向は、明確な目的や高いモチベーションをもっていること。第二言語習得研究では、動機づけが学習効果に大きな影響を与えるとされています。

動機づけには「英語に興味があり、学ぶこと自体が楽しい」といった個人の内側からもたらされるものや、「海外赴任が決まって英語が必要」といった外発的なものもあります。どんな種類のモチベーションであっても、それが強いほど習得に結びつきやすくなります。

ただし、いくら動機づけが高かったとしても、それが日々の学習につながらなければ英語の習得にはつながりません。英語を使って実際にどんなことができるようになりたいかなど、目標をなるべく具体化して、具体的な学習行動に結びつけられる工夫が必要です。

第二言語習得研究の知見では、以上の特徴をもった人が英語力を上げやすいと言われています。

英語学習の意欲に満ちあふれている人

第二言語習得研究に基づいた英語学習は3ステップ

第二言語習得研究に従った英語学習の3つのステップを紹介します。英語の効果的な習得に有効なアプローチです。

【STEP 1】文法と語彙の基礎知識

まず、英語学習の基礎となるのは文法と語彙の知識。文法は文を構築するルールであり、語彙はその文を構成する単語の集まりです。

これらの基礎知識がしっかりしていると、英語の文章を正しく理解し、自分の言いたいことを正確に表現できます。毎日新しい単語を覚え、基本的な文法ルールを復習することで、言語習得の土台を固めましょう。

文法と語彙の知識を身につける効果的な方法は、以下コラムが参考になりますよ。

文法:英文法は難しい?簡単に感じるとっておきのアプローチを伝授!

語彙:英単語の覚え方。"超"効率的な暗記方法のコツ

【STEP 2】「受容スキル」:リスニング・リーディングスキル

受容スキルとは主にリスニングとリーディングのスキルのこと。つまり、英語を「理解できる」スキルということです。

リーディングでは、英語を英語の語順のまま理解するスキルが必要。これができないと、リスニングの際にも聞こえたそばから理解していくことが困難になります。

このスキルが身につくトレーニングが、チャンクリーディング。意味のかたまりであるチャンクごとに内容をイメージしながら読み進めるトレーニングです。

そしてこれを定着させるのに役立つのが、音読。チャンクリーディングをベースに音読を正しい方法で行なえば、日本語に訳さなくても英語の語順のままスムーズに読めるスキルが習得可能です。

音読の効果や具体的な方法を知りたい方は、コラム「英語音読の効果を最大限に引き出す練習方法【英文つき】」がヒントになります。

リスニングをする際の脳のなかでは、「音声知覚(音を英語として聞き取る)」と「理解(聞き取った英語の意味を理解する)」という二段階の処理が行なわれています。

まずは単語学習をする際に、正確な発音も同時に覚えて身につけましょう。かつ、英語特有の音声変化のルールを学ぶのが重要。英語ネイティブスピーカーは、自然に発話する際、音を短くしたり、つなげたりと「省エネ」で発音する傾向にあります。

代表的な音声変化は、「連結・同化・脱落・ら行化・弱形」。こうした音の変化を示す音声変化を把握すれば、実際の発音と、私たち学習者がイメージしている発音のギャップが埋まり、細部まで聞き取れるようになるのです。

音を正確に聞き取るにはディクテーションやオーバーラッピング、そして音を意識したプロソディー・シャドーイングが有効。スムーズにできるようになったら、内容も同時に意識するコンテンツ・シャドーイングにトライしましょう。

以下のコラムを読めば、リスニングスキルの具体的な伸ばし方が明確になりますよ。

関連記事:
英語のリスニングが上達しないのはなぜ? 効率的な上達方法3選

「とりあえずシャドーイング」では失敗する。科学的に正しいシャドーイングの6ステップ

【STEP 3】「産出スキル」スピーキング・ライティングスキル

産出スキルとはスピーキングとライティングのスキルを指します。つまり、「自分で文を組み立ててアウトプットする」スキルです。

スピーキングをする際には、「概念化」、「言語化」、「調音」の3つの処理を行なう必要があります。

「概念化」は、話す内容を思いついたり、話の構成を決めたりする段階。いくら正しく英文を作れる能力があっても、話すべき内容がすぐに思いつかなかったり、伝える順番がわかりにくかったりすれば、円滑なコミュニケーションになりません。

意見やアイデアを即座に思いつくのが苦手な人は、まずは日本語でもいいので、あるトピックについて意見を述べたり、理由を複数あげて話す練習をしてみましょう。そのうえで、英語らしい論理展開(主張→理由・具体例→まとめ)の型にはめながら、英語で話す練習をします。

次の「言語化」は、思いついた内容に適した英語表現や構文を選ぶ段階です。単語学習や文法学習、リーディング・リスニングの中で身につけた知識を、自分で正確かつ流暢に組み立てることができるか、試すことができます。

最後に「調音」で、英語を正確に発音します。相手に伝わるかどうかは、正確な発音が肝心。オーバーラッピングやシャドーイングで正しい発音を磨きましょう

スピーキング向上に最適なトレーニングと教材は、コラム「英語のスピーキング力を効率よく伸ばせる勉強法」にて紹介しています。

そして、ライティングをする際には、「概念化」、「言語化」、「文字化」の3つの処理が行われます。

「概念化」は、スピーキングの場合と同じです。ライティングテストで時間内に書けない原因は、何を書くかが定まっていない場合が多いのではないでしょうか。エッセイライティングの型を学んでおくことで、どんな話題でも瞬時に内容を練り上げられるスキルを優先的に鍛えましょう。

「言語化」もスピーキングの場合と同じです。ただライティングの場合、相手の反応を見て言い直したり、身振り手振りや抑揚でニュアンスを伝えたりすることができません。英文だけで正確に伝える必要があるため、より明確な文章構成が重要です。

また会話であれば、短くシンプルな英文でのやりとりでも問題ないことが多いですが、ライティングの場合には短い英文の羅列は幼稚な印象を与えてしまう場合もあります。正確さに加えて、より複雑で洗練された英文をつくるスキルが求められると言えるでしょう。

そして「文字化」では、頭で思い浮かんだ言葉を正確に文字にします。正しいスペルを覚えているかが重要です。

ライティングに有効なトレーニングと教材は、コラム「英語ライティングの勉強法と上達のコツ。独学におすすめの教材も紹介」を読めば明らかになります。

第二言語習得研究の知見に基づく、以上のアプローチに沿って、英語学習をより効果的に進めてください。

第二言語習得研究を活かした学習3ステップ

第二言語習得研究を用いた英語学習を継続するためには?

第二言語習得研究に基づく英語学習は、継続してこそ意味があります。どのような継続の仕方が有効かご紹介しましょう。

学習時間を無理なく確保する

継続するコツのひとつは、学習時間を無理なく確保すること。仕事やプライベートが忙しいなか、学習時間を確保するのは難しいですよね。なおかつ、仕事や生活で忙しいなかで、一日3時間といった長い学習時間を確保するのは現実的ではありません。

無理なく学習を続けるためには、ストイックになりすぎないことが大切です。具体的には「スキマ時間」を使った学習が役立ちます。

一日のスケジュールを整理してみましょう。通勤中、昼休憩、入浴時、就寝前など、特に頭を働かせていなかったり、ただスマホを眺めて過ごしていたりする時間が見つかるはずです。

そんなスキマ時間を活用して、少しでも英語の勉強を進めてみましょう。たとえまとまった時間を確保できなくても、15分のスキマ時間を1日4回使えば、合計で1時間の学習時間になります。

とはいえ、現状の生活習慣を変えて、学習時間を自力で確保するのは困難なもの。そんな方のために、英語パーソナルジム「StudyHacker ENGLISH COMPANY」では、みなさんのライフスタイルを無理に変えないかたちで、学習時間を確保する方法を提案しています

具体的には、生活のなかのスキマ時間や学習に最適なタイミングを一緒に探し、それぞれのタイミングに最適なメニューを提案するなど、1~1.5時間で効率的に学べる工夫を提案しています。日常生活に無理なく組み込むことができるので、学習を継続しやすくなり、英語力向上につながりやすくなるのです。

仕事や育児で多忙ななかでも、スキマ時間を活用して英語力の大幅アップを達成した実績が豊富です。

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自分の英語力を把握して足りない部分を補う

英語学習の継続でもうひとつ重要なのは、自分の英語力を正確に把握し、足りない部分を補うこと。自分の弱点を知り、取り組むべき優先順位を決めて最適な学習を行うことで、効率よくスキルを向上させることができます。

とはいえ、英語への漠然とした苦手意識はあるものの、つまずいている原因や、やるべき学習方法がわからなくて困っている方は多いはず。そんなときは、第二言語習得研究の専門性が高い英語のプロに頼ってみましょう

ENGLISH COMPANYのトレーナー陣は、全員日本人。日本語ネイティブの英語学習者がつまずきやすいポイントを熟知しています。

第二言語習得研究の知見から、あなたがいま抱えている英語の課題を分析し、その課題解決に直結するトレーニングをご提案できるのもENGLISH COMPANYの強みです。

このような取り組みにより、回り道をせずに最短距離で英語力を伸ばしてきた実績もあります。

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第二言語習得研究に基づいたアプローチを採用しているENGLISH COMPANYなら、効率的かつ持続的な英語学習が実現するはずです。

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第二言語習得研究に基づく英語学習法には、英語学習の効率や英語スキルを上げるヒントが隠れています。さらに「英語のプロ」から、英語の課題の診断を受け、課題解決に直結する学習方法を実践すれば、短期間で英語力を大きく伸ばすのは夢ではありません。

自らの課題の把握と第二言語習得研究に基づく再現性の高い方法の実践で、目標達成への最短ルートを進んでいきましょう。



参考資料
白畑知彦, 若林茂則, 村野井 仁(2010),『詳説第二言語習得研究—理論から研究法まで』, 研究社.
佐藤洋一(2016),『第二言語習得論に基づく、もっとも効率的な英語勉強法』, ディスカヴァー携書.
StudyHacker ENGLISH COMPANY 著, ナナトエリ 作画(2021),『マンガでわかる 最速最短! 英語学習マップ 新装増補版』, ベネッセコーポレーション.
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