人は誰しも失敗するもの。そう分かってはいても、失敗した記憶を引きずってネガティブになってしまったりしていませんか?

一度失敗したり、叱られたりするとなかなか前向きになれないという人も多いのではないでしょうか。筆者は、今までの失敗経験を思い出して、つい物事を悪い方面にばかり捉えてしまうのでいつも偏った見方をしてしまいます。

今回はそんなつい囚われてしまうトラウマを断ち切って、ネガティブ思考から脱する方法をご紹介します。

ネガティブ思考のデメリット

人の話を聞いた際に「でも」、「だって」と第一声で否定の言葉を発してはいませんか?

ネガティブ思考の人の特徴として挙げられるのは「すぐに否定する」という点。後ろ向きなことばかり考えているためについ人の意見を否定的に捉えてしまい、「私なんか」、「上手くいくはずがない」と悲観的になってしまいがちです。また、人からの評価を過剰に気にしている点もネガティブ思考の人の特徴でしょう。

ネガティブ思考を脱することができないと、前述したように人の意見を素直に受け入れられない、悲観的になってしまいチャンスを逃してしまうなどのデメリットがあります。

また、常にネガティブでいるとストレスと不安が増し、健康にも影響が出る場合もあります。

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サブモダリティーとは

ネガティブ思考の脱し方は多々紹介されていますが、今回ご紹介したいのは神経言語プログラミングの「サブモダリティー」の応用です。サブモダリティーとは五感の構成要素のこと。神経言語プログラミング上では「視覚情報」、「聴覚情報」、「身体感覚」の3つに分類されています。人は、外的な出来事を認識するときにはこの3つを通して認識するのです。

例えば、楽しかった日の記憶を思い出そうとすると、その時の映像が見えたり、気温や天気が蘇ったり、誰かの声や音が聞こえてきたりして明るい気持ちになりませんか?

反対に、辛かった日や悲しかった日のことを思い出すと、その時の映像や音が蘇ってきて、心臓が締め付けられるような気持ちになりますよね。このように、人の記憶はサブモダリティとセットになっているのです。

つまり、サブモダリティを変化させることで、過去の記憶の印象を変化させることができるのです。

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サブモダリティーチェンジを利用したトラウマの解消法

自分の中でトラウマになっている記憶は、サブモダリティーチェンジと呼ばれるテクニックを利用して解消しましょう。

例えば、上司から叱られた記憶が染みついて「また失敗するかもしれない」と恐れている場合は、怒っている上司の姿を映像で思い出します。まずはその記憶をカラーから白黒に変化させましょう。同じ物体のカラー写真と白黒写真を見比べれば分かるように、これだけでも彩度だけでなく恐ろしさまで色あせて思える感じがしませんか?

次にその映像のピントをぼかし、小さくして端の方に持っていき、パチンとそこに固定するイメージをします。スマートフォンのアプリで画像を編集するときのようなイメージです。これでだいぶ恐怖感は薄れますよね。

そして、そのまま頭の中で「ちびまる子ちゃん」の主題歌のような明るいおどけた音楽を流す想像をしましょう。これを繰り返すことで辛かった記憶が徐々に薄まっていきます。

映像ではなく、怒鳴り声などの聴覚情報がトラウマになっている場合は、音楽再生機器のつまみを回すイメージで音量や音質を自分にとって恐ろしくないものに変化させましょう。音量を小さくしてみたり、音の高さを変えてみてください。ミッキーマウスやドラえもんのような親しみのあるキャラクターの声に変化させるのも効果的です。

聞こえてくる音が頭の中で響いている場合は、自分のつま先から鳴っているような想像をしてみても印象が変わりますよ。

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失敗した経験や辛かった経験はもちろん自分の糧にもなりますが、引きずってしまってネガティブ思考の原因になっていてはなかなか前に進めませんよね。辛い記憶は、サブモダリティーチェンジを利用して恐怖を薄めてしまいましょう。

(参考)
東洋経済オンライン|「ネガティブ思考」を断ち切る3つのステップ
Life&Mind|感情、思考、思い込みに影響を与える『サブモダリティ』とは
NLP学び方ガイド|サブモダリティー
東洋経済オンライン|「つらい記憶」をバッサリ断ち切るための心得