長期休みはもちろん、ちょっとした休みを見つけると、帰省や旅行の計画を立てている人は多いのではないでしょうか?
楽しみの反面、受験勉強や資格の勉強が不安だと思う人も多いでしょう。しかし、そんな人にこそ旅行に出てほしいのです。

今回は、旅行で脳を活性化するというテーマでお送りします。

環境を変える

旅行中は、普段と環境がガラッと変わります。この“環境を変える”という行為が学習をする際に非常に効果的なのです。

ミシガン大学で行われたある実験データがあります。
被験者をAとBにグループ分けし、同じ単語を同じ順番で、そして同じ時間で覚えさせました。Aグループは2回とも同じ部屋で、Bグループはそれぞれ違う部屋で覚える時間を取ります。そして、その後さらに別の部屋で2グループともに覚えた単語を書き出させるテストを行いました。すると、異なる環境で記憶したBグループの方がテスト結果がはるかに良かったという結果が得られたのです。

学習背景が記憶に与える影響について研究している心理学者は、覚える場所をその都度変えると、脳にさまざまな刺激が与えられて記憶を復元しやすくなる、と述べています。

いつもと違う場所で勉強することは、マンネリを解消し、脳に刺激を与えるだけでなく、記憶力も高めてくれるのです。

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締め切り効果を活用

旅行中に「これだけ終わらせてしまうぞ!」と決めることで、いわゆる“締め切り効果”も望めます。

人は締め切りを目の前にすると、それに間に合わせようと今までに見たことの無い集中力を発揮するのです。
例えば、夏休み最終日に宿題が終わっていないとき。いつになくテキパキと進められて間に合った、という経験はありませんか? これが“締め切り効果”です。

これを利用しない手はありません。もちろん、本当の締め切りに合わせてギリギリに動くのではなく、自分の中で「これ!」という締め切りを決めておきましょう。

普段から意識しておくと良いですが、旅行というのは特に出発する日、帰る日など期間が明確なために締め切りを設定しやすいのでオススメです。

スキマ時間を利用して

もちろん旅行ですから、遊びの予定もたくさん入っていることでしょう。そんな日はスキマ時間に勉強してしまうのです。

Study Hackerでは、以前よりスキマ時間の活用法をお送りしてきました。
スキマを制する者は勉強を制する! スキマ時間勉強法

例えば、少し長い移動の際は長文問題をひとつやる、短い時間の移動であれば単語帳の単語を50個覚える、というように、いくらでも工夫できますよ。

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旅は脳を活性化する

そもそも、旅というのは脳を活性化してくれる効果があります。

まず、プランを立てようとするときに、目的地について調べ、場所やそこまでの交通手段を調べ、ルートや宿泊先を決めるなどと頭をフル回転させますよね。

さらに、普段と違う、見知らぬ土地を歩くことは視覚、聴覚などの五感をフルで使うことになります。そこでしか出来ない体験をするのも良いでしょう。

例えば、陶芸や禅などの文化活動、スキューバダイビングやカヌーなどのアウトドア活動といった、日常では味わえない体験は、さらに脳に刺激を与えてくれます。

きっと、クリエイティブな発想がどんどん出てきてくれるでしょう。遊びと勉強のバランスを上手にとって良い休日を過ごしてくださいね。

(参考)
1分間IT活用法|「締め切り効果」で集中力を高めるときにオススメのこと
活脳塾|究極の脳活性は旅行だ
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