コツコツ勉強するのは無理。一気に直前に詰めてやりたい。

その気持ち、わかります。私も一気に追い上げるタイプです。私は京大で学んでいますが、追い上げ癖が災いしてか、なかなか期限までに勉強が終わらず単位を落としてしまったことも……。しかし、今ではコツをつかみ、追い上げ型だからといって失敗しない勉強法を確立しています。

今回は、追い上げ型の人がはまりがちな落とし穴を4つ紹介します。追い上げ勉強タイプでも、落とし穴をきちんと知っておけば、それにはまらないための対策をとることができます。定期試験に追われる学生の方も、資格や語学勉強に励む社会人の方も、コツコツ勉強するのが苦手でつい追い上げ型になってしまうという方は、ぜひ参考にしてみてください。

追い上げ型の悪い癖1. サボる

例えば定期試験や資格試験。直前まで勉強を放置して溜め込んでしまう人のほとんどが、勉強嫌いな人だと思います。「昨日はこれだけやったし……」とか「今日はちょっと頭が痛くて……」など、何かと言い訳を見つけてはサボりがちに。

ですが、まずは時間の余裕がないことを自覚してください。だいぶん前から対策をしていたのなら大丈夫かもしれませんが、残された勉強時間が少なくなり、もう猶予がない中でサボってしまうと、その分だけ本番の点数に直結します。

また、1日サボるとそれを取り返すのに3日かかる、とよく言われますが、実際1日サボってしまうと、後が大変です。サボる前の勉強量に戻すのは難しくなります。

自分がサボってしまう性格であることを自覚しているのなら、本当に勉強を開始しなくてはならない日付より1週間程度前から、少しずつ勉強を開始しましょう。慣らし勉強というイメージで、想定していた1日の勉強時間の半分程度でも構いません。いきなりフルパワーで勉強するのは難しいもの。慣らし勉強をしておけば、後にも余裕が出てきますので、ついサボってしまっても影響が少なくて済みます。(とはいえ、できるだけサボらないに越したことはありません)

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追い上げ型の悪い癖2. 流される

勉強を開始すると、少なからず、「自分は勉強している」という余裕が出てきます。そんな時、周りの友人に「ちょっと一緒に休憩しようぜ」「1日くらい休憩しない?」と言われたからといって、その誘いに乗ってはいけません。

確かに、勉強を開始すれば、自分がこなす参考書や問題集のページ数は進みます。しかし、もしかしたら周りの友人は自分よりもっと勉強しているかもしれません。自分が周りの人より遅れを取っているのなら、ここで友人の誘いに乗って遊んでしまえばその差は埋まりません。

1日くらい、一緒にご飯を食べ位に行くのもいいでしょう。ですが、あまりにも友人がだらだら休憩を取るようでしたら「そろそろ自分は勉強に戻ろう」という勇気を持ってください。

他人と自分は違うことを自覚して行動することが大切です。

追い上げ型の悪い癖3. 効率を気にしない

優柔不断なタイプに多いのがこちら。ある勉強方法を始めてからなかなか効果があがらなくても、「いや、もうすこし頑張れば効果が出るかも」とだらだら続けてしまうのです。その勉強方法が本当は効率の良くないものであるかもしれないのに、それに固執してしまったら、あなたは少ししかない貴重な時間を無駄にしてしまいます。

時間がない時は、1も2にも効率重視。最初の勉強計画や勉強法(参考書)選定に、きちんと時間をかけてください。自分一人で判断がつかなければ、周りの先生・先輩や先に成功している人に習うのもいいでしょう。

ちょっとでも効率が悪いかも、と思ったら、判断に迷うことなく、思い切って勉強法から見直すことを忘れないでください。効率の悪い方法をだらだら続けるのは時間の無駄ですが、その方法が適切かどうかじっくり考えることに費やす時間は決して無駄なものではありません。

効果が出なければさっと切り替える、その判断力がものをいいます。

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追い上げ型の悪い癖4. 情報に無頓着

自分が目指している目標に対して、きちんと情報を集めていますか?

例えば定期試験なら、試験範囲がどこからどこまでで、その先生がどういったところを重点的に出すタイプなのか。資格試験なら、過去問題ではどういった箇所が頻出なのか。そういった情報は、勉強を進める上で非常に大事です。

ですから、まずは情報を集めましょう。といっても、悠長に過去問題集を一から解いていてはあまり効率が良いとはいえません。情報を持っていそうな人に聞いてみたり、情報ツールを探したりしてみてください。学校のテストであれば、ノートまとめの得意な友人に頭を下げて見せてもらうのも1つの手かもしれません。

情報に無頓着なまま勉強を進めれば、得点にはつながらない範囲を重点的に勉強してしまって、無駄の多い勉強になります。また、情報さえ持っていれば、時間がどうしても足りないときはその中からヤマをはることもできますよね。

その一方で、情報リテラシーも重要です。誤った情報をいくら手に入れても点数につながらないばかりか、下手をすると大幅失点もあり得ます。点数を取りたければ、“正しい”情報に目を光らせておきましょう。

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短期詰込みは、強い意志があれば乗り越えられるでしょう。そのためには、これらの罠があることを知っておき、罠にはまらない心構えを持つことが大切です。そうすれば、こつこつ型にも負けない力を発揮できると思います。ですが一度は、早めにこつこつ取り組むことも試してみてくださいね。そちらのほうが案外簡単かもしれませんよ。

(参考)
R25|優柔不断の直し方はあるのか?
健美賢(健康・美容・賢脳)情報ステーション|勉強や学習を例外をつくってサボらないために
カジケンブログ|情報化社会で大事になる二つのこと。