みなさんは日記をつけていますか?

毎日書くのは大変ですが、それでも日記をつけていると自分を振り返る良い機会にもなりますし、そういうことの積み重ねは就職活動や社会に出てからの信頼獲得の場面において強い味方になってくれますよ。

さらに、日記にはストレスを軽減する効果や、精神の活力に繋がる効果があるということも近年の研究でわかっています。

しかし、日記が良いものだと分かってはいても、なかなか続かないという人も少なくないでしょう。私は、昔から日記というものを継続的につけるのが苦手な人間でした。何度か思い立ったものの、次々と途中で挫折してきたのです。

そんな私でも、何となく続けられているのが「10年日記」です。他にも3年や5年のものもあるのですが、私が断然オススメするのは10年という長いスパンを持ったもの。

どういうものかというと、普通の日記帳と違い、1ページに10年分の、同じ日付の欄がズラーっと並んでいるのです。つまり、今日の日記を書いたなら、一年後の今日、その下に日記を書くことになるということ。

このシステムがとても魅力的で、私としては生まれて初めて日記が続いていたりします。

日記が続かないという人も、ぜひ試してみませんか?

過去の自分と対面できる

10年日記の最大のコンセプトは、1年ごとに過去を振り返る機会を与えられること。これはとても貴重な経験です。

1年前の今日、自分が何をしていて、どんなことを考えていて、どんな目標を持っていたか、皆さんは明確に思い出せますか?

私の場合、自分は結構できている方だと思っていました。しかし実際に対面してみると、人間ってこんなに忘れるものなのだと驚かされることも多いのです。

普通の日記だと、改めて取り出して見ることも少なくなってしまいますが、10年日記の場合は、2年目以降、毎日必ず過去の自分と対話する時間が生まれることになります。

過去の自分を知ることは、今の自分を知ることです。
例えば、学生であれば、自分の進路の決定や就活での自己アピールに悩んだとき、この日記を紐解くことで自分を見つめ直すことができるでしょう。

自分が何を考えて、何に挑戦して、どうやって今の自分になったのか。それをきちんと理解することは、これから自分の進む道への大きなヒントにもなると思います。

忙しさの中で目標を見失ったり、努力へのモチベーションが下がったりしたときにも、過去の自分と対話することは大きな力を与えてくれますよ。

過去を忘れ去ってしまわず、しっかりと未来につなげるためにも、この10年日記は大きな力を発揮することでしょう。

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10年ぶり英語への挑戦で、TOEIC895点。秘訣は「毎日続けること」への科学的アプローチ
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目標を立てやすい

何か新しいことに挑戦しようとしたとき、多くの人は目標を立てると思います。しかし、具体的に目標を立てることは意外と難しいですよね。

こういうときに、この10年日記は大きな力を発揮します。

ここに目標を書き込むということは、つまり「未来の自分に宣言をする」ということです。
まずは1年後の自分に対し、1年後にはどこまで成長しているのかを宣言することになるでしょう。そして1年経てば、今度はそれが達成出来たのか、それとも出来なかったのか、きちんと向き合うことになります。

達成していればうれしい気持ちになりますし、出来ていなければ「ここからまた頑張ろう」と再起のきっかけにすることも可能です。

私の場合、免許を取得した日の日記に「1年間無事故無違反」の目標を掲げていました。1年経った日にその書き込みを見て、実際に安全運転を続けられたことを誇らしく感じ、これからもそれを続けていこう思えたのです。

逆に、「もっと本を読もう」と思い立った日に、目標として「これから1年間で100冊の本を読む」ということを掲げていたものの、結局その目標に届かなかったということで悔しい気持ちなりました。
そこで今年は、目標を達成するために、いくつかの対策を立てて順調に目標へと近づいているところです。

1年というのは、目標を立てるのにとても良い区切りになります。それを上手に利用するのに、この10年日記は大きな助けとなってくれるでしょう。

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続けやすい

継続力のない私にはとてもうれしいことのひとつが“続けやすいこと”。

10年日記が続けやすい理由のひとつは、「1年ごとに振り返ること」を目的に書いているからです。他の日記を書いていたときには漫然と書くだけで面白味は少なかったのですが、10年日記なら「未来の自分」という架空の読者が想定されます。誰かに向けて書く、というだけでも、文章を書くのはとても楽しい経験に化けてくれるでしょう。

また、1日分の書く量が少ないことも続けやすい理由です。10年日記は、1ページに10年分の1日が収められていますから、1日の分量は自然と制限されます。書きたいことがたくさんあるときは物足りなくなるかもしれませんが、毎日続けていく以上、時間がなくてもササッとやれてしまうくらいがちょうど良いのです。

忙しい日などには、書きそびれてしまうことなども少なくないのですが、そういうときにも2、3日なら遡って書くことが出来るので良いですよね。

10年日記というものは、続けてこそ意味があるものですから、続けやすいということは大きなメリットになるでしょう。三日坊主になりやすい、という方にもオススメです。

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日記をつける習慣が出来ると、きちんと毎日「今日は何をしただろうか」と振り返る時間が生まれます。そうすると1日の密度も自然と増して、漫然と過ごす時間が自然と少なくなってくるでしょう。

過去を振り返り、未来を充実させるため、10年日記を始めてみてはいかがでしょうか?

(参考)
THE WALL STREET JOURNAL|日記を毎日書くことの効能-52年間続ける男性
ウーマンエキサイト|ストレスフリーになれるプチ日記の効能
筆子ジャーナル|日記を書くことは心の断捨離に効果的。10年日記を使っています