天気の良い日は気分が良いのに、雨の日はジメジメしていてなんだか憂鬱な気分になりませんか。どうも気分が上がらず勉強や仕事に身が入らない、そういった経験がある方も多いのではないでしょうか。

でも、そんなときだからこそしっかりやる気を出し、周りの人と差をつけたいですよね。今回は、雨の日でもやる気を出して勉強や仕事をしていくための方法をお送りしていきます。

なぜ雨の日は気分が下がるのか?

ウェザーニュースが行った「晴れ・くもり・雨それぞれの日においてやる気度調査」によると、「やる気がある」と答えた人が晴れの日は77%、くもりの日は57%、雨の日は41%だったそう。雨の日にやる気が出づらいのは一般的なことだったんですね。

これは、天候の変化や気圧の変化によるものです。気圧は、脳内のバロレセプター(圧受容器)を刺激します。天気が良いときに爽快な気分になるのは、高気圧が自律神経のうち交感神経を刺激し、活動を活発にするためなのです。

逆に、低気圧のときには副交感神経が刺激され、体はリラックスする傾向があります。それなのに、なぜ憂鬱になってしまうのでしょうか。それは、体はリラックスして動かないようになっているのに仕事や勉強をしなければならないという、身体と生活の不一致が起こるためです。

また、うつ病の人は副交感神経が優位になっているということもあり、副交感神経が優位の状態が続くと、うつ傾向が強化されてしまい、やる気がなく無気力な状態が続くと考えられます。

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雨の日でもやる気を引き出す

では、どうすれば雨の日でも気分を上げることができるのでしょうか。

まず、自律神経を整えることを毎日心がけるのが一番大切です。基本は、規則正しい生活、十分な睡眠、バランスの取れた食生活、適度な運動を継続しましょう。そうはいっても、急に襲ってくるだるさに対処する方法は必要です。交感神経を刺激し、アドレナリンを放出させる簡単な方法をお伝えしていきます。

・コーヒーを飲む
コーヒーに含まれるカフェインには興奮作用・覚醒作用があり、交感神経を刺激してアドレナリンを放出させます。コーヒーを飲むとしゃきっとするのはこのためです。

・軽い運動
ストレッチやスクワットなど、部屋でできるような軽い運動を行いましょう。運動で交感神経優位になるうえ血行も良くなり、身体が温まります。

・冷たい水を飲む
身体の内側から自律神経を刺激し、体や脳を目覚めさせます。下記のような実験結果もあり、有効だといえるでしょう。

水を飲んですぐ自律神経バランスを測定したところ、交感神経が優位になり、自律神経機能の総合力を示す値も35.2→37.9に上昇。

(引用元:日経WOMEN Onlline|シャキッと交感神経を立ち上げるカンタンな5つのワザ

・腹式呼吸
深い呼吸をすることで身体が刺激されます。酸素が取り込まれることで脳もハッキリとしてくるでしょう。

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雨の日勉強法

気分を上げる方法がわかったところで、どのように勉強をしていけば良いのでしょうか?

<暗記メインに!>
雨の日は憂鬱な気分を引き起こしますが、それと同時に記憶力の向上ももたらしてくれます。

研究チームは、気分が物事の細部についての記憶にどのような影響を与えるかを調べる実験を行った。店舗のカウンターにおもちゃの大砲、赤いバスのおもちゃ、豚の貯金箱などの小物10個を置き、買い物客が店舗から出てきたときに、カウンターに何があったかを質問した。研究チームを率いるジョセフ・フォーガス(Joseph Forgas)氏によると、荘厳なクラッシック音楽がかかり、寒くて風が強く雨が降っている場合のほうが、太陽の輝くよい天気のときよりも、記憶力が3倍よかったという。
また雨の日に買い物をした人のほうが、カウンターに置かれていなかった小物が存在していたように勘違いする確率が低かった。

(引用元:Study Hacker|雨の日にこそ勉強? 雨音と集中力の関係を利用した『雨の日勉強法』

よって、英語や社会系などの暗記科目をメインに勉強に取り組むとより効果が高まります。スキルアップのために資格の勉強をしている人は、雨だから……とダラダラ過ごすのではなく、雨の日だからこそ勉強すると良いでしょう。

<やるべきことを書き出す>
悪天候による暗い気持ちは周囲に対する注意力を高め、より注意深く周りを見るようになります。そのため、今まで勉強してきて見落としてきたかもしれないことについてもう一度総ざらいしてみましょう。

そして、やるべきことを書き出し、明確にしてみるのです。リスト化して見えるようにすることで、自分のやるべきことがはっきりして少しやる気が出てくるはずです。そのときに、上にも書いたような “コーヒーを飲む” といったやる気を高めることをすれば、勉強への取りかかりが楽になるでしょう。

<時間を区切る>
集中力が高まらないと、ついだらだらしてしまいがち。時間をしっかり区切ることで集中力を向上していきましょう。

例えば、50分取り組んで10分休憩を挟むことを繰り返します。休憩のときに、ストレッチをしたり、冷たい水を飲んだりすることでオンとオフの切り替えができるでしょう。また、キリが良いところまでやるのではなく、時間で区切ることで再開するときにすっと作業に入ることができます。

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雨の日にもしっかりと勉強して、周りに差をつけましょう!

(参考)
au天気|天気とやる気の関係
Study Hacker|雨の日にこそ勉強? 雨音と集中力の関係を利用した『雨の日勉強法』
日経WOMEN Onlline|シャキッと交感神経を立ち上げるカンタンな5つのワザ